JPS643013Y2 - - Google Patents

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JPS643013Y2
JPS643013Y2 JP1981008912U JP891281U JPS643013Y2 JP S643013 Y2 JPS643013 Y2 JP S643013Y2 JP 1981008912 U JP1981008912 U JP 1981008912U JP 891281 U JP891281 U JP 891281U JP S643013 Y2 JPS643013 Y2 JP S643013Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
seal ring
fitting
protrusion
fluororesin
inner diameter
Prior art date
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Expired
Application number
JP1981008912U
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English (en)
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JPS57122855U (ja
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  • Gasket Seals (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、加熱蒸気等の高温高圧流体を使用流
体とする配管構造において、ゴムホース等のかわ
りとして鋼管配管の揺動連結部に用いる自在管継
手等に装着して使用するシールリングに関する。
(従来の技術) 従来、自在管継手に装着して使用するシールリ
ングとしては、例えば、実開昭54−165811号公報
に記載されたものが知られている。
この従来のシールリングは、シールリング本体
の内面に球面状の加圧密封面が形成されたもので
あるが、その素材が明確でない上に外周面は凹凸
のない平滑面に形成され、かつ、シールリングの
外径は自在管継手の嵌合部の内径より小さく形成
されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上述のような従来のシールリン
グにあつては、シールリング本体の素材としてフ
ツ素樹脂を使用せず、しかもその外周面に自在管
継手の嵌合部の内径より外径を大きくした突条を
形成していないので、自在管継手の嵌合部に嵌合
させたとき、自在管継手の嵌合部の内面とシール
リングの外面との間にわずかな隙間ができ、そこ
から大量の加熱蒸気が噴出するという問題点があ
つた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような従来のシールリングが
有する問題点に鑑み考案したもので、その目的と
するところは、自在管継手等の嵌合部に容易に嵌
合することができると共に自在管継手等の嵌合部
に装着したとき、シールリングの外面が自在管継
手の内面に密着して加熱蒸気等の使用流体の漏出
を確実に防止することができるシールリングを提
供することにあり、そして、この目的を達成する
ために、本考案では、シールリング本体の素材を
フツ素樹脂とし、同本体の内面に加圧密封面を形
成したシールリングにおいて、同本体の外周面に
圧着嵌合用の突条を形成し、かつ、同突条部分の
外径を、シールリングを嵌合する自在管継手等の
嵌合部の内径より若干大きく形成した構成を採用
した。
(作用) 本考案のシールリングは、シールリング本体を
フツ素樹脂で形成すると共にその外周面に圧着嵌
合用の突条を形成し、かつ同突条部分の外径を、
シールリングを嵌合する部分の内径より若干大き
く形成したので、自在管継手等の嵌合部にシール
リングを嵌合すると突条部分の外径と嵌合部の内
径との差が圧着力として作用し、シールリングの
突条の外周面が嵌合部の内面に圧着して加熱蒸気
等の使用流体の漏出を長期に亘つて確実に防止し
得る。
また、本考案のシールリングは、シールリング
本体をフツ素樹脂で形成しているので、突条の外
径を嵌合部の内径より大きく形成していても、そ
の弾性により嵌合部に容易に装着させることがで
るし、又、フツ素樹脂は耐熱性があるので、使用
流体が高温高圧の流体であつても長期に亘つて、
その密封性を保持することができる。
(実施例) 以下、本考案のシールリングの実施例を図面に
より詳細に説明する。
尚、この実施例を述べるにあたつて、ゴム加硫
用プラントに使用される自在管継手用のシールリ
ングを例にとる。
この実施例のシールリングの構成は、第1図お
よび第2図に示すとおりである。
シールリング本体1は、充分な弾力性を有し、
耐熱性・耐圧性に優れたフツ素樹脂で形成されて
いる。
シールリング本体1の内面には、接触密封面2
aと最初は可動体6の半球面6aと接触せず、接
触密封面2aが摩耗すると接触する非接触凹陥面
2bとからなる加圧密封面2を形成する。また、
同本体1の外周面には、シールリングの挿入側と
反対側の後部に圧着嵌合用の突条3を形成し、か
つ、同突条3を形成したシールリング本体1の装
着状態が圧着嵌合状態となるよう、突条部分の外
径Lは自在管継手の嵌合部の内径L′より若干大き
く形成されている。
尚、第1図及び第2図中、2cで示すものは、
塵除け面である。
したがつて、本実施例のシールリングを自在管
継手に装着するときは、第3図に示すように、外
枠4に形成した嵌合部4aに打込み等の外力を加
えて本実施例のシールリングを挿入して嵌合し、
同シールリングをシールリング押え5により固定
し、かつ、半球面6aを形成した可動体6と前記
シールリングの密封面2を皿バネ7により圧接密
封するものである。
この実施例では、上記構成より成るために、圧
着嵌合用の突条3により、シールリングの装着状
態が圧着嵌合状態になり、シールリングの外周面
に間隙が形成されず、確実に使用流体の漏出を防
止することができる。
つまり、シールリングの素材であるフツ素樹脂
には充分な弾力性があるために、装着状態におい
て突条部分の外径Lと、嵌合部の内径L′との差が
圧着力として作用し、突条部分の周面と嵌合部の
内面とが全く隙間を形成することのない緊密嵌合
状態となるものである。そして、素材のフツ素樹
脂は耐熱性・耐圧性に優れているために、長期に
亘つて、その密封性を保持することができるもの
である。
また、密封手段として他の構成部材を付加する
こともなく、単にシールリングに対して圧着嵌合
用の突条3を形成するだけのものであるから、構
成的にも極めて簡潔である。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成は、この実施例に限られるも
のではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲にお
ける設計変更等があつても本考案に含まれる。
例えば、シールリング本体1の外周面における
突条3の高さ、すなわち、突条部分の外径Lと嵌
合部の内径L′との差は、フツ素樹脂の有する弾力
性を利用して圧着力嵌合できる程度であればよ
い。
また、実施例では、シールリング本体1の加圧
密封面2を接触密封面2aと非接触凹陥面2bと
の複合密封面とした場合を例にとつたが、これに
は限定されず、実施例以外の如何なる密封面であ
つてもよい。
(考案の効果) 本考案のシールリングでは、圧着嵌合用の突条
を形成したシールリング本体の装着状態が圧着嵌
合状態となるよう突条部分の外径を嵌合部の内径
より若干大きく構成しているので、シールリング
本体自身の弾性作用により、シールリング外周部
に間隙が形成されず、簡潔な構造であるにもかか
わらず、加熱蒸気等の高温高圧流体の漏出をほぼ
完全に長期にわたり確実に防止することができる
という効果をあげることができる。
また、本考案では、シールリングをフツ素樹脂
で形成しているので、突条部分の外径を嵌合部の
内径より若干大きく構成していても、嵌合部へ容
易に嵌合させることができるし、又、フツ素樹脂
は耐熱性があるので、使用流体が高温高圧の流体
であつても長期に亘つて、その密封性を保持する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のシールリングの一実施例を示
す斜視図、第2図は同シールリングの縦断面図、
第3図は同シールリングの使用例である自在管継
手を示す縦断面図である。 1……シールリング本体、2……加圧密封面、
3……圧着嵌合用の突条、L……突条部分の外
径、L′……突合部の内径。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シールリング本体の素材をフツ素樹脂とし、同
    本体の内面に加圧密封面を形成したシールリング
    において、同本体の外周面に圧着嵌合用の突条を
    形成し、かつ、同突条部分の外径を、シールリン
    グを嵌合する自在管継手等の嵌合部の内径より若
    干大きく形成したことを特徴とするシールリン
    グ。
JP1981008912U 1981-01-24 1981-01-24 Expired JPS643013Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981008912U JPS643013Y2 (ja) 1981-01-24 1981-01-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981008912U JPS643013Y2 (ja) 1981-01-24 1981-01-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57122855U JPS57122855U (ja) 1982-07-30
JPS643013Y2 true JPS643013Y2 (ja) 1989-01-25

Family

ID=29807054

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981008912U Expired JPS643013Y2 (ja) 1981-01-24 1981-01-24

Country Status (1)

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JP (1) JPS643013Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6144070Y2 (ja) * 1978-05-15 1986-12-12

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Publication number Publication date
JPS57122855U (ja) 1982-07-30

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