JPS643056Y2 - - Google Patents
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- JPS643056Y2 JPS643056Y2 JP12203382U JP12203382U JPS643056Y2 JP S643056 Y2 JPS643056 Y2 JP S643056Y2 JP 12203382 U JP12203382 U JP 12203382U JP 12203382 U JP12203382 U JP 12203382U JP S643056 Y2 JPS643056 Y2 JP S643056Y2
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Landscapes
- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、圧搾板の圧搾膜検査装置に関す
るものである。
るものである。
第1図に示す板基体1の両面に弾性素材から
なる第2図のように圧搾膜2を取り付け、この圧
搾膜2の表面をさらに布4で被覆した第3図に
示す圧搾板4と、板基体5の表面を直接布
3′で被覆した第4図に示す普通板4′とを、第
5図に示すように交互に重合配列して構成される
圧搾式フイルタプレスでは、第6図に示すように
圧搾板4と普通板4′の間に確保される過
室6に原液を送り込み、圧搾板4の板基体1
とこれを被覆する圧搾膜2とで仕切られる加圧室
7に加圧流体を供給して圧搾膜2を過室6側に
加圧膨出させ、それによつて過室6に残留する
ケークを圧搾処理するようにしている。
なる第2図のように圧搾膜2を取り付け、この圧
搾膜2の表面をさらに布4で被覆した第3図に
示す圧搾板4と、板基体5の表面を直接布
3′で被覆した第4図に示す普通板4′とを、第
5図に示すように交互に重合配列して構成される
圧搾式フイルタプレスでは、第6図に示すように
圧搾板4と普通板4′の間に確保される過
室6に原液を送り込み、圧搾板4の板基体1
とこれを被覆する圧搾膜2とで仕切られる加圧室
7に加圧流体を供給して圧搾膜2を過室6側に
加圧膨出させ、それによつて過室6に残留する
ケークを圧搾処理するようにしている。
原液は第5図に示す原液供給口8より各板
4,4′の中央部の原液孔4a,4′aを経て各
過室6…に供給され、各布3,3′を透過した
液は、各板4,4′の枠部近傍に形成される
液流出分路9a,9bより液流出共通路9c
を経て第5図に示す液流出口10に回収され
る。
4,4′の中央部の原液孔4a,4′aを経て各
過室6…に供給され、各布3,3′を透過した
液は、各板4,4′の枠部近傍に形成される
液流出分路9a,9bより液流出共通路9c
を経て第5図に示す液流出口10に回収され
る。
一方、加圧流体は第5図に示す加圧流体供給口
11より各板4,4′の枠部において連通する
加圧流体供給共通路12aを経て、この共通路1
2aから各圧搾板4…の板基体1…に分岐す
る加圧流体供給分路12b…より各加圧室7…に
供給される。
11より各板4,4′の枠部において連通する
加圧流体供給共通路12aを経て、この共通路1
2aから各圧搾板4…の板基体1…に分岐す
る加圧流体供給分路12b…より各加圧室7…に
供給される。
第1図ないし第4図において、1a,2a,5
aは液流出共通路9cを構成する通孔、1b,
2bは液出分路9aを構成する通孔、1c,2
c,5cは加圧流体供給共通路12aを構成する
通孔であり、1d,2d,5dは洗浄液供給共通
路を構成する通孔、1e,2e,5eは洗浄液供
給共通路から分岐し各板4,4′の枠部を経て
各過室6…に連通する洗浄液供給分路を構成す
る通孔、1f,2f,5fは洗浄液排出共通路を
構成する通孔、1g,2g,5gは洗浄液排出共
通路から分岐し各板4,4′の枠部を経て各
過室6…に連通する洗浄液排出分路を構成する通
孔であり、第5図の洗浄液供給口13より供給さ
れた洗浄液が洗浄液供給共通路、洗浄液供給分路
を経て各過室6…を洗浄し、洗浄排液が洗浄液
排出分路および洗浄液排出共通路を経て第5図の
洗浄液排出口14に回収されるようにされてい
る。
aは液流出共通路9cを構成する通孔、1b,
2bは液出分路9aを構成する通孔、1c,2
c,5cは加圧流体供給共通路12aを構成する
通孔であり、1d,2d,5dは洗浄液供給共通
路を構成する通孔、1e,2e,5eは洗浄液供
給共通路から分岐し各板4,4′の枠部を経て
各過室6…に連通する洗浄液供給分路を構成す
る通孔、1f,2f,5fは洗浄液排出共通路を
構成する通孔、1g,2g,5gは洗浄液排出共
通路から分岐し各板4,4′の枠部を経て各
過室6…に連通する洗浄液排出分路を構成する通
孔であり、第5図の洗浄液供給口13より供給さ
れた洗浄液が洗浄液供給共通路、洗浄液供給分路
を経て各過室6…を洗浄し、洗浄排液が洗浄液
排出分路および洗浄液排出共通路を経て第5図の
洗浄液排出口14に回収されるようにされてい
る。
ところが、この種の圧搾式フイルタプレスにお
いて、圧搾板4の圧搾膜2は膨出・収縮動作が
繰り返されるのに加え、つねに被処理液にさらさ
れるため疲労・変質しやすく、原液孔や液孔に
近い部分あるいは他の弱い部分に裂け目や破れ目
が生じやすい。
いて、圧搾板4の圧搾膜2は膨出・収縮動作が
繰り返されるのに加え、つねに被処理液にさらさ
れるため疲労・変質しやすく、原液孔や液孔に
近い部分あるいは他の弱い部分に裂け目や破れ目
が生じやすい。
このような裂け目や破れ目は、原液や液の加
圧室7への流入および加圧流体の過室6への流
入を起し、液汚染やケーク圧搾の低下ないし不
能の原因となるので、この種の圧搾式フイルタプ
レスにあつては圧搾膜の点検作業が不可欠とな
る。
圧室7への流入および加圧流体の過室6への流
入を起し、液汚染やケーク圧搾の低下ないし不
能の原因となるので、この種の圧搾式フイルタプ
レスにあつては圧搾膜の点検作業が不可欠とな
る。
本願出願人はこのような圧擦膜の検査を行う一
手段として、各加圧室のうち任意の被検圧搾膜が
形成する特定の加圧室を他の加圧室と独立閉鎖状
にするとともに、各板ごとに個別に形成した通
孔を介して特定加圧室に加圧流体を供給し、加圧
流体の漏洩の有無を確認することにより圧搾膜の
裂け目や破れ目を検出するようにしたもの(特公
昭56−15289)を先に提案している。
手段として、各加圧室のうち任意の被検圧搾膜が
形成する特定の加圧室を他の加圧室と独立閉鎖状
にするとともに、各板ごとに個別に形成した通
孔を介して特定加圧室に加圧流体を供給し、加圧
流体の漏洩の有無を確認することにより圧搾膜の
裂け目や破れ目を検出するようにしたもの(特公
昭56−15289)を先に提案している。
上記の圧搾膜検査手段によれば、圧搾膜を板
基体から取り外して点検作業者が直接裂け目や破
れ目を見つけるといつた従来の点検処理に比べ、
圧搾膜の取り外しを必要とせず点検作業が容易に
なるとともに点検精度の向上をはかることができ
る。
基体から取り外して点検作業者が直接裂け目や破
れ目を見つけるといつた従来の点検処理に比べ、
圧搾膜の取り外しを必要とせず点検作業が容易に
なるとともに点検精度の向上をはかることができ
る。
しかしながら、この圧搾膜検査手段の場合、各
加圧室ごとにシール材を用いて他の加圧室との独
立閉鎖をはかる必要があるので故障圧搾膜の発見
に手間がかかるばかりでなく、圧搾処理中での点
検が不可能であり、点検作業能率の観点でなお問
題を残している。
加圧室ごとにシール材を用いて他の加圧室との独
立閉鎖をはかる必要があるので故障圧搾膜の発見
に手間がかかるばかりでなく、圧搾処理中での点
検が不可能であり、点検作業能率の観点でなお問
題を残している。
この考案は、従来例における如上の問題点を解
消し、点検作業能率の大幅向上をはかることので
きる圧搾板の圧搾膜検査装置を提供することを
目的とするものである。
消し、点検作業能率の大幅向上をはかることので
きる圧搾板の圧搾膜検査装置を提供することを
目的とするものである。
第7図ないし第15図に基づきこの考案の一実
施例について説明すれば、この圧搾板の圧搾膜
検査装置は、加圧流体供給共通路から各圧搾板
の加圧室に分岐する加圧流体供給分路12′bに
連通するとともに圧搾板基体1′の枠部側面側
に開口する筒体取付穴15と、流入口17a…と
流出口17b…とを有し流出口17b…が加圧流
体供給分路12′bに臨むように筒体取付穴15
に装着され加圧流体供給共通路から送られてくる
加圧流体を流入口17a…より筒内に導入し流出
口17b…より加圧室側に送り出す加圧流体ガイ
ド筒体16と、加圧流体ガイド筒体16内に装置
され加圧流体の流動により回転する回転羽根18
と、加圧流体ガイド筒体16の後端部を封止し筒
体取付穴15の圧搾板基体枠部側面側開口より
板外に臨み回転羽根18の回転状態を透視しう
るようにした透光性栓体19とからなるものであ
る。
施例について説明すれば、この圧搾板の圧搾膜
検査装置は、加圧流体供給共通路から各圧搾板
の加圧室に分岐する加圧流体供給分路12′bに
連通するとともに圧搾板基体1′の枠部側面側
に開口する筒体取付穴15と、流入口17a…と
流出口17b…とを有し流出口17b…が加圧流
体供給分路12′bに臨むように筒体取付穴15
に装着され加圧流体供給共通路から送られてくる
加圧流体を流入口17a…より筒内に導入し流出
口17b…より加圧室側に送り出す加圧流体ガイ
ド筒体16と、加圧流体ガイド筒体16内に装置
され加圧流体の流動により回転する回転羽根18
と、加圧流体ガイド筒体16の後端部を封止し筒
体取付穴15の圧搾板基体枠部側面側開口より
板外に臨み回転羽根18の回転状態を透視しう
るようにした透光性栓体19とからなるものであ
る。
筒体取付穴15は、普通板の耳部に形成され
た通孔と重合して加圧流体供給共通路を構成する
通孔1′cを有する第7図および第8図に示す圧
搾板基体1′の耳部1′kの、通孔1′cを挾み
加圧流体供給分路12′bに対向する部分に形成
して、加圧流体供給分路12′bの加圧流体供給
共通路に近い部分と筒体取付穴15とが直線上に
揃うようにする一方、筒体取付穴15の内周面に
は加圧流体ガイド筒体16を螺着するための雌ね
じ15aを形成している。
た通孔と重合して加圧流体供給共通路を構成する
通孔1′cを有する第7図および第8図に示す圧
搾板基体1′の耳部1′kの、通孔1′cを挾み
加圧流体供給分路12′bに対向する部分に形成
して、加圧流体供給分路12′bの加圧流体供給
共通路に近い部分と筒体取付穴15とが直線上に
揃うようにする一方、筒体取付穴15の内周面に
は加圧流体ガイド筒体16を螺着するための雌ね
じ15aを形成している。
加圧流体ガイド筒体16は、円錐状先端部を有
する前半部と後端にフランジ部20を有する後半
部とを中胴部で螺合して概形ペンシル状に一体化
するようにし、筒内への回転羽根18の装着を容
易に行えるようにしている。
する前半部と後端にフランジ部20を有する後半
部とを中胴部で螺合して概形ペンシル状に一体化
するようにし、筒内への回転羽根18の装着を容
易に行えるようにしている。
加圧流体ガイド筒体16の後部内周面には段部
21を形成し、後部を小径とした透光性栓体19
の肩部19aを前記段部21で受け止めて、透光
性栓体19の抜け止めをはかる一方、透光性栓体
19の外周面に嵌着したパツキン22により透光
性栓体19と加圧流体ガイド筒体16の間の気密
をはかつている。
21を形成し、後部を小径とした透光性栓体19
の肩部19aを前記段部21で受け止めて、透光
性栓体19の抜け止めをはかる一方、透光性栓体
19の外周面に嵌着したパツキン22により透光
性栓体19と加圧流体ガイド筒体16の間の気密
をはかつている。
加圧流体ガイド筒体16の後部外周面には筒体
取付穴15の雌ねじ15aに螺合する雄ねじ16
aを形成する一方、フランジ部20の背面にパツ
キン23を周設して、第14図のように加圧流体
ガイド筒体16を筒体取付穴15へ螺着した取付
状態で、圧搾板基体耳部1′kとフランジ部2
0の間の気密をパツキン23ではかるようにして
いる。
取付穴15の雌ねじ15aに螺合する雄ねじ16
aを形成する一方、フランジ部20の背面にパツ
キン23を周設して、第14図のように加圧流体
ガイド筒体16を筒体取付穴15へ螺着した取付
状態で、圧搾板基体耳部1′kとフランジ部2
0の間の気密をパツキン23ではかるようにして
いる。
加圧流体ガイド筒体16の流入口17a…は、
圧搾板基体1′の通孔1′cに臨む中胴部に複数
縦設する一方、流出口17b…は加圧流体供給分
路12′bに臨む円錐状先端部に複数分設してい
る。
圧搾板基体1′の通孔1′cに臨む中胴部に複数
縦設する一方、流出口17b…は加圧流体供給分
路12′bに臨む円錐状先端部に複数分設してい
る。
回転羽根18は、その回転軸18aを加圧流体
ガイド筒体16の先端部と透光性栓体19との間
に軸架し、加圧流体の流れが整う流出口17b…
に近い部分に翼18b…を形成する一方、透光性
栓体19に近い部分に第13図に示すように放射
状に色区分した回転表示板24を軸着し、透光性
栓体19を介して板外から回転表示板24を透
視できるようにしている。
ガイド筒体16の先端部と透光性栓体19との間
に軸架し、加圧流体の流れが整う流出口17b…
に近い部分に翼18b…を形成する一方、透光性
栓体19に近い部分に第13図に示すように放射
状に色区分した回転表示板24を軸着し、透光性
栓体19を介して板外から回転表示板24を透
視できるようにしている。
圧搾板4と普通板4′を交互に重合配列し
たフイルタプレスにおいて、各圧搾板4…にこ
の圧搾膜検査装置を装着した第15図に示す例で
は、各圧搾板4…の耳部より透光性栓体19…
を介してそれぞれの回転羽根18…の回転表示板
24…が透視できる。
たフイルタプレスにおいて、各圧搾板4…にこ
の圧搾膜検査装置を装着した第15図に示す例で
は、各圧搾板4…の耳部より透光性栓体19…
を介してそれぞれの回転羽根18…の回転表示板
24…が透視できる。
このフイルタプレスにより過処理が行われる
とき、各圧搾板4…の圧搾膜に裂け目や破れ目
がない場合には、加圧流体供給口10より送られ
る加圧流体により各加圧室を構成する圧搾膜が膨
出する圧搾過程において、加圧室と加圧流体供給
口10側の圧力が均衡すると、加圧流体供給分路
12′bへの加圧流体の流入がないので各圧搾
板4…に装着される加圧流体ガイド筒体16内の
回転羽根18は回転しないが、裂け目や破れ目を
有する圧搾膜が存在すると、この圧搾膜で構成さ
れる加圧室にはいつまでも加圧流体の流入が続
き、この加圧室を有する圧搾板4に装着されて
いる加圧流体ガイド筒体16内の回転羽根18は
いつまでも回転しつづける。
とき、各圧搾板4…の圧搾膜に裂け目や破れ目
がない場合には、加圧流体供給口10より送られ
る加圧流体により各加圧室を構成する圧搾膜が膨
出する圧搾過程において、加圧室と加圧流体供給
口10側の圧力が均衡すると、加圧流体供給分路
12′bへの加圧流体の流入がないので各圧搾
板4…に装着される加圧流体ガイド筒体16内の
回転羽根18は回転しないが、裂け目や破れ目を
有する圧搾膜が存在すると、この圧搾膜で構成さ
れる加圧室にはいつまでも加圧流体の流入が続
き、この加圧室を有する圧搾板4に装着されて
いる加圧流体ガイド筒体16内の回転羽根18は
いつまでも回転しつづける。
とくに各加圧流体ガイド筒体16…は、その流
出口17bが加圧流体供給分路12′bに臨むよ
うに装着してあるため、圧搾膜に裂け目・破れ目
のある加圧室に対応する加圧流体ガイド筒体16
の回転羽根18のみが回転することになり、フイ
ルタプレスの側方から一見しただけで、どの加圧
室の圧搾膜に故障があるかをただちに確認するこ
とができる。加圧流体ガイド筒体16の装着を要
しない場合には、この筒体と同径の栓体で筒体取
付穴15を封止すればよい。
出口17bが加圧流体供給分路12′bに臨むよ
うに装着してあるため、圧搾膜に裂け目・破れ目
のある加圧室に対応する加圧流体ガイド筒体16
の回転羽根18のみが回転することになり、フイ
ルタプレスの側方から一見しただけで、どの加圧
室の圧搾膜に故障があるかをただちに確認するこ
とができる。加圧流体ガイド筒体16の装着を要
しない場合には、この筒体と同径の栓体で筒体取
付穴15を封止すればよい。
なお、この実施例では圧搾板4と普通板
4′を交互に重合配列したフイルタプレスに適用
した例について示したため、第15図に示すよう
にフイルタプレス側部において加圧流体ガイド筒
体16…が1つおきに配列されることになるが、
圧搾板のみを重合配列したフイルタプレスにも
同様に適用でき、この場合には各板ごとに加圧
流体ガイド筒体16…が装着されることになる。
4′を交互に重合配列したフイルタプレスに適用
した例について示したため、第15図に示すよう
にフイルタプレス側部において加圧流体ガイド筒
体16…が1つおきに配列されることになるが、
圧搾板のみを重合配列したフイルタプレスにも
同様に適用でき、この場合には各板ごとに加圧
流体ガイド筒体16…が装着されることになる。
第16図はこの考案の他の実施例を示す要部縦
断面図であり、回転軸25aの一端部に磁石26
aを付設した回転表示板25を後部に軸支した栓
体19′で加圧流体ガイド筒体16の後端部封止
をはかるとともに、この栓体19′の前面部で軸
支される筒体内の回転羽根18′の回転軸18′a
の一端部に、回転表示板25の磁石26aに対向
する磁石26bを付設して、板外に臨む回転表
示板25が磁石26a,26b間の磁力作用によ
り筒体内の回転羽根18′に従転するようにした
ものである。
断面図であり、回転軸25aの一端部に磁石26
aを付設した回転表示板25を後部に軸支した栓
体19′で加圧流体ガイド筒体16の後端部封止
をはかるとともに、この栓体19′の前面部で軸
支される筒体内の回転羽根18′の回転軸18′a
の一端部に、回転表示板25の磁石26aに対向
する磁石26bを付設して、板外に臨む回転表
示板25が磁石26a,26b間の磁力作用によ
り筒体内の回転羽根18′に従転するようにした
ものである。
回転表示板25が装置される栓体19′の後部
空間19′bと回転羽根18′の回転軸18′aが
軸支される前面凹部19′cとを仕切る壁部1
9′dの厚みは十分薄く設定して、磁石26a,
26b間の磁力作用が十分働くようにしている。
そのほかの構成については前記実施例と同様であ
る。
空間19′bと回転羽根18′の回転軸18′aが
軸支される前面凹部19′cとを仕切る壁部1
9′dの厚みは十分薄く設定して、磁石26a,
26b間の磁力作用が十分働くようにしている。
そのほかの構成については前記実施例と同様であ
る。
この実施例のように構成することにより、栓体
19′の素材がガラスなどの透光性素材に限定さ
れず材料の選択が自由になるとともに、栓体1
9′を介さず回転表示板25を直接見ることがで
きるので回転羽根18′の回転を容易に確認でき
る。
19′の素材がガラスなどの透光性素材に限定さ
れず材料の選択が自由になるとともに、栓体1
9′を介さず回転表示板25を直接見ることがで
きるので回転羽根18′の回転を容易に確認でき
る。
この考案の圧搾膜検査装置によれば、加圧流体
供給分路12′bに連通する筒体取付穴15を圧
搾板4の枠部端面側に開口させ、流入口17a
と流出口17bを有する加圧流体ガイド筒体16
を筒体取付穴15に装着して流入口17aより流
入する加圧流体を筒体内より流出口17bを経て
加圧室側に案内し、加圧流体ガイド筒体16内に
加圧流体の流動に伴い回転する回転羽根18,1
8′を装置し、加圧流体ガイド筒体16に設けら
れ回転羽根18,18′の回転状態を表示する回
転表示部材(透光性栓体19、回転表示板25)
を筒体取付穴15より板外に臨ませたため、つ
ぎのような効果が得られる。
供給分路12′bに連通する筒体取付穴15を圧
搾板4の枠部端面側に開口させ、流入口17a
と流出口17bを有する加圧流体ガイド筒体16
を筒体取付穴15に装着して流入口17aより流
入する加圧流体を筒体内より流出口17bを経て
加圧室側に案内し、加圧流体ガイド筒体16内に
加圧流体の流動に伴い回転する回転羽根18,1
8′を装置し、加圧流体ガイド筒体16に設けら
れ回転羽根18,18′の回転状態を表示する回
転表示部材(透光性栓体19、回転表示板25)
を筒体取付穴15より板外に臨ませたため、つ
ぎのような効果が得られる。
(イ) 圧搾膜点検のための特別な作業時間を確保す
る必要がなく、フイルタプレスを稼動させたま
ま、その圧搾処理工程のさいに外部より一見す
るだけで容易に圧搾膜故障(裂け目、破れ目)
を発見でき、点検の作業能率が大幅に向上す
る。
る必要がなく、フイルタプレスを稼動させたま
ま、その圧搾処理工程のさいに外部より一見す
るだけで容易に圧搾膜故障(裂け目、破れ目)
を発見でき、点検の作業能率が大幅に向上す
る。
(ロ) 回転羽根18,18′が、各加圧室に対応す
る加圧流体供給分路12′bでの加圧流体の流
動に応動するように装置されるため、どの加圧
室の圧搾膜に故障があるか直ちに確認でき、点
検作業が一層簡単になる。
る加圧流体供給分路12′bでの加圧流体の流
動に応動するように装置されるため、どの加圧
室の圧搾膜に故障があるか直ちに確認でき、点
検作業が一層簡単になる。
第1図、第2図および第3図はそれぞれ圧搾
板基体、圧搾膜および圧搾板の平面図、第4図
は普通板の平面図、第5図は圧搾式フイルタプ
レスの一例を示す一部破断側面図、第6図はその
フイルタプレスの要部水平断面図、第7図および
第8図はそれぞれこの考案の一実施例を示す圧搾
板基体の要部断面図および要部側面図、第9
図、第10図、第11図および第12図はそれぞ
れ加圧流体ガイド筒体の側面図、正面図、背面図
および縦断面図、第13図は回転表示板の平面
図、第14図は加圧流体ガイド筒体の装着状態を
示す断面図、第15図はこの圧搾膜検査装置を適
用したフイルタプレスの一部破断側面図、第16
図はこの考案の他の実施例を示す要部縦断面図で
ある。 1′……圧搾板基体、12′b……加圧流体供
給分路、15……筒体取付穴、16……加圧流体
ガイド筒体、17a……流入口、17b……流出
口、18,18′……回転羽根、19,19′……
透光性栓体、25……回転表示板。
板基体、圧搾膜および圧搾板の平面図、第4図
は普通板の平面図、第5図は圧搾式フイルタプ
レスの一例を示す一部破断側面図、第6図はその
フイルタプレスの要部水平断面図、第7図および
第8図はそれぞれこの考案の一実施例を示す圧搾
板基体の要部断面図および要部側面図、第9
図、第10図、第11図および第12図はそれぞ
れ加圧流体ガイド筒体の側面図、正面図、背面図
および縦断面図、第13図は回転表示板の平面
図、第14図は加圧流体ガイド筒体の装着状態を
示す断面図、第15図はこの圧搾膜検査装置を適
用したフイルタプレスの一部破断側面図、第16
図はこの考案の他の実施例を示す要部縦断面図で
ある。 1′……圧搾板基体、12′b……加圧流体供
給分路、15……筒体取付穴、16……加圧流体
ガイド筒体、17a……流入口、17b……流出
口、18,18′……回転羽根、19,19′……
透光性栓体、25……回転表示板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 加圧流体供給共通路から各圧搾板の加圧室
に分岐する加圧流体供給分路に連通するととも
に圧搾板の枠部端面側に開口する筒体取付
穴、流入口と流出口とを有し流出口が加圧流体
供給分路に臨むように筒体取付穴に装着され加
圧流体供給共通路から送られてくる加圧流体を
流入口より筒内に導入し流出口より加圧室側に
送り出す加圧流体ガイド筒体、加圧流体ガイド
筒体内に装置され加圧流体の流動により回転す
る回転羽根、加圧流体ガイド筒体に設けられ筒
体取付穴の圧搾板枠部端面側開口より板外
に臨み回転羽根の回転状態を表示する回転表示
部材からなる圧搾板の圧搾膜検査装置。 (2) 回転表示部材は、筒体取付穴の圧搾板枠部
端面側開口に臨む加圧流体ガイド筒体後端部を
封止する透光性栓体である実用新案登録請求の
範囲第(1)項記載の圧搾板の圧搾膜検査装置。 (3) 回転表示部材は、回転羽根の回転軸端部に設
けられる磁石に近接して対向する磁石を有し加
圧流体ガイド筒体後端部を封止する栓体に回転
自在に設けられ相互磁石の磁力作用により回転
羽根に従転するようにした回転体である実用新
案登録請求の範囲第(1)項記載の圧搾板の圧搾
膜検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12203382U JPS5925448U (ja) | 1982-08-10 | 1982-08-10 | 圧搾濾板の圧搾膜検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12203382U JPS5925448U (ja) | 1982-08-10 | 1982-08-10 | 圧搾濾板の圧搾膜検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5925448U JPS5925448U (ja) | 1984-02-17 |
JPS643056Y2 true JPS643056Y2 (ja) | 1989-01-26 |
Family
ID=30279090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12203382U Granted JPS5925448U (ja) | 1982-08-10 | 1982-08-10 | 圧搾濾板の圧搾膜検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5925448U (ja) |
-
1982
- 1982-08-10 JP JP12203382U patent/JPS5925448U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5925448U (ja) | 1984-02-17 |
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