JPH0610809Y2 - 靴表底用プロテクタ - Google Patents

靴表底用プロテクタ

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Publication number
JPH0610809Y2
JPH0610809Y2 JP14279489U JP14279489U JPH0610809Y2 JP H0610809 Y2 JPH0610809 Y2 JP H0610809Y2 JP 14279489 U JP14279489 U JP 14279489U JP 14279489 U JP14279489 U JP 14279489U JP H0610809 Y2 JPH0610809 Y2 JP H0610809Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protector
outsole
shoe
heel
wear
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP14279489U
Other languages
English (en)
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JPH0382005U (ja
Inventor
忠彦 渡辺
Original Assignee
株式会社リーガルコーポレーション
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Filing date
Publication date
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、靴の表底の踵部に取り付ける交換可能なプロ
テクタに関し、更に詳しくは、摩耗マーカー付きの靴表
底用プロテクタに関する。
[従来技術] 通常の靴は、主として靴本体であるアッパ部と、それに
縫合等されて取り付けれる表底とを有して構成されてい
る。
この表底のうち踵に相当する部分は、使用時において特
に摩耗が激しい部分である。しかし、この部分が摩耗す
る度に、表底全体と取り換えることは著しく不経済であ
る。
そこで、かかる問題を解決するために、通常の靴にあっ
ては、磨耗し易い表底の踵の部分に別途プロテクタ(ヒ
ールトップ又は化粧板ともいう)が接着剤などにより貼
り合わせられ、必要に応じてこのプロテクタのみを随時
交換できる構造となっている。
[考案が解決しようとする課題] かかるプロテクタは、通常、強度の保持及び装飾上の観
点等から外観上は表底と一体となるように継ぎ目なく貼
り合わせられている。従って、うっかりしていると、使
用により靴の踵部分が摩耗してきた場合、プロテクタだ
けでなく表底や更には靴本体までもが摩耗・損傷してし
まうという問題がしばしば生じることがある。
かかる場合には、結局、表底全体又は靴のそのものを交
換する必要が生じてくることとなる。しかし、これでは
プロテクタを別途取り付けている意味がなくなるだけで
なく、当然のことながら交換費用が過大となり、使用者
の負担は非常に大きなものとなってくる。
そこで本考案は、上記の問題を解決するために、プロテ
クタが摩耗してきた場合において、プロテクタの交換時
期を容易にかつ明確に判断することができ、表底やアッ
パ部の摩耗・損傷を防止することができる摩耗マーカー
付きのプロテクタを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段及び作用] 上記目的を達成するため、本考案の靴表底用プロテクタ
は、靴表底の踵部に交換可能に取り付けられるプロテク
タにおいて、表底との接合面から接地面に向かって傾斜
して設けられた中空部または凹部から構成される摩耗マ
ーカーを具備すること、を特徴とする。
[作用] 本考案の摩耗マーカー付きプロテクタは、靴の表底の踵
部分に貼着した状態で使用される。而して、かかる靴を
長期間使用し、その靴の踵部分が摩耗してくると、前記
プロテクタに設けた摩耗マーカーがプロテクタ表面すな
わち接地面に露出してくることとなる。
しかも、この摩耗マーカーは傾斜して設けられているの
で、表面に現われる孔形状の変化により摩耗度合いを把
握することができる。
従って、使用者は、このマーカーの露出の度合いに応じ
てプロテクタの交換時期を容易にかつ明確に判断するこ
とができるものである。
[実施例] 次に、本考案を図面に示された一実施例に基づいて更に
詳しく説明する。
第1図は靴の背面図すなわち踵方向から見た図であり、
第2図はプロテクタの斜視図であり、第3図はプロテク
タの取付け工程を説明するための分解斜視図であり、第
4図はプロテクタを取り付けた状態の靴の一部を示す斜
視図である。
図中、1は靴であり、プロテクタ2、表底4、ヒール補
強部材5、及びアッパ部6、から形成される。
プロテクタ2は、硬質のゴム等からなる略平板状であ
り、第2図に示すように、例えば、表面すなわち接地面
2bに滑り止め用または装飾用の凹凸加工が施され、平
面略半円形状に形成される。
また、このプロテクタ2には、表底4との接合面2aか
ら接地面2bにかけて、断面円形や方形に形成した中空
孔、あるいは該プロテクタ2の表底4との接合面2aに
刻設した任意形状の凹溝、からなる摩耗マーカー3が形
成されている。
すなわち、プロテクタ2がその接地面2b側から摩耗し
たときに、該摩耗マーカー3を露出せしめ、摩耗の度合
いを視認できる構造であった。
この場合、上記中空孔や溝を表底4の接地面に対して略
平行に設けるのではなく、例えば、プロテクタ2の表底
との接合面2aから接地面2bに向かって適当な角度を
つけて傾斜させて設けることが好ましい。摩耗の度合い
をこの摩耗マーカー3の角度の変化によって一層はっき
りと把握することができるからである。
また、摩耗マーカー3が中空孔からなるプロテクタ2
は、例えば、片面の適宜部位に半管状の凹溝が刻設され
てなる2枚の硬質ゴム材(図示せず)を貼り合わせ、該
凹溝同士により中空孔を形成して製造することができ
る。
なお、本実施例においては、この摩耗マーカー3とし
て、第1図及び第2図に示すように表底4との接合面2
aから接地面2b方向に向かって傾斜させた計3本の孔
を設けた。また、該各孔3の一端は表底4との接合面2
a上に開口させたが他端は接地面2b上に開口しない構
成とした。
ただし、該摩耗マーカー3は、プロテクタ2が摩耗して
きた場合に、その摩耗の進行度合いを明確に示すために
設けるものであるので、靴本来の機能(歩き易さなど)
を損なわないものであれば、プロテクタ2におけるその
形成部位、形状及び数等は上記したものに制限されるも
のではない。
したがって、接地面2bに開口部を有する中空部として
もよいし、両面2a,2bに開口する中空部としてもよ
い。また、いずれの面にも開口部を有しない中空部とし
てもよい。
表底4は、第3図に示すように、接地面4cに滑り止め
あるいは装飾のための凹凸部が所定の形状,模様に形成
されていると共に、上記したプロテクタ2を接合できる
ように、その接地面4c側の踵部分に該プロテクタ2と
同形状に形成した凹部4aが設けられている。この表底
4の接地面4cの反対面4bには、例えばヒール補強部
材5を介してアッパ部6が縫合や接着等の手段により取
り付けられる。
而して、上記したプロテクタ2を、接着剤によって、踵
部4aに固着させた表底4を取り付けた靴(第4図参
照)を作製し、しばらくの間使用した。その結果、この
靴は踵が摩耗してきた場合に、プロテクタ2の表面2b
すなわち接地面に摩耗マーカー3が徐々に露出してきた
ことから、プロテクタ2の交換時期を容易に判断するこ
とができた。
[考案の効果] 本考案の摩耗マーカー付きプロテクタを靴の表底の踵部
分に貼着することによって、プロテクタの交換時期を容
易に判断できることから無駄がなく、表底や靴本体まで
もが摩耗し、損傷するようなことを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案にかかるプロテクタを取り付けてなる靴
の背面図、第2図はプロテクタの斜視図、第3図はプロ
テクタの取付け工程を示す分解斜視図、第4図はプロテ
クタを取り付けた状態の靴の一部を示す斜視図、であ
る。 1……靴 2……プロテクタ 3……摩耗マーカー 4……表底 6……アッパ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】靴表底の踵部に交換可能に取り付けられる
    プロテクタにおいて、 表底との接合面から接地面に向かって傾斜して設けられ
    た中空部または凹部から構成される摩耗マーカーを具備
    することを特徴とする靴表底用プロテクタ。
JP14279489U 1989-12-12 1989-12-12 靴表底用プロテクタ Expired - Lifetime JPH0610809Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14279489U JPH0610809Y2 (ja) 1989-12-12 1989-12-12 靴表底用プロテクタ

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JP14279489U JPH0610809Y2 (ja) 1989-12-12 1989-12-12 靴表底用プロテクタ

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JPH0382005U JPH0382005U (ja) 1991-08-21
JPH0610809Y2 true JPH0610809Y2 (ja) 1994-03-23

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