JPS64440Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS64440Y2 JPS64440Y2 JP17963984U JP17963984U JPS64440Y2 JP S64440 Y2 JPS64440 Y2 JP S64440Y2 JP 17963984 U JP17963984 U JP 17963984U JP 17963984 U JP17963984 U JP 17963984U JP S64440 Y2 JPS64440 Y2 JP S64440Y2
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- Japan
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- end plate
- hole
- concrete pile
- fitting
- attached
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- Expired
Links
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Landscapes
- Piles And Underground Anchors (AREA)
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は建造物等の地耐力を向上させるため
に、基礎の地盤に打ち込まれるコンクリートパイ
ルの下端に取り付けられて、その打ち込み孔を掘
り進むために使用される掘進金具に関する。
に、基礎の地盤に打ち込まれるコンクリートパイ
ルの下端に取り付けられて、その打ち込み孔を掘
り進むために使用される掘進金具に関する。
(従来技術)
従来、コンクリートパイルを建造物等の地盤に
打ち込むには、強い圧力をもつた水を鉄管でコン
クリートパイルの下部に噴出させて周囲の土砂を
排除しながら沈下させる工法(射水式くい打ち工
法)や、あらかじめ掘削した埋設用の孔内にコン
クリートパイルを沈設する工法等がある。
打ち込むには、強い圧力をもつた水を鉄管でコン
クリートパイルの下部に噴出させて周囲の土砂を
排除しながら沈下させる工法(射水式くい打ち工
法)や、あらかじめ掘削した埋設用の孔内にコン
クリートパイルを沈設する工法等がある。
そして、実公昭58−33147号には、予め掘削し
た埋設用の孔内にコンクリート製杭を沈設し、設
置最終時に杭を回転させて杭の下端部を支持地盤
に食い込ませ堅固に支持させるようにした工法に
おいて、杭の下端部に取り付けた環状の端板の下
側に羽根金具を放射状に固着したものが示されて
いる。この場合、羽根金具の中心側で端板に孔が
あけられているため、端板の強度が不足する。従
つて、実公昭58−33147号には上記問題を解決す
るため、コンクリート製杭本体の下端面を覆う端
板の中央透孔部を覆うように泥土排除孔を有する
筒体を固着するようにしている。しかし、上記の
様に端板に筒体を固着しても、羽根金具は薄い板
から出来ているため、杭の下端部を支持地盤に食
い込ませる為に杭を回転させて羽根金具により地
盤を掘ると、羽根金具の強度が充分でなく羽根金
具が倒れて杭の下端部が支持地盤に食い込まない
という問題は依然として解決されていない。ま
た、羽根金具の製作は面倒であり、製作のために
多くの工数を必要とする欠点があつた。
た埋設用の孔内にコンクリート製杭を沈設し、設
置最終時に杭を回転させて杭の下端部を支持地盤
に食い込ませ堅固に支持させるようにした工法に
おいて、杭の下端部に取り付けた環状の端板の下
側に羽根金具を放射状に固着したものが示されて
いる。この場合、羽根金具の中心側で端板に孔が
あけられているため、端板の強度が不足する。従
つて、実公昭58−33147号には上記問題を解決す
るため、コンクリート製杭本体の下端面を覆う端
板の中央透孔部を覆うように泥土排除孔を有する
筒体を固着するようにしている。しかし、上記の
様に端板に筒体を固着しても、羽根金具は薄い板
から出来ているため、杭の下端部を支持地盤に食
い込ませる為に杭を回転させて羽根金具により地
盤を掘ると、羽根金具の強度が充分でなく羽根金
具が倒れて杭の下端部が支持地盤に食い込まない
という問題は依然として解決されていない。ま
た、羽根金具の製作は面倒であり、製作のために
多くの工数を必要とする欠点があつた。
(考案が解決しようとする問題点)
この考案は上記に鑑み、コンクリートパイル埋
設用の孔が予め開けられている場合及び開けられ
ていない場合において孔を掘削することができ
て、コンクリートパイルを充分な強度をもつて支
持地盤に食い込ませることができ、かつ羽根金具
のように製作のために多くの工数を必要としない
コンクリートパイルの掘進金具の提供を目的とす
るものである。
設用の孔が予め開けられている場合及び開けられ
ていない場合において孔を掘削することができ
て、コンクリートパイルを充分な強度をもつて支
持地盤に食い込ませることができ、かつ羽根金具
のように製作のために多くの工数を必要としない
コンクリートパイルの掘進金具の提供を目的とす
るものである。
(問題点を解決するための手段)
上記の目的を達成するためこの考案は、中空状
のコンクリートパイルの下端面に取り付けられた
環状の端板と、この端板の下面に円周方向に所定
のピツチで取り付けられた複数のチエーン部材と
からなり、かつこのチエーン部材の自由端部は前
記端板の外周面から外方へ突出するようにしたも
のである。
のコンクリートパイルの下端面に取り付けられた
環状の端板と、この端板の下面に円周方向に所定
のピツチで取り付けられた複数のチエーン部材と
からなり、かつこのチエーン部材の自由端部は前
記端板の外周面から外方へ突出するようにしたも
のである。
(作用)
掘進金具を下端に取り付けたコンクリートパイ
ルをその埋設位置において直立させ、そのままの
状態で、または途中まで開けられた孔内に挿入し
て、従来同様の手段により回転させると、掘進金
具の端板の下面に取り付けられた適数のチエーン
が孔底部の泥を側方に押し除けるようにして孔の
直径を広げつつ推進して孔を所定の深さまで開け
る。
ルをその埋設位置において直立させ、そのままの
状態で、または途中まで開けられた孔内に挿入し
て、従来同様の手段により回転させると、掘進金
具の端板の下面に取り付けられた適数のチエーン
が孔底部の泥を側方に押し除けるようにして孔の
直径を広げつつ推進して孔を所定の深さまで開け
る。
(実施例)
次に、この考案を図面に示す実施例に基づいて
説明する。
説明する。
第1図〜第3図において、コンクリートパイル
のパイル本体1の下面に取りつけられる端板2
は、従来の端板と同様に、中央部に円形の中央孔
3が開けられて環状になつている。端板2には
120度のピツチでボルト孔4が開けられており、
各ボルト孔4の中間には後述する鋼棒11を取り
つける結合孔5が適数開けられている。ここで、
結合孔5の直径はボルト孔4の直径より小さくな
つている。
のパイル本体1の下面に取りつけられる端板2
は、従来の端板と同様に、中央部に円形の中央孔
3が開けられて環状になつている。端板2には
120度のピツチでボルト孔4が開けられており、
各ボルト孔4の中間には後述する鋼棒11を取り
つける結合孔5が適数開けられている。ここで、
結合孔5の直径はボルト孔4の直径より小さくな
つている。
上記のように形成された端板2に対して、市販
の長いチエーンから切り取られて2個のリンク6
aからなるチエーン部材6が、その一方のリング
6aの端部を端板2のボルト孔4にねじ込まれた
ボルト7により端板2に取りつけられる。このよ
うにして、他のボルト孔4にねじ込まれたボルト
7により他のチーン部材6がそれぞれ端板2に取
りつけられると、掘進金具8が形成される。そし
て、この掘進金具8は、コンクリートパイル12
を遠心力を利用した方法により製作する際、その
チエーン部材6を外側にしてパイル本体1に取り
つけられる。この場合、端板2はその各結合孔5
とパイル本体1の他端に配置された端板9の各結
合孔10とに配置された鋼棒11を介してパイル
本体1の一端に一体的に取りつけられる。
の長いチエーンから切り取られて2個のリンク6
aからなるチエーン部材6が、その一方のリング
6aの端部を端板2のボルト孔4にねじ込まれた
ボルト7により端板2に取りつけられる。このよ
うにして、他のボルト孔4にねじ込まれたボルト
7により他のチーン部材6がそれぞれ端板2に取
りつけられると、掘進金具8が形成される。そし
て、この掘進金具8は、コンクリートパイル12
を遠心力を利用した方法により製作する際、その
チエーン部材6を外側にしてパイル本体1に取り
つけられる。この場合、端板2はその各結合孔5
とパイル本体1の他端に配置された端板9の各結
合孔10とに配置された鋼棒11を介してパイル
本体1の一端に一体的に取りつけられる。
上記の構成において、コンクリートパイル12
を埋設箇所に開けられた埋設用孔13に埋設する
には、埋設用孔13にその掘進金具8側を挿入し
てコンクリートパイル12を直立させた後、コン
クリートパイル12の中央孔12aに従来公知の
スパイラルオーガ(図示せず)を挿入し、両者を
従来と同様の方法で回転させる。コンクリートパ
イル12の回転により、掘進金具8も回転しその
3個のチエーン部材6が孔13底部の泥を引つ掻
いて孔13の横方向に押し込みながら進入する。
また、掘進金具8の端板2の中央孔3の下方から
突出するスパイラルオーガの先端は端板2の中央
部の土を中央孔3から運び上げる。この様にし
て、コンクリートパイル12はその下端部が支持
地盤に到達するまで土を掘り進む。この場合、チ
エーン部材6は非常に丈夫であるので、従来の羽
根金具のように倒れることはなく、パイル本体1
の外径よりも大きな外径を有する孔を強力に開け
つつ支持地盤に到達する。そして、コンクリート
パイル12と埋設用の孔13との間に根固め用の
セメントミルクを注入すると、コンクリートパイ
ル12は支持地盤に強固に固定される。
を埋設箇所に開けられた埋設用孔13に埋設する
には、埋設用孔13にその掘進金具8側を挿入し
てコンクリートパイル12を直立させた後、コン
クリートパイル12の中央孔12aに従来公知の
スパイラルオーガ(図示せず)を挿入し、両者を
従来と同様の方法で回転させる。コンクリートパ
イル12の回転により、掘進金具8も回転しその
3個のチエーン部材6が孔13底部の泥を引つ掻
いて孔13の横方向に押し込みながら進入する。
また、掘進金具8の端板2の中央孔3の下方から
突出するスパイラルオーガの先端は端板2の中央
部の土を中央孔3から運び上げる。この様にし
て、コンクリートパイル12はその下端部が支持
地盤に到達するまで土を掘り進む。この場合、チ
エーン部材6は非常に丈夫であるので、従来の羽
根金具のように倒れることはなく、パイル本体1
の外径よりも大きな外径を有する孔を強力に開け
つつ支持地盤に到達する。そして、コンクリート
パイル12と埋設用の孔13との間に根固め用の
セメントミルクを注入すると、コンクリートパイ
ル12は支持地盤に強固に固定される。
以上の説明は、コンクリートパイル12の埋設
位置に埋設用の孔13が開けられている場合につ
いて説明したものでかるが、埋設用の孔が開けら
れていない場合についても同様にして開けること
が出来る。
位置に埋設用の孔13が開けられている場合につ
いて説明したものでかるが、埋設用の孔が開けら
れていない場合についても同様にして開けること
が出来る。
なお、上記実施例においてチエーン部材のリン
グを2個としたが、2個に限定されるものでない
ことは勿論である。
グを2個としたが、2個に限定されるものでない
ことは勿論である。
(考案の効果)
以上の説明から明らかなように、パイル本体の
下端に取りつけられる端板の下面に適数のチエー
ン部材を取り付け掘進金具を形成したので、コン
クリートパイルの埋設中に掘進金具に損傷を生じ
ることがなく、その支持地盤に対して掘進金具を
強力かつ確実に食い込ませることができる。ま
た、コンクリートパイルとともに地中に埋設され
るチエーン部材は市販品を使用すること製作でき
るので、製作に要する材料費や工数が少なくて済
み、掘進金具の製作費を極めて安価にすることが
できる。
下端に取りつけられる端板の下面に適数のチエー
ン部材を取り付け掘進金具を形成したので、コン
クリートパイルの埋設中に掘進金具に損傷を生じ
ることがなく、その支持地盤に対して掘進金具を
強力かつ確実に食い込ませることができる。ま
た、コンクリートパイルとともに地中に埋設され
るチエーン部材は市販品を使用すること製作でき
るので、製作に要する材料費や工数が少なくて済
み、掘進金具の製作費を極めて安価にすることが
できる。
第1図〜第3図はこの考案の一実施例を示し、
第1図は掘進金具の一部切り欠き正面図、第2図
は第1図の平面図、第3図は掘進金具を取りつけ
たコンクリートパイルの一部断面を示す図であ
る。 1……パイル本体、2……端板、3……中央
孔、4……ボルト孔、6……チエーン部材、6a
……リング、8……掘進金具、12……コンクリ
ートパイル、13……埋設用孔。
第1図は掘進金具の一部切り欠き正面図、第2図
は第1図の平面図、第3図は掘進金具を取りつけ
たコンクリートパイルの一部断面を示す図であ
る。 1……パイル本体、2……端板、3……中央
孔、4……ボルト孔、6……チエーン部材、6a
……リング、8……掘進金具、12……コンクリ
ートパイル、13……埋設用孔。
Claims (1)
- 中空状のコンクリートパイルの下端面に取り付
けられた環状の端板と、この端板の下面に円周方
向に所定のピツチで取り付けられた複数のチエー
ン部材とからなり、かつこのチエーン部材の自由
端部は前記端板の外周面から外方へ突出すること
を特徴とするコンクリートパイルの堀進金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17963984U JPS64440Y2 (ja) | 1984-11-26 | 1984-11-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17963984U JPS64440Y2 (ja) | 1984-11-26 | 1984-11-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6193531U JPS6193531U (ja) | 1986-06-17 |
JPS64440Y2 true JPS64440Y2 (ja) | 1989-01-06 |
Family
ID=30737202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17963984U Expired JPS64440Y2 (ja) | 1984-11-26 | 1984-11-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS64440Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-11-26 JP JP17963984U patent/JPS64440Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6193531U (ja) | 1986-06-17 |
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