JPH07289815A - 圧搾式フイルタプレスの圧搾板における圧搾膜の破れ検出管 - Google Patents
圧搾式フイルタプレスの圧搾板における圧搾膜の破れ検出管Info
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- JPH07289815A JPH07289815A JP6114691A JP11469194A JPH07289815A JP H07289815 A JPH07289815 A JP H07289815A JP 6114691 A JP6114691 A JP 6114691A JP 11469194 A JP11469194 A JP 11469194A JP H07289815 A JPH07289815 A JP H07289815A
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Abstract
の破れを検出するにあたって、締付た濾板を開板しない
で圧搾膜の破れが検出できるようにする。 【構成】圧搾板の基板側面にあるプラグ孔に圧搾膜の破
れを検出する検出菅を差し込む。プラグ孔は、基板を貫
通して基板と圧搾膜間に通じる貫通孔に連通していて
る。検出管の差込み端外周に設けたシール部は検出管と
プラグ孔間をシールする。検出管の途中には開閉弁があ
り、検出管の先端を圧搾流体の供給源に連結する。ま
た、検出管は途中に圧力計を備える。
Description
の圧搾板における圧搾膜の破れ検出管に関する。
列する圧搾式フイルタプレスにおいて圧搾膜の破れを検
出するには、主として各濾板間を開板して各濾板一枚ご
とを目視又は手触りで圧搾膜の破れ位置を捜し出してい
る。
れ検出手段では、破れた圧搾膜を検出するために濾板締
付装置を後退させて各濾板間を濾板開板装置で開板しな
ければならない。その上各圧搾板の圧搾膜に掛かる濾布
を濾板からめくるか又は濾布を濾板から取り外さなけれ
ばならない。さらに、圧搾膜を基板に止め付けているボ
ルト類等を外して圧搾膜の破れを検出する場合はその作
業に時間と手数がかかり厄介である。本発明は、上記従
来の課題を解消することを目的とし、圧搾膜の破れを検
出する際に濾板締付を後退させて開板する必要をなくし
圧搾膜の破れを簡単に検出することができる検出手段を
提供するものである。
明は、開閉弁13の一側に端部15を連結した導管14
の他端部15外周にシール部18を設け、また上記開閉
弁13の他側に端部20を連結した導管19の先端21
を圧搾流体の供給源に連結するようにした、基板8に圧
搾膜10を被せた圧搾式フイルタプレスの圧搾板1にお
ける該圧搾膜10の破れ検出管12であって、上記導管
14に設けたシール部18は、圧搾膜10と基板8間に
外部から圧搾流体を供給するための基板8を貫通する貫
通孔11と該貫通孔11に連通する導管14の他端部1
5間をシールし、また、上記導管14,19を開閉する
開閉弁13は、一端を該開閉弁13に連結し他端側を上
記導管14,19外に出して該開閉弁13を回転するハ
ンドル23を有して、上記圧搾膜10の破れ検出時上記
貫通孔11に連通するプラグ孔9のプラグ栓を除去後、
該プラグ孔9から上記検出管12を差し込むように構成
する。
載した発明において、シール部18は、導管14の外周
に設けたシール押え17上に固定する。
載した発明において、シール部18は、導管14,19
と同材質のものから形成する。
し3のいずれかに記載した発明において、圧力計24
を、検出管の導管の途中に連結する。
たままにして、圧搾板1の基板8外側にあるプラグ孔9
のプラグ栓を抜取る。プラグ栓を抜き取ったプラグ孔9
から基板8の貫通孔11に向けて検出管12のシール部
18を差し込み、検出管12の導管14を貫通孔11に
連通させて該貫通孔11と導管14との間をシールす
る。また、シール部18と反対側の導管19の先端21
を圧搾流体の供給源に連結し、導管14,19に連結し
た開閉弁13のハンドル23を回転して該開閉弁13を
開ける。圧搾流体は導管14,19を通って圧搾板1の
基板8と圧搾膜10間に入る。圧搾膜10が破れている
と、圧搾流体は圧搾膜10の破れ箇所から圧搾膜10の
表面の濾過室側に洩れて他の液孔を通じて外部へ出る。
圧搾膜10に破れが生じていない場合は、圧搾流体が所
定量供給されたところで圧搾流体の供給が止まる。上記
のとおり、圧搾膜10の破れ検出は濾板間を開板しない
で行うことができる。また、濾布3を外す必要がない。
圧搾膜10は、破れを検出した後に基板8から取り外せ
ばよい。また、濾板間を開板したり締め戻したりする必
要がないから、その分作業時間を取らない。
は、圧搾膜10が破れていると、圧搾流体の供給圧力以
下で振れ、また、圧搾膜10が破れていなければ、圧搾
流体の所定の供給圧力で振れる。圧力計24を見てハン
ドル23を調節すれば、圧搾流体の供給操作を短時間で
行うことができ、圧搾膜の破れ検出は能率的である。
搾板1と普通濾板2とを交互に複数枚並べ各濾板間に濾
布3を掛けて締付装置4で締め付けた圧搾式フイルタプ
レスを示す。5は固定板、6は可動板である。また、7
は各濾板を移動可能にして支持する側板で鎖線で示す。
また、上記圧搾板1の基板8の側部にプラグ孔9が開け
てあり、常には、該プラグ孔9は、プラグ栓(図示略)
を詰めて閉止してある。プラグ孔9は、圧搾流体を基板
8と圧搾膜10との間に供給するための基板8を貫通す
貫通孔11に連通している。符号22は、上記貫通孔1
1の基板8面に開口する開口である(図3)。
締付けたフイルタプレスにおいて、圧搾膜10の破れを
検出するため、図1では、先ず固定板5の隣側に位置す
る圧搾板1の上部側面にある上記プラグ栓(図示略)を
除去し、そのプラグ孔9に圧搾膜10の破れを検出する
検出管12が差し込んである。図2は上記検出管12の
正面を示す。すなわち上記検出管12は、開閉弁13の
一側に導管14の端部15を連結し、また、導管14の
他端16部外周にシール押えとしての座17を設けて該
座17上にシール部材としてのゴム環18を固定する。
また、上記開閉弁13の他側に導管19の端部20を連
結し、該導管19の先端21は圧搾流体の供給源に連結
するようにしてある。
8の側面に差し込んで固定したところの詳細を示す。図
4は図3のA−A線断面である。基板8を貫通する貫通
孔11の外側部はその径を拡大して上記プラグ孔9と
し、該プラグ孔9内に上記ゴム環18がはまる。また、
導管14,19を開閉する開閉弁13は、図2に示すと
おり、導管14,19の外側で該開閉弁13を回転操作
するためのハンドル23を有する。ハンドル23の一端
は上記開閉弁13に固定してある。
は圧力計24が連結してある。圧力計24は導管14内
又は圧搾板1の基板8と圧搾膜10間の圧力を測定す
る。また圧力計24は導管14に対して着脱自在にして
ある。
管14の端部16外周に設けたシール押えとしての座1
7上にはめて固定してあるが、座17を設けないで導管
14外周上にゴム環18をはめて固定してもよい。また
上記座17は、導管14の肉厚を厚くして成形したもの
でもよい。ゴム環18は、ポリエイエン樹脂、ポリプロ
ピレン樹脂等の他の樹脂で製作したシール部材で代えて
もよい。また、導管14,19はそれぞれ金属製でも又
ゴム製や合成樹脂製のものであってもよい。また、上記
シール部材の形状、硬さ又は大きさ等は、使用の際耐圧
性を有しかつ密着性のよいものを選定する。
に圧搾膜10を被せた圧搾板1において、該圧搾膜10
の破れを検出するため、上記外耳部に検出管12を差し
込む場合の例を示す。外耳部26には板厚方向に貫通す
る耳孔27があり、該耳部27は、隣接する濾板の外耳
部の耳孔と互いに連通しかつ基板25の前記貫通孔11
と連通する。図5で符号9は、耳部26外側を耳孔27
に向けて貫通するプラグ孔で、常には、プラグ栓(図示
略)を詰めて閉止してある。図示では該プラグ栓を除去
して前記の検出管12を上記プラグ孔9と耳孔27を通
して貫通孔11に差し込んでいる。導管14の座17上
に固定したゴム環18は、耳孔27内周に開口する貫通
孔11の開口周縁に押圧し、導管14と貫通孔11とを
連通させる。なお、圧搾脱水の際、上記耳孔27から基
板8の貫通孔11を通して圧搾膜と基板間に圧搾流体を
供給する。
おいて圧搾膜10の破れを検出しようとするものであ
る。基板28の耳孔29と圧搾膜10の耳孔29とは重
なる。他は上記説明と変わらないから同符号を付けてそ
の説明を省略する。
管12は、圧搾式フイルタプレスは濾板間を締付けたま
まで圧搾板1にあるプラグ孔のプラグ栓を除去し、上記
プラグ孔9から貫通孔11に検出管12を差し込んで使
用する。検出管12の導管19の先端21は圧搾流体の
供給源に連結する。次ぎに、ハンドル23を回転して開
閉弁13を開き、該供給源から導管14,19を通して
圧搾膜1と基板8,25,28間に圧搾流体を供給す
る。圧搾膜1が破れていると圧搾流体は破れ箇所を通し
て他の液孔から外部へ出る。このとき、導管14に連結
した圧力計24を見て上記ハンドル23を適宜に回転す
ると、圧搾流体の供給量を調節しまたその供給停止を即
座に行うことができる。
よる圧搾膜1の破れ検出が終了すると、次ぎに、普通濾
板2一枚隣の圧搾板1に検出管12を差し込む。その差
し込む位置を符号30で示す。以後同様に各圧搾板1の
符号31,32で示す位置に順次検出管12を差し込ん
で、各圧搾膜1の破れを検出する。しかし、配列した圧
搾板1の枚数を考慮して、各圧搾板1に同時にそれぞれ
検出管12を差し込んで使用してもよい。また、上記圧
搾板の基板は、中空の枠体から成る基板であって、その
額縁に圧搾膜を被せるものであってもよい。また、圧搾
式フイルタプレスは、圧搾板のみを配列するものでもよ
く、圧搾板と濾枠とを交互に配列する形式のものであっ
てもよい。
式フイルタプレスの側面図である。
一部を切り欠いて示した正面図である。
5;固定板、6;可動板、7;側板、8;基板、9;プ
ラグ孔、10;圧搾膜、11;貫通孔、12;検出管、
13;開閉弁、14;導管、15;導管の端部、16;
導管の他端、17;座、18;ゴム環、19;導管、2
0;導管の端部、21;導管の先端、22;開口、2
3;ハンドル、24;圧力計、25;基板、26;耳
部、27;耳部、28;基板、29;耳部、30,3
1,32;検出管を差し込む位置。
Claims (4)
- 【請求項1】開閉弁13の一側に端部15を連結した導
管14の他端部15外周にシール部18を設け、また上
記開閉弁13の他側に端部20を連結した導管19の先
端21を圧搾流体の供給源に連結するようにした、基板
8に圧搾膜10を被せた圧搾式フイルタプレスの圧搾板
1における該圧搾膜10の破れ検出管12であって、上
記導管14に設けたシール部18は、圧搾膜10と基板
8間に外部から圧搾流体を供給するための基板8を貫通
する貫通孔11と該貫通孔11に連通する導管14の他
端部15間をシールし、また上記導管14,19を開閉
する開閉弁13は、一端を該開閉弁13に連結し他端側
を上記導管14,19外に出して該開閉弁13を回転す
るハンドル23を有して、上記圧搾膜10の破れ検出時
上記貫通孔11に連通するプラグ孔9のプラグ栓を除去
後、該プラグ孔9から上記検出管12を差し込むように
構成した圧搾式フイルタプレスの圧搾板における圧搾膜
の破れ検出管。 - 【請求項2】シール部18は、導管14の外周に設けた
シール押え17上に固定されたものである請求項1に記
載された圧搾式フイルタプレスの圧搾板における圧搾膜
の破れ検出管。 - 【請求項3】シール部18は、導管14,19と同材質
のものから形成されたものである請求項1に記載された
圧搾式フイルタプレスの圧搾板における圧搾膜の破れ検
出管。 - 【請求項4】圧力計24が、検出管の導管の途中に連結
された請求項1ないし3のいずれかに記載された圧搾式
フイルタプレスの圧搾板における圧搾膜の破れ検出管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6114691A JPH07289815A (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 圧搾式フイルタプレスの圧搾板における圧搾膜の破れ検出管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6114691A JPH07289815A (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 圧搾式フイルタプレスの圧搾板における圧搾膜の破れ検出管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07289815A true JPH07289815A (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=14644225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6114691A Pending JPH07289815A (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 圧搾式フイルタプレスの圧搾板における圧搾膜の破れ検出管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07289815A (ja) |
-
1994
- 1994-04-27 JP JP6114691A patent/JPH07289815A/ja active Pending
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