JPS645799Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS645799Y2
JPS645799Y2 JP10359481U JP10359481U JPS645799Y2 JP S645799 Y2 JPS645799 Y2 JP S645799Y2 JP 10359481 U JP10359481 U JP 10359481U JP 10359481 U JP10359481 U JP 10359481U JP S645799 Y2 JPS645799 Y2 JP S645799Y2
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JP
Japan
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switch
lightning arrester
main body
spherical electrode
gap
Prior art date
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JP10359481U
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JPS588822U (ja
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  • Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は避雷器付き開閉器、さらに詳しく言う
ならば、簡潔な構成で適切な空間ギヤツプを提供
できる避雷器を密封内蔵した避雷器付き開閉器を
提供するものである。
酸化亜鉛(ZnO)素子等に用いた避雷器を開閉
本体に内蔵させることは、既に開示されている。
これら従来の避雷器では、直列ギヤツプを構成す
るために該ギヤツプと並列にギヤツプ長を適確に
設定するスペーサが設けられているため、何らか
の原因でこのスペーサの絶縁性が低下するとギヤ
ツプの効果も実質的になくなつてしまう。その対
策には、完全空間ギヤツプを設けることが望まし
い。
完全空間ギヤツプを設けるには、開閉器の線路
側にギヤツプの一端を構成する必要があり、その
ギヤツプの構成の仕方によつては開閉器の構造を
複雑にし、又開閉器自身の絶縁性を低下させるこ
とにもなり、従つて、完全空間ギヤツプを設ける
ことは設計上困難な問題であつた。それにも増し
て、ギヤツプ長を適確に設定することが難しかつ
た。
本考案は、上記に鑑みてなされたものであり、
開閉器の絶縁性を低下させることなく簡潔な構成
で適切な完全空間ギヤツプを提供するため、例え
ば、固定接点導体に消弧室を取り付けるビスを球
状にすることによつて構成した線路側の球状電極
と、開閉器本体より設けた避雷器取付け金具を介
して位置調整自在に固定された避雷器の充電側に
設けられた球状電極とから完全空間ギヤツプを構
成するようにした避雷器付き開閉器を提供するも
のである。
以下本考案の実施例を添付図面を参照して詳細
に説明する。
本考案による避雷器付き開閉器は、開閉器本体
100の内部にZnO素子等からなる避雷器200
が密封されている。装置全体は吊りボルト102
によつて吊架部材101に吊架され、開閉器本体
100は上部に蓋103を有し、両側部に線路側
端子104および105を備えている。線路側端
子104はブツシング106を介して開閉器本体
100の内部へ伸び、接点支持導体107を経て
消弧室109の内部に位置する固定接点108に
接続されている。線路側端子105も全くこれと
同じ構成を有しており、ハンドル111の運動に
よつて回転碍子113を介して伝えられる回転運
動が連絡導体112を運動させ、その両端に設け
られた可動接点110を介して線路側端子104
と105との間で電気的開閉が行われる。
避雷器200は、位置調整自在の取付金具20
0cを介して支持金具201へ垂下固定されてい
る。避雷器200は複数個の素子を直列に配置し
てエポキシ樹脂等による表面ひだを有したモール
ド成形絶縁体200aを外部に有し、先端に空間
ギヤツプの一端を構成する球状電極200bを備
えている。
一方、避雷器の球状電極200bと共に空間ギ
ヤツプ210の他端を形成する線路側球状電極1
15aは、ブツシング106に支持された固定接
点導体107あるいは固定接点108より突出し
ている。この電極115aの下部は消弧室カバー
114の固定接点導体107への取付けビス11
5の役目も兼ねている。避雷器200の他端は、
各相の避雷器200を共通に接続する接地側連接
導体202により相互に接続されていると共に開
閉器本体100のケース接地端子203に接続さ
れている。
以上の構成において、空間ギヤツプ210を構
成する線路側の球状電極115aのみが消弧室カ
バー114より上部へ露出しているため、開閉器
の絶縁性を乱すことがない。この球状電極115
aは消弧室108の取付け用ビスを流用している
ため改めてギヤツプ用の引出し電極を設ける必要
もなく構造が極めて簡潔になつている。また、空
間ギヤツプ210の調整は、取付け金具200c
を介して避雷器200を上下に幾動することによ
つて行うため、極めて容易にできる。
以上説明した通り、本考案によれば、固定接点
導体に消弧室を取り付けるビスを線路側の球状電
極に流用し、開閉器本体より設けた避雷器取付け
金具を介して位置調整自在に固定された避雷器の
先端を接地側の球状電極とし、両電極の間に完全
空間ギヤツプを構成するようにしたため、開閉器
の絶縁性を低下させることなく簡潔な構成で適切
な完全空間ギヤツプを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の実施例を示す一部破断説明
図である。 符号の説明、100……開閉器本体、101…
…吊架部材、102……吊りボルト、103……
蓋、104,105……線路側端子、106……
ブツシング、107……接点支持導体、108…
…固定接点、109……消弧室、110……可動
接点、111……ハンドル、112……連絡導
体、113……回転碍子、114……消弧室カバ
ー、115……ビス、115a……線路側球状電
極、200……避雷器、200a……モールド成
形絶縁体、200b……接地側球状電極、200
c……取付け金具、201……支持金具、202
……接地側連接導体、203……接地端子、21
0……ギヤツプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一端が開閉器本体内の接地側端子に接続され、
    他端が空間ギヤツプを介して前記本体内の線路側
    各相端子に接続された酸化亜鉛素子等を用いた避
    雷器を内蔵した避雷器付き開閉器において、 ブツシングに支持された固定接点導体に接続さ
    れた線路側球状電極と、前記本体内に取付け金具
    により位置調整自在に固定された前記避雷器の前
    記他端に設けられた球状電極とから完全空間ギヤ
    ツプを構成し、 前記線路側球状電極が、前記固定接点導体に消
    弧室カバーを取り付けるビスより構成されること
    を特徴とする避雷器付き開閉器。
JP10359481U 1981-07-13 1981-07-13 避雷器付き開閉器 Granted JPS588822U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10359481U JPS588822U (ja) 1981-07-13 1981-07-13 避雷器付き開閉器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10359481U JPS588822U (ja) 1981-07-13 1981-07-13 避雷器付き開閉器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS588822U JPS588822U (ja) 1983-01-20
JPS645799Y2 true JPS645799Y2 (ja) 1989-02-14

Family

ID=29898203

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10359481U Granted JPS588822U (ja) 1981-07-13 1981-07-13 避雷器付き開閉器

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JP (1) JPS588822U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58128531U (ja) * 1982-02-24 1983-08-31 株式会社東芝 避雷器内蔵開閉器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS588822U (ja) 1983-01-20

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