JPS643760Y2 - - Google Patents

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JPS643760Y2
JPS643760Y2 JP14580281U JP14580281U JPS643760Y2 JP S643760 Y2 JPS643760 Y2 JP S643760Y2 JP 14580281 U JP14580281 U JP 14580281U JP 14580281 U JP14580281 U JP 14580281U JP S643760 Y2 JPS643760 Y2 JP S643760Y2
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JP
Japan
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solar cell
cover glass
conductive adhesive
conductive
panel
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JP14580281U
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JPS5848600U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は太陽電池パネル、さらに詳しく言え
ば、人工衛星等の一次電力源として用いられる太
陽電池素子に導電性コーテイングが施こされたカ
バーグラスを装着し、そのカバーグラス表面間お
よびカバーグラス表面とパネル間を電気的に接続
する太陽電池パネルの実装に関する。
従来、人工衛星等の一次電力源として用いられ
ている太陽電池パネルは、太陽電池素子の受光面
に素子保護用のカバーグラスを接着した太陽電池
をパネルに接着剤で装置されていた。
太陽電池パネルの基本的な構成はパネルと太陽
電池素子、カバーグラスとから成り、それぞれの
太陽電池素子間は導電性の金具で接続されてい
る。それぞれのカバーグラス間およびカバーグラ
スとパネル間は絶縁されており、電気的には完全
に独立した状態である。このような太陽電池パネ
ルを装置した人工衛星等が宇宙空間のホツトプラ
ズマ空間を飛翔すると露出面積の相違のため個々
の構成要素の帯電のされかたが異なり、構成要素
相互間に電位差が生じてアーク放電が起り、衛星
システムの誤動作や故障、観測誤差の原因と考え
られていた。
このような問題を解決するために、一部の人工
衛星には、第1図および第2図に示すような受光
面に導電性コーテイングが施こされたカバーグラ
ス(Conductive Coating Cover Glassといわれ
ている)に導電性コンタクト部2を設けたカバー
グラス1を太陽電池素子3の受光面に装着し、各
カバーグラスのコンタクト部間を金属または導電
性メツキを施した可撓性の接続金具4で接続して
いた。
しかし、カバーグラス1はコンタクト部の蒸着
技術のむずかしさや、コンタクト部位置の精度を
上げるための治工具が必要であり、一般のカバー
グラスに比べ高価であるばかりでなく、製作にも
時間がかかつていた。
各カバーグラスのコンタクト部間の接続には通
常リボン状の銀が用いられている。銀リボンは、
衛星打上げ時等に生じるパネルの振動に充分耐え
得るように、ゆとりを持たせた形状に加工されて
おり、これらをコンタクト部に溶接またはハンダ
付け等をして接続していた。このためコンダクテ
イブコーテイングカバーグラスを採用しない太陽
電池パネルに比べ銀リボンの素材、加工、溶接等
の費用が追加されるが、これらの費用は太陽電池
パネル製作費のうちのかなりの割合を占めるもの
であつた。
また、太陽電池パネルの組立時において、銀リ
ボン等の可撓接続金具を導電性コンタクト部に溶
接やはんだ付け等をする場合、コンタクト部に圧
力を加わえる必要がある。第3図にパラレルギヤ
ツプウエルデイング方式で銀リボンを導電性コン
タクト部に溶接する接続例を示している。この方
式では、コンタクト部に加わる加圧力は0.6〜1.2
Kgである。人工衛星等に搭載されている太陽電池
表面に装着されるカバーグラスで最も多く使用さ
れているのは0.15mmあるいは0.3mmと薄いため、
非常に破壊しやすい。特にコンタクト部等への極
部的な加圧に対しては、破壊しやすく、製造工程
での歩留りも悪くなる。パネルが円筒形の場合
は、わずかではあるがパネルと太陽電池間に隙間
が生ずるため、カバーグラスの破壊する割合は増
加する。電気的性能面からみても、コンタクト部
を有するカバーグラスを使用した太陽電池素子
は、コンタクト部の面積分の出力が減少してしま
う。
また、前記したように、銀リボン等の可撓接続
金具を使用する場合、充分ゆとりをもつた形状
(第2図参照)にしなければならないため、太陽
電池素子間にある程度の間隔を生じさせる必要が
あり太陽電池パネル上における太陽電池の実装効
率を低下させてしまう。
本考案の目的は、前述の問題を解決した、パネ
ル表面を同電位に保ち、衛星機器の誤動作や故障
が防止でき、かつ、低コスト、短時間で製造でき
る太陽電池パネルを提供することにある。
前記目的を達成するために本考案による太陽電
池パネルは基板上に設けられた複数の太陽電池素
子と、前記複数の太陽電池素子間を導通させる接
続金具と、導電性コーテイングが施され、前記太
陽電池素子の受光面に装着されたカバーグラス
と、前記カバーグラス間を電気的に接続する導電
性接着媒体とから構成されている。
上記構成によれば、本考案の目的は完全に達成
される。
以下、図面等を参照して本考案をさらに詳しく
説明する。
第4図は本考案による太陽電池パネルの実施例
を示す断面図および平面図であつて、3は太陽電
池素子、5は導電性コーテイングが施されたコン
タクト部のないカバーグラス、6はカバーグラス
5の表面を電気的に接続する導電性接着媒体、7
は接続金具、8は接続素子、9はコンタクト部、
10は基板、11は接着剤である。
基板10には接着剤11により太陽電池素子3
が接着され、その上にカバーグラス5が装着され
ている。太陽電池素子3は接続金具7によりそれ
ぞれ電気的に接続されており、カバーグラス5は
導電性の接着剤あるいは接着テープ等の導電性接
着媒体6によりそれぞれ電気的に接続されてい
る。カバーグラス5と基板10のコンタクト部9
とは接続素子8により電気的に接続されている。
この接続素子8の接続方法としては導電性テープ
や従来方法で使用していた接続金具を導電性の接
着剤等により接続する方法がとられている。
このように、導電性接着媒体6を使用すること
により、カバーグラスのコンタクト部が不要とな
るので、コンタクト部を蒸着するための治工具や
労力が不要となり、カバーグラスの製造コストの
低減、製作時間の短縮が実現できる。また従来方
式で使用した可撓接続金具も、基板間との接続を
除き、不要となるため素材費、加工費、コンタク
ト部との溶接にかかる費用等も大幅に削減でき
る。
さらに従来方式のように溶接時およびハンダ付
け時にカバーグラスに圧力が加わることもないた
め製造上の歩留りも大幅に向上する。
電気的性能面からみても、コンタクト部を有す
るカバーグラスを使用した場合に比べコンタクト
部の面積分(2×2cm2のカバーグラスの場合約3
%)の出力を増加させることが出来る。また、銀
リボン等のように形状にゆとりをもたせた可撓接
続金具を使用しないので、太陽電池素子間の間隔
をせばめることができ、太陽電池の実装効率を向
上させることができる。
以上説明したように、本考案による太陽電池パ
ネルは、パネル表面を同電位に保ちチヤージ効果
による衛星機器の誤動作や故障を防止し、かつ確
測上の精度を高めることが低コスト化、製造期間
の短縮化および高出力比のもとに行なえるという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来方式で使用していたコンタクト部
を有するコンダクテイブコーテイングカバーグラ
スを示す平面図および側面図、第2図は従来方式
による太陽電池パネルの実装例を示す断面図、第
3図は従来方式での可撓接続金具の接続方式を示
す図、第4図は本考案による太陽電池パネルの実
施例を示す断面図および平面図である。 1……コンタクト部を有するコンダクテイブコ
ーテイングカバーグラス、2……コンタクト部、
3……太陽電池素子、4……可撓接続金具、5…
…コンタクト部のないコンダクテイブコーテイン
グカバーグラス、6……導電性接着媒体、7……
接続金具、8……接続素子、9……コンタクト
部、10……基板、11……接着剤。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 基板上に設けられた複数の太陽電池素子と、
    前記複数の太陽電池素子間を導通させる接続金
    具と、導電性コーテイングが施され、前記太陽
    電池素子の受光面に装着されたカバーグラス
    と、前記カバーグラス間を電気的に接続する導
    電性接着媒体とから構成したことを特徴とする
    太陽電池パネル。 (2) 前記導電性接着媒体は導電性接着剤である実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の太陽電池パ
    ネル。 (3) 前記導電性接着媒体は導電性接着テープであ
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の太陽電
    池パネル。
JP14580281U 1981-09-29 1981-09-29 太陽電池パネル Granted JPS5848600U (ja)

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JP14580281U JPS5848600U (ja) 1981-09-29 1981-09-29 太陽電池パネル

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JP14580281U JPS5848600U (ja) 1981-09-29 1981-09-29 太陽電池パネル

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Publication Number Publication Date
JPS5848600U JPS5848600U (ja) 1983-04-01
JPS643760Y2 true JPS643760Y2 (ja) 1989-02-01

Family

ID=29938720

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JPS5848600U (ja) 1983-04-01

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