JPS645906B2 - - Google Patents
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- JPS645906B2 JPS645906B2 JP56095239A JP9523981A JPS645906B2 JP S645906 B2 JPS645906 B2 JP S645906B2 JP 56095239 A JP56095239 A JP 56095239A JP 9523981 A JP9523981 A JP 9523981A JP S645906 B2 JPS645906 B2 JP S645906B2
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- Materials For Medical Uses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は医療用チユーブ外面へ連続的に塗布膜
を形成する装置に関する。
を形成する装置に関する。
ポリ塩化ビニル製チユーブ等各種医療用チユー
ブが実用されているが、その用途によつてはその
外面を他の素材で構成する必要がしばしば生ず
る。特にその外面が血液と接する用塗にあつて
は、チユーブ本体を機械的特性にすぐれ且つ安価
な素材でつくり、その外面に抗血栓性を有する塗
布膜を付与することは実用上からも経済上からも
望ましい。
ブが実用されているが、その用途によつてはその
外面を他の素材で構成する必要がしばしば生ず
る。特にその外面が血液と接する用塗にあつて
は、チユーブ本体を機械的特性にすぐれ且つ安価
な素材でつくり、その外面に抗血栓性を有する塗
布膜を付与することは実用上からも経済上からも
望ましい。
従来、既成の長尺状医療チユーブの外面に塗布
膜を形成する方法として、塗布液にチユーブ全体
を浸漬し、引き上げ、乾燥するという方法が用い
られてきた。しかしこのような成形方法では処理
すべきチユーブの長さに限界があるばかりでなく
形成された塗布膜厚さが重力場の影響で不均一に
なり易く、かつ塗布液が有機溶剤系の場合にはチ
ユーブが溶剤と接触している時間が長くなり、チ
ユーブ自身が溶解あるいは膨潤するというう致命
的な問題がある。更に、実質的塗布膜形成に用い
られる塗布液はごく少量であるにもかかわらず多
量の塗布液が必要とされるという欠点を有してい
る。
膜を形成する方法として、塗布液にチユーブ全体
を浸漬し、引き上げ、乾燥するという方法が用い
られてきた。しかしこのような成形方法では処理
すべきチユーブの長さに限界があるばかりでなく
形成された塗布膜厚さが重力場の影響で不均一に
なり易く、かつ塗布液が有機溶剤系の場合にはチ
ユーブが溶剤と接触している時間が長くなり、チ
ユーブ自身が溶解あるいは膨潤するというう致命
的な問題がある。更に、実質的塗布膜形成に用い
られる塗布液はごく少量であるにもかかわらず多
量の塗布液が必要とされるという欠点を有してい
る。
本発明の目的はかかる従来技術の欠点を克服
し、少量の塗布液の使用で均一な膜厚の塗膜を連
続して安定的に塗布できしかもチユーブ本体を変
質することもない効果の顕著な医療用チユーブ外
面への連続塗布膜形成装置を提供することにあ
る。
し、少量の塗布液の使用で均一な膜厚の塗膜を連
続して安定的に塗布できしかもチユーブ本体を変
質することもない効果の顕著な医療用チユーブ外
面への連続塗布膜形成装置を提供することにあ
る。
上記本発明の目的は、医療用チユーブ外径より
0〜1mm大きな口径を有する中心孔を設けた塗布
液放出用環状ノズルを有する塗布液供給装置と、
該塗布液供給装置の下方に設けたチユーブ送り装
置と、該塗布液供給装置の上方に設けた塗布液溶
剤乾燥装置とチユーブ引き上げ装置とを有する装
置によつて達成される。
0〜1mm大きな口径を有する中心孔を設けた塗布
液放出用環状ノズルを有する塗布液供給装置と、
該塗布液供給装置の下方に設けたチユーブ送り装
置と、該塗布液供給装置の上方に設けた塗布液溶
剤乾燥装置とチユーブ引き上げ装置とを有する装
置によつて達成される。
以下、図面に基づいて本発明を説明する。第1
図は本発明装置の1例を示す概略断面図である。
図は本発明装置の1例を示す概略断面図である。
第2図は塗布液放出用環状ノズルの1例を示す
概略斜視図である。長尺チユーブ1は送り装置9
を経て塗布液放出用環状ノズル2に設けられた中
心孔3に通され、乾燥機4を経て引き取り装置5
により一定速度で引き取られる。この工程におい
て塗布液6は塗布液放出用環状ノズル2に設けら
れたスリツト10より放出され、長尺チユーブ1
外面に塗布された後、乾燥機4を通過する間に塗
布液溶剤が除去され、長尺チユーブ1外面に一定
厚さの塗布膜7が形成される。
概略斜視図である。長尺チユーブ1は送り装置9
を経て塗布液放出用環状ノズル2に設けられた中
心孔3に通され、乾燥機4を経て引き取り装置5
により一定速度で引き取られる。この工程におい
て塗布液6は塗布液放出用環状ノズル2に設けら
れたスリツト10より放出され、長尺チユーブ1
外面に塗布された後、乾燥機4を通過する間に塗
布液溶剤が除去され、長尺チユーブ1外面に一定
厚さの塗布膜7が形成される。
塗布液自動供給装置8は一定量の塗布液を供給
するローラーポンプあるいはギアーポンプが好ま
しい。更に、塗布液放出用環状ノズル2の材質は
撥水性の良好なテフロンあるいはシリコーンゴム
が好ましく、中心孔3を長尺チユーブ1とクリア
ランスは0〜1mmが好ましい。
するローラーポンプあるいはギアーポンプが好ま
しい。更に、塗布液放出用環状ノズル2の材質は
撥水性の良好なテフロンあるいはシリコーンゴム
が好ましく、中心孔3を長尺チユーブ1とクリア
ランスは0〜1mmが好ましい。
本発明による塗布膜形成装置を用いることによ
り、長尺医療用チユーブ外面に一定厚さを有する
塗布膜を連続的に形成させることが可能になり、
かつ長尺チユーブが溶剤に接触している時間を著
しく短縮することができるので長尺チユーブ自身
を溶解する有機溶剤系の塗布液を使用しても長尺
チユーブ自身が溶解もしくは膨潤することはな
い。更に塗布液の90%以上を塗布膜形成に用いる
ことができ塗布液の損失を著しく低減させること
が可能になつた。塗布液の粘度および濃度、乾燥
温度、長尺チユーブの上昇速度を変えることによ
り塗布膜厚を任意にコントロールすることが可能
である。
り、長尺医療用チユーブ外面に一定厚さを有する
塗布膜を連続的に形成させることが可能になり、
かつ長尺チユーブが溶剤に接触している時間を著
しく短縮することができるので長尺チユーブ自身
を溶解する有機溶剤系の塗布液を使用しても長尺
チユーブ自身が溶解もしくは膨潤することはな
い。更に塗布液の90%以上を塗布膜形成に用いる
ことができ塗布液の損失を著しく低減させること
が可能になつた。塗布液の粘度および濃度、乾燥
温度、長尺チユーブの上昇速度を変えることによ
り塗布膜厚を任意にコントロールすることが可能
である。
次に実施例により本発明を説明する。
実施例 1
第1図に示す装置を用い、外径2mmφの軟質塩
化ビニールチユーブに、塗布液としてポリエーテ
ル型ポリウレタンのテトラヒドロフラン溶液(ポ
リマー濃度10重量%、粘度2poise)を用い、乾燥
温度40℃、上昇速度60cm/min、乾燥時間2分、
塗布液供給量1.3ml/minの成形条件において、
2.1mmφの中心孔を有するテフロン製塗布液放出
用環状ノズル(スリツト幅1mm)を用いて、30±
2μの精度で塗布膜を形成させることができた。
化ビニールチユーブに、塗布液としてポリエーテ
ル型ポリウレタンのテトラヒドロフラン溶液(ポ
リマー濃度10重量%、粘度2poise)を用い、乾燥
温度40℃、上昇速度60cm/min、乾燥時間2分、
塗布液供給量1.3ml/minの成形条件において、
2.1mmφの中心孔を有するテフロン製塗布液放出
用環状ノズル(スリツト幅1mm)を用いて、30±
2μの精度で塗布膜を形成させることができた。
実施例 2
第1図の装置を用い、外径3mmφの軟質塩化ビ
ニールチユーブに、塗布液としてアブコサンのテ
トラヒドロフランとジオキサンの混合溶液(ポリ
マー濃度14重量%、粘度5poise)を用い、乾燥温
度40℃,上昇速度60cm/min、乾燥時間2分、塗
布液供給量2.2ml/minの成形条件において、3.1
mmφの中心孔を有するテフロン製塗布液放出用環
状ノズル(スリツト幅1mm)を用いて50±3μの
精度で塗布膜を形成させることができた。
ニールチユーブに、塗布液としてアブコサンのテ
トラヒドロフランとジオキサンの混合溶液(ポリ
マー濃度14重量%、粘度5poise)を用い、乾燥温
度40℃,上昇速度60cm/min、乾燥時間2分、塗
布液供給量2.2ml/minの成形条件において、3.1
mmφの中心孔を有するテフロン製塗布液放出用環
状ノズル(スリツト幅1mm)を用いて50±3μの
精度で塗布膜を形成させることができた。
第1図は本発明装置の1例を示す概略断面図で
あり、第2図は塗布液放出用環状ノズルの1例を
示す概略斜視図である。
あり、第2図は塗布液放出用環状ノズルの1例を
示す概略斜視図である。
Claims (1)
- 1 医療用チユーブ外径より0〜1mm大きな口径
を有する中心孔を設けた塗布液放出用環状ノズル
を有する塗布液供給装置と、該塗布液供給装置の
下方に設けたチユーブ送り装置と、該塗布液供給
装置の上方に設けた塗布液溶剤乾燥装置とチユー
ブ引き上げ装置とを有することを特徴とする医療
用チユーブ外面への連続塗布膜形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56095239A JPS57211357A (en) | 1981-06-22 | 1981-06-22 | Apparatus for continuously forming coating to outer surface of medical tube |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56095239A JPS57211357A (en) | 1981-06-22 | 1981-06-22 | Apparatus for continuously forming coating to outer surface of medical tube |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57211357A JPS57211357A (en) | 1982-12-25 |
JPS645906B2 true JPS645906B2 (ja) | 1989-02-01 |
Family
ID=14132200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56095239A Granted JPS57211357A (en) | 1981-06-22 | 1981-06-22 | Apparatus for continuously forming coating to outer surface of medical tube |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57211357A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61268261A (ja) * | 1985-05-23 | 1986-11-27 | 工業技術院長 | 抗血栓性積層構造体 |
DE10318803B4 (de) | 2003-04-17 | 2005-07-28 | Translumina Gmbh | Vorrichtung zum Aufbringen von Wirkstoffen auf Oberflächen von medizinischen Implantaten, insbesondere Stents |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5350769U (ja) * | 1976-09-29 | 1978-04-28 | ||
JPS598772Y2 (ja) * | 1979-07-13 | 1984-03-19 | 住友電気工業株式会社 | 線条体への塗料塗布用液槽装置 |
-
1981
- 1981-06-22 JP JP56095239A patent/JPS57211357A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57211357A (en) | 1982-12-25 |
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