JPS641747Y2 - - Google Patents

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JPS641747Y2
JPS641747Y2 JP1981180216U JP18021681U JPS641747Y2 JP S641747 Y2 JPS641747 Y2 JP S641747Y2 JP 1981180216 U JP1981180216 U JP 1981180216U JP 18021681 U JP18021681 U JP 18021681U JP S641747 Y2 JPS641747 Y2 JP S641747Y2
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JP
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seat
heater
heaters
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temperature
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JP1981180216U
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JPS5883795U (ja
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車用シートに装着されたシー
ト用ヒータの制御回路に関する。
自動車のシートに電気ヒータを挿着してシート
を暖房するヒータ付シートが実用化されている
が、この種のシート用ヒータは、シート本体とシ
ートバツクの両方にヒータを取付け、シート本体
用ヒータとシートバツク用ヒータの接続を電源に
対し直列接続にすることにより低温とし、並列接
続にすることにより高温とするように、ヒータに
切換スイツチを接続して構成されていた。
したがつて、使用者はシートが適温になるまで
は切換スイツチを高温の側、つまりヒータを並列
接続にしておき、適温になつた時にこれを低温
側、つまりヒータを直列接続に切換えて使用する
必要があつたから、切換スイツチの操作に不便な
点があり、また、使用者が切換えることから温度
変化が大きく希望した温度にシートを保つことが
困難な問題があつた。
この考案は、上記の問題点を解決するためにな
されたもので、シート本体用とシートバツク用の
ヒータの接続をサーモスタツトの接点を使つて切
換えることにより、自動的にシートを適温な状態
に暖房することができるシート用ヒータの制御回
路を提供することを目的とする。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
1は自動車用シートのシートバツクであり、内
部にシートバツク用のヒータR1が装着され、2
はシート本体であり、内部にシート本体用のヒー
タR2が装着されている。3は第1接点部4と第
2接点部5を有するサーモスタツトで、ヒータR
1とR2の電源回路に次のように接続されてい
る。
先ず、ヒータR1の一端がヒータR2の一端に
接続され、サーモスタツト3の第1接点部4の第
1可動接点4CはヒータR1の他端に接続され、
第1接点部4のb接点4bはヒータR2の他端に
接続される。さらに、第1接点部4のa接点4a
が第2接点部5bに接続され、第2接点部5の第
2可動接点5cがヒータR1とヒータR2の中間
接続点に接続される。そして、第1接点部4のb
接点つまりヒータR2の端部に正極電源が電源ス
イツチS1を介して接続され、第1接点部4のa
接点4a(第2接点部5のb接点5b)が負極電
源(アース)に接続される。即ち、2つのヒータ
R1,R2が電源に直列に接続され、第1接点部
4の第1可動接点がヒータR1の端部を電源側又
は接地側に接続可能とされ、第2接点部5の第2
可動接点5cがヒータの中間接点を接地側へ接続
又は遮断可能とされる。
上記のように構成されたシート用ヒータの制御
回路では、サーモスタツト3が付勢作動しない低
温域において、ヒータR1とヒータR2は図のよ
うな並列接続状態を保持し、高温制御状態とな
る。一方、温度が上昇しサーモスタツト3が付勢
作動すると、第1接点部4の第1可動接点4cが
a接点4a側に切り換わり、第2接点部5のb接
点5bがオフする。これによつて、ヒータR1と
R2は直列接続に切り換わり、ヒータR1とR2
の放熱量はそのヒータ線の合成抵抗値に反比例す
ることから、低温制御状態となる。
サーモスタツト3の温度設定は、例えば、高温
制御においてヒータがシートの温度を約35℃まで
高め、低温制御においては約30℃まで高めること
ができる場合、サーモスタツト3の高温から低温
に切換える温度、つまり付勢作動温度を約33℃
に、低温から高温に切換える温度、つまり消勢作
動温度を約28℃に設定する。
上記のように設定されたサーモスタツト3をも
つヒータR1,R2では、乗車して電源スイツチ
S1を投入した当初、温度が例えば15℃と低い場
合、サーモスタツト3は高温制御側、つまり図の
ように接点4bと5bをオンの状態としてシート
バツク用ヒータR1とシート本体用ヒータR2を
並列に接続し、急速にシートを暖房する。そし
て、シートの温度が約33℃に達した時、サーモス
タツト3は低温制御側、つまり、接点4bをオフ
してa接点4a側にヒータR1を接続し、一方の
第2接点部5のb接点5bをオフの状態として、
2つのヒータR1,R2を直列接続に切り換え
る。このような動作により、以後、サーモスタツ
ト3は温度が28℃以下に下るまでは低温制御を維
持し、シートは30℃前後の適温に保たれ、良好な
暖房が行なわれる。
以上のように、この考案のシート用ヒータの制
御回路では、シートバツクとシート本体に装着さ
れた2本のヒータの接続を、第1接点部と第2接
点部をもつサーモスタツトの接点を用いて、高温
制御用の並列接続と低温制御用の直列接続に切り
換えてシートの温度を制御するように構成したか
ら、従来のように使用者が自ら切換スイツチを操
作する必要はなく、使用開始当初は高温制御で急
速にシートを暖房し、適温になれば低温制御に自
動的に切り換えを行なつて、シートを適温な状態
に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示すシート用ヒータの
制御回路図である。 R1……シートバツク用のヒータ、R2……シ
ート本体用のヒータ、3……サーモスタツト、4
……第1接点部、4c……第1可動接点、5……
第2接点部、5c……第2可動接点、4a……a
接点、4b,5b……b接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートバツク用とシート本体用の2つのヒータ
    が電源に直列に接続され、第1接点部と第2接点
    部をもつサーモスタツトの第1接点部の第1可動
    接点が一方のヒータの端部に接続され、前記第1
    可動接点が一方のヒータの端部を電源側又は接地
    側に接続可能とされ、第2接点部の第2可動接点
    が前記両ヒータの中間接続点に接続され、前記第
    2可動接点が前記中間接続点を接地側へ接続又は
    遮断可能とされ、サーモスタツトの低温消勢作動
    時に両ヒータを並列接続し、高温付勢作動時に両
    ヒータを直列接続する構成としたシート用ヒータ
    の制御回路。
JP1981180216U 1981-12-03 1981-12-03 シ−ト用ヒ−タの制御回路 Granted JPS5883795U (ja)

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JP1981180216U JPS5883795U (ja) 1981-12-03 1981-12-03 シ−ト用ヒ−タの制御回路

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JP1981180216U JPS5883795U (ja) 1981-12-03 1981-12-03 シ−ト用ヒ−タの制御回路

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Publication Number Publication Date
JPS5883795U JPS5883795U (ja) 1983-06-07
JPS641747Y2 true JPS641747Y2 (ja) 1989-01-17

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ID=29976610

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JP1981180216U Granted JPS5883795U (ja) 1981-12-03 1981-12-03 シ−ト用ヒ−タの制御回路

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JPS5883795U (ja) 1983-06-07

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