JPS642910B2 - - Google Patents
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- JPS642910B2 JPS642910B2 JP54134910A JP13491079A JPS642910B2 JP S642910 B2 JPS642910 B2 JP S642910B2 JP 54134910 A JP54134910 A JP 54134910A JP 13491079 A JP13491079 A JP 13491079A JP S642910 B2 JPS642910 B2 JP S642910B2
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- Japan
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- vessel
- container
- safety
- main
- reactor
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- Expired
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- 239000007787 solid Substances 0.000 claims 1
- DGAQECJNVWCQMB-PUAWFVPOSA-M Ilexoside XXIX Chemical compound C[C@@H]1CC[C@@]2(CC[C@@]3(C(=CC[C@H]4[C@]3(CC[C@@H]5[C@@]4(CC[C@@H](C5(C)C)OS(=O)(=O)[O-])C)C)[C@@H]2[C@]1(C)O)C)C(=O)O[C@H]6[C@@H]([C@H]([C@@H]([C@H](O6)CO)O)O)O.[Na+] DGAQECJNVWCQMB-PUAWFVPOSA-M 0.000 description 8
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 8
- 229910052708 sodium Inorganic materials 0.000 description 8
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は防振機構を備えた原子炉の改良に係り
特に大きな地震力に対する吊下げ型原子炉主容器
の安全性を向上させた原子炉に関する。
特に大きな地震力に対する吊下げ型原子炉主容器
の安全性を向上させた原子炉に関する。
吊下げ型の原子炉容器は、一般に、炉心および
炉心構造物を格納してそれらの周囲に冷却材バウ
ンダリを形成するタンク型主容器と、この主容器
の外側を覆う安全容器で構成されており、これら
両容器は共通の蓋となるルーフスラブに吊下げら
れている。タンク型主容器は、熱応力の緩和と製
作費低減の目的で大口径薄肉構造とされているの
で、地震時のスロツシングやバルジング等、内蔵
流体と主容器壁との連成振動を考慮する必要があ
り、特に吊下げ構造の場合には、各容器の地震挙
動対策として主容器外壁へのサポート構造が必要
とされていた。
炉心構造物を格納してそれらの周囲に冷却材バウ
ンダリを形成するタンク型主容器と、この主容器
の外側を覆う安全容器で構成されており、これら
両容器は共通の蓋となるルーフスラブに吊下げら
れている。タンク型主容器は、熱応力の緩和と製
作費低減の目的で大口径薄肉構造とされているの
で、地震時のスロツシングやバルジング等、内蔵
流体と主容器壁との連成振動を考慮する必要があ
り、特に吊下げ構造の場合には、各容器の地震挙
動対策として主容器外壁へのサポート構造が必要
とされていた。
しかしながら、従来のサポート構造には、種々
の問題点があつた。即ち、例えば、主容器を弾性
ばねまたはオイル利用のダツシユポツトにより安
全容器に支持する方法では、ダンパーに方向性が
生じ、どの方向から来るか予測し得ない地震波に
対して支持力が均一にならない。
の問題点があつた。即ち、例えば、主容器を弾性
ばねまたはオイル利用のダツシユポツトにより安
全容器に支持する方法では、ダンパーに方向性が
生じ、どの方向から来るか予測し得ない地震波に
対して支持力が均一にならない。
また、ダンパーの取付けのため、主容器と安全
容器の双方にダンパー取付部とそれらの補強部を
必要とするが、これらの取付部や補強部を形成す
ると主容器は不均一板厚構造となるため、熱応力
の問題が生じやすく、しかもISI等の障害となる。
均一板厚とするために主容器全体の板厚を増加さ
せると、製作コストが著しく上昇する上に熱応力
の問題が生ずる。
容器の双方にダンパー取付部とそれらの補強部を
必要とするが、これらの取付部や補強部を形成す
ると主容器は不均一板厚構造となるため、熱応力
の問題が生じやすく、しかもISI等の障害となる。
均一板厚とするために主容器全体の板厚を増加さ
せると、製作コストが著しく上昇する上に熱応力
の問題が生ずる。
本発明は、従来装置における上述の如き欠点を
除去すべくなされたもので、構成が容易で、しか
もすぐれた対震性を有する防振機構を備えた原子
炉を提供しようとするものである。
除去すべくなされたもので、構成が容易で、しか
もすぐれた対震性を有する防振機構を備えた原子
炉を提供しようとするものである。
以下図示の実施例につき、本発明の詳細を説明
する。
する。
第1図において、原子炉容器室1には、上端を
ルーフスラブ2に固定し、下端を脚3により原子
炉容器室1の床面に固定した水密構造の安全容器
4が据付けられている。この安全容器内にはそれ
よりも直径および長さがやや小さい容器5が配置
され、その上端はルーフスラブ2に固定されて吊
下げ構造とされている。ルーフスラブ2はその周
縁部分を支持部6上に直接支承されて建屋床面上
に据付けられている。主容器5内には原子炉心7
と炉内構造物8が収納され、また、それらの周囲
には冷却材である液体ナトリウム9が充填されて
いる。また、主容器5と安全容器4との間には流
動性のあるダンパー媒体として液体ナトリウム1
0が充填されている。
ルーフスラブ2に固定し、下端を脚3により原子
炉容器室1の床面に固定した水密構造の安全容器
4が据付けられている。この安全容器内にはそれ
よりも直径および長さがやや小さい容器5が配置
され、その上端はルーフスラブ2に固定されて吊
下げ構造とされている。ルーフスラブ2はその周
縁部分を支持部6上に直接支承されて建屋床面上
に据付けられている。主容器5内には原子炉心7
と炉内構造物8が収納され、また、それらの周囲
には冷却材である液体ナトリウム9が充填されて
いる。また、主容器5と安全容器4との間には流
動性のあるダンパー媒体として液体ナトリウム1
0が充填されている。
上述のように構成された本発明の防振機構にお
いて、運転開始に際してヒートアツプされると主
容器5は主として軸方向に熱膨張するが、その外
周には液体ナトリウムを充填してあるので、主容
器の熱膨張はこの液体ナトリウムの移動によつて
吸収され、従つて安全容器4との間には大きな拘
束力は作用しない。
いて、運転開始に際してヒートアツプされると主
容器5は主として軸方向に熱膨張するが、その外
周には液体ナトリウムを充填してあるので、主容
器の熱膨張はこの液体ナトリウムの移動によつて
吸収され、従つて安全容器4との間には大きな拘
束力は作用しない。
また、地震が発生し、地震波が建屋床から原子
炉容器室1およびルーフスラブ2を伝わつて主容
器5に作用した場合、主容器は加速度を受けて振
動しようとするが、その際には安全容器4との間
に充填された液体ナトリウム10が主容器の加速
度を抑える方向に力を及ぼすので、主容器の受け
る力は緩和され、従つて大きな地震力が作用して
も破損するようなことはない。
炉容器室1およびルーフスラブ2を伝わつて主容
器5に作用した場合、主容器は加速度を受けて振
動しようとするが、その際には安全容器4との間
に充填された液体ナトリウム10が主容器の加速
度を抑える方向に力を及ぼすので、主容器の受け
る力は緩和され、従つて大きな地震力が作用して
も破損するようなことはない。
また、主容器と安全容器の間に充填した液体ナ
トリウムは上述のようにダンパー媒体として機能
するだけでなく、万一、炉心が融解するような事
故が発生した場合には、冷却材として利用できる
ので、安全容器はコアキヤツチヤの機能を持つこ
とになる。
トリウムは上述のようにダンパー媒体として機能
するだけでなく、万一、炉心が融解するような事
故が発生した場合には、冷却材として利用できる
ので、安全容器はコアキヤツチヤの機能を持つこ
とになる。
なお、以上の説明では主容器と安全容器の間に
液体ナトリウムを充填した例につき述べたが、本
発明はこれに限定されるものではなく、例えば第
2図に示す如く、ナツク(Nak)、砂、ボール等
のダンパー媒体11を使用することもできる。ま
た、同図に示すように主容器5の外面に制動用の
ひれ12を突出させておけば、主容器5が加速力
を受けた際の制動力が増加するので耐震性は一段
と向上する。
液体ナトリウムを充填した例につき述べたが、本
発明はこれに限定されるものではなく、例えば第
2図に示す如く、ナツク(Nak)、砂、ボール等
のダンパー媒体11を使用することもできる。ま
た、同図に示すように主容器5の外面に制動用の
ひれ12を突出させておけば、主容器5が加速力
を受けた際の制動力が増加するので耐震性は一段
と向上する。
このように、本発明によれば、従来の弾性ばね
やダツシユポツト等のダンパーの取付けによつて
生じていた局部反力を避けることができ、また、
サポートをとるための主容器の補強は不要とな
り、薄肉構造で熱的問題のない主容器を使用する
ことができる。また、本発明におけるダンパーに
は方向性がないので、いずれの方向からの地震波
に対しても十分に対処することができる。
やダツシユポツト等のダンパーの取付けによつて
生じていた局部反力を避けることができ、また、
サポートをとるための主容器の補強は不要とな
り、薄肉構造で熱的問題のない主容器を使用する
ことができる。また、本発明におけるダンパーに
は方向性がないので、いずれの方向からの地震波
に対しても十分に対処することができる。
第1図と第2図は夫々本発明の一実施例におけ
る主容器の防振機構を示す要部の縦断面図であ
る。 1……原子炉容器室、2……ルーフスラブ、3
……脚、4……安全容器、5……主容器、6……
支持部、7……原子炉炉心、8……炉内構造物、
9,10……液体ナトリウム、11……ダンパー
媒体、12……ひれ。
る主容器の防振機構を示す要部の縦断面図であ
る。 1……原子炉容器室、2……ルーフスラブ、3
……脚、4……安全容器、5……主容器、6……
支持部、7……原子炉炉心、8……炉内構造物、
9,10……液体ナトリウム、11……ダンパー
媒体、12……ひれ。
Claims (1)
- 1 上端をルーフスラブに固定して支持された球
状底面を有する原子炉主容器と、この原子炉主容
器の外側にこれを覆つて設けられた安全容器と、
この安全容器の底部を支える脚と、この原子炉主
容器と安全容器との間に充填された流動性の固体
と、原子炉主容器の球状底面に設けられた制動用
のひれとを具備してなる原子炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13491079A JPS5658692A (en) | 1979-10-19 | 1979-10-19 | Nuclear reactor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13491079A JPS5658692A (en) | 1979-10-19 | 1979-10-19 | Nuclear reactor |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5658692A JPS5658692A (en) | 1981-05-21 |
JPS642910B2 true JPS642910B2 (ja) | 1989-01-19 |
Family
ID=15139378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13491079A Granted JPS5658692A (en) | 1979-10-19 | 1979-10-19 | Nuclear reactor |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5658692A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5824894A (ja) * | 1981-07-10 | 1983-02-14 | 株式会社日立製作所 | 原子炉容器 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4859296A (ja) * | 1971-11-26 | 1973-08-20 | ||
FR2220847B1 (ja) * | 1973-03-07 | 1975-10-31 | Commissariat Energie Atomique |
-
1979
- 1979-10-19 JP JP13491079A patent/JPS5658692A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5658692A (en) | 1981-05-21 |
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