JPS642546Y2 - - Google Patents

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JPS642546Y2
JPS642546Y2 JP8566883U JP8566883U JPS642546Y2 JP S642546 Y2 JPS642546 Y2 JP S642546Y2 JP 8566883 U JP8566883 U JP 8566883U JP 8566883 U JP8566883 U JP 8566883U JP S642546 Y2 JPS642546 Y2 JP S642546Y2
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voltage
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control terminal
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JP8566883U
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Description

【考案の詳細な説明】 (A) 考案の技術分野 本考案は高電圧電源のオーバシユート抑止回
路、特にスイツチングレギユレータを用いた高電
圧電源において、外部からの高電圧発生信号に基
づき高電圧を発生させる際に生ずるオーバシユー
ト電圧を抑止する回路に関するものである。
(B) 考案の背景と問題点 小型、軽量、高効率であるスイツチングレギユ
レータを用いた高電圧電源において、高電圧を簡
便にON・OFF制御する回路が望まれている。
従来、スイツチングレギユレータを用いた高電
圧電源の高電圧をON・OFF制御するには、スイ
ツチングレギユレータに供給する電力のON・
OFF制御を行ない、あるいは更に必要に応じて
スイツチングパルスの発生・阻止制御を行なつて
いた。又、高電圧を機器に急激に供給した場合、
その機器に含まれるインダクタンス、キヤパシタ
ンスにより過渡的に異常電圧が発生することがあ
つた。この異常電圧による素子の破損を防止する
ために、高電圧を徐々に上昇させながら、負荷に
供給するいわゆるソフトスタート回路が採用され
ていた。
しかしながらスイツチングレギユレータを用い
た高電圧電源では前記手段のみでは、高電圧印加
時に生ずる高電圧のオーバシユートを完全に抑止
することができない問題点があつた。
(C) 考案の目的と構成 本考案はスイツチングレギユレータを用いた高
電圧電源において、外部からの信号に基づき高電
圧を発生・阻止するデツドタイムコントロール回
路と、負帰還系に重畳させていた信号を徐々に減
少・増大させるオーバシユート抑止回路とを採用
し、これらの簡単な附加回路により高電圧発生の
際のオーバシユートを抑止することを目的として
いる。そのため本考案の高電圧電源のオーバシユ
ート抑止回路は、電圧制御型パルス発振器と、該
発振器からの信号を増幅する増幅手段と、該増幅
手段からの信号により電源に接続されたトランス
の1次側電流をスイツチング制御するスイツチン
グ手段と、該スイツチング電流により生じた電圧
を昇圧する電圧昇圧手段と、該電圧昇圧手段から
の高電圧を整流する整流手段と、該整流手段によ
り整流された電圧を平滑にする平滑手段と、該平
滑にされた電圧を分圧し検出する電圧検出手段
と、該電圧検出手段からの検出電圧を基準電圧と
比較する比較手段と、該比較手段からの差分を前
記電圧制御型パルス発振器に負帰還したことから
なる高電圧電源において、外部から高電圧出力の
発生・阻止を制御する外部制御端子を有し、該外
部制御端子からの高電圧発生信号にもとづきスイ
ツチング用のパルス電圧を発生させる信号をデツ
ドタイムコントロール端子に供給する回路と、前
記電圧検出手段からの信号に重畳していた信号を
徐々に減少させる回路とを備えると共に、前記外
部制御端子からの高電圧阻止信号にもとづき前記
電圧検出手段からの信号に所定値の信号を重畳さ
せる回路とを有することを特徴としている。
前記構成によれば外部制御信号により、高電圧
を徐々に上昇させ、かつオーバシユートの全くな
い高電圧を負荷に供給することが可能となり、本
考案の目的とする簡単な回路により高電圧電源を
ON・OFF制御することができる。
(D) 考案の実施例 以下に図面を参照して本考案を詳細に説明す
る。第1図は本考案に係る高電圧電源のオーバシ
ユート抑止回路の1実施例を示す。1は本考案に
係る高電圧電源のオーバシユート抑止回路、2は
スイツチングレギユレータ・コントロール用IC
(例えばTL494)、9はスイツチングレギユレータ
コントロール用ICのデツドタイムコントロール
端子である。
従来スイツチングレギユレータを用いた高電圧
電源は、第1図に示すスイツチングレギユレータ
コントロール用IC2により所定幅のスイツチン
グ用のパルス電圧を発生する。このパルス電圧を
スイツチング回路3のトランジスタに供給し、こ
のトランジスタにより昇圧トランス4の1次側の
電流がスイツチングされる。昇圧トランス4の2
次側の高圧端子からの電圧が整流器5によつて整
流され、平滑用コンデンサ6によつて平滑にされ
る。平滑にされた直流電圧は分圧回路7により分
圧し、前記スイツチングレギユレータ・コントロ
ール用IC2内にある比較器に供給し、この分圧
した電圧を基準電圧と比較し、その差分に対応し
たパルス幅を有するパルス電圧を発出し、系全体
として負帰還を行ない、所定の高電圧を発生させ
ている。
又、過電流防止のために、高電圧出力の電流通
路に電流検出用の抵抗8をもうけている。電流検
出用の抵抗8に生ずる電圧をスイツチングレギユ
レータコントロール用IC2内にある比較器に供
給し、この電圧を基準電圧と比較し、その差分に
対応したパルス幅を有するパルス電圧を発生させ
負帰還を行ない、過電流防止を図つている。
第1図において、9はデツドタイムコントロー
ル端子であり、所定電圧閾値を超えるとスイツチ
ングレギユレータ・コントロール用ICからのパ
ルス電圧が消滅し、高電圧を発生させない機能を
有する。一方所定閾値以下になるとパルス電圧が
発生し高電圧を発生させる機能を有する。
第1図に示す1は本考案に係る高電圧電源のオ
ーバシユート抑止回路を示す。ここでは外
部制御端子であり、Lレベルのときに高電圧を発
生させ、Hレベルのときに高電圧を発生させな
い。
今、端子をHレベルに設定する。デツド
タイムコントロール端子9の電圧Vdtは Vdt=(R1+R3)R2 Vref/R1R2+R2R3+R3R1 となる。このVdtの値が所定閾値電圧以上、例え
ばTL494では約3.3V以上となるように抵抗R1
R2,R3を選択する。この場合、スイツチングレ
ギユレータコントロール用IC2はパルス電圧を
発生せず、高電圧は発生しない。又、第1図にお
いて抵抗R3,R4を通してコンデンサCが充電さ
れ、この充電電圧はトランジスタQ1のベースに
供給される。エミツタホロワに結線されたトラン
ジスタQ1のエミツタからの電圧は抵抗R6とダイ
オードとを介して高電圧の負帰還ループの一端に
重畳されている。これにより負帰還ループの比較
器の出力電圧は常に高電圧発生を抑止する側に飽
和している。例えば第1図の回路では比較器の出
力電圧は正の電源電圧側(+5V)に飽和してい
る。
次に外部から端子をLレベルに設定する。
デツドタイムコントロール端子9の電圧Vdtは Vdt=R2Vref/R1+R2 となる。この値が所定閾値以下になるように抵抗
R1,R2を選択する。これによりスイツチングレ
ギユレータコントロール用IC2はスイツチング
用のパルス電圧を発生し得る状態になる。一方高
電圧負帰還ループの比較器に重畳されていた電圧
はR5とCとにより定まる時定数により徐々に減
少する。このため、比較器は高電圧を発生するた
めの電圧を徐々に出力し、この電圧に対応したパ
ルス幅のパルス電圧がスイツチングレギユレータ
コントロール用IC2から出力される。そして所
定時間経過後に比較器に重畳されていた電圧が零
になり通常の負帰還回路として動作し、高電圧を
発生する。
第2図は、従来のデツドタイムコントロール端
子9により高電圧を発生させた場合のオシロスコ
ープの波形を示し、第3図は本考案に係るオーバ
シユート抑止回路を附加した場合の波形を示す。
横軸は時間を表わし、縦軸は電圧を表わす。A,
A′は高電圧ON時の電圧波形、B,B′はそのとき
の比較器の出力電圧波形である。
第2図に示すように、従来のデツドタイムコン
トロール端子9による高電圧OFF時には、スイ
ツチングレギユレータコントロール用IC2内に
ある比較器の出力電圧は、ほぼOVとなり最大の
スイツチングパルス幅電圧を発生する状態で飽和
している。このような状態において、デツドタイ
ムコントロール端子9の電圧Vdtを閾値、例えば
TL494では約3.3V以下にすると、該Vdtの電圧の
低下に従つて、スイツチングレギユレータコント
ロール用IC2からスイツチング用のパルス電圧
が送出され高電圧が発生する。一方負帰還制御用
の比較器は最大スイツチングパルス幅を生ずる
OVで飽和しているため、該比較器の立上りに時
間を要し、かつ分圧回路7からの信号が帰還され
るまでに時間を要するなどの理由により、第2図
のAに示すように高電圧がオーバシユートする。
しかるに本考案に係るオーバシユート抑止回路
を附加した場合には、前記比較器に所定電圧を重
畳し、比較器の出力電圧をほぼ電源電圧にし、ス
イツチング用のパルス電圧を生じない状態に飽和
させている。このため、高電圧をONにした場合
にも、前記オーバシユートが発生せず、第3図
A′に示すように高電圧は徐々に上昇している。
又、比較器の出力電圧はB′に示すように徐々に
低下している。
尚第1図の実施例は本考案のオーバシユート抑
止回路として定電圧方式を採用したが、同様に定
電流方式によつても実現可能である。
(E) 考案の効果 以上説明した如く本考案によれば、簡単な附加
回路により、スイツチングレギユレータによる高
電圧電源をON・OFF制御可能とするとともに、
かつ高電圧発生時のオーバシユートを完全に抑止
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る高電圧電源のオーバシユ
ート抑止回路の1実施例、第2図は従来のデツド
タイムコントロール端子9により高電圧を発生さ
せた場合のオシロスコープの波形、第3図は本考
案のオシロスコープの波形を示す。 1は本考案に係る高電圧電源のオーバシユート
抑止回路、2はスイツチングレギユレータコント
ロール用IC、3はスイツチング回路、4は昇圧
トランス、7は分圧回路、8は電流検出抵抗、9
はデツドタイムコントロール端子、A,A′は高
電圧波形、B,B′は比較器出力電圧波形である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電圧制御型パルス発振器と、該発振器からの信
    号を増幅する増幅手段と、該増幅手段からの信号
    により電源に接続されたトランスの1次側電流を
    スイツチング制御するスイツチング手段と、該ス
    イツチング電流により生じた電圧を昇圧する電圧
    昇圧手段と、該電圧昇圧手段からの高電圧を整流
    する整流手段と、該整流手段により整流された電
    圧を平滑にする平滑手段と、該平滑にされた電圧
    を分圧し検出する電圧検出手段と、該電圧検出手
    段からの検出電圧を基準電圧と比較する比較手段
    と、該比較手段からの差分を前記電圧制御型パル
    ス発振器に負帰還したことからなる高電圧電源に
    おいて、外部から高電圧出力の発生・阻止を制御
    する外部制御端子を有し、該外部制御端子からの
    高電圧発生信号にもとづきスイツチング用のパル
    ス電圧を発生させる信号をデツドタイムコントロ
    ール端子に供給する回路と、前記電圧検出手段か
    らの信号に重畳していた信号を徐々に減少させる
    回路とを備えると共に、前記外部制御端子からの
    高電圧阻止信号にもとづき前記電圧検出手段から
    の信号に所定値の信号を重畳させる回路とを有す
    ることを特徴とする高電圧電源のオーバシユート
    抑止回路。
JP8566883U 1983-06-03 1983-06-03 高電圧電源のオ−バシユ−ト抑止回路 Granted JPS59195987U (ja)

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JP8566883U JPS59195987U (ja) 1983-06-03 1983-06-03 高電圧電源のオ−バシユ−ト抑止回路

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JP8566883U JPS59195987U (ja) 1983-06-03 1983-06-03 高電圧電源のオ−バシユ−ト抑止回路

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JPS59195987U JPS59195987U (ja) 1984-12-26
JPS642546Y2 true JPS642546Y2 (ja) 1989-01-20

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