JPS643068Y2 - - Google Patents

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JPS643068Y2
JPS643068Y2 JP12351487U JP12351487U JPS643068Y2 JP S643068 Y2 JPS643068 Y2 JP S643068Y2 JP 12351487 U JP12351487 U JP 12351487U JP 12351487 U JP12351487 U JP 12351487U JP S643068 Y2 JPS643068 Y2 JP S643068Y2
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JP
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bottle
light
light diffusing
light source
knurling
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JP12351487U
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JPS63163454U (ja
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えばびん底等の検査に使用する光
拡散装置、特に簡単な構成により例えばびん底の
ゴミ等の異物の有無を検査するに使用して好適な
光拡散装置に関する。
通常、びん詰生産ラインに於ては、洗びん機と
びん詰機との間に、びんの汚損やびん内への異物
の混入の有無を検査する工程が必要である。従
来、かかる検査は、目視検査が多い。目視による
空びん検査作業は、検査が長時間に及ぶと(これ
が普通である)、作業者の眼に疲れが生じ、検査
ミスが多くなる欠点があると共に、人間による目
視検査の処理能力には限界があり、高速検査は、
期待し得ない。
上述の目視検査の欠点を回避するものとして、
光電変換手段を利用した自動空びん検査機も既に
提案されている。斯る光電変換手段を利用した従
来の空びん検査機の一例を第1乃至第2図A,
A1,B及びB1を参照して説明しよう。
第1図に於て、1は例えばCdsの如き光電変換
素子又はビデオカメラ等の光電変換手段で、これ
により例えばびんの如き被検査物体2の被検査領
域、例えばびん2の底3を撮影し、びん底3の内
面の汚損又は異物等をその陰影として捕え、それ
を電気信号として出力し、その電気出力の変化
を、図示せずも検出手段により検出し、びん底3
の内面の汚損や異物の付着の有無を識別してい
る。尚、第1図に於て、4は光源で、これは放物
面鏡41と、その略々焦点に配されたランプ42
とより成り、びん底3に対して、光電変換手段1
とは反対側、図の例では、びん底3の下方に配置
されている。又、光源4とびん底3との間には、
光源4よりの光を平均光とするための、例えば不
透明材又は乳白色の板等より成る光拡散手段5が
配され、これにより光源4よりの光が、平均光と
してびん底3を照射する。
この場合、検知し得るびん底3の汚損の程度
や、混入異物の大小は光源4の明るさや光電変換
手段1の感度を調節することにより選択し得、極
く僅かの異物等をも検出し得るようになせるが、
検出精度はびん底3即ち被検査領域の構造により
制限を受けざるを得ない。即ち、被検査物である
びん2には、その製造工程上、第2図A,A1
示す如き通常バツフルマークと称せられる線6、
或は第2図B,B1に示す如きナーリング(ロー
レツト)と称せられるツブツブ状の突起7、更に
は図示せずもロツト番号又は文字等が、びん底3
の外部に突起状に設けられている。従つて、汚損
等の検出のみを考慮して検出感度を上げると、上
述したバツフルマーク6、ナーリング7等の突起
も、光の陰影として検出され、即ち異常として検
出されてしまい、汚損等のみを正確に検出するこ
とが不可能となる。従つて、バツフルマーク等の
汚損等に無関係な突起は光の陰影として検出せ
ず、汚損等のみを光の陰影として検出し得るよう
に、装置の検出感度を制限する必要がある。
ところで、検出感度を上述の如く制限すると、
検出されるべき汚損等の検出感度も、当然のこと
ながら低下してしまう。従つて、斯る汚損等の検
出感度の低下を回避し、且つ不要なナーリング等
は検出しないようするため、従来に於ては、びん
底3の外面を透明液体に浸して、びん底3の外面
に於ける光の屈折を減少し、びん底3の外面に形
成されているナーリング等の突起の陰影を抑える
方法が考えられる。
然し乍ら、ベルトコンベア等により順次継続し
て搬送されて来るびんを自動的に検査する場合、
上述の如く、びんの底を個々に液体に浸して検査
することは極めて困難である。
従つて、本考案の主目的は、例えばびん底外部
のナーリング等の突起の陰影の形成は回避する
も、びん底内面の汚損又は異物等の陰影は形成し
得るような光拡散装置を提供せんとするものであ
る。
本考案の特徴は、バツフルマーク或いはナーリ
ング等の突起を外表面に有するびん底等の検査に
使用する略々平行光を発する光源とびん底の外表
面との間に配置される光拡散装置に於て、該光拡
散装置を、光源よりびん底の外表面に向かつて粗
さが順次細かくなる複数個の粗面を有する透明材
より成る複数個の光拡散板より構成し、上記複数
個の粗面が互に略々平行且つ上記びん底の外表面
に対しても略々平行となる如く上記複数個の光拡
散板を配置し、上記光拡散装置を通りびん底を通
過する光の上記バツフルマーク等の陰影を最小限
に抑え、びん底の内面上の汚損等の陰影のみを捕
えるようになした光拡散装置に存する。
以下、第3乃至第4図を参照して本考案による
光拡散装置を説明しよう。
第3図は本考案による光拡散装置の一例の断面
図で、この例は夫々光拡散面11a,12a,1
3aを一面に有する透明プラスチツク、ガラス、
又は樹脂材等より成る3枚の光拡散板11,1
2,13より、光拡散装置10を構成した場合で
ある。
この光拡散装置10は、例えばびんの底等の汚
損或は異物の混入等の検査を行うに使用される際
は、第1図の従来例と同様に、光源4とびん底3
との間に配置され、びん2の口部上に配置した光
電変換手段(第1図参照)により、従来と同様に
検査が行われる。
扨て、第3図に示す本考案の例に於ては、光源
4とびん底3との間に配される光拡散装置10の
光拡散板11,12,13の光拡散面11a,1
2a,13aは、夫々各板11,12,13の光
源4側の一面に形成された凹凸より成る粗面であ
る。この際、第3図に示す如く、各光拡散面11
a,12a,13aが夫々互に略々平行且つびん
底3の外表面に対しても略々平行となる如く、各
光拡散板11,12,13は配置される。
この第3図の例では、各粗面、即ち光拡散面1
1a,12a,13aの粗さを光源4よりびん底
3に近づくに従つて、細かくなしている。従つ
て、光源4よりの略々平行光は、光拡散板11の
粗い粗面11aにより、先ず粗く拡散され、この
板11を通過し、次段の光拡散板12の板11の
粗面11aの粗さよりは細い粗さの粗面12aに
より細かく拡散され、板12を通過し、次の光拡
散板13の板12の粗面12aの粗さより更に細
い粗さの粗面13aにより更に細かく拡散され、
板13を通過して被検査びん底3に外面より入射
し、びん底3を通過し、光電変換手段に到る。
このように、光拡散装置10を通過し、最終的
にびん底3に入射する光は、前段の粗い粗面の陰
影の影響は殆んど無く、且つびん底3の外部に形
成される上述の如きナーリング、バツフルマー
ク、文字等の陰影を最小限に抑え、びん底3の内
面上の汚損或は異物等の陰影のみを、光電変換手
段に伝達し得るので、その検出精度が向上すると
共に、この検出を行う光電変換手段の感度を、従
来に比して大いに改善し得ることを、多くの実験
により確認した。
尚、各光拡散板の粗面を形成する凹凸の形状
は、例えば円錐状、角錐状、切頭円錐又は切頭角
錐状等の形状で良く、それ等の配列も、整然とし
たものでも、又ランダムとしたものでも良く、要
は、びん底の外面に設けられたナーリング等の凸
部の陰影を抑える目的を達成する形状、配列なら
ばなんでもよい。
又、光拡散装置10を形成する粗面を有する光
拡散板の数は、第3図の例に限定する必要はな
く、必要に応じ増減し得るものである。
第4図は本考案による光拡散装置の他の例1
0′を示すもので、同図の例10′では、第3図の
例の中間の光拡散板12を省略し、その粗面12
aを、第1段の光拡散板11の粗面11aとは反
対側の面に形成したものである。この第4図の光
拡散装置10′も、第3図の例と全く同様の効果
を奏することは、明らかであろう。
尚、上述は、本考案をナーリング等の凸部をび
ん底の外面に有するびんの底の汚損等の検出に適
用する場合を例に挙げ説明したが、本考案の適用
は、上述の例に限定する必要は全く無く、その他
光の拡散が要求される場合にも適用し得る。
又、本考案の図示の例では、光拡散装置を構成
する各光拡散板は、相互に離れて配置されている
が、こられを互に密着して配置しても、勿論よ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の空びん検査機の略線図、第2図
はびんの底部を示す平面及び側断面図、第3図は
本考案の一例の断面図、第4図は本考案の他の例
の断面図である。 図に於て、10及び10′は光拡散装置、11,
12及び13は光拡散板、11a,12a及び1
3aは粗面を夫々示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バツフルマーク或いはナーリング等の突起を外
    表面に有するびん底等の検査に使用する略々平行
    光を発する光源とびん底の外表面との間に配置さ
    れる光拡散装置に於て、該光拡散装置を光源より
    びん底の外表面に向かつて粗さが順次細かくなる
    複数個の粗面を有する透明材より成る複数個の光
    拡散板より構成し、上記複数個の粗面が互に略々
    平行且つ上記びん底の外表面に対しても略々平行
    となる如く上記複数個の光拡散板を配置し、上記
    光拡散装置を通りびん底を通過する光の上記バツ
    フルマーク等の陰影を最小限に抑え、びん底の内
    面上の汚損等の陰影のみを捕えるようになしたこ
    とを特徴とする光拡散装置。
JP12351487U 1987-08-12 1987-08-12 Expired JPS643068Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12351487U JPS643068Y2 (ja) 1987-08-12 1987-08-12

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JP12351487U JPS643068Y2 (ja) 1987-08-12 1987-08-12

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Publication Number Publication Date
JPS63163454U JPS63163454U (ja) 1988-10-25
JPS643068Y2 true JPS643068Y2 (ja) 1989-01-26

Family

ID=31014689

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JP12351487U Expired JPS643068Y2 (ja) 1987-08-12 1987-08-12

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Families Citing this family (3)

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US5466927A (en) * 1994-04-08 1995-11-14 Owens-Brockway Glass Container Inc. Inspection of translucent containers
KR100645238B1 (ko) 2001-11-22 2006-11-13 타키론 가부시기가이샤 광 확산 시트
JP5343490B2 (ja) * 2008-09-29 2013-11-13 大日本印刷株式会社 プリズムシート、透過型スクリーン、背面投射型表示装置

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JPS63163454U (ja) 1988-10-25

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