JPS642863Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS642863Y2 JPS642863Y2 JP1983028803U JP2880383U JPS642863Y2 JP S642863 Y2 JPS642863 Y2 JP S642863Y2 JP 1983028803 U JP1983028803 U JP 1983028803U JP 2880383 U JP2880383 U JP 2880383U JP S642863 Y2 JPS642863 Y2 JP S642863Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window glass
- drip rail
- retainer
- attached
- door window
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 claims description 19
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 10
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 3
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車の車体構造に関するもので、主
としてサツシユレスドアのドア窓ガラス前縁部と
フロントピラーとの段差によつて生じる種々の不
具合を解消することを目的とするものである。
としてサツシユレスドアのドア窓ガラス前縁部と
フロントピラーとの段差によつて生じる種々の不
具合を解消することを目的とするものである。
一般に自動車の窓ガラスは第１，２図に示すよ
うに窓ガラス１の全閉状態において、窓ガラス１
の上方部分はボデーアウタ面Ａとの段差を僅小に
することができるが、窓ガラス１の下方部分はド
アＢのアウタ側に取付けられるアウタハンドル機
構Ｃやキーロツク機構Ｄ等によりボデーアウタ面
Ａに近づけることが不可能で段差Ｅが大きくなら
ざるを得ない（例えば実開昭55−15141号公報参
照）。従つてサツシユレスドアの場合、アウタ面
Ａに沿つて後方に流れる走行風が該段差Ｅの大な
るところで渦を生じ、空気抵抗係数の増大をまね
くばかりか、上記渦によつて雨水等の窓ガラス１
への附着量が増大し側面視界を著しく悪化させる
と言う不具合が生じ、且つフロントピラー後縁部
に固着されたウエザストリツプ取付用リテーナと
ドリツプレール外面を覆うドリツプレールモール
との隙間が開き過ぎて外観性を著しく悪化させる
と言う問題をも生じる。
うに窓ガラス１の全閉状態において、窓ガラス１
の上方部分はボデーアウタ面Ａとの段差を僅小に
することができるが、窓ガラス１の下方部分はド
アＢのアウタ側に取付けられるアウタハンドル機
構Ｃやキーロツク機構Ｄ等によりボデーアウタ面
Ａに近づけることが不可能で段差Ｅが大きくなら
ざるを得ない（例えば実開昭55−15141号公報参
照）。従つてサツシユレスドアの場合、アウタ面
Ａに沿つて後方に流れる走行風が該段差Ｅの大な
るところで渦を生じ、空気抵抗係数の増大をまね
くばかりか、上記渦によつて雨水等の窓ガラス１
への附着量が増大し側面視界を著しく悪化させる
と言う不具合が生じ、且つフロントピラー後縁部
に固着されたウエザストリツプ取付用リテーナと
ドリツプレール外面を覆うドリツプレールモール
との隙間が開き過ぎて外観性を著しく悪化させる
と言う問題をも生じる。
本考案は極めて簡単なる構成によつて上記のよ
うな従来の不具合をすべて解消しようとするもの
で、以下本考案を第３，４図の実施例を参照して
説明する。
うな従来の不具合をすべて解消しようとするもの
で、以下本考案を第３，４図の実施例を参照して
説明する。
第３，４図においては１はドア窓ガラス、２は
フロントピラーで、該フロントピラー２の後面２
１部にはルーフのドリツプレールと連なるドリツ
プレール３が固着され、該ドリツプレール３の先
端部にはドリツプレールモール４が装着され、該
ドリツプレールモール４はドリツプレール３の先
端部を覆うと共にフロントピラー２の側外面２２
とほぼ面一に連なるボデーアウタ面を形成してい
る。
フロントピラーで、該フロントピラー２の後面２
１部にはルーフのドリツプレールと連なるドリツ
プレール３が固着され、該ドリツプレール３の先
端部にはドリツプレールモール４が装着され、該
ドリツプレールモール４はドリツプレール３の先
端部を覆うと共にフロントピラー２の側外面２２
とほぼ面一に連なるボデーアウタ面を形成してい
る。
フロントピラー２の後面２１にはリテーナ５が
接合固着され、該リテーナ５にはドア窓ガラス１
の前端縁が弾接するウエザストリツプ６が嵌装支
持されている。
接合固着され、該リテーナ５にはドア窓ガラス１
の前端縁が弾接するウエザストリツプ６が嵌装支
持されている。
前記したようにドア窓ガラス１の上方部分は第
３図に示すようにボデーアウタ面となるドリツプ
レールモール４の面とドア窓ガラス１との段差Ｅ
は僅小であり、リテーナ５の側外面端部とモール
４の基部との隙間は極めて小であるが、ドア窓ガ
ラス１のドア肩部に近い部分では第４図鎖線示の
ように段差Ｅが大となる。
３図に示すようにボデーアウタ面となるドリツプ
レールモール４の面とドア窓ガラス１との段差Ｅ
は僅小であり、リテーナ５の側外面端部とモール
４の基部との隙間は極めて小であるが、ドア窓ガ
ラス１のドア肩部に近い部分では第４図鎖線示の
ように段差Ｅが大となる。
そこで本考案では上記段差Ｅが大となるフロン
トピラー２の下方部分のドリツプレール３の側外
方への突出部を第４図実線示のようにリテーナ５
の側外面方向に折曲形成して該ドリツプレール３
の先端部に装着されたモール４の基部とリテーナ
５の側外面端部との隙間δを窓ガラス１の上方部
における隙間とほぼ同程度に小さくし、モール４
によつて形成されるボデーアウタ面が内側に自然
なカーブにて廻り込んだ状態となつて該ボデーア
ウタラインに沿つて後方に流れる走行風が第４図
実線矢印Ｇのようにスムーズにドア窓ガラス１の
アウタ面に沿い、該部での渦の発生を大幅に低減
し得るようにしたものである。
トピラー２の下方部分のドリツプレール３の側外
方への突出部を第４図実線示のようにリテーナ５
の側外面方向に折曲形成して該ドリツプレール３
の先端部に装着されたモール４の基部とリテーナ
５の側外面端部との隙間δを窓ガラス１の上方部
における隙間とほぼ同程度に小さくし、モール４
によつて形成されるボデーアウタ面が内側に自然
なカーブにて廻り込んだ状態となつて該ボデーア
ウタラインに沿つて後方に流れる走行風が第４図
実線矢印Ｇのようにスムーズにドア窓ガラス１の
アウタ面に沿い、該部での渦の発生を大幅に低減
し得るようにしたものである。
上記ドリツプレール３の側外方への突出部の折
曲角度αは、上部から下方部にかけて段差Ｅが大
きくなるに従い除々にαを大として行き、上方か
ら下方にかけてドリツプレールモール４の基部と
リテーナ５の側外面端部との隙間δがすべてほぼ
同一となるようにしており、このようにすること
によりドア窓ガラス１の上方から下方部にかけて
すべて渦の発生を大幅に低減し得るばかりか、外
観性の著しい向上をはかり得るものである。尚第
１図乃至第４図においてＦはフロント窓ガラスを
示している。
曲角度αは、上部から下方部にかけて段差Ｅが大
きくなるに従い除々にαを大として行き、上方か
ら下方にかけてドリツプレールモール４の基部と
リテーナ５の側外面端部との隙間δがすべてほぼ
同一となるようにしており、このようにすること
によりドア窓ガラス１の上方から下方部にかけて
すべて渦の発生を大幅に低減し得るばかりか、外
観性の著しい向上をはかり得るものである。尚第
１図乃至第４図においてＦはフロント窓ガラスを
示している。
以上のように本考案によれば極めて簡単なる構
成により、ボデーアウタラインとドア窓ガラスと
の大きな段差によつて生じる空気流の渦及び該渦
発生に伴なう空気抵抗係数の増大、雨水等のガラ
ス面への附着量増大、それによる側面視界不良等
の従来の不具合をすべて解消し得るばかりか、外
観性の著しい向上をもはかり得るもので、実用上
多大の効果をもたらし得るものである。
成により、ボデーアウタラインとドア窓ガラスと
の大きな段差によつて生じる空気流の渦及び該渦
発生に伴なう空気抵抗係数の増大、雨水等のガラ
ス面への附着量増大、それによる側面視界不良等
の従来の不具合をすべて解消し得るばかりか、外
観性の著しい向上をもはかり得るもので、実用上
多大の効果をもたらし得るものである。
第１図は本考案を適用すべきサツシユレスドア
をもつ自動車の要部側面図、第２図は第１図のＸ
−Ｘ断面図でドア窓ガラスとボデーアウタライン
との関係を示すものである。第３図及び第４図は
本考案の実施例を示すもので、第３図は第１図の
Ｙ−Ｙ、第４図は第１図のＺ−Ｚに相当する部分
の各断面図である。 １……ドア窓ガラス、２……フロントピラー、
３……ドリツプレール、４……ドリツプレールモ
ール、５……リテーナ、６……ウエザストリツ
プ。
をもつ自動車の要部側面図、第２図は第１図のＸ
−Ｘ断面図でドア窓ガラスとボデーアウタライン
との関係を示すものである。第３図及び第４図は
本考案の実施例を示すもので、第３図は第１図の
Ｙ−Ｙ、第４図は第１図のＺ−Ｚに相当する部分
の各断面図である。 １……ドア窓ガラス、２……フロントピラー、
３……ドリツプレール、４……ドリツプレールモ
ール、５……リテーナ、６……ウエザストリツ
プ。
Claims (1)
- サツシユレスのドア窓ガラスの前縁部が弾接す
るウエザストリツプをフロントピラー後面部にリ
テーナを介して取付けた自動車において、該フロ
ントピラーにその後面部から側外方に突出させて
取付けたドリツプレールの該側外方への突出部
を、上方から下方にかけて順次折曲角が大となる
よう、上記リテーナの側外方端部側に折曲形成
し、該ドリツプレールの突出端部に基部を装着し
先端部がフロントピラーの側外面にほぼ面一に連
なるドリツプレールモールの該基部と上記リテー
ナの側外方端部との隙間を上方から下方にかけて
ほぼ一定となるよう構成したことを特徴とする自
動車の車体構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983028803U JPS59135219U (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 自動車の車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983028803U JPS59135219U (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 自動車の車体構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59135219U JPS59135219U (ja) | 1984-09-10 |
| JPS642863Y2 true JPS642863Y2 (ja) | 1989-01-24 |
Family
ID=30159685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1983028803U Granted JPS59135219U (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 自動車の車体構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59135219U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011255758A (ja) * | 2010-06-08 | 2011-12-22 | Toyota Motor Corp | 車両のフロントピラー構造 |
-
1983
- 1983-02-28 JP JP1983028803U patent/JPS59135219U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011255758A (ja) * | 2010-06-08 | 2011-12-22 | Toyota Motor Corp | 車両のフロントピラー構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59135219U (ja) | 1984-09-10 |
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