JPS641663Y2 - - Google Patents

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JPS641663Y2
JPS641663Y2 JP5242483U JP5242483U JPS641663Y2 JP S641663 Y2 JPS641663 Y2 JP S641663Y2 JP 5242483 U JP5242483 U JP 5242483U JP 5242483 U JP5242483 U JP 5242483U JP S641663 Y2 JPS641663 Y2 JP S641663Y2
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JP
Japan
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recess
sensor
circuit board
hole
mesh
Prior art date
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JP5242483U
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JPS59158082U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は呼気中のアルコール分を検出するセン
サを有する腕時計の外装構造に関するものであ
る。
近年各種センサの技術開発が進み日常生活の中
にもセンサが利用される様になり、すでに腕時計
にも温度センサや照度センサなどが取付けられ時
計以外の機能を付加させたものが発売されてい
る。
これらのセンサの一つとして呼気中のアルコー
ル分を検出するセンサ((以降、特に記載がない
場合“センサ”は呼気中のアルコール分を検出す
るセンサを意味する。)があり、このセンサを腕
時計に取付ける試みがなされてきた。
しかし、この場合、他の温度センサや照度セン
サと異なりセンサ自身を大気中つまりは呼気中に
さらし、且つゴミや水滴から保護しなければなら
ない。従つて第1図に示す様な、センサ取付け部
10に開閉可能な蓋20を設け、測定時のみ蓋2
0を開けセンサ30を呼気にさらす構造が考案さ
れているが、これによると使用者が測定する度に
蓋20を開閉する動作を必要とし、更に製造側に
とつては蓋というデザイン制約により、デザイン
バリエーーシヨンが限定されてしまうという欠点
を有していた。
本考案は、上記た諸欠点を解消するものであ
り、時計ケースのバンド取付け部上方と時計ムー
ブ収納部上方に跨がりセンサを接続した回路基板
を収納する凹部を形成し、この凹部下面に、回路
基板と時計ムーブとを接続する接続部材を通す貫
通孔と、呼気を外部に排出する排出孔とを穿設
し、また該凹部の上方に、通気性を持たせるため
の穴をおおう様に防水性と通気性を有する、例え
ばエチレン樹脂などによる多孔質フイルムなどの
メツシユが固着されている銘板で塞ぎ、更に前記
排出孔を防水性と通気性を有したメツシユで塞ぐ
ことにより、センサが大気中つまりは呼気中にさ
らされているにもかかわらず、センサをゴミや水
滴より保護し且つ測定時に蓋を開けるなどの余計
な動作を必要とせず、更には上面が銘板でおおわ
れるため、蓋を有する場合よりもデザイン制約が
少なくデザイン性が向上するものである。
また本考案は前記凹部に呼気の排出孔を穿設し
たことにより凹部内に呼気がよどむ心配がなく、
従つて呼気によるセンサの劣化を防ぎ常に正確で
安定した検出が可能となるアルコールセンサ付き
腕時計を提供するものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
第2図は本考案の一実施例を示すセンサ固定部
の断面図である。
10は時計ケース、20は時計ムーブ、30は
センサ、40は回路基板、50は接続部材、6
0,61はメツシユ、70は銘板、80はストツ
プリング、90はOリングである。
センサ30が、電気的且つ機械的に接続された
回路基板40は、回路基板40と時計ムーブ20
とを電気的に接続するための接続部材50を挿通
させるための挿通部42を有している基板カバー
41に保持されている。
時計ケース10のバンド取付け部11上方と時
計ムーブ20の収納上方に跨がり基板カバー41
に保持された回路基板40を収納するための凹部
12が形成され、該凹部12の下面には、接続部
材50が挿通された基板カバー41の挿通部42
を通すための第1の貫通孔である貫通孔13と、
呼気を前記凹部12の外部下方に排出するための
第2の貫通孔である排出孔14が穿設されてい
る。
基板カバー41はOリング90を介しストツプ
リング80によつて時計ケース10に固定されて
いる。
凹部12の上側には、通気性を持たせるための
穴71をおおう様に、防水性と通気性を有するメ
ツシユ60が固着された銘板70が時計ケース1
0に固定され凹部12の上側を塞いでいる。ま
た、排出孔14の下部外側は防水性と通気性を有
するメツシユ61が時計ケース10に固着され排
出孔14の下側を塞いでいる。
呼気中のアルコール分を検出しようとする場
合、時計ケース10の外部の銘板70の上から吹
きかけられた呼気がメツシユ60が固着された銘
板70を通過し凹部12に侵入すると、ここでセ
ンサ30により呼気中のアルコール分が検出さ
れ、その信号が回路基板40、接続部材50を通
り時計ムーブ20に伝わり表示される。
そして、凹部12に侵入しセンサ30によりア
ルコール分の検出がなされた呼気は、下部外側を
メツシユ61に塞がれた排出孔14を通過して凹
部12の外に排される。
尚、時計ケース10にゴミや水滴がかかつた場
合、銘板70に固着したメツシユ60および排出
孔14の下部外側に固着したメツシユ61により
それらは凹部12には侵入できない。また大気中
および呼気中の水蒸気は多少凹部12に侵入する
が、Oリング90が時計ケース内部への侵入を防
いでいるため時計ムーブ20に直接悪影響を与え
ることはない。
以上述べた如く、本考案によれば、アルコール
センサ付き腕時計に於いて、時計ケースに呼気を
吹きかけるだけで測定できるため開閉式の蓋を使
用する必要がなく、且つセンサをゴミや水滴より
保護することが可能となるためデザイン制約が少
なくデザイン性が向上し更には、センサ周辺に測
定後の呼気がよどんでセンサの検出感度を劣化さ
せる心配もなく常に正確で安定した検出が可能と
なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のセンサを有する腕時計の斜視
図、第2図は本考案の実施例を示す腕時計のセン
サ固定部の断面図である。 10……時計ケース、20……時計ムーブ、3
0……センサ、40……回路基板、50……接続
部材、60,61……メツシユ、70……銘板、
80……ストツプリング、90……Oリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 時計ケースのバンド取付け部上方と時計ムーブ
    収納部上方に跨がり回路基板を収納する凹部を形
    成し、該凹部の下面には前記モジユール収納部に
    通ずる第1の貫通孔と、前記バンド取付け部の下
    方外部に通ずる第2の貫通孔とを穿設し、前記回
    路基板は前記第1の貫通孔を通して時計ムーブと
    電気的に接続され、前記第2の貫通孔には前記回
    路基板に電気的に接続されたアルコールセンサを
    配設し、前記凹部の上側に防水性と通気性を有す
    るメツシユを貼着した通気性の銘板を固着し、前
    記第2の貫通孔の下側を防水性と通気性を有する
    メツシユを貼着したことを特徴とするアルコール
    センサ付き腕時計の外装構造。
JP5242483U 1983-04-08 1983-04-08 アルコ−ルセンサ付き腕時計の外装構造 Granted JPS59158082U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5242483U JPS59158082U (ja) 1983-04-08 1983-04-08 アルコ−ルセンサ付き腕時計の外装構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5242483U JPS59158082U (ja) 1983-04-08 1983-04-08 アルコ−ルセンサ付き腕時計の外装構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59158082U JPS59158082U (ja) 1984-10-23
JPS641663Y2 true JPS641663Y2 (ja) 1989-01-13

Family

ID=30182774

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5242483U Granted JPS59158082U (ja) 1983-04-08 1983-04-08 アルコ−ルセンサ付き腕時計の外装構造

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JP (1) JPS59158082U (ja)

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Publication number Publication date
JPS59158082U (ja) 1984-10-23

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