JPS645919B2 - - Google Patents

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JPS645919B2
JPS645919B2 JP6756985A JP6756985A JPS645919B2 JP S645919 B2 JPS645919 B2 JP S645919B2 JP 6756985 A JP6756985 A JP 6756985A JP 6756985 A JP6756985 A JP 6756985A JP S645919 B2 JPS645919 B2 JP S645919B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sewing machine
fabric
sewing
suppressor
feed
Prior art date
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Expired
Application number
JP6756985A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61226089A (ja
Inventor
Kazuo Taguchi
Yoshiaki Pponma
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Juki Corp filed Critical Juki Corp
Priority to JP6756985A priority Critical patent/JPS61226089A/ja
Publication of JPS61226089A publication Critical patent/JPS61226089A/ja
Publication of JPS645919B2 publication Critical patent/JPS645919B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、一定の布送り方向へ布を移動する
布送り手段及び、曲線形状の生地を曲線に沿つて
縫合部へ案内する手段とを有するミシンの布制御
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
布制御手段を装着したミシンとしては、第5図
に示すように従来、送り方向に沿つて回動軸線を
配置し、布送り方向と直交方向に回動する送り方
向の変更ローラaを、ミシンの操作者側に設けた
サーボモータbに連結し、このローラaの回動量
を生地の曲線形状に追従するようにサーボモータ
bを制御するものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、生地を縫製する縫速度を毎分5
千〜7千針程度にあげると、曲線の半径が小さい
ものではローラaを瞬時に所定量回転させなけれ
ばならないが、ミシンの送り方向手前側に設置さ
れる従来の装置ではミシンの操作性を確保するた
めにその外形寸法に制約があることも関連して、
理想的に駆動制御することはむずかしく、また急
激なローラaの回転によつて生地にしわが生じや
すいなど種々の問題があり、ミシンの縫速度をあ
げてその性能を充分に引き出すことがむずかしか
しかつた。
この発明は従来の布制御装置にはない送り方向
の変更手段を用いるものである。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち本発明は、ミシンテーブル上を送り手段に
よつて被縫製物を送りながら縫製するミシンにお
いて、この送り手段の側方位置またはこれより送
り方向手前側の位置に配置し、空気源に連結して
空気力により被縫製物に布送り方向に対し抵抗力
を付与する作用手段と、作用手段を駆動制御する
制御手段とを備えたことをもつて構成されたもの
である。
〔作 用〕
次にその作用を説明すると、第2図において、
ミシンテーブル1上に載置された縫製物2の下面
にはミシン3の送り歯4と、ミシンテーブル1に
設けられた抵抗手段(抑制体)5とが配置され、
電磁弁による制御手段により作用または不作用に
制御できる。送り手段(送り歯)4の送り運動に
よつて縫製物2は送り量Nだけ図中上方に移動さ
せる一方で、作用状態にある抵抗手段5上に位置
する縫製物2は抵抗手段5から送り量Nに対して
空気源からの空気力による吸着抵抗または吹き付
け抵抗によつて少さな送り量nになる。
従つて、縫製物2にはこの二点での異なる送り
量N,nの差動によつて縫製物2の回転モーメン
トが生じ、送り量の小さな抵抗手段5側へ回転す
る。
この回転半径は、上記の送り量の差の大きさに
よつて変わるものであり、抵抗手段5での吸引力
(抵抗)を加減することにより縫製物2を任意の
回転半径に回転させることができる。
〔実施例〕
次に本発明の一実施例を第1図に基づいて説明
する。なお前記作用において説明した部分と同一
部分には同一の符号を付してその説明を省略す
る。
3はミシンテーブル1上に載置されたオーバー
ロツクミシンであり、主軸6に連動する周知の送
り歯4を備えるとともに送り歯4をミシン3との
間には案内板3aが設けられている。主軸6を駆
動するモータはペダルスイツチ(図示しない)に
よつて起動される。送り歯(送り手段)の側方位
置またはこれより送り方向手前側のミシンテーブ
ル1上に上下に貫通して支持孔が設けられてお
り、支持孔には上下に多数の小孔を貫通形成した
抑制体5を嵌合する。この抑制体5を一端に装着
した空気管7の他端に空気ポンプ8を装着する。
この抑制体5、空気管7及び空気ポンプとにより
抵抗手段を構成する。この空気管7の途中に抑制
体5の小孔による吸引力をコントロールするスト
レーナ9及びこのストレーナ9を駆動する電磁弁
10(制御手段)を設ける。
この空気ポンプ8及び電磁弁10は第3図に示
す電子回路により駆動されるものであり、演算制
御するCPUに対してペダルSW、主軸検出器及び
ミシン3の上方に設置した設定器11からの各信
号を入力して、予め制御情報を記憶してある
ROMに基づき、空気ポンプ8及び電磁弁10を
駆動する。
なお、この入力手段の一つである主軸検出器
は、周知のもので、主軸6の一回転中の特定の回
転角において針位置信号を発するものである。し
たがつてこれをカウントすれば針数が得られるも
のである。
次にこの実施例の作用を第2図に示す布地2の
曲線部B−C間を含むA−B−C−D間を縫製す
る場合を例にとつて説明する。
始めにその縫製操作を略説すると、送り歯4の
送り量をNとしたときの針数を直線部A−B間を
X針、曲線部B−C間をY針、直線部C−D間を
Z針とする。直線部A−B間は、抑制体5からの
吸引を停止させながらX針縫製し、曲線部B−C
間の抑制体5から吸引させながらY針縫製し、最
後に直線部C−D間は抑制体5から吸引を停止し
てZ針縫製するものであり、A−B−C−Dの各
部の縫製位置は針数をカウントして認識しつつ装
置の各部を自動的に駆動制御することによつて、
ミシン3を停止することなく連続的に縫製するも
のである。
次にこの縫製作用を第4図を用いて詳述する。
メインSWを入れてミシンの駆動モータ及び空気
ポンプを起動する。次に設定器11よりX,Y,
Zの各針数を設定入力するとともに、X針縫製後
に電磁弁10を作動して抑制体5の吸引を作動さ
せ、その後のY針後にこれを停止するように設定
する。この設定値及び設定情報はCPUに格納さ
れる。
布地2のA点にミシン3の針落点を合せて、ペ
ダルSWを踏むと、主軸6が回転して布地2をB
点方向に送り歯4により1針ごとに送り量Nの割
合で縫製されると同時に主軸検出器の針位置信号
により針数をカウントしていく。
布地2がB点まで縫製されると、針数カウンタ
はX針をカウントするので、CPUは電磁弁10
をONにし、空気管7を通じて抑制体5において
ミシンテーブル1上方の空気の吸引を始める。す
るとテーブル上に載置した布地2はこの抑制体5
に吸着され、布送り方向に移動していたものに対
して吸着抵抗がかかり送り歯における送り量Nよ
りも小さな送り量nになる。送り歯4の位置での
送り量Nと抑制体5の位置での同方向の送り量n
とが布地2に同時に加わることにより、それぞれ
の送り量N,nの差によつて制御体5を中心とし
た回転力Fによる回転モーメントが与えられる。
この回転力Fによる布地2の回転率はB−C間の
曲率よりもやや大きいものとし、布地2は案内板
3aに当接させて回転率を小さく修正することに
より布地2の曲率に合致した回転とする。なお、
操作者はこの布の回転がより円滑に進むように、
布地全体をミシンの送りまたは回転に合わせて移
動させる。
布地2がC点まで縫製されると、針数カウンタ
はY針をカウントするので、CPUは電磁弁10
をOFFにし、抑制体5からの空気は停止される。
すると、布地2は抑制体での吸着抵抗が消えて、
この位置での送り量は送り歯の送り量Nに追従し
て移動するので、布地2は全体が直線状に移動
し、縫製される。
布地2がD点まで縫製されると、針数カウンタ
はZ針をカウントするので、CPUはミシン3を
針上停止させる。
上記実施例では抑制体5をミシンテーブル1内
に配置したものであつたが、抑制体5を下向きに
ミシンテーブル1上方に配置し、ミシンテーブル
面に機械的に接離可能とし、所定時に接近して吸
引するようにしてもよい。
またこの場合、抑制体5から圧縮空気を噴射さ
せて布地2をミシンテーブル面に押圧させるもの
でも、抑制体5における布地の送り量nを送り歯
における送り量Nよりも小さくすることができ、
従つて同様に生地を回転することができる。
上記実施例では布地2及びB点に送られた時に
電磁弁10を作動させたが、抑制体5による布地
2に対して所定の吸着抵抗力が働くまでに遅れの
時間△tを必要とする場合には、カウンタがX針
をカウントする△t前或いは所定針数前に電磁弁
10を作動させて生地の回転をより正確にするこ
とができる。カウンタがY針をカウントして電磁
弁10を停止する時も同様にして早期に停止させ
ても同様の効果がある。
また、上記空気力を変更可能とするために、例
えば抑制体5の小孔の開口面積を変更可能に構成
して生地の曲率に合つた回転力とすることができ
る。さらに、空気力の調整変更を調節弁を設けて
自動化して、これを選択可能に設定することによ
り、異なる曲率を有する生地に対応することがで
きる。
また、生地の曲率を周知のように複数のセンサ
を用いて自動的に検知することにより空気力をあ
らかじめ設定する手間を省くことができる。
また、送り歯と抑制体との距離を固定させずに
移動可能としたりまたは抑制体の複数の小孔の数
をシヤツター等の手段により選択可能に構成した
り、抑制体を複数設けてその有効数を選択するこ
とによつても生地の回転半径を種々に設定可能で
ある。
また、上記実施例では抑制体を送り歯の一側方
にのみ設けたが、これを例えば本縫ミシンにおい
て他方側に設け、または両方向に一対設けて選択
的に用いることにより、布地の回転方向を変更す
ることができる。
また、吸引力の調整に加えて、例えばミシンの
駆動速度を変更しても布地の回転半径を変更でき
るので、これを高速または低速に選択して回転半
径を設定できる。
さらに、これら種々の送り方向変更要因を組み
合せ、これに類する他の送り方向変更要因を用
い、または組み合せてもよい。
また、上記実施例では布地の縫製点を、主軸検
出器からの針位置信号に基づき針数をカウントし
て検出していたが、これに限らず、例えばミシン
の駆動時間を測定して縫製点を検出したり、生地
の例えばB点、C点に印を付してセンサーでこれ
を検出したり、さらにB点、C点に縫製された時
の布地端位置に生地端検出用のセンサを予め配置
して検出したり、その他周知の縫製点検出手段を
用いても同様の作用をすることが可能である。
〔効 果〕
本発明は以上の構成、作用を有するものであ
り、布送り歯による布送り手段での布送り作用に
対して、空気力によつてこれに抵抗する作用を設
けることによつて容易に布を回転させることがで
き、布地にむりな力がかかることなく布地の回転
を円滑にすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2
図は同実施例に生地を載置した平面図、第3図は
同実施例の駆動手段たるブロツク図、第4図は同
フローチヤート、第5図は従来技術を示す説明図
である。 1……ミシンテーブル、2……布地、3……ミ
シン、4……送り歯、5……抑制体、6……主
軸、7……空気管、8……空気ポンプ、9……ス
トレーナ、10……電磁弁(制御手段)、11…
…設定器、N,n……ミシン送り量。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ミシンテーブル上を送り手段によつて被縫製
    物を送りながら縫製するミシンにおいて、 この送り手段の側方位置またはこれより送り方
    向手前側の位置であつて被縫製物の下方に配置
    し、空気源に連結して空気の吸引力により被縫製
    物に布送り方向に対し抵抗力を付与する抵抗手段
    と、抵抗手段を駆動制御する制御手段とを備えた
    ことを特徴とするミシンの布制御装置。
JP6756985A 1985-03-30 1985-03-30 ミシンの布制御装置 Granted JPS61226089A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6756985A JPS61226089A (ja) 1985-03-30 1985-03-30 ミシンの布制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6756985A JPS61226089A (ja) 1985-03-30 1985-03-30 ミシンの布制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61226089A JPS61226089A (ja) 1986-10-07
JPS645919B2 true JPS645919B2 (ja) 1989-02-01

Family

ID=13348717

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6756985A Granted JPS61226089A (ja) 1985-03-30 1985-03-30 ミシンの布制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61226089A (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6083588U (ja) * 1983-11-12 1985-06-10 松浦 邦雄 工業用ミシンエツジコントロ−ラ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61226089A (ja) 1986-10-07

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