JPH0733927U - 手 袋 - Google Patents
手 袋Info
- Publication number
- JPH0733927U JPH0733927U JP7093893U JP7093893U JPH0733927U JP H0733927 U JPH0733927 U JP H0733927U JP 7093893 U JP7093893 U JP 7093893U JP 7093893 U JP7093893 U JP 7093893U JP H0733927 U JPH0733927 U JP H0733927U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glove
- hand
- cloth
- fingers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Gloves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 厳冬期に屋外で作業をしたりスポーツを楽し
んだりする際に手に着用することにより、手に寒さを感
じたり、手の指が寒さでかじかんで動かなくなったり、
手の指や手の甲にひびやあかぎれが生じたりするのを完
璧に防ぐことのできる手袋を得る。 【構成】 手の甲を覆う手袋布の表面部分10aに懐炉
20を備えて、その懐炉20の発する熱で手袋布10を
通してその内側に挿入した手の甲やそれに連なる手の指
等を暖め続けることができるようにする。
んだりする際に手に着用することにより、手に寒さを感
じたり、手の指が寒さでかじかんで動かなくなったり、
手の指や手の甲にひびやあかぎれが生じたりするのを完
璧に防ぐことのできる手袋を得る。 【構成】 手の甲を覆う手袋布の表面部分10aに懐炉
20を備えて、その懐炉20の発する熱で手袋布10を
通してその内側に挿入した手の甲やそれに連なる手の指
等を暖め続けることができるようにする。
Description
【0001】
本考案は、厳冬期に屋外で作業をする際や冬スポーツを楽しむ際などに防寒具 として用いる手袋に関する。
【0002】
防寒具の手袋は、厚手の布地、毛糸、皮革等からなる手袋布を用いて形成され ていて、手袋布で手の甲や手の掌や手の指周囲を連続して覆うことができるよう にしている。そして、手に寒風が直接に当たって、手に寒さを覚えるのを手袋布 で防ぐことができるようにしている。
【0003】
しかしながら、寒さが一段と厳しい厳冬期に屋外で作業をする際や雪にまみれ てスキーを楽しむ際などにおいて上記従来の手袋を着用した場合には、手袋布を 通してその内側の手の指や手の甲などに寒さを感じたり、極端な場合には、手の 指等がかじかんで動かなくなったりした。そして、手袋を嵌めた手が思うように 動かずに屋外の作業に不都合を感じたり、スキーのストック操作などに支障を来 したり、手の指や手の甲などにひびやあかぎれが生じたりした。
【0004】 本考案は、このような課題に鑑みてなされたもので、厳冬期において屋外で作 業をする際や冬スポーツを楽しむ際などに手に着用することにより、手に寒さを 感じたり、手の指等が寒さでかじかんで動かなくなったり、手の指や手の甲など にひびやあかぎれが生じたりするのを完璧に防ぐことのできる手袋を提供するこ とを目的としている。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案の手袋は、手の甲を覆う手袋布の表面部分 に懐炉を備えたことを特徴としている。
【0006】 本考案の手袋においては、懐炉を手袋布の表面部分に面ファスナーを介して着 脱自在に固定したり、 手袋布の表面部分に懐炉を収納する袋部を備えて、その袋部内に懐炉を交換可 能に収納したりすることを好適としている。
【0007】
本考案の手袋においては、手袋を嵌めた手を動かして作業をしたりスポーツを 楽しんだりした際などに邪魔にならない手の甲を覆う手袋布の表面部分に懐炉を 備えている。
【0008】 そのため、手袋を嵌めた手を動かして作業をしたりスポーツを楽しんだりした 際などに、懐炉が邪魔となって手袋を嵌めた手が動かしにくくなることがない。
【0009】 また、本考案の手袋においては、広い表面積を充分に取れる手の甲を覆う手袋 布の表面部分に懐炉を広く備えて、手のうちの広い面積を持つ手の甲とそれに連 なる手の指等を懐炉が発する熱で効率良く迅速かつ充分に暖め続けることができ る。
【0010】 また、懐炉を手袋布の表面部分に面ファスナーを介して着脱自在に固定した本 考案の手袋にあっては、懐炉の暖熱効果が落ちたり懐炉が故障したりした際など に、その手袋布の表面部分に固定した懐炉を別の新しい懐炉に容易かつ迅速に交 換できる。そして、懐炉の暖熱効果を長期間確実に保持し続けることができる。
【0011】 また、手袋布の表面部分に懐炉を収納する袋部を備えて、その袋部内に懐炉を 交換可能に収納した本考案の手袋にあっては、袋部内に収納した懐炉の暖熱効果 が落ちたり懐炉が故障したりした際などに、その袋部内に収納した懐炉を別の新 しい懐炉に容易かつ迅速に交換できる。そして、懐炉の暖熱効果を長期間確実に 保持し続けることができる。
【0012】
次に、本考案の実施例を図面に従い説明する。 図1は本考案の手袋の好適な実施例を示し、詳しくはその正面図を示している 。以下に、この手袋を説明する。
【0013】 図の手袋では、手に嵌めた際に、手の甲を覆う手袋布の表面部分10aに、懐 炉20を備えている。
【0014】 懐炉20には、不織布等からなる袋20a内に2種類以上の粒状物、紛状物等 の内容物を収納していて、それらの内容物を袋20aと共に手で揉んで混合させ ると発熱する、いわゆる使い捨て懐炉を用いている。
【0015】 懐炉20は、その袋20a表面を手袋布の表面部分10aに接着剤を用いて固 定している。
【0016】 手袋布10には、使い捨て可能な安価な布材、樹脂材等を用いている。そして 、懐炉20の暖熱効果が落ちた際などに、懐炉20と共に手袋布10を使い捨て できるようにしている。
【0017】 図1に示した手袋は、以上のように構成している。
【0018】 次に、この手袋の使用例並びにその作用を説明する。
【0019】 手袋布の表面部分10aに固定した懐炉20を手袋布10と共に手で揉んで、 懐炉20を発熱させた状態とした後、手袋を手に嵌める。
【0020】 すると、懐炉20の発する熱が手袋布10を通してその内側の手の甲やそれに 連なる手の指に伝わって、手が懐炉20の熱で暖め続けられる。そして、手に寒 さを感じたり、手が寒さのためにかじかんで動かなくなったり、手の甲や手の指 にひびやあかぎれが生じたりするのが防止される。
【0021】 加えて、上記手に嵌めた懐炉20を備えた手袋外側にさらに別の手袋を嵌める ようにすれば、懐炉20の発する熱が外気中に無駄に放出されるのを手袋外側に 新たに嵌めた手袋で防いで、懐炉20の発する熱で手をより効率良く暖め続ける ことができる。
【0022】 図2は本考案の手袋の他の好適な実施例を示し、詳しくはその側面図を示して いる。以下に、この手袋を説明する。
【0023】 図の手袋では、懐炉20を、手の甲を覆う手袋布の表面部分10aに面ファス ナー30を介して着脱自在に固定している。詳しくは、懐炉20に使い捨て懐炉 を用いていて、その懐炉20の袋20a表面と手の甲を覆う手袋布の表面部分1 0aとに雌雄一対の面ファスナー30a、30bをそれぞれ逢着したり貼着した りしている。そして、それらの面ファスナー30a、30bを重ね合わせて接合 することにより、懐炉20を手袋布の表面部分10aに着脱自在に固定している 。そして、懐炉20の暖熱効果が低下した際などに、手袋布の表面部分10aに 固定した懐炉20を別の新しい懐炉に容易かつ迅速に交換できるようにしている 。
【0024】 手袋布10には、長期間の使用に耐え得る厚手の布地、毛糸、皮革等を用いて いる。そして、懐炉20を新しいものと繰り返し交換して、手袋を長期間使用し た場合にも、手袋布10が裂ける等せずにその機能を保持し続けることができる ようにしている。
【0025】 その他は、前述図1に示した手袋と同様に構成していて、その使用例並びにそ の作用も前述図1に示した手袋と同様である。
【0026】 図3は本考案の手袋のもう1つの好適な実施例を示し、詳しくはその側面図を 示している。以下に、この手袋を説明する。
【0027】 図の手袋では、手の甲を覆う手袋布の表面部分10aに懐炉20を収納する袋 部40を備えている。そして、その袋部40内に懐炉20を交換可能に収納して いる。袋部40は、手袋布10と同じ種類の布材、毛糸、皮革等を用いて形成し ていて、手袋布の表面部分10aに逢着したり貼着したりしている。袋部40の 一端は、広く開口していて、その開口部40aを通して袋部40内に懐炉20を 出し入れできるようにしている。袋部の開口部40a近くの手袋布の表面部分1 0aには、蓋体42を備えていて、その蓋体42にボタン44を備えている。そ して、蓋体42で袋部の開口部40aを覆って、蓋体42先端を袋部40表面に ボタン44を介して固定することにより、蓋体42で袋の開口部40aを塞ぐこ とができるようにしている。そして、袋部40内に収納した懐炉20が袋部の開 口部40aを通して袋部40外方に脱落するのを防ぐことができるようにしてい る。
【0028】 その他は、前述図2に示した手袋と同様に構成していて、その使用例並びにそ の作用も前述図2に示した手袋と同様である。
【0029】 なお、上述図1ないし図3に示した手袋では、懐炉20にいずれも使い捨て懐 炉を用いているが、懐炉20を手袋布の表面部分10aに面ファスナー30を介 して着脱自在に固定した図2に示した手袋又は手袋布の表面部分10aに懐炉2 0を収納する袋部40を備えた図3に示した手袋にあっては、懐炉20に懐炉灰 を入れた箱型懐炉や揮発油を入れた白金懐炉であって、マッチ等を用いて着火す るタイプの懐炉を用いても良く、そのようにしても、上述図2と図3に示した手 袋と同様な作用を有する手袋を提供できる。
【0030】 また、本考案の手袋は、図1ないし図3に示したような5本指タイプの手袋の 他に、親指以外の4本の指を纏めて同じ1本の袋内に挿入する2本指タイプの手 袋にも利用可能である。
【0031】
以上説明したように、本考案の手袋を厳冬期に屋外で作業をする際や雪にまみ れて冬スポーツを楽しむ際などに手に着用すれば、手の甲を覆う手袋の表面部分 に備えた懐炉が発する熱で手袋布を通してその内側の手の甲やそれに連なる手の 指等を効率良く迅速に暖め続けることができる。そして、手袋を嵌めた手に寒さ を感じたり手袋を嵌めた手が寒さのためにかじかんで動かなくなったり手の甲や 手の指等にひびやあかぎれが生じたりするのを確実に防止できる。
【0032】 また、懐炉を手の甲を覆う手袋布の表面部分に備えていて、手袋を嵌めた手を 動かして作業をしたりスポーツをしたりした際などに手袋に備えた懐炉が邪魔と なって屋外の作業やスポーツの動作などに支障を来すことがない。
【図1】本考案の手袋の正面図である。
【図2】本考案の手袋の側面図である。
【図3】本考案の手袋の側面図である。
10 手袋布 10a 手の甲を覆う手袋布の表面部分 20 懐炉 30、30a、30b 面ファスナー 40 袋部 40a 袋部の開口部 42 蓋体 44 ボタン
Claims (3)
- 【請求項1】 手の甲を覆う手袋布の表面部分に懐炉を
備えたことを特徴とする手袋。 - 【請求項2】 懐炉を手袋布の表面部分に面ファスナー
を介して着脱自在に固定した請求項1記載の手袋。 - 【請求項3】 手袋布の表面部分に懐炉を収納する袋部
を備えて、その袋部内に懐炉を交換可能に収納した請求
項1記載の手袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7093893U JPH0733927U (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | 手 袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7093893U JPH0733927U (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | 手 袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0733927U true JPH0733927U (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=13445954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7093893U Pending JPH0733927U (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | 手 袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0733927U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005037155A1 (ja) * | 2003-10-20 | 2005-04-28 | Kimura-Sangyo Co., Ltd | カイロおよび手袋 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS642016B2 (ja) * | 1981-12-16 | 1989-01-13 | Tokyo Denryoku Kk |
-
1993
- 1993-12-01 JP JP7093893U patent/JPH0733927U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS642016B2 (ja) * | 1981-12-16 | 1989-01-13 | Tokyo Denryoku Kk |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005037155A1 (ja) * | 2003-10-20 | 2005-04-28 | Kimura-Sangyo Co., Ltd | カイロおよび手袋 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5617583A (en) | Thermal glove with heater pocket | |
US5682837A (en) | Pet brush worn on the hand | |
US4759084A (en) | Cold-weather hand covering having selectively shaped chemical heating element receiving chamber | |
US7086093B2 (en) | Glove with insulation pocket | |
US5774894A (en) | Thermal mitten for golfers | |
RU100884U1 (ru) | Перчатка | |
US4742579A (en) | Ski glove | |
US5497510A (en) | Thumb protector for fishing and method of gripping sport fish | |
US9386815B2 (en) | Multi-function glove | |
US5799336A (en) | Protective garment with detachable flexible pouch | |
US20090271905A1 (en) | Protective glove for use with hot glue gun activities | |
US3403408A (en) | Hand covering | |
CA2667393A1 (en) | Shawl-like warmth blanket made of textiles for persons | |
US9642406B2 (en) | Glove providing grip and dexterity | |
US5943701A (en) | Combined hand glove and aerosal repellant device | |
JP4119395B2 (ja) | 手袋付きウェア | |
US5515547A (en) | Mitten-glove combination for the hands | |
JPH0733927U (ja) | 手 袋 | |
US5682610A (en) | Two-handed receptacle | |
JP3238658U (ja) | 手袋用使い捨てカイロ | |
JPH045Y2 (ja) | ||
WO2007072509A2 (en) | Reversible glove for uncovering palm and fingers | |
US594499A (en) | Glove | |
RU199987U1 (ru) | Средство для согревания кисти руки при управлении детской коляской | |
JP3047394B1 (ja) | 防水用手袋とこの防水用手袋を携帯する手袋装置 |