JPS64453Y2 - - Google Patents

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JPS64453Y2
JPS64453Y2 JP17004581U JP17004581U JPS64453Y2 JP S64453 Y2 JPS64453 Y2 JP S64453Y2 JP 17004581 U JP17004581 U JP 17004581U JP 17004581 U JP17004581 U JP 17004581U JP S64453 Y2 JPS64453 Y2 JP S64453Y2
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JP17004581U
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は便器に設けられて噴射水によつて洗浄
を行い温風にて局部を乾燥する温風装置を具備し
た局部洗浄装置に関するものである。
〔背景技術〕
従来、局部洗浄装置としては第10図乃至第1
2図に示すものがあり、図中1はいわゆる腰掛式
の便器本体で、この便器本体1の後部に取付プレ
ート8が取着され、取付プレート8に配置された
温水タンク7は便器本体1の側方に設けられてい
る。温水タンク1からは便器本体1内でいわゆる
スイング式のパイプ状のアーム2が突出されてお
り、このアーム2は温水タンク7の外側に設けた
操作レバー10により回動されるようになつてい
る。アーム2の先端にはノズル3が取着されてお
り、このノズル3のノズル穴4より適宜に温めら
れた洗浄水が噴射されて局部を洗浄するものであ
る。第11図は温水タンク7内に装着されたアー
ム2の回動機構等の断面図を示し、温水タンク7
内に固定された軸受部11にノズルシリンダー1
2が回動自在に挿通されている。ノズルシリンダ
ー12の一端部はアーム2の基部がピン13によ
り固着され、温水タンク7内の洗浄水がアーム2
内に送水される。ノズルシリンダー12の他端部
には操作レバー10がロツクボルト17により固
着されている。尚22は便座である。アーム2の
周方向の回動規制はスプリング16にて弾発され
たボール15がノズルシリンダー12の周面の凹
部に嵌合することで適宜な位置で規制されてい
る。ノズル3はアーム2と一体化されてその先端
部は閉塞され、その周面にノズル穴4が穿孔され
てこのノズル穴4より洗浄水が噴射する。
第12図は他の従来例を示し、便器本体1と一
体化され、後部からノズル3がスライド式に便器
本体1内に突出するようにしたものである。18
は便器本体1内を洗浄する洗浄水や局部洗浄する
洗浄水等を貯溜しておくロータンクで、給水ホー
ス21、ポンプ19を介してノズル体20に連結
されている。ノズル体20の先端にはノズル3が
取着されている。使用時には洗浄水の水圧により
ノズル3が押され便器本体1内に突出して洗浄水
が噴射して局部を洗浄する。収納時にはノズル3
には洗浄水の供給が停止されて水圧が加わらず、
ノズル体20内に納まる。
上述の構造の局部洗浄装置では局部を洗浄後に
温風にて乾燥する温風装置が設けられているが、
局部を乾燥するため、便器本体1内に装備せねば
ならず、男子小水時に温風装置の温風吹出口36
へ直接に小水が入り込んでしまい、温風吹出時に
異臭を発する問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は上述の問題点に鑑みて為されたもの
で、その目的とするところは、温風装置の温風吹
出口に小水が入り込み難い局部洗浄装置を提供す
るにある。
〔考案の開示〕
第1図乃至第9図は本考案の実施例を示す図で
あり、本考案の洗浄後の局部を温風で乾燥せしめ
る温風装置は温水タンク7内に収納されていて、
この温風装置からの温風は便器本体1の後部に取
着してある取付プレート8より吹き出すようにな
つている。即ち、第3図に示すように、温水タン
ク7の側面には温風が吹き出てくる接続口47が
設けられ、取付プレート8の水平片48の下面に
はダクト44が配設され、この取付プレート8の
垂直片49の端部の開口部と前記接続口47とが
接続される。温水タンク7の側面を取付プレート
8の垂直片49に当てて固定ボルト50にて固定
することで温水タンク7が取付プレート8に取り
付けられるとともに、前記接続口47とダクト4
4とが接続される。そしてダクト44の先端の温
風吹出口36より温風が吹き出され、洗浄後の局
部を乾燥させるのである。尚51はノズル3を使
用しない時には取付プレート8の下面に収納して
汚水等がかからないようにしたノズルカバーで、
温風吹出口36の下方に形成してある。角筒状の
ダクト44先端の温風吹出口36は第1図に示す
ような形状としてある。温風吹出口36はその上
部が下部よりも寸法bだけ突出したひさし45わ
形成し、またひさし45の下面には水切り突起4
6が突設してある。突出したひさし45の寸法b
と、温風吹出口36の上下方向の寸法aとは、a
bの関係にしてあり、また好ましくは寸法b内
に水切り突起46を設ける。ここでダクト44先
端部の温風吹出口36の寸法形状をabとした
理由を第2図に基いて説明する。つまり、成人男
子Mの場合局部までの高さは床面52から約800
mmであり、そこから便器本体1後方の温風吹出口
36までは400mm、そして便器本体1の高さはJIS
にて350mmに規定されている。従つてこの様な条
件で角度θは約48゜となる。つまり背の高さの個
人差を考慮すればabであれば、男子小水時に
直接には温風吹出口36へは小水が入り込まない
ことになる。
しかして、温水タンク7内のモーター、シロツ
コフアン、コイルヒータ及びフアンケーシングに
より形成される温風装置より温風が発生し、接続
口47、ダクト44を介して温風吹出口36より
温風が吹き出されて洗浄後の局部を乾燥せしめ
る。第4図はダクト44先端部の実際例を示すも
のであり、a=15mm、b=12mm、水切り突起46
の突出寸法を1mmとした例である。また下記に温
風装置の構成例を示す。
モーター:くまとりモータ 30W 3200rpm シロツコフアン:材質 アルミ(アルマイト処
理)外径×巾 φ80×40 コイルヒーター:ニクロム線コイルヒーターを集
成マイカ板に巻回 350W フアンケーシング:材質 P.B.T 以上の構成で温水タンク7上の乾燥スイツチ3
8を押すと、温風吹出口36より50℃の温風が
0.5m3/minの風量で85秒間出てきた。このよう
に、温風吹出口36にひさし45を設けたので、
男子小水時に小水が温風吹出口36のダクト44
内部へ入り込まず、温風吹出時に不快臭がなくな
り、更にひさし45の下面に水切り突起46を設
けているので、ひさし45に小水をかけても水切
り突起46にて汚水が伝わらなくなり、また形状
もすつきりしてしかも掃除もし易いものである。
第5図は温風装置や温水タンク7等の電気回路
の制御回路を示すものである。即ち、制御回路は
温風温度コントロール部53、ポンプコントロー
ル部54、暖房便座コントロール部55及び温水
コントロール部56から構成されている。図中5
7は電源回路部で、電源コード33を介して
AC100VがトランスT1の1次回路に入力され、
2次側にはAC12V、AC24Vが出力される。F1
10Aのヒユーズである。電源が投入されると発光
ダイオードLEDが点灯する。各コントロール部
のスイツチは温水タンク7上部のスイツチボツク
ス37内に収納配置されている。温風温度コント
ロール部53は、350WのコイルヒータH1に電源
が供給され、モーターMに直結されたフアンFA
により温風が発生する。TF1は119℃で溶断され
る温度ヒユーズ、B1は60℃で作動してコイルヒ
ータH1の電源を遮断するバイメタル、TH1は50
℃、38℃で切換えて作動するサーミスタである。
SW1は切換スイツチで、温風の温度を「高」、
「低」、「切」の操作を行う。温風を発生させるに
は乾燥スイツチ38をオンせしめる。そうすると
タイマー回路が作動し、温風が85±10秒間温風吹
出口36より吹き出される。ポンプコントロール
部54は洗浄時に用いるポンプ19を駆動するも
ので、操作レバー10を回動させるマイクロスイ
ツチ58が作動してポンプ19に電源を供給して
駆動する。また洗浄時における洗浄水のソフトス
タート回路やセルフクリーニング回路を含んでい
る。温水コントロール部56は温水タンク7内に
貯溜されている洗浄水の温度をコントロールする
ものであり、切換スイツチSW2の操作にて温水タ
ンク7内に設けた600WのヒーターH2に電源が供
給される。温水タンク7の上部には、洗浄水の温
度を検知するサーミスタTH2と水位を検知する
フロートスイツチFSが夫々設けられている。サ
ーミスタTH2は最大温度が43℃になつたとき作
動して洗浄水の温度を制御している。VRは温度
調整用のボリウムである。フロートスイツチFS
は洗浄水がなくなつた時など空焚きをしないため
のものである。暖房便座コントロール部55は、
便座22の30WのヒータH3を制御するものであ
り、切換スイツチSW3により温度を「高」、「中」、
「低」に切り換えている。TH2はサーミスタ、
TF2は76℃で溶断する温度ヒユーズ、B2は55℃
で作動するバイメタルであり、スイツチボツクス
37と便座22とは4芯のキヤプタイヤ59で接
続される。
第6図は全体の斜視図を示し、便器本体1上部
にはヒンジ部35により便座22と便蓋23とが
回動自在に取着されている。34は便蓋23の下
面に取着したクツシヨンである。便器本体1の後
部にはロータンク18が配置されて、その内部に
は便器本体1の側部に設けた温水タンク7内へ給
水ホース21を介して洗浄水を給水する電磁ポン
プセツト29が設けられている。ところでこの便
器本体1には洗浄後の局部を温風にて乾燥せしめ
る温風装置や便座22内に設けられている暖房装
置や温水タンク7内の洗浄水を適宜な温度にまで
温める温水装置等が設けられており、これらの電
気回路に電源を供給するために電源コード33が
漏電ブレーカ31を介してコンセント30に接続
されている。32はアース線である。温水タンク
7には従来と同様に、先端にノズル3を取着した
アーム2、アーム2を回動させる操作レバー10
が取着されている。37はスイツチボツクス、3
8は乾燥スイツチ、39は水圧調整つまみであ
る。36は上述した温風吹出口である。第7図は
ノズル3の拡大図を示すものであり、ノズル3の
洗浄水の流れる方向のノズル穴4より後部である
先端面に開口部を形成し、この開口部の軸方向の
内周面にはねじが螺刻してある。この開口部のね
じに着脱自在にボルト状の蓋体6を螺着してい
る。蓋体6の表面にはコインで開閉自在とするた
めの溝40が削設してあり、蓋体6の長さはノズ
ル穴4まで達しないようにしてある。尚、蓋体6
の材質は真鍮製である。
第8図は他のノズル3を示し、ノズル3先端面
に開口部を穿設するとともに、開口部に着脱自在
とする蓋体6がノズル3と一体に形成してある。
蓋体6の上部とノズル3と一体成型した部分の折
曲部41は軟質としてあつて、下部の引掛片42
を図中の矢印方向に引つ張ることで蓋体6が外れ
るようになる。従つて、蓋体6がノズル3と一体
に成形してあるためにノズル3内部の掃除中に蓋
体6がどこかへ転つて失うということがないもの
である。しかして、第9図に示すように蓋体6を
ノズル3先端より外し、ノズル穴4につまつたご
みを掃除して洗浄水を先端の開口部から流出せし
めたり、また、ノズル穴4だけでなく、小型ブラ
シ43にてノズル3内部を掃除できるものであ
る。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように、便器本体の後部に温風
機からの温風を便器本体内に吹出す温風吹出口を
開口し、温風吹出口の開口部上部を温風の吹出し
方向に突出して平板状のひさしを形成し、このひ
さしの突出寸法を温風吹出口の開口部の上下方向
の寸法以上長く形成しているので、ひさしの先端
と温風吹出口の開口部下部とを結ぶ線が水平面と
なす角度が小水の放出角度(水平面に対する)よ
り小さくなり、男子小水が温風吹出口内に入り込
まないようにでき、またひさしの形状が平板状で
温風吹出し方向に突出した形状になつていること
で、アンモニアの蒸気がひさし内にこもつたりせ
ず、従つてアンモニアも温風吹出口に付着しにく
く、しかも形状が簡単であるとともに他の部材を
必要としないから、製造が容易でコスト的にも有
利であつて劣化もなく、さらに温風吹出口内を掃
除するときにも温風吹出口内が見え易く、掃除も
容易である効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本考案の実施例を示す要部の拡
大断面図、拡大斜視図、第2図は同上の説明図、
第3図は同上の分解斜視図、第4図は同上の実際
例の温風吹出口の拡大断面図、第5図は同上を具
備した局部洗浄装置の電気回路図、第6図は同上
を具備した局部洗浄装置の全体の斜視図、第7図
a,bは夫々同上のノズルの拡大断面図、拡大正
面図、第8図a,bは夫々同上の他のノズルの拡
大断面図、拡大正面図、第9図は同上の清掃状態
を示す説明図、第10図は従来例の便器本体の斜
視図、第11図は同上の一部装置を示す拡大断面
図、第12図は他の従来例の便器本体の断面図で
ある。 1は便器本体、36は温風吹出口、45はひさ
しである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 便器本体の後部に温風機からの温風を便器本
    体内に吹出す温風吹出口を開口し、温風吹出口
    の開口部上部を温風の吹出し方向に突出して平
    板状のひさしを形成し、このひさしの突出寸法
    を温風吹出口の開口部の上下方向の寸法以上長
    く形成して成る局部洗浄装置。 (2) 上記ひさしの下面に水切り突起を突設して成
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の局部洗
    浄装置。
JP17004581U 1981-11-14 1981-11-14 局部洗浄装置 Granted JPS5876677U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17004581U JPS5876677U (ja) 1981-11-14 1981-11-14 局部洗浄装置

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JP17004581U JPS5876677U (ja) 1981-11-14 1981-11-14 局部洗浄装置

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Publication Number Publication Date
JPS5876677U JPS5876677U (ja) 1983-05-24
JPS64453Y2 true JPS64453Y2 (ja) 1989-01-06

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ID=29962011

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JP17004581U Granted JPS5876677U (ja) 1981-11-14 1981-11-14 局部洗浄装置

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