JPS645518Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS645518Y2 JPS645518Y2 JP1985106448U JP10644885U JPS645518Y2 JP S645518 Y2 JPS645518 Y2 JP S645518Y2 JP 1985106448 U JP1985106448 U JP 1985106448U JP 10644885 U JP10644885 U JP 10644885U JP S645518 Y2 JPS645518 Y2 JP S645518Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- fluff
- potatoes
- rotating roller
- rollers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 244000061456 Solanum tuberosum Species 0.000 claims description 17
- 235000002595 Solanum tuberosum Nutrition 0.000 claims description 17
- 235000012015 potatoes Nutrition 0.000 claims description 11
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 244000205754 Colocasia esculenta Species 0.000 description 2
- 235000006481 Colocasia esculenta Nutrition 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はサトイモ等の芋類にある１〜10cmの長
さの毛羽根、その他の根、茎等を抜き取る装置に
関する。
さの毛羽根、その他の根、茎等を抜き取る装置に
関する。
従来の毛羽根除去の装置はサトイモ等の芋類を
ローラー群上に置いて対置されたローラー間に挟
み込んで引き抜くものである。又この種の装置と
して、表層をゴム等の弾性体とした大小のローラ
を圧接し、しかも大きいローラの表層部中の一部
に外表面から突出しない状態に硬質材を埋設させ
た構造の根取機が実公昭56−30236号公報で知ら
れている。又弾性体と回転ブラシとをかなりの間
隔離して対置させた装置が特開昭50−34920号公
報で知られている。
ローラー群上に置いて対置されたローラー間に挟
み込んで引き抜くものである。又この種の装置と
して、表層をゴム等の弾性体とした大小のローラ
を圧接し、しかも大きいローラの表層部中の一部
に外表面から突出しない状態に硬質材を埋設させ
た構造の根取機が実公昭56−30236号公報で知ら
れている。又弾性体と回転ブラシとをかなりの間
隔離して対置させた装置が特開昭50−34920号公
報で知られている。
従来のローラー群による毛羽抜き方法では毛羽
根はローラー表面を滑つてなかなかローラー間に
巻込まれずに毛羽が引き抜けないものがかなりの
割合で発生して毛羽抜き取り能力が低いという問
題点があつた。これを解決すべくローラー表面に
低い山の噛合スプライン歯を形成する方法が考え
られるが、これでは噛合スプライン歯に砂、小石
を噛み込んで噛合スプライン歯の摩耗、噛合音が
大きく、又歯の間に泥、根が挿入してその泥、根
の除去機構を考えなければならない上に芋の表面
を傷めやすく且つ製作費が高くつくという問題点
がある。実公昭56−30236号公報記載の大小のロ
ーラによる毛羽根取機は前述の通り表面から長く
突出した部分がないので毛羽根はローラ表面を滑
つてローラの圧接箇所へ誘引できず毛羽根の引抜
能力が低い。又特開昭50−34920号公報記載の装
置では弾性体と回転ブラシとの間隔が広くなり過
ぎて表面を磨くことができても毛羽根を握つて引
き抜くことができるものではない。
根はローラー表面を滑つてなかなかローラー間に
巻込まれずに毛羽が引き抜けないものがかなりの
割合で発生して毛羽抜き取り能力が低いという問
題点があつた。これを解決すべくローラー表面に
低い山の噛合スプライン歯を形成する方法が考え
られるが、これでは噛合スプライン歯に砂、小石
を噛み込んで噛合スプライン歯の摩耗、噛合音が
大きく、又歯の間に泥、根が挿入してその泥、根
の除去機構を考えなければならない上に芋の表面
を傷めやすく且つ製作費が高くつくという問題点
がある。実公昭56−30236号公報記載の大小のロ
ーラによる毛羽根取機は前述の通り表面から長く
突出した部分がないので毛羽根はローラ表面を滑
つてローラの圧接箇所へ誘引できず毛羽根の引抜
能力が低い。又特開昭50−34920号公報記載の装
置では弾性体と回転ブラシとの間隔が広くなり過
ぎて表面を磨くことができても毛羽根を握つて引
き抜くことができるものではない。
本考案はかかる問題点を解決した実用的な芋類
の毛羽根除去装置を提供せんとするものであり、
その要旨は表面が滑らかで且つ長手方向に複数の
溝を設け、しかも同溝内にブラシ毛を外周面から
僅か突出する状態に植設した回転ローラーと、同
回転ローラーに所要の付勢力でもつて押し付けら
れ且つ回転ローラーと共役して下方に巻込む方向
に回転させられる圧接ローラーとを一対一組とし
て複数組芋類を搬送又は一時収容する容体の下部
に並設してなる芋類の毛羽根除去装置にある。
の毛羽根除去装置を提供せんとするものであり、
その要旨は表面が滑らかで且つ長手方向に複数の
溝を設け、しかも同溝内にブラシ毛を外周面から
僅か突出する状態に植設した回転ローラーと、同
回転ローラーに所要の付勢力でもつて押し付けら
れ且つ回転ローラーと共役して下方に巻込む方向
に回転させられる圧接ローラーとを一対一組とし
て複数組芋類を搬送又は一時収容する容体の下部
に並設してなる芋類の毛羽根除去装置にある。
この考案では回転ローラーと圧接ローラーとが
反対方向で下方に巻込む方向に回転しているので
これらローラー上の芋はそのローラー接点方向に
移動する。芋の毛羽根は回転ローラー表面から僅
かに突出したブラシ毛によつてローラー面上の滑
りが止められ、回転ローラーの回転とともに接点
方向に送られ、毛羽根は二つのローラー間に巻込
まれ、ローラーに挟持され下方向に引張られて芋
から引き抜かれるか、あるいは切断されるもので
ある。この様に芋が回転ローラーと圧接ローラー
の複数組上を移動する間にほぼ完全に毛羽根を引
き抜き切断除去できるものである。しかもブラシ
毛は回転ローラー面より僅かしか出ておらず且つ
溝内に植設されているので圧接ローラーと接触し
ても変形して逃げることができブラシ毛自体が脱
落、損傷することがない。
反対方向で下方に巻込む方向に回転しているので
これらローラー上の芋はそのローラー接点方向に
移動する。芋の毛羽根は回転ローラー表面から僅
かに突出したブラシ毛によつてローラー面上の滑
りが止められ、回転ローラーの回転とともに接点
方向に送られ、毛羽根は二つのローラー間に巻込
まれ、ローラーに挟持され下方向に引張られて芋
から引き抜かれるか、あるいは切断されるもので
ある。この様に芋が回転ローラーと圧接ローラー
の複数組上を移動する間にほぼ完全に毛羽根を引
き抜き切断除去できるものである。しかもブラシ
毛は回転ローラー面より僅かしか出ておらず且つ
溝内に植設されているので圧接ローラーと接触し
ても変形して逃げることができブラシ毛自体が脱
落、損傷することがない。
図面に示される実施例は樋状容体１内にブラシ
毛で形成された芋搬送用ラセン羽根２が設けら
れ、同ラセン羽根の下方に回転ローラー３と圧接
ローラー４とが三組並設されている。回転ローラ
ー３は木製のローラー本体５に10m／ｍ程の深さ
の溝６を二本設け、同溝にローラー表面から
5m／ｍ以下の長さ突出する状態にブラシ毛７を
植設している。一方圧接ローラー４は回転ローラ
ー３の径よりかなり小さくその表面が滑らかな金
属製ローラーが使用されている。これらの回転ロ
ーラー３と圧接ローラー４はチエーンドライブと
歯車（図示せず）をもつて回転駆動されている。
更に回転ローラー３の下位にローラー清掃用の泥
除ブラシ８が回動自在に取り付けられている。図
中９はローラー本体５の溝６のない非溝部で圧接
ローラー４が溝内に進入しない様に保持してい
る。１０はローラー本体３の回転軸である。
毛で形成された芋搬送用ラセン羽根２が設けら
れ、同ラセン羽根の下方に回転ローラー３と圧接
ローラー４とが三組並設されている。回転ローラ
ー３は木製のローラー本体５に10m／ｍ程の深さ
の溝６を二本設け、同溝にローラー表面から
5m／ｍ以下の長さ突出する状態にブラシ毛７を
植設している。一方圧接ローラー４は回転ローラ
ー３の径よりかなり小さくその表面が滑らかな金
属製ローラーが使用されている。これらの回転ロ
ーラー３と圧接ローラー４はチエーンドライブと
歯車（図示せず）をもつて回転駆動されている。
更に回転ローラー３の下位にローラー清掃用の泥
除ブラシ８が回動自在に取り付けられている。図
中９はローラー本体５の溝６のない非溝部で圧接
ローラー４が溝内に進入しない様に保持してい
る。１０はローラー本体３の回転軸である。
この実施例では芋はラセン羽根２によつて搬送
されながら回転ローラー３と圧接ローラー４で毛
羽根は除去される。毛羽根が少なくなつて抵抗が
少なくなればラセン羽根２によつて速く送られ、
毛羽根の除去が不充分で毛羽根が多く残つている
ものは抵抗が大きく遅く送られ除去作業時間が長
くなる。この様に毛羽根の除去具合に応じて芋の
送り速度を自動的に調整できる。尚本考案は両ロ
ーラーの素材を木、金属製に限定するものではな
い。又圧接ローラー４はその軸端においてスプリ
ングによつて回転ローラー３に圧接する様にして
いる。
されながら回転ローラー３と圧接ローラー４で毛
羽根は除去される。毛羽根が少なくなつて抵抗が
少なくなればラセン羽根２によつて速く送られ、
毛羽根の除去が不充分で毛羽根が多く残つている
ものは抵抗が大きく遅く送られ除去作業時間が長
くなる。この様に毛羽根の除去具合に応じて芋の
送り速度を自動的に調整できる。尚本考案は両ロ
ーラーの素材を木、金属製に限定するものではな
い。又圧接ローラー４はその軸端においてスプリ
ングによつて回転ローラー３に圧接する様にして
いる。
以上の様に本考案によれば毛羽根はローラー面
を滑ることなく確実にローラー接点へ送られて引
き抜き切断され、除去がほぼ完全に行なえるばか
りでなく、ローラー表面は滑らかであるためロー
ラーの損傷が少なく且つ芋も傷つかない様に作業
でき、しかもブラシ毛の簡単な植毛のみで済むの
で安価に製作できるという効果がある。
を滑ることなく確実にローラー接点へ送られて引
き抜き切断され、除去がほぼ完全に行なえるばか
りでなく、ローラー表面は滑らかであるためロー
ラーの損傷が少なく且つ芋も傷つかない様に作業
でき、しかもブラシ毛の簡単な植毛のみで済むの
で安価に製作できるという効果がある。
第１図は本考案芋類の毛羽根除去装置の実施例
を示す斜視図、第２図は同縦断面図、第３図は回
転ローラーを示す縦断面図である。 １：容体、２：ラセン羽根、３：回転ローラ
ー、４：圧接ローラー、５：ローラー本体、６：
溝、７：ブラシ毛。
を示す斜視図、第２図は同縦断面図、第３図は回
転ローラーを示す縦断面図である。 １：容体、２：ラセン羽根、３：回転ローラ
ー、４：圧接ローラー、５：ローラー本体、６：
溝、７：ブラシ毛。
Claims (1)
- 表面が滑らかで且つ長手方向に複数の溝を設
け、しかも同溝内にブラシ毛を外周面から僅か突
出する状態に植設した回転ローラーと、同回転ロ
ーラーに所要の付勢力でもつて押し付けられ且つ
回転ローラーと共役して下方に巻込む方向に回転
させられる圧接ローラーとを一対一組として複数
組芋類を搬送又は一時収容する容体の下部に並設
してなる芋類の毛羽根除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985106448U JPS645518Y2 (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985106448U JPS645518Y2 (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6213197U JPS6213197U (ja) | 1987-01-27 |
| JPS645518Y2 true JPS645518Y2 (ja) | 1989-02-10 |
Family
ID=30981815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985106448U Expired JPS645518Y2 (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS645518Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01140293A (ja) * | 1987-11-26 | 1989-06-01 | Matsushita Electric Works Ltd | 自火報システムの感知器の構造 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5034920A (ja) * | 1973-07-20 | 1975-04-03 | ||
| JPS5630236U (ja) * | 1979-12-25 | 1981-03-24 | ||
| JPS5841831U (ja) * | 1981-09-17 | 1983-03-19 | ミサワホ−ム株式会社 | 家屋における庇構造 |
-
1985
- 1985-07-11 JP JP1985106448U patent/JPS645518Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5034920A (ja) * | 1973-07-20 | 1975-04-03 | ||
| JPS5630236U (ja) * | 1979-12-25 | 1981-03-24 | ||
| JPS5841831U (ja) * | 1981-09-17 | 1983-03-19 | ミサワホ−ム株式会社 | 家屋における庇構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6213197U (ja) | 1987-01-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1226925A4 (en) | METHOD AND DEVICE FOR PRODUCING A GUEREL MATERIAL FOR A TIRE | |
| JP5726196B2 (ja) | ローラ清掃アセンブリ | |
| CN204035184U (zh) | 弹簧钢丝轧扁丝机 | |
| US5148569A (en) | Debris impeller | |
| US5066507A (en) | Method for removing roots from cormatose plant bodies | |
| JPS645518Y2 (ja) | ||
| KR101122475B1 (ko) | 과일 박피기 | |
| US9138852B2 (en) | Brush-type deburring machine | |
| US3103240A (en) | Fruit stemmer | |
| JPS645519Y2 (ja) | ||
| CN108689151B (zh) | 直棒状物体无压旋转传递设备和传递方法 | |
| KR100552629B1 (ko) | 시금치 다듬기 장치 | |
| JPS59108532A (ja) | 掃除機における回転清掃体 | |
| JP2005013015A (ja) | ローラユニットおよび土除去装置 | |
| WO2002019080A3 (en) | Pointing device cleaner and method of use | |
| CN109518636B (zh) | 一种树枝收拾装置 | |
| CN218478057U (zh) | 一种工业用盐生产输送装置 | |
| CN216029808U (zh) | 应用于超高硬度钻头制备的表面处理设备 | |
| CN218218434U (zh) | 去除石榴萼筒花丝的装置 | |
| JPS5854971Y2 (ja) | ドラムバ−カ | |
| CN215660774U (zh) | 一种圆形木棒制作设备 | |
| JPS5854974Y2 (ja) | ドラムバ−カ | |
| JP2729910B2 (ja) | 農林水産物細長体の削り装置 | |
| JPS6116086Y2 (ja) | ||
| JP3098330U (ja) | 簡易型竹の子用皮剥機 |