JPS64145B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS64145B2
JPS64145B2 JP59098508A JP9850884A JPS64145B2 JP S64145 B2 JPS64145 B2 JP S64145B2 JP 59098508 A JP59098508 A JP 59098508A JP 9850884 A JP9850884 A JP 9850884A JP S64145 B2 JPS64145 B2 JP S64145B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
induction heater
tundish
refractory
holding container
inductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP59098508A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60244452A (ja
Inventor
Yutaka Yoshii
Tsutomu Nozaki
Yasuhiro Kakio
Norihiro Ueda
Setsuo Kakihara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP9850884A priority Critical patent/JPS60244452A/ja
Publication of JPS60244452A publication Critical patent/JPS60244452A/ja
Publication of JPS64145B2 publication Critical patent/JPS64145B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/10Supplying or treating molten metal

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この明細書で開示する技術内容は、溶融金属の
保持容器とくに連続鋳造機のタンデイシユに着脱
可能に取付けて用いる誘導加熱器保守用支持装置
についての提案である。
背景技術 第3図および第4図は、連続鋳造用タンデイシ
ユ101の側壁にフランジ102,102′を介
して取付けた誘導加熱器103の従来例を示すも
のである。この装置は、中心部に上下方向に貫通
する加熱コイル用鉄心104を設置する通孔10
5を有し、上記タンデイシユ101に面する側を
除き全体が鉄皮106で包囲された耐火物107
で形造られており、タンデイシユ101の側壁に
取付けるためのフランジ102′を有する。
そして、上記耐火物107部には、通孔105
を囲むように溝形(平面形状がu形で開口両端部
が夫々タンデイシユに連通している)に穿設した
被加熱溶湯109(以下“溶鋼”の例で説明す
る)の迂回通路108が設けてあり、例えば該迂
回通路108のタンデイシユ101と連通する開
口から導入された溶鋼109が迂回通路108内
を満たしてタンデイシユ内の溶鋼に連通する閉ル
ープ(二次誘導コイルに相当)を構成し前記加熱
コイル(一次誘導コイルに相当)111で所定の
温度にまで加熱させながら溶鋼を電磁力により一
定の方向に環流させることができるように構成し
てある。
従来技術とその問題点 タンデイシユ101および誘導加熱器103
は、高温の溶鋼を保持するものであるから耐火物
壁の損傷が激しく頻繁に補修することが必要であ
る。この意味で、タンデイシユ101に取付けて
いる誘導加熱器103の着脱は、タンデイシユカ
ー110の走行軌道に沿つた位置で行うのが望ま
しく、円滑な連鋳作業を推進するために重要であ
る。
しかしながら、通常の連鋳操業では、タンデイ
ツシユ101の場合その耐火物の補修やノズルセ
ツト等のタンデイシユに関する準備作業は鋳込床
から離れた位置で行われるので、このような設備
配置のもとで上述の誘導加熱器とタンデイシユの
着脱作業を行おうとすると以下に述べるような問
題が生ずることがわかつた。
(1) 鋳込み終了後、タンデイシユ101を準備ヤ
ード(待機位置)にもどす際にも誘導加熱器1
03へは冷却水を流す必要があるため冷却水ホ
ース(図示せず)を接続したままにしておかね
ばならない。
(2) タンデイシユ101を準備ヤードに移す際
に、誘導加熱器103の耐火物107の温度が
下り、冷却時の体積収縮により割れが生じ、こ
の割れが次回の鋳込時に溶鋼の差しこみ耐火物
剥離などのトラブルを生じる原因になる。
発明の目的と要旨 本発明の目的は、タンデイシユや誘導加熱器の
補修に当り鋳込床で切り離しが可能になるように
して上述した問題点を克服するところにある。こ
の目的を達成するための本発明各装置の特徴とす
るところは、第1に 着脱可能な誘導加熱器を具える走行移動する溶
融金属保持容器に対し、鋳込床上におけるその保
持容器の各待機位置に面して、上記誘導加熱器の
着脱、耐火物加熱および検査・補修のための保守
機構を、それぞれ隣接して配置した点の構成、第
2に、 着脱可能な誘導加熱器を具える走行移動する溶
融金属保持容器に対し、鋳込床上におけるその保
持容器走行軌道に沿つて、上記誘導加熱器の着
脱、耐火物加熱および検査・補修のための保守機
構を載置せる走行台車を、移動可能に並列させた
点の構成とにある。
発明の構成と作用 以下に本発明の構成を鋼の連続鋳造で用いるタ
ンデイシユと誘導加熱器として溝形誘導加熱器
(以下これを単に「インダクター」という)の例
で説明する。
本発明は、連続鋳造作業の終了後に、インダク
ター1の主として迂回通路に沿う耐火物の溶損状
態を熱間で判定し、保熱や必要に応じて行う補修
が各タンデイシユ2,2′に近接する鋳込床上で
行われるように工夫したものである。
要するに、インダクター1の保守用支持装置
5,5′を、モールド4を中心としたタンデイシ
ユカー3,3′の走行延在位置に定められる鋳込
床上の待機位置6,6′におけるその隣接位置に
配置したのである。第1図はその具体例である。
第1図において、待機位置にある各タンデイシ
ユ2,2′に隣接する該保守用支持装置5,5′
は、インダクターの着脱装置7、耐火物溶損熱間
判定・補修装置8、加熱装置9、必要に応じて設
けられるイメージセンサー10からなるものであ
る。
ここにインダクターの着脱装置7は、タンデイ
シユ2,2′とインダクター1,1′を接続するク
ランプの操作機能ならびにインダクター1,1′
の支持走行と回転を可能にする軌道および駆動装
置を備えている。
また耐火物溶損熱間判定・補修装置8は、観察
用の撮影カメラおよびCRT(Cathode Ray
Tube)から成る耐火物欠落部判定装置、及びス
ラリー状の耐火物材料を吹付けるコンプレツサー
とガンとから成る補修装置を備えている。
さらに加熱装置9は、上記補修装置8で吹付け
た耐火物スラリーを乾燥させたり、次回の溶鋼加
熱のためインダクター1,1′を予熱するもので、
加熱方式としては燃焼ガスによる加熱が好適であ
る。
なおイメージセンサ10は、例えば光フアイバ
ーなどにより、インダクター1,1′の溶鋼通路
の曲りの部分の耐火物の欠落などを観察すること
ができ、とくに上掲した8の耐火物欠落部判定装
置と組み合わせて使用することが好ましい。
次に上記のような保守用支持装置5,5′を用
いた具体的操業例について説明する。
さて溶鋼の連続鋳造に先立つて、インダクター
1又は1′は保守用支持装置5,5′にセツトされ
る。そしてまずインダクターの溝部が加熱装置9
に向いあうように着脱装置7を用いて回転させつ
つ位置決めを行い、加熱装置9により予熱する。
所定温度に加熱されたインダクター1,1′はそ
の溝部がタンデイシユ2,2′との接続部に向い
あうような位置に着脱装置7により回転され、タ
ンデイシユ2,2′に接するまで直進走行し固定
される。
次にタンデイシユカー3,3′が移動し、モー
ルド4において溶鋼の加熱を行いつつ連続鋳造作
業を行う。
鋳造作業終了後は概ね上記と逆の順序で操作す
ることになる。すなわちタンデイシユ2,2′が
元の場所6,6′に戻つた直後に、着脱装置7に
よりタンデイシユ2,2′から切り離されたイン
ダクター1,1′は、インダクター溝部の耐火物
の欠落状態を観察するために撮影カメラを備えた
耐火物補修装置8の方向に、後進、回転させる。
補修は耐火物の温度が下らないうちに短時間で終
了しなければならない。というのはこの時間が長
くなると温度が下がり、耐火物は収縮して亀裂を
生じるために、次回の溶鋼処理時に漏れを生じる
おそれが大きいからである。耐火物の補修終了後
のインダクターは180゜回転させ、加熱装置9と対
向させてから次回の鋳込みに備えて予熱する。
なおインダクター溝の奥の耐火物については、
光フアイバーなどのイメージセンサーを溝内部に
挿入して欠落状態を観察する。
また、本発明の別の実施態様は第2図示例の如
き形式であり、この形式はタンデイシユカー3走
行軌道11に沿つて並走する該保持用支持装置
5″の例である。このタイプは、上記着脱装置7、
熱間判定・補修装置8および加熱装置9が走行台
車12上に配置してあり、この走行台車12が軌
道13に沿つてタンデイシユカー3とともに一緒
に並走し得るように構成してある。このタイプで
は、インダクター1はタンデイシユ2の走行位置
の如何に拘わらずどこでも着脱が可能であり、例
えば従来のようにタンデイシユ2補修に際しても
インダクター1を取付けたまま、しかも冷却水ホ
ースを接続したまま、鋳込床外の準備ヤードに移
す必要がなくなり、円滑な鋳造作業を行うことが
できるようになる。
従つて第2図に示した例では、上記の連続鋳造
時に何らかの異常が発生してタンデイシユカー
3,3′の走行が困難になつた場合あるいはタン
デイシユ待機位置以外のタンデイシユカー走行軌
道上でタンデイシユとインダクターの着脱を行う
必要が生じた場合にも円滑に操業できる。
すなわち走行するタンデイシユカー3,3′の
軌道に並行してインダクター保持用支持装置の走
行軌道13が付設してあることにより、溶鋼の鋳
込位置からタンデイシユ待機位置までの任意の位
置においてタンデイシユとインダクターの着脱作
業が可能となる。
以上の設備配置によつて、インダクターを構築
する耐火物の使用条件が緩和され耐火物寿命が長
くなることの他、インダクターに接続されている
冷却水ホースのハンドリングが容易になるなど連
続鋳造における多くの改善を図ることができる。
特に本発明にあつては、インダクターが分離さ
れている状態で耐火物を約1000℃に保熱しておく
ことができ、走行移動の途中において耐火物の溶
損や剥離を判定することができ、また任意の場所
での取付けも可能である。
発明の効果 本発明によれば、鋳造作業終了後の鋳込床にお
いてタンデイシユと誘導加熱器の分離が可能とな
り、急冷による誘導加熱器への悪影響がなく割れ
のない健全な状態で次回の使用に備えられる。一
方タンデイシユは単独でタンデイシユ準備ヤード
へ送ることができるので、通常の工程に従つて耐
火物の補修とノズルのセツトを行うことができ
る。
従つて、連鋳作業等の円滑な操業が確保される
とともに誘導加熱器耐火物の寿命延長が達成され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本発明の2つの実施態
様である連続鋳造機の誘導加熱器保守用支持装置
についての平面図、第3図は、誘導加熱器を具え
る連鋳タンデイシユの正面図、第4図は、誘導加
熱器の横断面図である。 1……誘導加熱器(インダクター)、2,2′…
…タンデイシユ、3,3′……タンデイシユカー、
4……モールド、5,5′……保守用支持装置、
6……タンデイシユ待機位置、7……着脱装置、
8……判定・補修装置、9……加熱装置、11,
13……走行軌道、12……走行台車。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 着脱可能な誘導加熱器を具える走行移動する
    溶融金属保持容器に対し、鋳込床上におけるその
    保持容器の各待機位置に面して、上記誘導加熱器
    の着脱、耐火物加熱および検査・補修のための保
    守機構を、それぞれ隣接して配置したことを特徴
    とする溶融金属保持容器の誘導加熱器保守用支持
    装置。 2 着脱可能な誘導加熱器を具える走行移動する
    溶融金属保持容器に対し、鋳込床上におけるその
    保持容器走行軌道に沿つて、上記誘導加熱器の着
    脱、耐火物加熱および検査・補修のための保守機
    構を載置せる走行台車を、移動可能に並列させた
    ことを特徴とする溶融金属保持容器の誘導加熱器
    保守用支持装置。
JP9850884A 1984-05-18 1984-05-18 溶融金属保持容器の誘導加熱器保守用支持装置 Granted JPS60244452A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9850884A JPS60244452A (ja) 1984-05-18 1984-05-18 溶融金属保持容器の誘導加熱器保守用支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9850884A JPS60244452A (ja) 1984-05-18 1984-05-18 溶融金属保持容器の誘導加熱器保守用支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60244452A JPS60244452A (ja) 1985-12-04
JPS64145B2 true JPS64145B2 (ja) 1989-01-05

Family

ID=14221585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9850884A Granted JPS60244452A (ja) 1984-05-18 1984-05-18 溶融金属保持容器の誘導加熱器保守用支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60244452A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0794059B2 (ja) * 1986-01-21 1995-10-11 川崎重工業株式会社 水平連続鋳造装置
JPS63238961A (ja) * 1987-03-25 1988-10-05 Hitachi Zosen Corp 水平連続鋳造装置における鋳込設備
CN111992702B (zh) * 2020-08-17 2021-08-13 青岛正望钢水控制股份有限公司 一种电磁感应加热中间包的流钢通道砖
CN114559024B (zh) * 2022-01-19 2024-04-30 中国重型机械研究院股份公司 一种电磁感应加热中间包改造设计方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4928276U (ja) * 1972-06-12 1974-03-11
JPS50173U (ja) * 1973-05-02 1975-01-06
JPS5614919U (ja) * 1979-07-13 1981-02-09

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4928276U (ja) * 1972-06-12 1974-03-11
JPS50173U (ja) * 1973-05-02 1975-01-06
JPS5614919U (ja) * 1979-07-13 1981-02-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60244452A (ja) 1985-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2039662C (en) Strip casting
JPS64145B2 (ja)
JPS6347399Y2 (ja)
JP3147335B2 (ja) 溶融金属収納鍋用耐火物交換装置
JPH0829402B2 (ja) 連続鋳造方法
JP2876725B2 (ja) 溶融金属容器のスライドバルブの交換装置
KR100357301B1 (ko) 청정강 제조를 위한 불활성 가스 취입용 턴디시커버 및 그 제조방법
JP3379635B2 (ja) 浸漬ノズル交換装置の排熱装置
US4506425A (en) Method for the hot repair of the protective layer provided on the permanent lining of a tundish of a continuous casting plant
JPS61103653A (ja) タンデイツシユのスラグ除去方法
JPH11291024A (ja) 取鍋の内面補修方法および補修装置
JP3289057B2 (ja) 浸漬ノズル交換装置
JP2856075B2 (ja) 連続鋳造機のタンディッシュ使用方法,改造方法および鋳込床設備
JPH0361314A (ja) Rh炉における浸漬管の交換方法
JP2556045Y2 (ja) 連続鋳造機のタンディッシュユティリティ供給装置
JPH06602A (ja) 熱間繰り返し使用される連鋳用タンディッシュのスライドバルブ交換設備
JPH0750044Y2 (ja) 連続鋳造設備
JPH022522Y2 (ja)
JPH0615421A (ja) 連続鋳造機の鋳込み方法および循環鋳込装置
JPH0137814Y2 (ja)
JPS6214120Y2 (ja)
JPS6340299Y2 (ja)
US1813032A (en) Mold for alumino-thermic welding of rails
JPH0442045Y2 (ja)
JPS6039145Y2 (ja) 水平連続鋳造設備のブレ−クリングへの圧縮応力付与装置