JPS642016B2 - - Google Patents
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- JPS642016B2 JPS642016B2 JP56202948A JP20294881A JPS642016B2 JP S642016 B2 JPS642016 B2 JP S642016B2 JP 56202948 A JP56202948 A JP 56202948A JP 20294881 A JP20294881 A JP 20294881A JP S642016 B2 JPS642016 B2 JP S642016B2
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- power
- control circuit
- control device
- circuit
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/60—Arrangements for transfer of electric power between AC networks or generators via a high voltage DC link [HVCD]
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- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は複数の運転極を有する直流送電系統に
おいて、任意の極で送電能力を喪失するようなト
ラブルが発生した場合、事故極の送電電力をカバ
ーするために、健全極の送電電力を増加させて全
体としての送受電電力の変化を極力抑制するよう
にした直流送電系統の制御装置に関する。
おいて、任意の極で送電能力を喪失するようなト
ラブルが発生した場合、事故極の送電電力をカバ
ーするために、健全極の送電電力を増加させて全
体としての送受電電力の変化を極力抑制するよう
にした直流送電系統の制御装置に関する。
直流送電系統として例えば2端子送電2極構成
の場合には第1図に示す如くなつている。すなわ
ち、第1図において、A,Bは電気所母線
BUS1,BUS2に連繁した交流系統、TrA1,TrA2,
TrB1,TrB2は変換器用変圧器、VA1,VA2,VB1,
VB2は変換器、DCLA1,DCLA2,DCLB1,DCLB2
は直流リアクトル、DL1,DL2は直流線路、DN
は中性線である。またVGCA1,VGCA2,VGCB1,
VGCB2は変換器ゲートパルス制御装置であり、
図示しない直流送電制御装置からの指令により各
変換器を運転するものである。
の場合には第1図に示す如くなつている。すなわ
ち、第1図において、A,Bは電気所母線
BUS1,BUS2に連繁した交流系統、TrA1,TrA2,
TrB1,TrB2は変換器用変圧器、VA1,VA2,VB1,
VB2は変換器、DCLA1,DCLA2,DCLB1,DCLB2
は直流リアクトル、DL1,DL2は直流線路、DN
は中性線である。またVGCA1,VGCA2,VGCB1,
VGCB2は変換器ゲートパルス制御装置であり、
図示しない直流送電制御装置からの指令により各
変換器を運転するものである。
かかる構成の直流送電系統において、各端子相
互間で2極夫々が互に独立して運転を行なつてい
るとき、もし一方の極で送電線故障などで送電が
できなくなるとそのときの全送電容量は事故前の
それの50%になる。したがつて、この場合交流系
統Aが発電端で他の交流系統が連繁されていない
とすると、急速に周波数上昇を起し、最悪の時に
は電源トリツプとなる。また交流系統Aが原子力
発電所の場合には原子炉圧力上昇からクスラムに
発展することが考えられる。そこで、かかる不具
合を避けるためには健全極側の送電電力を過負荷
耐量を含む余裕の範囲で増加し、送電電力変化を
抑制することが考えられる。これを健全極負荷移
行という。
互間で2極夫々が互に独立して運転を行なつてい
るとき、もし一方の極で送電線故障などで送電が
できなくなるとそのときの全送電容量は事故前の
それの50%になる。したがつて、この場合交流系
統Aが発電端で他の交流系統が連繁されていない
とすると、急速に周波数上昇を起し、最悪の時に
は電源トリツプとなる。また交流系統Aが原子力
発電所の場合には原子炉圧力上昇からクスラムに
発展することが考えられる。そこで、かかる不具
合を避けるためには健全極側の送電電力を過負荷
耐量を含む余裕の範囲で増加し、送電電力変化を
抑制することが考えられる。これを健全極負荷移
行という。
ここで、健全極負荷移行を行なわせるための制
御の考え方について第2図に示す双極2回線4極
構成の2端子送電系統例を参照して説明する。第
2図において、A,Bは電気所母線BUS1,
BUS2に連繁した交流系統、TrA1〜TrA4,TrB1〜
Trb4は変換器用変圧器、VA1〜VA4,VB1〜VB4は
変換器である。またDCLA1〜DCLA4,DCLB1〜
DCLB4は直流リアクトル、DL1〜DL4は直流線
路、DN1,DN2は中性線である。
御の考え方について第2図に示す双極2回線4極
構成の2端子送電系統例を参照して説明する。第
2図において、A,Bは電気所母線BUS1,
BUS2に連繁した交流系統、TrA1〜TrA4,TrB1〜
Trb4は変換器用変圧器、VA1〜VA4,VB1〜VB4は
変換器である。またDCLA1〜DCLA4,DCLB1〜
DCLB4は直流リアクトル、DL1〜DL4は直流線
路、DN1,DN2は中性線である。
したがつて、かかる2端子送電系統において、
今各極の変換器が4極等負荷配分で運転されてい
るとき、1極に故障が発生するとそのときの全送
電容量は4極等負荷配分運転時のそれの75%に低
下する。そこで、健全極負荷移行制御により健全
極各極は、事故前の送電電力の133%に増加すれ
ば、減少分がカバーされ、交流系統Aから見た送
電電力は元の値に戻りそのまま運転されることに
なる。
今各極の変換器が4極等負荷配分で運転されてい
るとき、1極に故障が発生するとそのときの全送
電容量は4極等負荷配分運転時のそれの75%に低
下する。そこで、健全極負荷移行制御により健全
極各極は、事故前の送電電力の133%に増加すれ
ば、減少分がカバーされ、交流系統Aから見た送
電電力は元の値に戻りそのまま運転されることに
なる。
ところで、直流送電系統の制御装置は基本的に
は第3図に示すような階層制御システムとなつて
いる。すなわち、第3図において、領域〔1〕は
共通制御部であり、全系統の運転指令、一括制御
を行なう部分で、制御上は系統の総運転電力要求
を受けてそれを個々の極に配分する機能を有す
る。特に3端子系又はそれ以上の多端子系統で
は、この部分が不可欠で各端子各極の夫々の運転
に必要な演算も行なう。C・Cはそのための直流
系統共通演算制御装置を示し、またRefはこの共
通演算制御装置C・Cに入力される総運転電力要
求指令を示す。領域〔2〕は極制御部で、夫々の
極内の演算を行なう部分である。PC1〜PC4は
各極の極演算制御装置を示す。領域〔3〕は群制
御部で極制御部〔2〕からの信号を受けて変換器
を制御するための位相パルス信号を作る部分であ
る。GCij(i:1〜4,j:1〜2)はそのため
の制御装置を示す。領域〔4〕は変換器のゲート
パルス制御部で、VGCij(i:1〜4,j:1〜
2)はゲートパルス制御装置である。
は第3図に示すような階層制御システムとなつて
いる。すなわち、第3図において、領域〔1〕は
共通制御部であり、全系統の運転指令、一括制御
を行なう部分で、制御上は系統の総運転電力要求
を受けてそれを個々の極に配分する機能を有す
る。特に3端子系又はそれ以上の多端子系統で
は、この部分が不可欠で各端子各極の夫々の運転
に必要な演算も行なう。C・Cはそのための直流
系統共通演算制御装置を示し、またRefはこの共
通演算制御装置C・Cに入力される総運転電力要
求指令を示す。領域〔2〕は極制御部で、夫々の
極内の演算を行なう部分である。PC1〜PC4は
各極の極演算制御装置を示す。領域〔3〕は群制
御部で極制御部〔2〕からの信号を受けて変換器
を制御するための位相パルス信号を作る部分であ
る。GCij(i:1〜4,j:1〜2)はそのため
の制御装置を示す。領域〔4〕は変換器のゲート
パルス制御部で、VGCij(i:1〜4,j:1〜
2)はゲートパルス制御装置である。
かかる構成の直流送電系統の制御装置におい
て、従来考えられている負荷移行制御は故障検出
信号を共通演算制御装置C・Cに送り、そこで総
送電電力指令Refの値を健全極、例えば故障極が
第2図のP1極であるとすれば健全極P2〜P4
に振分けるように演算し、負荷の再配分を行なつ
てその出力を夫々の極の極演算制御装置PC2〜
PC4に与えて健全極P2〜P4の送電電力を増
加させる方法である。しかし乍ら、共通演算制御
装置C・Cはしばしば各極演算制御装置PC1〜
PC4とは離れた場所に設置されているため、共
通演算制御装置C・Cと各極演算制御装置PC1
〜PC4との間は信号伝送手段で連絡しなければ
ならず、その分制御が遅れかつ信頼性が低下する
という問題がある。
て、従来考えられている負荷移行制御は故障検出
信号を共通演算制御装置C・Cに送り、そこで総
送電電力指令Refの値を健全極、例えば故障極が
第2図のP1極であるとすれば健全極P2〜P4
に振分けるように演算し、負荷の再配分を行なつ
てその出力を夫々の極の極演算制御装置PC2〜
PC4に与えて健全極P2〜P4の送電電力を増
加させる方法である。しかし乍ら、共通演算制御
装置C・Cはしばしば各極演算制御装置PC1〜
PC4とは離れた場所に設置されているため、共
通演算制御装置C・Cと各極演算制御装置PC1
〜PC4との間は信号伝送手段で連絡しなければ
ならず、その分制御が遅れかつ信頼性が低下する
という問題がある。
本発明はこの問題に鑑みてなされたもので、複
数の運転極を有する直流送電系統において何れか
の極で事故が発生し送電できなくなつた場合、事
故検出信号を他の健全極に与え、その信号により
高速に送電電力の増加を行なわせることができる
信頼性の高い直流送電系統の制御装置を提供する
ことを目的とする。
数の運転極を有する直流送電系統において何れか
の極で事故が発生し送電できなくなつた場合、事
故検出信号を他の健全極に与え、その信号により
高速に送電電力の増加を行なわせることができる
信頼性の高い直流送電系統の制御装置を提供する
ことを目的とする。
以下本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。第4図は本発明装置における制御系の構成例
を示すものである。第4図において、C・Cは総
送電電力の指令値ΣDdpが与えられる共通演算制
御装置で、この共通演算制御装置C・Cは各極の
運転指令値koΣPdpo(n:1〜4、何れの極かを表
わす補助記号)を演算するものである。APR1〜
APR4は共通演算制御装置C・Cで演算された各
極の運転指令値koΣPdpoが各別に加えられるとと
もにその極の実電力値Pdo(n:1〜4)が加えら
れる定電力制御回路で、これら定電力回路APR1
〜APR4はその極の極運転電流指令値Idpo(n:1
〜4)を得るものである。またACR1〜ACR4は
定電力制御回路APR1〜APR4から出力される極
運転電流指令値Idpoが入力される定電流制御回路
である。これら定電力制御回路APR1〜APR4お
よび定電流制御回路ACR1〜ACR4は夫々の極の
極演算制御装置PCo(n:1〜4)内に設けられ
るものである。
る。第4図は本発明装置における制御系の構成例
を示すものである。第4図において、C・Cは総
送電電力の指令値ΣDdpが与えられる共通演算制
御装置で、この共通演算制御装置C・Cは各極の
運転指令値koΣPdpo(n:1〜4、何れの極かを表
わす補助記号)を演算するものである。APR1〜
APR4は共通演算制御装置C・Cで演算された各
極の運転指令値koΣPdpoが各別に加えられるとと
もにその極の実電力値Pdo(n:1〜4)が加えら
れる定電力制御回路で、これら定電力回路APR1
〜APR4はその極の極運転電流指令値Idpo(n:1
〜4)を得るものである。またACR1〜ACR4は
定電力制御回路APR1〜APR4から出力される極
運転電流指令値Idpoが入力される定電流制御回路
である。これら定電力制御回路APR1〜APR4お
よび定電流制御回路ACR1〜ACR4は夫々の極の
極演算制御装置PCo(n:1〜4)内に設けられ
るものである。
第5図は定電力制御回路APR1〜APR4の内部
構成例を示すものである。第5図において、Kは
共通演算制御装置C・Cからの電力指令値Pdpoと
他極の故障検出信号Fが入力されるゲイン切換回
路で、このゲイン切換回路Kは故障検出信号Fが
無い時はゲインを“1”、故障検出信号Fが有る
時はゲインを“k′o”(k′o>1)に切換えて電力
指令値を出力するものである。Lはゲイン切換回
路Kを通して入力される電力指令値が設備の許容
電力以上の運転とならないような値に制限するリ
ミツタ回路、Cはリミツタ回路Lを通して加えら
れる電力指令値とその極の実電力検出値Pdoとを
比較しその差を取り出す比較回路、AMPはこの
比較回路Cから出力される差信号を増幅する誤差
アンプで、その出力は定電流制御回路ACRoの指
令値としている。
構成例を示すものである。第5図において、Kは
共通演算制御装置C・Cからの電力指令値Pdpoと
他極の故障検出信号Fが入力されるゲイン切換回
路で、このゲイン切換回路Kは故障検出信号Fが
無い時はゲインを“1”、故障検出信号Fが有る
時はゲインを“k′o”(k′o>1)に切換えて電力
指令値を出力するものである。Lはゲイン切換回
路Kを通して入力される電力指令値が設備の許容
電力以上の運転とならないような値に制限するリ
ミツタ回路、Cはリミツタ回路Lを通して加えら
れる電力指令値とその極の実電力検出値Pdoとを
比較しその差を取り出す比較回路、AMPはこの
比較回路Cから出力される差信号を増幅する誤差
アンプで、その出力は定電流制御回路ACRoの指
令値としている。
次に上記のように構成された直流送電系統の制
御装置の作用について述べる。今、第2図に示す
双極2回線4極構成の2端子送電系統において、
すべての極P1〜P4が健全が状態で運転されて
いるものとすれば、その時の総送電電力指令値
ΣPdpが共通演算制御装置C・Cに与えられてい
る。したがつて、この共通演算制御装置C・Cで
は総送電電力指令値ΣPdpにもとずいて各極の運
転指令値koΣPdp(=Pdpo)を演算し、夫夫の出力
を夫々の極演算制御装置PC1〜PC4内の定電力
制御回路APRo(n:1〜4)に与える。この定
電力制御回路APRoではこの運転指令値Pdpoをゲ
イン切換回路K、リミツタ回路Lを通して比較回
路Cに入力する。この場合、ゲイン切換回路Kに
は他極からの故障検出信号Fが入力されていない
ので、そのゲインは“1”であり、入力値と出力
値は等しい。比較回路Cでは電力指令値Pdpoとそ
の極の実電力指令値Pdoとを比較し、その差信号
を極運転電流の指令値Idpoとして定電流制御回路
ACRoに与える。したがつて、各極の変換器はそ
の極の定電流制御回路ACRoからの指令により位
相制御され、直流送電運転が行なわれる。
御装置の作用について述べる。今、第2図に示す
双極2回線4極構成の2端子送電系統において、
すべての極P1〜P4が健全が状態で運転されて
いるものとすれば、その時の総送電電力指令値
ΣPdpが共通演算制御装置C・Cに与えられてい
る。したがつて、この共通演算制御装置C・Cで
は総送電電力指令値ΣPdpにもとずいて各極の運
転指令値koΣPdp(=Pdpo)を演算し、夫夫の出力
を夫々の極演算制御装置PC1〜PC4内の定電力
制御回路APRo(n:1〜4)に与える。この定
電力制御回路APRoではこの運転指令値Pdpoをゲ
イン切換回路K、リミツタ回路Lを通して比較回
路Cに入力する。この場合、ゲイン切換回路Kに
は他極からの故障検出信号Fが入力されていない
ので、そのゲインは“1”であり、入力値と出力
値は等しい。比較回路Cでは電力指令値Pdpoとそ
の極の実電力指令値Pdoとを比較し、その差信号
を極運転電流の指令値Idpoとして定電流制御回路
ACRoに与える。したがつて、各極の変換器はそ
の極の定電流制御回路ACRoからの指令により位
相制御され、直流送電運転が行なわれる。
このような状態で運転されているとき、何れか
の極、例えばP1極に故障が発生すると、P1極
の送電電力がステツプ的に低下するため、他の健
全極P2〜P3は直ちに次のような負荷移行制御
に入る。すなわち、共通演算制御装置C・Cから
定電力制御回路APRoに運転指令値Pdpoが入力さ
れると、この運転指令値Pdpoはゲイン切換回路K
に他極から故障検出信号Fが入力されることによ
つてそのゲインが“k′o”に切換えられるため、
ゲイン切換回路Kを通ることによつてk′o(k′o>
1)Pdpoに変化する。さらにこのゲイン切換回路
Kを通して得られる運転指令値k′oPdpoはリミツ
タ回路Lを通ることによりその極の設備の許容電
力以上の運転とならないように制限されてその極
の実電力検出値Pdoと比較され、その差信号が誤
差アンプAMPを通して定電流制御回路ACRoに
入力する。したがつて定電力制御回路APRoより
かかる極運転電流指令値Idpoが定電流制御回路
ACRoに入力されることにより、各健全極の変換
器は送電電力が増加する方向に制御され負荷移行
が行なわれる。
の極、例えばP1極に故障が発生すると、P1極
の送電電力がステツプ的に低下するため、他の健
全極P2〜P3は直ちに次のような負荷移行制御
に入る。すなわち、共通演算制御装置C・Cから
定電力制御回路APRoに運転指令値Pdpoが入力さ
れると、この運転指令値Pdpoはゲイン切換回路K
に他極から故障検出信号Fが入力されることによ
つてそのゲインが“k′o”に切換えられるため、
ゲイン切換回路Kを通ることによつてk′o(k′o>
1)Pdpoに変化する。さらにこのゲイン切換回路
Kを通して得られる運転指令値k′oPdpoはリミツ
タ回路Lを通ることによりその極の設備の許容電
力以上の運転とならないように制限されてその極
の実電力検出値Pdoと比較され、その差信号が誤
差アンプAMPを通して定電流制御回路ACRoに
入力する。したがつて定電力制御回路APRoより
かかる極運転電流指令値Idpoが定電流制御回路
ACRoに入力されることにより、各健全極の変換
器は送電電力が増加する方向に制御され負荷移行
が行なわれる。
このような負荷移行制御とすれば、共通演算制
御装置C・Cからの電力指令値Pdpoを変えなくて
も定電力制御回路APRoの入力指令は見かけ上k′o
倍となり、極送電電力もk′o倍に増加することに
なる。ここで、第2図,第4図において、各極等
負荷配分とすれば、P1極に故障が発生した場合
には 負荷移行後総送電電力/事故前総電電力=(k′2k2+
k′3k3+k′4k4)ΣPdp/(k1+k2+k3+k4)ΣPdp=1
∴(k′2+k′3+k′4)/4k=1 k′2+k′3+k
′4=4 となり、各極のゲイン切換回路の設定値の合計が
4となるように設定すれば良いことになる。この
場合、各極のゲイン設定が等しいとすればk′o=
1.33となる。
御装置C・Cからの電力指令値Pdpoを変えなくて
も定電力制御回路APRoの入力指令は見かけ上k′o
倍となり、極送電電力もk′o倍に増加することに
なる。ここで、第2図,第4図において、各極等
負荷配分とすれば、P1極に故障が発生した場合
には 負荷移行後総送電電力/事故前総電電力=(k′2k2+
k′3k3+k′4k4)ΣPdp/(k1+k2+k3+k4)ΣPdp=1
∴(k′2+k′3+k′4)/4k=1 k′2+k′3+k
′4=4 となり、各極のゲイン切換回路の設定値の合計が
4となるように設定すれば良いことになる。この
場合、各極のゲイン設定が等しいとすればk′o=
1.33となる。
第7図は第2図において、各極等負荷配分で送
電中にP1極で送電能力が喪失し、健全極へ負荷
移行した場合の各極の送電電力および総送電電力
を表わしたタイムチヤートである。ここでは各極
のゲイン設定は同じ値としている。また故障検出
時間は説明を簡単にするため無視している。第7
図において、時刻t1でP1極に故障が発生すると
他極は直ちに負荷移行制御に入るが、P1極の送
電電力がステツプ的に低下するため、健全極では
送電電力の増加に多少時間がかかる。そのため総
送電電力は一時的に低下する。しかし時刻t2で負
荷移行制御が完了すると総送電電力は元の値に戻
る。時刻t3でP1極を再起動して他極のゲイン切
換回路Kをリセツトすることで、適当な変化速度
で送電電力を元の状態に戻す。時刻t4はすべての
動作が完了し、事故前の状態に戻つたことを示し
ている。
電中にP1極で送電能力が喪失し、健全極へ負荷
移行した場合の各極の送電電力および総送電電力
を表わしたタイムチヤートである。ここでは各極
のゲイン設定は同じ値としている。また故障検出
時間は説明を簡単にするため無視している。第7
図において、時刻t1でP1極に故障が発生すると
他極は直ちに負荷移行制御に入るが、P1極の送
電電力がステツプ的に低下するため、健全極では
送電電力の増加に多少時間がかかる。そのため総
送電電力は一時的に低下する。しかし時刻t2で負
荷移行制御が完了すると総送電電力は元の値に戻
る。時刻t3でP1極を再起動して他極のゲイン切
換回路Kをリセツトすることで、適当な変化速度
で送電電力を元の状態に戻す。時刻t4はすべての
動作が完了し、事故前の状態に戻つたことを示し
ている。
第5図に示す定電力制御回路APRoの構成例で
は電力設定入力側にゲイン切換回路Kを設けた
が、このゲイン切換回路Kを比較回路Cの実電力
検出信号入力側に設けても前述と同用の作用効果
を得ることができる。この場合、ゲイン切換回路
Kは他極から故障検出信号Fが入力されたときの
ゲインが“1”より小さな値に設定される。つま
り、比較回路Cから得られる差信号が第5図の場
合のそれと等しくなるように、k′o(k′o>1)Pdpo
−Pdo=Pdpo−k″o(k″o<1)Pdoとすればよい。
は電力設定入力側にゲイン切換回路Kを設けた
が、このゲイン切換回路Kを比較回路Cの実電力
検出信号入力側に設けても前述と同用の作用効果
を得ることができる。この場合、ゲイン切換回路
Kは他極から故障検出信号Fが入力されたときの
ゲインが“1”より小さな値に設定される。つま
り、比較回路Cから得られる差信号が第5図の場
合のそれと等しくなるように、k′o(k′o>1)Pdpo
−Pdo=Pdpo−k″o(k″o<1)Pdoとすればよい。
第6図は第5図とは異なる構成例の定電力制御
回路APRoを示すものである。第6図において、
ANDは電力指令値Pdpoが一方の入力端に、他極
からの故障検出信号Fが他方の入力端に加えられ
るアンド回路、K2はアンド回路ANDから出力さ
れる電力指令値Pdpoをk(k<1)倍するゲ
イン回路、ADDはこのゲイン回路K2から得られ
る出力kPdpoと電力指令値Pdpoとを加算(Pdpo
+kPdpo)する加算回路で、この加算回路
ADD以降の各構成要素は第5図と同じである。
回路APRoを示すものである。第6図において、
ANDは電力指令値Pdpoが一方の入力端に、他極
からの故障検出信号Fが他方の入力端に加えられ
るアンド回路、K2はアンド回路ANDから出力さ
れる電力指令値Pdpoをk(k<1)倍するゲ
イン回路、ADDはこのゲイン回路K2から得られ
る出力kPdpoと電力指令値Pdpoとを加算(Pdpo
+kPdpo)する加算回路で、この加算回路
ADD以降の各構成要素は第5図と同じである。
したがつて、かかる構成の定電力制御回路
APRoにおいてもその指令値入力信号を他極の事
故時自極で増加させるべき電力値を演算して元の
電力指令値に加算することで、第5図の場合と同
様の作用効果を得ることができる。
APRoにおいてもその指令値入力信号を他極の事
故時自極で増加させるべき電力値を演算して元の
電力指令値に加算することで、第5図の場合と同
様の作用効果を得ることができる。
以上の説明では定電力制御回路において電力指
令値入力側又は実電力検出入力側にゲイン切換回
路等の信号レベル変換回路を付加したが、この信
号レベル変換回路を同様の考え方で定電流制御回
路ACRo内に付加しても前述同様の作用効果が得
られる。
令値入力側又は実電力検出入力側にゲイン切換回
路等の信号レベル変換回路を付加したが、この信
号レベル変換回路を同様の考え方で定電流制御回
路ACRo内に付加しても前述同様の作用効果が得
られる。
また前記した各実施例では2端子直流送電系統
に適用する場合について述べたが、3端子以上の
多端子系統にも同様にして適用することができ
る。この場合、多端子系統において、定電力制御
系および定電流制御系が共通演算部には含まれ
ず、極制御側に含まれているときには夫夫の端子
の各極の定電力制御回路又は定電流制御回路の信
号入力側に前述したような信号レベル変換回路を
設ければよく、またリミツタ回路の付加について
も同様である。さらに直流送電系統として、複数
の双極で構成され、かつ双極単位で運転されるよ
うな系統に対しても同様に適用実施できるもので
ある。
に適用する場合について述べたが、3端子以上の
多端子系統にも同様にして適用することができ
る。この場合、多端子系統において、定電力制御
系および定電流制御系が共通演算部には含まれ
ず、極制御側に含まれているときには夫夫の端子
の各極の定電力制御回路又は定電流制御回路の信
号入力側に前述したような信号レベル変換回路を
設ければよく、またリミツタ回路の付加について
も同様である。さらに直流送電系統として、複数
の双極で構成され、かつ双極単位で運転されるよ
うな系統に対しても同様に適用実施できるもので
ある。
以上述べたように本発明によれば、複数の運転
極を有する直流送電系統において何れかの極で事
故が発生し送電できなくなつた場合、事故検出信
号を他の健全極に与えてその信号により高速に送
電電力の増加を行なわせるようにしたので、従来
のように共通演算制御装置で負荷の再配分を行な
つてその出力を各極の極演算制御装置に伝送する
必要がなく、その分負荷移行制御が速くなり、信
頼性の高い制御を行なうことができる直流送電系
統の制御装置が提供できる。
極を有する直流送電系統において何れかの極で事
故が発生し送電できなくなつた場合、事故検出信
号を他の健全極に与えてその信号により高速に送
電電力の増加を行なわせるようにしたので、従来
のように共通演算制御装置で負荷の再配分を行な
つてその出力を各極の極演算制御装置に伝送する
必要がなく、その分負荷移行制御が速くなり、信
頼性の高い制御を行なうことができる直流送電系
統の制御装置が提供できる。
第1図は2端子送電2極構成の直流送電系統を
示す図、第2図は双極2回線4極構成の2端子送
電系統を示す図、第3図は直流送電系統の基本的
な制御装置を示す階層制御システム構成図、第4
図は本発明装置の一実施例を示すブロツク構成
図、第5図は同実施例における定電力制御回路の
構成を示すブロツク構成図、第6図は本発明の他
の実施例における定電力制御回路の構成を示すブ
ロツク構成図、第7図は第2図において1極の送
電能力が喪失した場合の健全極負荷移行状態を説
明するためのタイムチヤートを示す図である。 A,B……交流系統、VA1〜VA4,VB1〜VB4…
…変換器、DL1〜DL4……直流線路、DN1,DN2
……中性線、C・C……共通演算制御装置、PC
1〜PC4……極演算制御装置、GCij……位相制
御装置、VGij……ゲートパルス制御装置、APRo
……定電力制御回路、ACRo……定電流制御回
路、K……ゲイン切換回路、L……リミツタ回
路、C……比較回路、AMP……誤差アンプ、
AND……アンド回路、ADD……加算回路。
示す図、第2図は双極2回線4極構成の2端子送
電系統を示す図、第3図は直流送電系統の基本的
な制御装置を示す階層制御システム構成図、第4
図は本発明装置の一実施例を示すブロツク構成
図、第5図は同実施例における定電力制御回路の
構成を示すブロツク構成図、第6図は本発明の他
の実施例における定電力制御回路の構成を示すブ
ロツク構成図、第7図は第2図において1極の送
電能力が喪失した場合の健全極負荷移行状態を説
明するためのタイムチヤートを示す図である。 A,B……交流系統、VA1〜VA4,VB1〜VB4…
…変換器、DL1〜DL4……直流線路、DN1,DN2
……中性線、C・C……共通演算制御装置、PC
1〜PC4……極演算制御装置、GCij……位相制
御装置、VGij……ゲートパルス制御装置、APRo
……定電力制御回路、ACRo……定電流制御回
路、K……ゲイン切換回路、L……リミツタ回
路、C……比較回路、AMP……誤差アンプ、
AND……アンド回路、ADD……加算回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数の運転極を有する直流送電系統におい
て、各運転極に夫々設けられ定電流制御回路およ
び定電力制御回路を備えてその極を運転指令値と
実電力検出値との偏差にもとずいて運転制御する
極演算制御装置と、前記直流送電系統の総電力指
令値が入力されそれを個々の極に配分して前記各
極の極演算制御装置に前記運転指令値として与え
る共通演算制御装置とを備え、前記各極の極演算
制御装置の定電力制御回路又は定電流制御回路の
運転指令値信号入力側又は実電力検出値入力側
に、入力信号レベル対出力信号レベルをあらかじ
め設定された比率又は値に従つて変化させる信号
レベル変換回路を設け、複数の運転極の内何れか
の極で事故、その他の原因で送電電力の一部又は
全部が喪失したときその検出信号を健全極の前記
信号レベル変換回路に与えて前記定電力制御回路
又は定電流制御回路の入力信号レベルを変化さ
せ、健全極送電電力が増加するように制御するこ
とを特徴とする直流送電系統の制御装置。 2 複数の運転極は夫々双極で構成され、かつ双
極単位で運転されるものである特許請求の範囲第
1項に記載の直流送電系統の制御装置。 3 複数の運転極を有する直流送電系統におい
て、各運転極に夫々設けられ定電流制御回路およ
び定電力制御回路を備えてその極の運転指令値と
実電力検出値との偏差にもとずいて運転制御する
極演算制御装置と、前記直流送電系統の総電力指
令値が入力されそれを個々の極に配分して前記各
極の極演算制御装置に前記運転指令値として与え
る共通演算制御装置とを備え、前記各極の極演算
制御装置の定電力制御回路又は定電流制御回路の
運転指令値信号入力側又は実電力検出値入力側
に、入力信号レベル対出力信号レベルをあらかじ
め設定された比率又は値に従つて変化させる信号
レベル変換回路を設け、さらにこの信号レベル変
換回路の出力側に前記定電力制御回路又は定電流
制御回路の信号入力レベルに制限を加えるリミツ
タ回路を設け、複数の運転極の内何れかの極で事
故、その他の原因で送電電力の一部又は全部が喪
失したときその検出信号を健全極の前記信号レベ
ル変換回路に与えて前記定電力制御回路又は定電
流制御回路の入力信号レベルを変化させると共に
前記リミツタ回路によりその極の送電電力を許容
された値に抑えて健全極送電電力が増加するよう
に制御することを特徴とする直流送電系統の制御
装置。 4 複数の運転極は夫々双極で構成され、かつ双
極単位で運転されるものである特許請求の範囲第
3項に記載の直流送電系統の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56202948A JPS58103826A (ja) | 1981-12-16 | 1981-12-16 | 直流送電系統の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56202948A JPS58103826A (ja) | 1981-12-16 | 1981-12-16 | 直流送電系統の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58103826A JPS58103826A (ja) | 1983-06-21 |
| JPS642016B2 true JPS642016B2 (ja) | 1989-01-13 |
Family
ID=16465809
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56202948A Granted JPS58103826A (ja) | 1981-12-16 | 1981-12-16 | 直流送電系統の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58103826A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0458227U (ja) * | 1990-09-27 | 1992-05-19 | ||
| JPH0733927U (ja) * | 1993-12-01 | 1995-06-23 | 朝紀 池田 | 手 袋 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6410674B2 (ja) * | 2015-06-24 | 2018-10-24 | 株式会社日立製作所 | 多端子直流送電システム |
-
1981
- 1981-12-16 JP JP56202948A patent/JPS58103826A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0458227U (ja) * | 1990-09-27 | 1992-05-19 | ||
| JPH0733927U (ja) * | 1993-12-01 | 1995-06-23 | 朝紀 池田 | 手 袋 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58103826A (ja) | 1983-06-21 |
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