JPS642742B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS642742B2
JPS642742B2 JP8712482A JP8712482A JPS642742B2 JP S642742 B2 JPS642742 B2 JP S642742B2 JP 8712482 A JP8712482 A JP 8712482A JP 8712482 A JP8712482 A JP 8712482A JP S642742 B2 JPS642742 B2 JP S642742B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
girder
concrete
beams
floor
gutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8712482A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58204243A (ja
Inventor
Sukezo Ishimura
Masao Kimura
Masami Kuromya
Takashi Takahashi
Toshiro Hojo
Fusazo Ooe
Yoshio Yamaguchi
Kaoru Mori
Masachika Konki
Haruhiko Okamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takenaka Komuten Co Ltd filed Critical Takenaka Komuten Co Ltd
Priority to JP8712482A priority Critical patent/JPS58204243A/ja
Publication of JPS58204243A publication Critical patent/JPS58204243A/ja
Publication of JPS642742B2 publication Critical patent/JPS642742B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)
  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、多層階建築物の中で最も一般的であ
りかつ経済的な構造形式であるところの鉄筋コン
クリート造り建築物の構築方法に関する。
鉄筋コンクリート造り建築物の躯体は、一般に
柱、大梁、小梁、床版壁、階段などから構成され
ており、そのうちの主要構造である大梁、小梁、
床版をコンクリート打設により構築するにあたつ
て、従来では第13図で示すように大梁作製用型
枠06、小梁作製用型枠07、床版作製用型枠0
8を各別に組立て、これらを端太材09及び林立
パイプサポート010を介して支保させた上で躯
体コンクリートを打設する手段が採られていた。
また、このような型枠支保工に用いるパイプサポ
ートは通常5m位までのものが実用限界長であり、
5mを越える階高のものを構築するためには、サ
ポートの下に架設ステージを架設する必要があつ
て、何れにしても大梁、小梁、床版の構築に際し
て使用する資材及び労力が膨大であり、そのため
の費用及び時間が全工事費及び全工事期間に占め
る割合が非常に大きい。また、コンクリート打設
後で所定の養生期間(通常4週間位)が経過する
まで型枠、支保工、ステージを解体することがで
きないこと、更には解体作業完了後にその使用資
材を搬出して工事場の片付け、清掃を行なわなけ
れば後続の仕上工事等に着手できないこと等も加
わつて、工期が一段と延長化されるものであつ
た。加えて、膨大な資材の搬入搬出、組立分解が
高所作業であり、それだけ危険率が増大する問題
もあつた。
本発明は、かかる実情に鑑み、省資材化、省力
化による大幅な工期短縮、工費低減、及び施工精
度ならびに強度の向上が図れる鉄筋コンクリート
造り建築物の構築方法を提案する点に目的があ
る。
上記目的を達成すべく創意工夫された本発明に
よる鉄筋コンクリート造り建築物の構築方法の要
旨は、鉄筋コンクリート造り建築物の主要構造で
ある柱、大梁、小梁、床版を構築するに、 (イ) 柱を、その上端部よりも上方に埋設鉄筋が露
出する状態で梁下端まで構築する、 (ロ) プレキヤストコンクリート製の大梁を、上方
開放の樋状に形成し、相隣る柱の上端面間に架
設する、 (ハ) プレキヤストコンクリート製の小梁を、前記
大梁の樋状構部を横断しないで溝側壁に支架さ
れる寸法に長さ設定して、前記大梁を支点とし
て架設する、 (ロ) プレキヤストコンクリート大梁を前記柱又は
前記柱及び仮設支柱の上に架設する、 (ハ) プレキヤストコンクリート小梁を前記大梁を
支点として架設する、 (ニ) 前記大梁及び小梁の上に、床版の一部となる
プレキヤストコンクリート版又は軽量鋼製床型
枠を敷設する、 (ホ) 躯体コンクリートを打設する、 の工程を経て構築することにある。
即ち、鉄筋コンクリート造り建築物の主要構造
であつて、従来方法においては使用していた大
梁、小梁、床版用の各型枠およびそれらの支保
工、更に階高が大なる場合のステージ構成材とい
つた工事場内での資材や仮設材の使用を省略ない
しは極減し、併せてそれの搬入搬出や組立分解作
業に必要な労力、時間の節減、及び高所での危検
作業の削減を図り、かつ、床版上に仮設物が殆ん
どないので、コンクリート打設後、直ちに後続の
仕上工事等に着手することができ、もつて、全体
として能率施工により工期短縮、工費低減が達成
できる。しかも、現場施工では煩雑な作業となり
易い大梁、小梁を共にプレキヤスト化すること
と、全体施工自身がシンプルになることとによつ
て、施工精度の著しい向上をも達成できるに至つ
た。
さらに、前記大梁は、躯体コンクリートの打設
時にそのコンクリートが入り込み易い上方開法の
樋状に形成されており、床版との一体化が良好に
行われ易く、また、中間で支える小梁の存在によ
つて樋状溝部内のコンクリートが分断される構造
でもないので、梁全体を一体物として高強度の構
造を得やすい。そのうえ、柱上端面に露出する鉄
筋も、躯体コンクリートの打設時の芯材として作
用し、柱との一体化も良好に図り易い利点があ
る。
以下本発明方法の実施例を図面に基づいてその
工程順に詳述する。
(イ) 第1図で示すように、柱作製用型枠11内に
柱筋12を挿設した状態で前記型枠11内にコ
ンクリート13を打設することにより、鉄筋入
り柱1を、上端面から埋設鉄筋の上端側が露出
する状態で梁下端の高さまで構築する。
(ロ) 第2図で示すように、上方開放の樋状などの
特珠形状(第7図、第8図参照)に形成された
プレキヤストコンクリート製の大梁2を、前記
柱1及び状況に応じて適当本数立設した仮設支
柱1の上に、クレーン等を介して建込み仮設す
る。前記大梁2は、上方開放の樋状構部2aを
形成されていて、かつ、その樋状溝部2aを構
成する溝側壁2bの一部に、小梁3を支架する
ための係合切欠2cを備えている。尚、仮設支
柱1′は大梁2の自重や後述する小梁3、床版
4のコンクリート打設時の荷重に耐応させ得る
範囲で可及的に少数のものを用いることが望ま
しい。
(ハ) 第3図で示すように、プレキヤストコンクリ
ートの小梁3(形状は第7図、第8図参照)を
前記プレキヤストコンクリート大梁2の側面を
支点としてクレーン等を使つて建込み架設す
る。尚、状況に応じて小梁3下に補強用の仮設
支柱を設置しても良い。
(ニ) 第4図で示すように、前記大梁2及び小梁3
の上に軽量鋼製床型枠4Bを敷設する。尚、こ
の軽量鋼製床型枠4Bは、第7図、第8図で明
示の如くせき板としてのキーストンプレート
(又は類似の軽量鋼板)4b1とそれの下部に並
設の軽量組立トラスからなる仮受梁4b2及び吊
金物4b3とから構成され、仮受梁4b2は大梁2
と小梁3を支点として吊金物4b3により架設さ
れ、この仮受梁4b2群と大梁2、小梁3の上に
キーストンプレート4b1を敷き込む。
(ホ) 第5図で示すように、全面に亘つて躯体コン
クリート5を打設することにより、床版4、大
梁2、小梁3、柱1が一体化された鉄筋コンク
リート造り建築物の主要構造を構築する。
第9図及至第12図は、前述の(ニ)工程において
使用した前記軽量鋼製床型枠4Bに代えて、床版
4の下半部となるプレキヤストコンクリート版4
Aを前記大梁2及び小梁3上に敷設した別実施例
を示し、この場合は床版の一部もプレキヤスト化
されているから、一層施工精度(特に表面精度)
が向上する利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る鉄筋コンクリート造り建築
物の構築方法の実施例を示し、第1図乃至第5図
は夫々各構築工程の概略斜視図、第6図は要部の
平面図、第7図、第8図は第6図―線、―
線での拡大縦断面図、第9図乃至第12図は別
の実施例を示し、第9図は概略斜視図、第10図
は要部の平面図、第11図、第12図は第10図
XI―XI線、XII―XII線での拡大縦断面図、第13図
は従来方法を示す要部の拡大縦断面図である。 1……柱、2……大梁、2a……樋状溝部、2
b……溝側壁、3……小梁、4……床版、4A…
…プレキヤストコンクリート版、4B……軽量鋼
製床型枠、5……躯体コンクリート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鉄筋コンクリート造り建築物の主要構造であ
    る柱1、大梁2、小梁3、床版4を構築するに、 (イ) 柱1を、その上端面よりも上方に埋設鉄筋が
    露出する状態で梁下端まで構築する、 (ロ) プレキヤストコンクリート製の大梁2を、上
    方開放の樋状に形成し、相隣る柱1,1の上端
    面間に架設する、 (ハ) プレキヤストコンクリート製の小梁3を、前
    記大梁2の樋状構部2aを横断しないで溝側壁
    2bに支架される寸法に長さ設定して、前記大
    梁2を支点として架設する、 (ニ) 前記大梁2及び小梁3の上に、床版の一部と
    なるプレキヤストコンクリート版4A又は軽量
    鋼製床型枠4Bを敷設する、 (ホ) 躯体コンクリート5を打設する、 の工程を経て構築することを特徴とする鉄筋コン
    クリート造り建築物の構築方法。
JP8712482A 1982-05-21 1982-05-21 鉄筋コンクリ−ト造り建築物の構築方法 Granted JPS58204243A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8712482A JPS58204243A (ja) 1982-05-21 1982-05-21 鉄筋コンクリ−ト造り建築物の構築方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8712482A JPS58204243A (ja) 1982-05-21 1982-05-21 鉄筋コンクリ−ト造り建築物の構築方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58204243A JPS58204243A (ja) 1983-11-28
JPS642742B2 true JPS642742B2 (ja) 1989-01-18

Family

ID=13906204

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8712482A Granted JPS58204243A (ja) 1982-05-21 1982-05-21 鉄筋コンクリ−ト造り建築物の構築方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58204243A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05287759A (ja) * 1992-04-03 1993-11-02 Kajima Corp 鉄筋コンクリート基礎梁の構築法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56159443A (en) * 1980-05-12 1981-12-08 Mitsuo Koji Construction
JPS57197345A (en) * 1981-05-27 1982-12-03 Shimizu Construction Co Ltd Building and construction thereof

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58204243A (ja) 1983-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US1380324A (en) Concrete construction
WO2002066757A9 (en) A load bearing building panel
CN112593632A (zh) 适用于大跨度高净空建筑的装配式梁板结构及其施工方法
CN107989247B (zh) 一种装配式叠合空心楼盖及其施工方法
US3851024A (en) Reinforced concrete construction method
JPS642742B2 (ja)
US20070079570A1 (en) Reinforced Concrete Forming System
JP2852626B2 (ja) アーチスラブ板を用いたスラブの施工方法
JP2817591B2 (ja) 鉄骨鉄筋コンクリート造建物の構築方法
JPS6226481Y2 (ja)
JPH0366463B2 (ja)
SU1408034A1 (ru) Многоэтажное здание
JPH05239810A (ja) 鉄筋コンクリートアーチ橋の施工法
JPH0447737B2 (ja)
JP3207276B2 (ja) ユニット建物の構築方法
KR20230109982A (ko) Pc 공동주택의 급속 시공을 위한 pc 하프슬래브의 시공 방법
JPH0715177B2 (ja) 鉄筋コンクリート造躯体の構築方法
JPS5841157A (ja) 複数階層建築物における床版構築方法
JPH02120441A (ja) Pc耐力壁
JPH0334530B2 (ja)
RU61744U1 (ru) Монолитное перекрытие
SU1638277A1 (ru) Здание
JP2001032376A (ja) 床スラブ用架構および躯体の構築方法
JPH03293445A (ja) 建築物の構造体の施工方法
JPH0381441A (ja) 段差付きコンクリート床の構築法