JPS642486B2 - - Google Patents
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- JPS642486B2 JPS642486B2 JP15685584A JP15685584A JPS642486B2 JP S642486 B2 JPS642486 B2 JP S642486B2 JP 15685584 A JP15685584 A JP 15685584A JP 15685584 A JP15685584 A JP 15685584A JP S642486 B2 JPS642486 B2 JP S642486B2
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- sheet
- hole
- burr
- rubber sheet
- heating plate
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Landscapes
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、砕石や鉱石などの篩い分け作業に使
用する多孔ゴムシート(スクリーン)の製造方法
に関し、その際発生したバリを製品の面上に、ほ
とんど付着せしめることなく、バフなどの〓後処
理がほとんど必要のない多孔ゴムシート(スクリ
ーン)の製造方法に関する。
用する多孔ゴムシート(スクリーン)の製造方法
に関し、その際発生したバリを製品の面上に、ほ
とんど付着せしめることなく、バフなどの〓後処
理がほとんど必要のない多孔ゴムシート(スクリ
ーン)の製造方法に関する。
(従来技術)
従来技術としては、多数の孔形成突起が設けら
れたダイと成形プレス加圧盤の平坦面との間に素
材生ゴムシートを挾圧して多孔ゴムシート(多孔
ゴムスクリーン)を製造するにあたり、素材生ゴ
ムシートと、加圧盤との間に布類シートもしくは
加硫ゴムシートなどの剥離シートを介装してお
き、加硫終了後に前記布類シートもしくは加硫ゴ
ムシートを剥ぎ取ることにより、バリのない多孔
ゴムスクリーンを得る方法がある(たとえば、特
公昭49−34474号公報、特公昭52−10478号公報に
記載された発明)。
れたダイと成形プレス加圧盤の平坦面との間に素
材生ゴムシートを挾圧して多孔ゴムシート(多孔
ゴムスクリーン)を製造するにあたり、素材生ゴ
ムシートと、加圧盤との間に布類シートもしくは
加硫ゴムシートなどの剥離シートを介装してお
き、加硫終了後に前記布類シートもしくは加硫ゴ
ムシートを剥ぎ取ることにより、バリのない多孔
ゴムスクリーンを得る方法がある(たとえば、特
公昭49−34474号公報、特公昭52−10478号公報に
記載された発明)。
(この発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上述の従来技術にはつぎのよう
な問題点があつた。すなわち、布類シートや加硫
ゴムシートなどの剥離シートは弾性が大きすぎる
ため、最終製品となるスクリーンの表面上にしわ
や凹凸ができやすく、厚さが不揃いで、該製品の
実使用に際してスクリーン支持フレームと接触す
る部分では点接触となり、これに起因して異常摩
耗や切断などの現象がおこる。また、剥離シート
と孔形成突起の頂面との間に発生するバリの厚み
が薄い場合(0.1〜0.2mm)には、剥離シートとバ
リとの結着力がバリ自体の強度を上回るので、剥
離シートの剥離時にバリが比較的、剥ぎ取りやす
いが、仕込重量及び仕込形状によりバリが部分的
に厚くなると、バリが剥ぎ取りにくくなり、製品
であるスクリーンの孔口縁部にバリが残ることが
多く、その除去が煩わしい。これらのバリは通
常、バフ処理によつて除去しているが、ゴムは弾
性体であるため、研磨方向により、バリが切れる
部分、切れない部分が出る。すなわち、バリから
本体となる辺のバリは切れ、本体からバリへの方
向ではバリが切れないことになる。又、バフしや
すいゴム材を使えば、スクリーン自体の使用耐久
性が低下する。さらにポンチを用いてバリを打ち
抜く手段によれば、バリ面に直角かつ正確にポン
チの先端が当たらなければ、孔の口縁部にわずか
ながらバリがフランジ状に残り、孔数が多い場合
はポンチを孔部分に正確にセツトするのが難し
く、ポンチ自体を小さくすると、やはり孔の口縁
部にフランジ状にバリが残るという欠点がある。
そして、これらのバリを取り除くのはきわめて手
間と時間がかかる作業であつた。
な問題点があつた。すなわち、布類シートや加硫
ゴムシートなどの剥離シートは弾性が大きすぎる
ため、最終製品となるスクリーンの表面上にしわ
や凹凸ができやすく、厚さが不揃いで、該製品の
実使用に際してスクリーン支持フレームと接触す
る部分では点接触となり、これに起因して異常摩
耗や切断などの現象がおこる。また、剥離シート
と孔形成突起の頂面との間に発生するバリの厚み
が薄い場合(0.1〜0.2mm)には、剥離シートとバ
リとの結着力がバリ自体の強度を上回るので、剥
離シートの剥離時にバリが比較的、剥ぎ取りやす
いが、仕込重量及び仕込形状によりバリが部分的
に厚くなると、バリが剥ぎ取りにくくなり、製品
であるスクリーンの孔口縁部にバリが残ることが
多く、その除去が煩わしい。これらのバリは通
常、バフ処理によつて除去しているが、ゴムは弾
性体であるため、研磨方向により、バリが切れる
部分、切れない部分が出る。すなわち、バリから
本体となる辺のバリは切れ、本体からバリへの方
向ではバリが切れないことになる。又、バフしや
すいゴム材を使えば、スクリーン自体の使用耐久
性が低下する。さらにポンチを用いてバリを打ち
抜く手段によれば、バリ面に直角かつ正確にポン
チの先端が当たらなければ、孔の口縁部にわずか
ながらバリがフランジ状に残り、孔数が多い場合
はポンチを孔部分に正確にセツトするのが難し
く、ポンチ自体を小さくすると、やはり孔の口縁
部にフランジ状にバリが残るという欠点がある。
そして、これらのバリを取り除くのはきわめて手
間と時間がかかる作業であつた。
(上述の問題点を解決するための手段)
本発明は、上述の問題点に鑑み、発明されたも
のであつて、この種多孔ゴムスクリーンの製造に
あたつて、その際発生したバリを製品の面上に付
着せしめることなく、爾後のバフ処理などのバフ
除去手段も必要のない多孔ゴムスクリーンの製造
方法を提供しようというものである。
のであつて、この種多孔ゴムスクリーンの製造に
あたつて、その際発生したバリを製品の面上に付
着せしめることなく、爾後のバフ処理などのバフ
除去手段も必要のない多孔ゴムスクリーンの製造
方法を提供しようというものである。
以下、本発明の構成について説明する。
すなわち、本発明の構成要旨とするところは、
孔形成突起を多数、設けた枠体と加圧熱盤の平坦
面との間に素材生ゴムシートを挾圧して多孔ゴム
シートを製造する方法において、素材生ゴムシー
トと加圧熱盤との間に、離型層を介装し、該離型
層と加圧熱盤との間に前記枠体の突起位置に対応
する位置に孔が設けられたスペーサを介在せし
め、前記ゴムシートを加圧成形時に離型層を突き
破る隆起塊を生じせしめたのち、除圧し、離型層
を剥ぎ取ることを特徴とする多孔ゴムシートの製
造方法である。
孔形成突起を多数、設けた枠体と加圧熱盤の平坦
面との間に素材生ゴムシートを挾圧して多孔ゴム
シートを製造する方法において、素材生ゴムシー
トと加圧熱盤との間に、離型層を介装し、該離型
層と加圧熱盤との間に前記枠体の突起位置に対応
する位置に孔が設けられたスペーサを介在せし
め、前記ゴムシートを加圧成形時に離型層を突き
破る隆起塊を生じせしめたのち、除圧し、離型層
を剥ぎ取ることを特徴とする多孔ゴムシートの製
造方法である。
つぎに、本発明の一実施例を添附図面に基づい
て説明する。
て説明する。
第1図は多孔ゴムシートの製造直前における断
面図で、符号1はプレス熱盤、2はプレス熱盤1
に載せた枠体、3は前記枠体2に多数、設けられ
た孔形成突起、そして5は孔形成突起3の頂部9
に対して、これと平行な平坦面を接近または離隔
するように昇降自在に配設された加圧熱盤を示
す。
面図で、符号1はプレス熱盤、2はプレス熱盤1
に載せた枠体、3は前記枠体2に多数、設けられ
た孔形成突起、そして5は孔形成突起3の頂部9
に対して、これと平行な平坦面を接近または離隔
するように昇降自在に配設された加圧熱盤を示
す。
そして、これらの装置において、枠体2の孔形
成突起3の頂部9上に素材生ゴムシート4を載
せ、ついで、この上に離型層として、離型シート
6と厚紙7を重ねて載置する。
成突起3の頂部9上に素材生ゴムシート4を載
せ、ついで、この上に離型層として、離型シート
6と厚紙7を重ねて載置する。
さらに、離型層と加圧熱盤との間に前記孔形成
突起3の頂部に対応する位置に孔が穿設されたス
ペーサ10を介在させる。なお、15は枠体の孔
形成突起を固定するための下金型である。
突起3の頂部に対応する位置に孔が穿設されたス
ペーサ10を介在させる。なお、15は枠体の孔
形成突起を固定するための下金型である。
そして、第2図のように、加圧熱盤5を下降さ
せることにより、スペーサ10ならびに離型層で
ある離型シート6と厚紙7を介して、素材生ゴム
シート4を枠体2との間に挾圧し、加硫成形す
る。
せることにより、スペーサ10ならびに離型層で
ある離型シート6と厚紙7を介して、素材生ゴム
シート4を枠体2との間に挾圧し、加硫成形す
る。
かくて、加圧熱盤5と枠体2の間で挾圧された
生ゴムは枠体2の孔形成突起3間に存在する空隙
8内に食込み充填され、枠体2の頂部9と離型シ
ート6との間にバリ11が形成されるが、加圧が
増大されることにより、バリ圧は離型シートと厚
紙の強度を上回り、ついにはこれを突き破り、第
3図に図示するように、バリはスペーサ10の孔
部13内で隆起塊14となる。これにより、孔形
成突起の頂部と離型シートとの間に発生するバリ
の厚みはより薄くなる。
生ゴムは枠体2の孔形成突起3間に存在する空隙
8内に食込み充填され、枠体2の頂部9と離型シ
ート6との間にバリ11が形成されるが、加圧が
増大されることにより、バリ圧は離型シートと厚
紙の強度を上回り、ついにはこれを突き破り、第
3図に図示するように、バリはスペーサ10の孔
部13内で隆起塊14となる。これにより、孔形
成突起の頂部と離型シートとの間に発生するバリ
の厚みはより薄くなる。
なお、バリは厚紙の具備する適度の剛性と弾性
による押圧力によつても薄くなるものであるが、
厚紙は必ずしも一枚である必要はなく、加圧熱盤
の加圧の程度や加硫条件、製造する製品の厚みな
ど諸々の条件を考慮し、二枚以上とすることによ
り、より効果となる。
による押圧力によつても薄くなるものであるが、
厚紙は必ずしも一枚である必要はなく、加圧熱盤
の加圧の程度や加硫条件、製造する製品の厚みな
ど諸々の条件を考慮し、二枚以上とすることによ
り、より効果となる。
ついで、第4図のように、加圧熱盤5を除荷し
てから、離型層である離型シート6と厚紙7とを
図示のように剥ぎ取ることにより、バリ11は離
型シート6の裏面に付着せられて、製品である多
孔ゴムシートの表面より、完全に除かれる。
てから、離型層である離型シート6と厚紙7とを
図示のように剥ぎ取ることにより、バリ11は離
型シート6の裏面に付着せられて、製品である多
孔ゴムシートの表面より、完全に除かれる。
なお、離型シートは第5図のように裏面を微小
な凹凸面12を持つシボ付としておくと、バリが
同凹凸面によく食い込み、離型シートとの結着力
が増大してバリ自体の強度よりも大きくなるので
好ましい。離型シートの素材としては、ポリエス
テル、テトロン、テフロン、離型紙など離型性の
良好なものを適宜選択し、又、厚紙としては通
常、ボール紙として市販されるものを用いればよ
い。
な凹凸面12を持つシボ付としておくと、バリが
同凹凸面によく食い込み、離型シートとの結着力
が増大してバリ自体の強度よりも大きくなるので
好ましい。離型シートの素材としては、ポリエス
テル、テトロン、テフロン、離型紙など離型性の
良好なものを適宜選択し、又、厚紙としては通
常、ボール紙として市販されるものを用いればよ
い。
かくて、所望とするところの多孔ゴムスクリー
ンが製造されるわけである。
ンが製造されるわけである。
(実施例)
上述の本発明多孔ゴムシートの製造方法におい
て、厚紙として、1mm厚のボール紙を使用し、離
型シートとして、片面をサンドブラスト仕上げし
たポリエステルシート(0.1mm)を使用し、素材
生ゴムとしては、特に耐摩耗性の良好なゴムを使
用した。また、スペーサとして鋼板(普通の金型
と同一)であり、厚さ約10mmであつて、6mmφの
孔が孔形成突起に対応する位置にあいているもの
を使用した。加圧熱盤の面圧は30〜35Kg/cm2以上
とし、孔寸法25mm角、1500mm巾×600mm長さの多
孔ゴムスクリーンを製造した。
て、厚紙として、1mm厚のボール紙を使用し、離
型シートとして、片面をサンドブラスト仕上げし
たポリエステルシート(0.1mm)を使用し、素材
生ゴムとしては、特に耐摩耗性の良好なゴムを使
用した。また、スペーサとして鋼板(普通の金型
と同一)であり、厚さ約10mmであつて、6mmφの
孔が孔形成突起に対応する位置にあいているもの
を使用した。加圧熱盤の面圧は30〜35Kg/cm2以上
とし、孔寸法25mm角、1500mm巾×600mm長さの多
孔ゴムスクリーンを製造した。
得られた多孔ゴムスクリーンの孔にはバリが全
くなく、バリはすべて剥ぎ取つた離型シートの裏
面に付着していた。
くなく、バリはすべて剥ぎ取つた離型シートの裏
面に付着していた。
(作用効果)
かくのごとく構成される本発明多孔ゴムスクリ
ーンの製造方法は、加圧熱盤と素材生ゴムシート
との間に厚紙と離型シートを介装するとともに孔
が開いたスペーサを使用し、しかも、スペーサの
孔を枠体の孔形成突起の位置に対応するように介
装したので、多孔ゴムシートを成形時に一定以上
の圧力をかけることにより、余分なゴム材料はバ
リとして離型層を突き破つてスペーサの孔内へ隆
起塊として集まり、該隆起塊が離型層とバリとを
一体化するフツクの役割を果たし、離型層を剥が
す際にバリを枠体に残すことなく、確実に離型層
を付着せしめてバリ取り作業が行える。
ーンの製造方法は、加圧熱盤と素材生ゴムシート
との間に厚紙と離型シートを介装するとともに孔
が開いたスペーサを使用し、しかも、スペーサの
孔を枠体の孔形成突起の位置に対応するように介
装したので、多孔ゴムシートを成形時に一定以上
の圧力をかけることにより、余分なゴム材料はバ
リとして離型層を突き破つてスペーサの孔内へ隆
起塊として集まり、該隆起塊が離型層とバリとを
一体化するフツクの役割を果たし、離型層を剥が
す際にバリを枠体に残すことなく、確実に離型層
を付着せしめてバリ取り作業が行える。
さらに、特に厚紙を介装したことで、厚紙の具
備する適度の剛性と適度の弾性による押圧力によ
り、離型シートと枠体の孔形成突起の頂部との間
に発生するバリはより薄い層となる。これによ
り、離型層である離型シートと厚紙を剥ぎ取る際
の、離型シートとバリとの結着力がバリ自体の強
度よりはるかに大きくなつてバリ取り作業がより
確実にかつ簡単に行うことができる。
備する適度の剛性と適度の弾性による押圧力によ
り、離型シートと枠体の孔形成突起の頂部との間
に発生するバリはより薄い層となる。これによ
り、離型層である離型シートと厚紙を剥ぎ取る際
の、離型シートとバリとの結着力がバリ自体の強
度よりはるかに大きくなつてバリ取り作業がより
確実にかつ簡単に行うことができる。
また、ボール紙などの厚紙はゴムなどに比べて
熱収縮がきわめて小さくて寸法安定性が良好であ
つて、加圧加流時の熱影響を受けることがないの
で、しわなどの発生もなく、製品となる多孔ゴム
スクリーンの表面にこれが反映して凸凹となるこ
ともない。また、離型シートの裏面には微小な凹
凸が形成してあるので、離型シートと厚紙を剥が
す場合に、バリと離型シートとの結着力がバリ自
体の強度よりも大きなつて、バリ取り作業がより
楽になる。
熱収縮がきわめて小さくて寸法安定性が良好であ
つて、加圧加流時の熱影響を受けることがないの
で、しわなどの発生もなく、製品となる多孔ゴム
スクリーンの表面にこれが反映して凸凹となるこ
ともない。また、離型シートの裏面には微小な凹
凸が形成してあるので、離型シートと厚紙を剥が
す場合に、バリと離型シートとの結着力がバリ自
体の強度よりも大きなつて、バリ取り作業がより
楽になる。
さらに、得られる製品多孔ゴムスクリーンの孔
にバリがほとんど残らないので、バフ処理やポン
チなどによるバリ除去処理の必要もないばかり
か、枠体の孔にもバリが残ることがないので、作
業性がきわめてよい。また、得られる製品多孔ゴ
ムスクリーンは、孔にバリがないので、篩い分け
効率が向上し、製品表面に凹凸もしわもなく、平
坦となつているので、スクリーン支持フレームと
は点接触ではなく、面接触するため、異常摩耗や
切断などのトラブルもなり、使用耐久性を向上で
きる。
にバリがほとんど残らないので、バフ処理やポン
チなどによるバリ除去処理の必要もないばかり
か、枠体の孔にもバリが残ることがないので、作
業性がきわめてよい。また、得られる製品多孔ゴ
ムスクリーンは、孔にバリがないので、篩い分け
効率が向上し、製品表面に凹凸もしわもなく、平
坦となつているので、スクリーン支持フレームと
は点接触ではなく、面接触するため、異常摩耗や
切断などのトラブルもなり、使用耐久性を向上で
きる。
第1図は本発明の実施時(多孔ゴムシートの製
造直前)における説明図、第2図は同じく本発明
の実施時で、加圧熱盤を加圧した際の説明図、第
3図は第2図の要部拡大説明図、第4図は、加圧
成形後、加圧熱盤を除荷した際の説明図、第5図
は、本発明に使用する離型シートの一部拡大断面
図である。 1……プレス熱盤、2……枠体、3……孔形成
突起、4……素材生ゴムシート、5……加圧熱
盤、6……離型シート、7……厚紙、8……空
隙、9……頂部、10……スペーサ、11……バ
リ、12……凹凸面、13……孔部、14……隆
起塊、15……下金型。
造直前)における説明図、第2図は同じく本発明
の実施時で、加圧熱盤を加圧した際の説明図、第
3図は第2図の要部拡大説明図、第4図は、加圧
成形後、加圧熱盤を除荷した際の説明図、第5図
は、本発明に使用する離型シートの一部拡大断面
図である。 1……プレス熱盤、2……枠体、3……孔形成
突起、4……素材生ゴムシート、5……加圧熱
盤、6……離型シート、7……厚紙、8……空
隙、9……頂部、10……スペーサ、11……バ
リ、12……凹凸面、13……孔部、14……隆
起塊、15……下金型。
Claims (1)
- 1 孔形成突起を多数、設けた枠体と加圧熱盤の
平坦面との間に素材生ゴムシートを挾圧して多孔
ゴムシートを製造する方法において、素材生ゴム
シートと加圧熱盤との間に、離型層を介装し、該
離型層と加圧熱盤との間に前記枠体の突起位置に
対応する位置に孔が設けられたスペーサを介在せ
しめ、前記ゴムシートを加圧成形時に離型層を突
き破る隆起塊を生じせしめたのち、除圧し、離型
層を剥ぎ取ることを特徴とする多孔ゴムシートの
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15685584A JPS6132723A (ja) | 1984-07-26 | 1984-07-26 | バリなし多孔ゴムシ−トの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15685584A JPS6132723A (ja) | 1984-07-26 | 1984-07-26 | バリなし多孔ゴムシ−トの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6132723A JPS6132723A (ja) | 1986-02-15 |
JPS642486B2 true JPS642486B2 (ja) | 1989-01-17 |
Family
ID=15636850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15685584A Granted JPS6132723A (ja) | 1984-07-26 | 1984-07-26 | バリなし多孔ゴムシ−トの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6132723A (ja) |
-
1984
- 1984-07-26 JP JP15685584A patent/JPS6132723A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6132723A (ja) | 1986-02-15 |
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