JPS645876Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS645876Y2 JPS645876Y2 JP1982124839U JP12483982U JPS645876Y2 JP S645876 Y2 JPS645876 Y2 JP S645876Y2 JP 1982124839 U JP1982124839 U JP 1982124839U JP 12483982 U JP12483982 U JP 12483982U JP S645876 Y2 JPS645876 Y2 JP S645876Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitor
- electrodes
- electrode
- lead wire
- moisture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 47
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 12
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 12
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 8
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Landscapes
- Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案は、コンデンサ素子の外周のまわりに電
極を設け、該電極にリード線を半田付けしたコン
デンサ、特に、多数個のコンデンサ素子を長尺状
のリード線に対して間隔をおいてハシゴ状に連ね
たコンデンサ連形のコンデンサに関する。
極を設け、該電極にリード線を半田付けしたコン
デンサ、特に、多数個のコンデンサ素子を長尺状
のリード線に対して間隔をおいてハシゴ状に連ね
たコンデンサ連形のコンデンサに関する。
<従来の技術>
IFT(中間周波トランス)の同調回路用等に用
いられる円筒形、角柱形、円柱形、角筒形もしく
は矩形平板形等のセラミツクコンデンサにおいて
は、製造工程での量産性を確保すると同時に、自
動挿着機へ装填して自動挿着ができるようにする
ため、第1図に例示するように、長尺状のリード
線1,2に多数個のコンデンサ素子3,3…を間
隔をおいてハシゴ状に連ねたコンデンサ連とし、
これをリール等に巻回した巻回体の形態をとるこ
とがある。そして、この巻回体の自動組立機に装
填して、各種機器または部品への組込み、リード
線1,2の切断、挿通、端子への絡げ、半田付け
作業等を自動的に行なう。
いられる円筒形、角柱形、円柱形、角筒形もしく
は矩形平板形等のセラミツクコンデンサにおいて
は、製造工程での量産性を確保すると同時に、自
動挿着機へ装填して自動挿着ができるようにする
ため、第1図に例示するように、長尺状のリード
線1,2に多数個のコンデンサ素子3,3…を間
隔をおいてハシゴ状に連ねたコンデンサ連とし、
これをリール等に巻回した巻回体の形態をとるこ
とがある。そして、この巻回体の自動組立機に装
填して、各種機器または部品への組込み、リード
線1,2の切断、挿通、端子への絡げ、半田付け
作業等を自動的に行なう。
<考案が解決しようとする課題>
ところが、従来のコンデンサ連においては、コ
ンデンサ素子3として、例えば第2図に示すよう
に、円筒状等のコンデンサ素体31の外周に、内
周電極32に導通する引出電極33及び前記内周
電極32と対の電極を構成する外周電極34を、
間隔dをおいて被着形成した構造のものを使用し
ていた。このため、コンデンサ素子3としては、
一つの容量が得られるだけであつて、より大きい
容量のコンデンサ素子を必要とする場合或いは複
合機能を必要とする場合等には、少なくとも2つ
のコンデンサ連を並列的に使用しなければなら
ず、自動挿着作業が面倒になると共に、当該コン
デンサ素子の組込まれる機器または部品の小型化
及び高密度実装を図るのに不利になるという欠点
があつた。
ンデンサ素子3として、例えば第2図に示すよう
に、円筒状等のコンデンサ素体31の外周に、内
周電極32に導通する引出電極33及び前記内周
電極32と対の電極を構成する外周電極34を、
間隔dをおいて被着形成した構造のものを使用し
ていた。このため、コンデンサ素子3としては、
一つの容量が得られるだけであつて、より大きい
容量のコンデンサ素子を必要とする場合或いは複
合機能を必要とする場合等には、少なくとも2つ
のコンデンサ連を並列的に使用しなければなら
ず、自動挿着作業が面倒になると共に、当該コン
デンサ素子の組込まれる機器または部品の小型化
及び高密度実装を図るのに不利になるという欠点
があつた。
そこで、本考案の課題は、コンデンサ素子を大
容量化、複合化し、自動挿着作業性を向上させる
と同時に、当該コンデンサ素子を装着する機器側
の小型化、高密度実装化を達成できるようにした
コンデンサを提供することである。
容量化、複合化し、自動挿着作業性を向上させる
と同時に、当該コンデンサ素子を装着する機器側
の小型化、高密度実装化を達成できるようにした
コンデンサを提供することである。
<課題を解決するための手段>
上述する課題解決のため、本考案は、外周のま
わりに電極を設けたコンデンサ素子の前記電極に
リード線を接続固定したコンデンサにおいて、前
記電極は、同一の外周面上に間隔をおいて3個以
上設け、該電極のそれぞれに前記リード線を接続
固定し、周囲を耐湿性樹脂でコーテイングしたこ
とを特徴とする。
わりに電極を設けたコンデンサ素子の前記電極に
リード線を接続固定したコンデンサにおいて、前
記電極は、同一の外周面上に間隔をおいて3個以
上設け、該電極のそれぞれに前記リード線を接続
固定し、周囲を耐湿性樹脂でコーテイングしたこ
とを特徴とする。
<作用>
電極は、同一の外周面上に間隔をおいて3個以
上設け、該電極のそれぞれにリード線を接続固定
してあるので、電極の個数に応じた複数個の容量
を取得でき、この容量をリード線を通して取出す
ことができる。しかも、各電極は基体の同一の外
周面上に形成されているので、リード線の巻付け
作業及び半田付け作業が容易になる。
上設け、該電極のそれぞれにリード線を接続固定
してあるので、電極の個数に応じた複数個の容量
を取得でき、この容量をリード線を通して取出す
ことができる。しかも、各電極は基体の同一の外
周面上に形成されているので、リード線の巻付け
作業及び半田付け作業が容易になる。
また、周囲を耐湿性樹脂でコーテイングしたの
で、信頼性の高いコンデンサが得られる。
で、信頼性の高いコンデンサが得られる。
<実施例>
第3図は本考案に係るコンデンサの正面部分断
面図である。この実施例では、円筒形、角柱形、
円柱形、角筒形もしくは矩形平板形等の適当な形
状に形成された誘電体基体4の外周のまわりに、
3つの電極5,6及び7を間隔dをおいて形成
し、該電極5,6及び7のそれぞれにリード線
8,9及び10を1〜2回程度巻回し、かつ、半
田付け等の手段によつて接続固定した構造となつ
ている。
面図である。この実施例では、円筒形、角柱形、
円柱形、角筒形もしくは矩形平板形等の適当な形
状に形成された誘電体基体4の外周のまわりに、
3つの電極5,6及び7を間隔dをおいて形成
し、該電極5,6及び7のそれぞれにリード線
8,9及び10を1〜2回程度巻回し、かつ、半
田付け等の手段によつて接続固定した構造となつ
ている。
上記構造であれば、電極5〜7の個数に応じた
複数個の容量を取得でき、この容量をリード線8
〜9を通して取出すことができる。しかも、電極
5〜7は基体1の同一の外周面上に形成されてい
るので、リード線8〜10の巻付け作業及び半田
付け作業が容易になる。
複数個の容量を取得でき、この容量をリード線8
〜9を通して取出すことができる。しかも、電極
5〜7は基体1の同一の外周面上に形成されてい
るので、リード線8〜10の巻付け作業及び半田
付け作業が容易になる。
基体4、電極5〜7及びリード線8〜10の接
続部分のまわりは、耐湿用の樹脂11によつてコ
ーテイングする。耐湿用の樹脂11としては、シ
リコンワニス、シリコンオイルまたは紫外線硬化
型樹脂が適当である。紫外線硬化型の樹脂である
と、他の熱硬化型樹脂等を用いる場合に比べて硬
化時間が著しく短縮され、作業性が向上するこ
と、耐湿性の高い保護膜が形成できること等の利
点が得られる。
続部分のまわりは、耐湿用の樹脂11によつてコ
ーテイングする。耐湿用の樹脂11としては、シ
リコンワニス、シリコンオイルまたは紫外線硬化
型樹脂が適当である。紫外線硬化型の樹脂である
と、他の熱硬化型樹脂等を用いる場合に比べて硬
化時間が著しく短縮され、作業性が向上するこ
と、耐湿性の高い保護膜が形成できること等の利
点が得られる。
前記基体4の形状、材質及びこの基体4上に形
成される電極5〜7の個数及び構造等は、目的と
するコンデンサに応じて選定する。その具体例を
第4図〜6図に示してある。まず、第4図は円筒
型の磁器コンデンサを得る場合の具体例を示し、
誘電体磁器を用いて円筒状に形成した基体4の内
径面に内周電極12を設け、この内周電極12の
一端側を、基体4の軸方向の一端面を通つて外周
面に導き、外周面に設けた前記電極5に導通接続
させてある。従つてこの実施例の場合は、単独の
コンデンサでありながら、前記内周電極12と外
周側の電極6及び7との間に発生する容量を、リ
ード線8とリード線9及び10との間より取出す
複合型のコンデンサが得られる。このため、複合
型或は大容量のコンデンサを必要とする機器側の
実装密度を向上させ、小型化を達成できる。
成される電極5〜7の個数及び構造等は、目的と
するコンデンサに応じて選定する。その具体例を
第4図〜6図に示してある。まず、第4図は円筒
型の磁器コンデンサを得る場合の具体例を示し、
誘電体磁器を用いて円筒状に形成した基体4の内
径面に内周電極12を設け、この内周電極12の
一端側を、基体4の軸方向の一端面を通つて外周
面に導き、外周面に設けた前記電極5に導通接続
させてある。従つてこの実施例の場合は、単独の
コンデンサでありながら、前記内周電極12と外
周側の電極6及び7との間に発生する容量を、リ
ード線8とリード線9及び10との間より取出す
複合型のコンデンサが得られる。このため、複合
型或は大容量のコンデンサを必要とする機器側の
実装密度を向上させ、小型化を達成できる。
次に第5図は、筒状の誘電体磁器基体4の内周
面に内周電極12を設け、基体4の外周面に、該
内周電極12と共に対の電極を構成する3つの電
極5〜7を、間隔dをおいて形成してある。従つ
てこの実施例の場合は、内周電極12と外周に設
けた電極5〜7との間にそれぞれ容量が発生する
から、電極5〜7の個数に応じた3個のコンデン
サを持つ複合型の磁器コンデンサが得られる。
面に内周電極12を設け、基体4の外周面に、該
内周電極12と共に対の電極を構成する3つの電
極5〜7を、間隔dをおいて形成してある。従つ
てこの実施例の場合は、内周電極12と外周に設
けた電極5〜7との間にそれぞれ容量が発生する
から、電極5〜7の個数に応じた3個のコンデン
サを持つ複合型の磁器コンデンサが得られる。
また第6図では、第4図及び第5図の実施例と
異なつて内周電極12を持たず、外周面に電極5
〜7をそれぞれ間隔dをおいて併設したものを示
している。この実施例の場合は、外周に設けた電
極5〜7間から容量を取得する構造の磁器コンデ
ンサが得られる。
異なつて内周電極12を持たず、外周面に電極5
〜7をそれぞれ間隔dをおいて併設したものを示
している。この実施例の場合は、外周に設けた電
極5〜7間から容量を取得する構造の磁器コンデ
ンサが得られる。
上述する如く、本考案によれば、外周に設けた
電極5〜7の個数、形状等に応じて、大容量化
し、複合化したコンデンサを簡単に得ることがで
きる。このため、当該部品を組込むべき機器もし
くは部品の小型化、高密度実装化に寄与すること
ができる。
電極5〜7の個数、形状等に応じて、大容量化
し、複合化したコンデンサを簡単に得ることがで
きる。このため、当該部品を組込むべき機器もし
くは部品の小型化、高密度実装化に寄与すること
ができる。
第7図はコンデンサ連化された本考案に係るコ
ンデンサの実施例を示す図である。この実施例で
は、電極5〜7に接続されるリード線8〜10を
長尺化し、前記リード線8〜10に対して間隔D
をおいて、複数のコンデンサ素子13を連ねた構
造となつている。このようなコンデンサ連の形態
をとると、コンデンサとして大容量或は複合型の
ものが必要である場合にも、一つのコンデンサ連
を使用して自動装着作業を行なうことができるか
ら、コンデンサの自動装着作業が非常に簡単にな
る。
ンデンサの実施例を示す図である。この実施例で
は、電極5〜7に接続されるリード線8〜10を
長尺化し、前記リード線8〜10に対して間隔D
をおいて、複数のコンデンサ素子13を連ねた構
造となつている。このようなコンデンサ連の形態
をとると、コンデンサとして大容量或は複合型の
ものが必要である場合にも、一つのコンデンサ連
を使用して自動装着作業を行なうことができるか
ら、コンデンサの自動装着作業が非常に簡単にな
る。
<考案の効果>
以上述べたように、本考案は、外周のまわりに
電極を設けたコンデンサ素子の前記電極にリード
線を接続固定したコンデンサにおいて、前記電極
は、同一の外周面上に間隔をおいて3個以上設
け、該電極のそれぞれに前記リード線を接続固定
し、周囲を耐湿性樹脂でコーテイングしたことを
特徴とするから、コンデンサ素子を大容量化、複
合化し、自動挿着作業性を向上させ、当該コンデ
ンサ素子の装着される機器側の小型化、高密度実
装化を達成できるようにした高信頼度のコンデン
サを提供することができる。
電極を設けたコンデンサ素子の前記電極にリード
線を接続固定したコンデンサにおいて、前記電極
は、同一の外周面上に間隔をおいて3個以上設
け、該電極のそれぞれに前記リード線を接続固定
し、周囲を耐湿性樹脂でコーテイングしたことを
特徴とするから、コンデンサ素子を大容量化、複
合化し、自動挿着作業性を向上させ、当該コンデ
ンサ素子の装着される機器側の小型化、高密度実
装化を達成できるようにした高信頼度のコンデン
サを提供することができる。
第1図は従来のコンデンサによるコンデンサ連
の斜視図、第2図は従来のコンデンサの正面断面
図、第3図は本考案に係るコンデンサの正面部分
断面図、第4図乃至第6図は同じく別々の実施例
における各正面断面図、第7図はコンデンサ連化
された本考案に係るコンデンサの斜視図である。 4……基体、5〜7……電極、8〜10……リ
ード線、11……樹脂。
の斜視図、第2図は従来のコンデンサの正面断面
図、第3図は本考案に係るコンデンサの正面部分
断面図、第4図乃至第6図は同じく別々の実施例
における各正面断面図、第7図はコンデンサ連化
された本考案に係るコンデンサの斜視図である。 4……基体、5〜7……電極、8〜10……リ
ード線、11……樹脂。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 外周のまわりに電極を設けたコンデンサ素子
の前記電極にリード線を接続固定したコンデン
サにおいて、前記電極は、同一の外周面上に間
隔をおいて3個以上設け、該電極のそれぞれに
前記リード線を接続固定し、周囲を耐湿性樹脂
でコーテイングしたことを特徴とするコンデン
サ。 (2) 前記コンデンサ素子は、複数個備えられ、こ
の複数個のコンデンサ素子は、前記リード線に
対して間隔をおいて連ねたことを特徴とする実
用新案登録請求の範囲第1項に記載のコンデン
サ。 (3) 前記耐湿性樹脂は、紫外線硬化型樹脂である
ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
項または第2項に記載のコンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982124839U JPS5929028U (ja) | 1982-08-17 | 1982-08-17 | 電子部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982124839U JPS5929028U (ja) | 1982-08-17 | 1982-08-17 | 電子部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5929028U JPS5929028U (ja) | 1984-02-23 |
JPS645876Y2 true JPS645876Y2 (ja) | 1989-02-14 |
Family
ID=30284438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1982124839U Granted JPS5929028U (ja) | 1982-08-17 | 1982-08-17 | 電子部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5929028U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58191413A (ja) * | 1982-05-04 | 1983-11-08 | 株式会社指月電機製作所 | 複合コンデンサ |
-
1982
- 1982-08-17 JP JP1982124839U patent/JPS5929028U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58191413A (ja) * | 1982-05-04 | 1983-11-08 | 株式会社指月電機製作所 | 複合コンデンサ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5929028U (ja) | 1984-02-23 |
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