JPS642812Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS642812Y2 JPS642812Y2 JP13607382U JP13607382U JPS642812Y2 JP S642812 Y2 JPS642812 Y2 JP S642812Y2 JP 13607382 U JP13607382 U JP 13607382U JP 13607382 U JP13607382 U JP 13607382U JP S642812 Y2 JPS642812 Y2 JP S642812Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sash
- center
- frame
- window
- section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 claims description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Window Of Vehicle (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車輌用引違い窓におけるセンターサツ
シユの取付構造に関する。従来、引違い窓におけ
る窓枠のセンターサツシユはその上・下端をサツ
シユフレームに当接し、小ねじによつて固定され
ている。このようなセンターサツシユの取付構造
にあつては、サツシユフレームや窓ガラスの上下
方向の寸法のバラツキによつて第６図ないし第１
図に概略を示したように，センターサツシユが変
形し、ガラス面と一定した間隙を確保することが
できず，窓ガラスの開閉操作力が重くなり、場合
によつては防水性を損ねるといつた不具合があつ
た。第６図および第９図の実線で示す窓枠は，第
７図および第１０図においてセンターサツシユ３
と窓ガラス５の間隙Ｓは一定に確保されている
が，第６図，第９図の点線で示す窓枠の上下寸法
Ｈの＋αあるいは−αのバラツキにより，サツシ
ユフレーム２に較べて剛性の小さいセンターサツ
シユ３は第８図あるいは第１１図の点線のように
変形（伸び，たわみ）し，センターサツシユ３と
窓ガラス５との間隙Ｓは一定の寸法を確保するこ
とが出来ず，特にＦ，F′点付近での摺動抵抗が大
きくなる。また他方において、センターサツシユ
の上下端をサツシユフレームに貫通させたものも
知られているが貫通部よりの雨水の侵入を押える
ためのシールキヤツプを必要としコスト高になる
欠点がある。
シユの取付構造に関する。従来、引違い窓におけ
る窓枠のセンターサツシユはその上・下端をサツ
シユフレームに当接し、小ねじによつて固定され
ている。このようなセンターサツシユの取付構造
にあつては、サツシユフレームや窓ガラスの上下
方向の寸法のバラツキによつて第６図ないし第１
図に概略を示したように，センターサツシユが変
形し、ガラス面と一定した間隙を確保することが
できず，窓ガラスの開閉操作力が重くなり、場合
によつては防水性を損ねるといつた不具合があつ
た。第６図および第９図の実線で示す窓枠は，第
７図および第１０図においてセンターサツシユ３
と窓ガラス５の間隙Ｓは一定に確保されている
が，第６図，第９図の点線で示す窓枠の上下寸法
Ｈの＋αあるいは−αのバラツキにより，サツシ
ユフレーム２に較べて剛性の小さいセンターサツ
シユ３は第８図あるいは第１１図の点線のように
変形（伸び，たわみ）し，センターサツシユ３と
窓ガラス５との間隙Ｓは一定の寸法を確保するこ
とが出来ず，特にＦ，F′点付近での摺動抵抗が大
きくなる。また他方において、センターサツシユ
の上下端をサツシユフレームに貫通させたものも
知られているが貫通部よりの雨水の侵入を押える
ためのシールキヤツプを必要としコスト高になる
欠点がある。
本考案はこのような問題を解消したもので，セ
ンターサツシユの一端をサツシユフレームの断面
中央部に垂下するフランジの切欠き折り曲げ部に
固定し，他端をサツシユフレームの断面中央部に
起立するフランジの切欠き端がセンターサツシユ
の溝内に挟持されるように上下方向に摺動自在に
嵌挿するだけでセンターサツシユフレームに取り
付けるようにしたことを特徴とするものである。
ンターサツシユの一端をサツシユフレームの断面
中央部に垂下するフランジの切欠き折り曲げ部に
固定し，他端をサツシユフレームの断面中央部に
起立するフランジの切欠き端がセンターサツシユ
の溝内に挟持されるように上下方向に摺動自在に
嵌挿するだけでセンターサツシユフレームに取り
付けるようにしたことを特徴とするものである。
以下、本考案の実施例を図面により説明する。
第１図は窓枠１の全体斜視図で，矩形に形成され
た略『山』形断面をなすサツシユフレーム２の左
右方向中央部に，両端に溝３１を有する略Ｈ字断
面をなすセンターサツシユ３を，第２図および第
３図に示す取付構造により窓枠１を構成してい
る。すなわち、第２図において、２１はサツシユ
フレーム下縁で，その断面中央部に上向きに起立
したフランジ２２を有しフランジ２２の一部を切
欠いてフランジ２３を折り曲げてなるフランジ端
２４をセンターサツシユ３の溝３１内に挟持する
ように嵌挿してセンターサツシユ３を係止する。
センターサツシユ３の下端３２と前記の折り曲げ
たフランジ２３とは第４図に示すように上下方向
に間隙Ｇを持たせ、嵌挿挟持したサツシユフレー
ム下縁２１のフランジ２２をガイドにしてセンタ
ーサツシユ３を該センターサツシユ３の溝３１に
より上下方向に摺動自在に構成すると共に，第５
図に示すように前記フランジ２２のフランジ端２
４でセンターサツシユ３の取り付け平面上の位置
を規制する。つぎに，第３図において，２５はサ
ツシユフレーム上縁で，その断面中央部に下向き
に垂下したフランジ２６の一部を折り曲げて当接
片２７を形成して，センターサツシユの上端３３
を前記当接片２７に当接し，サツシユフレーム上
縁２５の上面より小ねじ４によりセンターサツシ
ユ３の溝３１にねじ込んでセンターサツシユ３を
固定する。なおセンターサツシユ３の上・下端の
取付構造は本実施例と上下逆の態様にすることも
できる。
第１図は窓枠１の全体斜視図で，矩形に形成され
た略『山』形断面をなすサツシユフレーム２の左
右方向中央部に，両端に溝３１を有する略Ｈ字断
面をなすセンターサツシユ３を，第２図および第
３図に示す取付構造により窓枠１を構成してい
る。すなわち、第２図において、２１はサツシユ
フレーム下縁で，その断面中央部に上向きに起立
したフランジ２２を有しフランジ２２の一部を切
欠いてフランジ２３を折り曲げてなるフランジ端
２４をセンターサツシユ３の溝３１内に挟持する
ように嵌挿してセンターサツシユ３を係止する。
センターサツシユ３の下端３２と前記の折り曲げ
たフランジ２３とは第４図に示すように上下方向
に間隙Ｇを持たせ、嵌挿挟持したサツシユフレー
ム下縁２１のフランジ２２をガイドにしてセンタ
ーサツシユ３を該センターサツシユ３の溝３１に
より上下方向に摺動自在に構成すると共に，第５
図に示すように前記フランジ２２のフランジ端２
４でセンターサツシユ３の取り付け平面上の位置
を規制する。つぎに，第３図において，２５はサ
ツシユフレーム上縁で，その断面中央部に下向き
に垂下したフランジ２６の一部を折り曲げて当接
片２７を形成して，センターサツシユの上端３３
を前記当接片２７に当接し，サツシユフレーム上
縁２５の上面より小ねじ４によりセンターサツシ
ユ３の溝３１にねじ込んでセンターサツシユ３を
固定する。なおセンターサツシユ３の上・下端の
取付構造は本実施例と上下逆の態様にすることも
できる。
このように構成された本考案の窓枠のセンター
サツシユ取付構造は，サツシユフレームより剛性
の小さいセンターサツシユが伸び，またはたわみ
等の変形を起すことなく上下方向に摺動してサツ
シユフレーム等の上下方向の寸法のバラツキを吸
収するという作用を有し，サツシユフレームのフ
ランジを利用するだけの簡単な構造で窓ガラスと
センターサツシユとを一定間隙に確保し，常に安
定した窓ガラスの開閉力を得る効果がある。更
に，組付作業も容易でコスト的にも安価な利点を
有し，防水性も全く問題がない。
サツシユ取付構造は，サツシユフレームより剛性
の小さいセンターサツシユが伸び，またはたわみ
等の変形を起すことなく上下方向に摺動してサツ
シユフレーム等の上下方向の寸法のバラツキを吸
収するという作用を有し，サツシユフレームのフ
ランジを利用するだけの簡単な構造で窓ガラスと
センターサツシユとを一定間隙に確保し，常に安
定した窓ガラスの開閉力を得る効果がある。更
に，組付作業も容易でコスト的にも安価な利点を
有し，防水性も全く問題がない。
第１図は本考案の窓枠の全体斜視図、第２図は
第１図におけるＡ部の拡大斜視図、第３図は第１
図におけるＪ部の拡大斜視図、第４図は第１図に
おけるBB線断面図、第５図は第１図におけるCC
線断面図、第６図ないし第１１図は窓枠の変形態
様概略説明図で、第６図および第９図は窓枠正面
図、第７図および第８図は第６図におけるDD線
断面図、第１０図および第１１図は第９図におけ
るEE線断面図であり、第７図および第１０図は
窓枠変形前を示し、第８図および第１１図は窓枠
変形後を示す。なお，第６図ないし第１１図にお
いて点線は窓枠の変形時を示す。 １……窓枠、２……サツシユフレーム、３……
センターサツシユ、２２……サツシユフレームの
断面中央に起立するフランジ。
第１図におけるＡ部の拡大斜視図、第３図は第１
図におけるＪ部の拡大斜視図、第４図は第１図に
おけるBB線断面図、第５図は第１図におけるCC
線断面図、第６図ないし第１１図は窓枠の変形態
様概略説明図で、第６図および第９図は窓枠正面
図、第７図および第８図は第６図におけるDD線
断面図、第１０図および第１１図は第９図におけ
るEE線断面図であり、第７図および第１０図は
窓枠変形前を示し、第８図および第１１図は窓枠
変形後を示す。なお，第６図ないし第１１図にお
いて点線は窓枠の変形時を示す。 １……窓枠、２……サツシユフレーム、３……
センターサツシユ、２２……サツシユフレームの
断面中央に起立するフランジ。
Claims (1)
- 車輌用引違い窓の窓枠を構成する略『山』形断
面をなすサツシユフレームと、該サツシユフレー
ムに嵌合された２枚の窓ガラスのラツプ部に設け
られ両側縁に溝を有し略Ｈ字形断面をなすセンタ
ーサツシユとの取付構造において、前記センター
サツシユの一端をサツシユフレームの断面中央部
フランジの切欠き折り曲げ部に固定し、他端をサ
ツシユフレームの断面中央部フランジの切欠き端
がセンターサツシユの溝内に挟持されるように上
下方向に摺動自在に嵌挿してなる車輌用引違い窓
のセンターサツシユ取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13607382U JPS5939211U (ja) | 1982-09-08 | 1982-09-08 | 車輛用引違い窓のセンタ−サツシユ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13607382U JPS5939211U (ja) | 1982-09-08 | 1982-09-08 | 車輛用引違い窓のセンタ−サツシユ取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5939211U JPS5939211U (ja) | 1984-03-13 |
| JPS642812Y2 true JPS642812Y2 (ja) | 1989-01-24 |
Family
ID=30306062
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13607382U Granted JPS5939211U (ja) | 1982-09-08 | 1982-09-08 | 車輛用引違い窓のセンタ−サツシユ取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5939211U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5950817U (ja) * | 1982-09-28 | 1984-04-04 | ダイハツ工業株式会社 | 車両用引違い窓におけるセンタ−サツシユの取付構造 |
-
1982
- 1982-09-08 JP JP13607382U patent/JPS5939211U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5939211U (ja) | 1984-03-13 |
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