JPS645834Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS645834Y2 JPS645834Y2 JP1981003687U JP368781U JPS645834Y2 JP S645834 Y2 JPS645834 Y2 JP S645834Y2 JP 1981003687 U JP1981003687 U JP 1981003687U JP 368781 U JP368781 U JP 368781U JP S645834 Y2 JPS645834 Y2 JP S645834Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paint layer
- gas
- communication security
- lightning arrester
- short
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003973 paint Substances 0.000 claims description 21
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 11
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 9
- 230000006378 damage Effects 0.000 claims description 3
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 18
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 7
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 4
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 4
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 4
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 4
- 238000003763 carbonization Methods 0.000 description 3
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 2
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 230000001066 destructive effect Effects 0.000 description 1
- 238000002845 discoloration Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
- 230000001012 protector Effects 0.000 description 1
- 230000002459 sustained effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は開放破壊を確実に捕捉する通信用保安
素子に関する。
素子に関する。
一般に、通信用保安素子には、例えばヒユーズ
の如く電流を遮断するものと、釦型ガス入避雷素
子や半導体素子の如く高電圧を大地放流するもの
とに大別されるが、これらを単独又は組合せて保
安器回路を構成している。このうち、ガス入避雷
素子や半導体素子は、過負荷状態で開放破壊とな
るので、内線側に電流が流入する危険な状態とな
る。フエールセーフ性の見地からは、ガス入避雷
素子や半導体素子の開放破壊を確実に捕捉し、短
絡破壊させることが望まれている。炭素避雷素子
は、上記条件を満足するが、反復耐量が極めて少
なく、保守点検に多大な労力と時間を要していた
ので、これに代るものとして、ガス入避雷素子や
半導体素子が多用されている。
の如く電流を遮断するものと、釦型ガス入避雷素
子や半導体素子の如く高電圧を大地放流するもの
とに大別されるが、これらを単独又は組合せて保
安器回路を構成している。このうち、ガス入避雷
素子や半導体素子は、過負荷状態で開放破壊とな
るので、内線側に電流が流入する危険な状態とな
る。フエールセーフ性の見地からは、ガス入避雷
素子や半導体素子の開放破壊を確実に捕捉し、短
絡破壊させることが望まれている。炭素避雷素子
は、上記条件を満足するが、反復耐量が極めて少
なく、保守点検に多大な労力と時間を要していた
ので、これに代るものとして、ガス入避雷素子や
半導体素子が多用されている。
しかし、上記ガス入避雷素子や半導体素子にあ
つては、開放破壊を防ぐ色々の短絡機構を備える
必要がある。現在提案されているこの種の短絡機
構としては、例えばガス入避雷素子の発熱によつ
て、素子内部に設けた低融点合金を溶かして短絡
させるものがあるが、低融点合金から不純ガスを
発生させるばかりか、短絡が外部に表示されない
欠点があつた。これを解消するために、低融点合
金を素子外面に設けて低融点合金の溶融によつ
て、バネ等を作動させて短絡させるものもある
が、製造工程及び構造が複雑なうえ、大型で、し
かも取扱いが面倒である等の不都合があつた。
つては、開放破壊を防ぐ色々の短絡機構を備える
必要がある。現在提案されているこの種の短絡機
構としては、例えばガス入避雷素子の発熱によつ
て、素子内部に設けた低融点合金を溶かして短絡
させるものがあるが、低融点合金から不純ガスを
発生させるばかりか、短絡が外部に表示されない
欠点があつた。これを解消するために、低融点合
金を素子外面に設けて低融点合金の溶融によつ
て、バネ等を作動させて短絡させるものもある
が、製造工程及び構造が複雑なうえ、大型で、し
かも取扱いが面倒である等の不都合があつた。
本考案は、上記の如き実情に鑑みその欠点を一
掃すべく創案されたものであつて、過負荷時の熱
により炭化して短絡する塗料層を設けて、開放破
壊を確実に捕捉するばかりでなく、破壊表示をも
兼備しうる通信用保安素子を提供するものであ
る。
掃すべく創案されたものであつて、過負荷時の熱
により炭化して短絡する塗料層を設けて、開放破
壊を確実に捕捉するばかりでなく、破壊表示をも
兼備しうる通信用保安素子を提供するものであ
る。
本考案の構成を図面に示された一実施例に基い
て説明する。尚、実施例は、通信用保安素子とし
て二極のガス入避雷素子を例示している。即ち、
第１図に示す如くガス入避雷素子Ａは、ガラス又
はセラミツク等の絶縁管１の両端開口部を金属電
極２，２で封着し、内部にガスを封止して構成さ
れ、上記絶縁管１の外周面に、過負荷時の熱によ
り炭化して金属電極２，２間を短絡する塗料層３
が設けられている。
て説明する。尚、実施例は、通信用保安素子とし
て二極のガス入避雷素子を例示している。即ち、
第１図に示す如くガス入避雷素子Ａは、ガラス又
はセラミツク等の絶縁管１の両端開口部を金属電
極２，２で封着し、内部にガスを封止して構成さ
れ、上記絶縁管１の外周面に、過負荷時の熱によ
り炭化して金属電極２，２間を短絡する塗料層３
が設けられている。
ここで塗料層３は、ガス入避雷素子Ａの通常放
電時には金属電極２，３の間を絶縁し、持続放電
によつて開放破壊直前の過負荷時の熱によつて炭
化する性質を有するものであつて、その性質は
種々あるが、主として塩化ビニール系が最良であ
る。塗料層は塗料を塗布するか、あるいは塗料液
にガス入避雷素子Ａを浸漬して形成する。
電時には金属電極２，３の間を絶縁し、持続放電
によつて開放破壊直前の過負荷時の熱によつて炭
化する性質を有するものであつて、その性質は
種々あるが、主として塩化ビニール系が最良であ
る。塗料層は塗料を塗布するか、あるいは塗料液
にガス入避雷素子Ａを浸漬して形成する。
而して、ガス入避雷素子Ａへ過電流が流入して
放電が持続し、放電熱が発生してガス入避雷素子
Ａが開放破壊直前となつた際、上記放電熱が絶縁
管１の表面から塗料層３に伝達されると共に、開
放破壊直前で塗料層３が炭化されて変色する。そ
の結果、両金属電極２，２間が、炭化した塗料層
３を介して導通状態となり、ガス入避雷素子Ａの
表面に大地放流経路が形成される。
放電が持続し、放電熱が発生してガス入避雷素子
Ａが開放破壊直前となつた際、上記放電熱が絶縁
管１の表面から塗料層３に伝達されると共に、開
放破壊直前で塗料層３が炭化されて変色する。そ
の結果、両金属電極２，２間が、炭化した塗料層
３を介して導通状態となり、ガス入避雷素子Ａの
表面に大地放流経路が形成される。
第２図は、塗料層３を金属電極２，２の鍔対向
端部２ａ，２ａに被着したものであつて、塗料層
３の炭化に両金属電極２，２の発熱を直接に関与
させ、急悛な炭化性能とすることができるうえ、
大地放流経路をより確実に形成することができ
る。
端部２ａ，２ａに被着したものであつて、塗料層
３の炭化に両金属電極２，２の発熱を直接に関与
させ、急悛な炭化性能とすることができるうえ、
大地放流経路をより確実に形成することができ
る。
第３図は、塗料層３を予め塗布したテープ４を
絶縁管１の外周の全面又は一面に貼着した場合を
示す。この場合には、テープ４の接着剤層５を内
側にして絶縁管１の外周方向に巻き付けるだけ
で、簡単に塗料層３を設けることができ、ガス入
避雷素子Ａの装着現場に於ても新たに貼着でき、
作業性を著しく向上させることができる。
絶縁管１の外周の全面又は一面に貼着した場合を
示す。この場合には、テープ４の接着剤層５を内
側にして絶縁管１の外周方向に巻き付けるだけ
で、簡単に塗料層３を設けることができ、ガス入
避雷素子Ａの装着現場に於ても新たに貼着でき、
作業性を著しく向上させることができる。
上記塗料層３は、ガス入避雷素子Ａ以外の図示
しない半導体素子にも上記実施例と同等に設ける
ことができるほか、半導体素子の表面塗料層に混
在させても良い。
しない半導体素子にも上記実施例と同等に設ける
ことができるほか、半導体素子の表面塗料層に混
在させても良い。
而して本考案に依れば、以下の効果を奏する。
通信用保安素子の開放破壊直前から、電極間
を炭化した塗料層で導通した短絡通路が形成で
きた。従つて、一方金属電極をアース側に接続
した場合には大地放流経路を形成でき、過電流
を確実に大地放流してフエールセーフ性を備え
させることができる。
を炭化した塗料層で導通した短絡通路が形成で
きた。従つて、一方金属電極をアース側に接続
した場合には大地放流経路を形成でき、過電流
を確実に大地放流してフエールセーフ性を備え
させることができる。
又、通信用保安素子の開放破壊を素子表面の
炭化変色によつて表示することが可能で、多数
ある他の故障のない通信用保安素子の色と比較
して瞬時に識別でき、定期点検作業の負担を著
しく軽減できる。
炭化変色によつて表示することが可能で、多数
ある他の故障のない通信用保安素子の色と比較
して瞬時に識別でき、定期点検作業の負担を著
しく軽減できる。
更に通信用保安素子の表面に炭化する塗料層
を設けるだけで簡単に上記表示を行なえ、現在
使用中の通信用保安素子にも適用できる利点が
ある。
を設けるだけで簡単に上記表示を行なえ、現在
使用中の通信用保安素子にも適用できる利点が
ある。
図面は本考案に係る通信用保安素子の一実施例
を示し、第１図はガス入避雷素子の外面に塗料層
を設けた状態を示す断面図、第２図は同他例を示
す断面図、第３図はテープを貼着する他例を示す
斜面図である。 Ａ……ガス入避雷素子、１……絶縁管、２……
金属電極、３……塗料層、４……テープ。
を示し、第１図はガス入避雷素子の外面に塗料層
を設けた状態を示す断面図、第２図は同他例を示
す断面図、第３図はテープを貼着する他例を示す
斜面図である。 Ａ……ガス入避雷素子、１……絶縁管、２……
金属電極、３……塗料層、４……テープ。
Claims (1)
- 開放破壊する保安素子の表面の金属電極間に、
過負荷時の熱によつて炭化する塗料層を設けたこ
とを特徴とする通信用保安素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981003687U JPS645834Y2 (ja) | 1981-01-14 | 1981-01-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981003687U JPS645834Y2 (ja) | 1981-01-14 | 1981-01-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57117593U JPS57117593U (ja) | 1982-07-21 |
| JPS645834Y2 true JPS645834Y2 (ja) | 1989-02-14 |
Family
ID=29802126
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981003687U Expired JPS645834Y2 (ja) | 1981-01-14 | 1981-01-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS645834Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50145441U (ja) * | 1974-05-20 | 1975-12-02 |
-
1981
- 1981-01-14 JP JP1981003687U patent/JPS645834Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57117593U (ja) | 1982-07-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3886411A (en) | Line protector having gas tube surge arrestor | |
| JPS645834Y2 (ja) | ||
| RU2292096C2 (ru) | Разрядник защиты от перенапряжений для применения в электрических сетях | |
| JPS5828447Y2 (ja) | 異常電圧吸収装置 | |
| JPS5831365Y2 (ja) | サ−ジ吸収器 | |
| JPS608573B2 (ja) | 電線用ヒユ−ズ | |
| JPH073538Y2 (ja) | 避雷碍子 | |
| JPS607441Y2 (ja) | 安全保護表示付避雷器 | |
| JPS6399725A (ja) | 過電圧過電流保護のサ−ジ吸収素子 | |
| JPS5915442Y2 (ja) | 避雷装置 | |
| JPS6118607Y2 (ja) | ||
| JPH0439674Y2 (ja) | ||
| JPS58192279A (ja) | 表示装置 | |
| JPH03124001A (ja) | 避雷器 | |
| JPS6214403A (ja) | 避雷装置 | |
| EP0107762A1 (en) | Failsafe overvoltage protector | |
| JPS59722Y2 (ja) | 酸化亜鉛避雷装置 | |
| JPS62287602A (ja) | 避雷器 | |
| JPH0312202Y2 (ja) | ||
| JPH0518866Y2 (ja) | ||
| JP2500405Y2 (ja) | 避雷碍子の電極構造 | |
| JPH0714707A (ja) | 送電用避雷装置 | |
| JPH0453103A (ja) | 安全保障機能付サージ吸収器 | |
| JPS6216527B2 (ja) | ||
| JPH0453101A (ja) | 安全保障機能付サージ吸収器 |