JPS61103653A

JPS61103653A - タンデイツシユのスラグ除去方法

Info

Publication number: JPS61103653A
Application number: JP22556584A
Authority: JP
Inventors: Yukihiro Nakamura; 幸弘中村; Hiroshi Shimizu; 博清水; Toshiaki Ohira; 大平　俊朗; Kosaku Ono; 小野　耕作
Original assignee: HIROCHIKU KK; Nippon Steel Corp
Current assignee: HIROCHIKU KK; Nippon Steel Corp
Priority date: 1984-10-26
Filing date: 1984-10-26
Publication date: 1986-05-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、溶融金属特に溶鋼の連続鋳造に用いる夕／デ
イツンユの耐火物稼動面に付着浸透したスラグを溶融さ
せ除去する整備方法に関する。

（従来の技術）溶鋼の連続鋳造におけるタンディツシュは、取鍋交換時
のバッファー、介在物の浮上分離促進、最近では溶鋼の
温麓補償、精錬機能等を付加させた重要な役割を持つ中
間収容器である。現状のタンディツシュ整備工程は、鋳
造終了後タンディツシュをタンディツシュ整備場に運搬
し、スラグ・地金剥離作業を行なうために、タンディツ
シュを作業可能温度にまで放冷し、スラグ・地金剥離作
業を行なう。その後、スラグ・地金の除去を容易にする
ためのコーディング材等の吹付は補降、あるいはコテ塗
シ等の作業後、反償ノズル、ストツバ−、ロングノズル
、堰を装入し、コーテイング材を乾燥予熱する。そして
次の鋳造作業のために待機する。

（発明が解決しようとする問題点りところが、これらの整備作業工程には放冷作業があるた
め、長時間ｔ−費やし、タンデイソンユの常備基数も数
多く必要となる。また、エネルギー面から見ても、鋳造
後一度冷却し再度乾燥予熱するために非常に大きなロス
となる。また、上記スラグ・地省除去を容易にするため
のコーティング材塗布についても大きな炉材コストがか
かつている。

（問題点を解決するための手段及作用）そこで本発明者
らは、このスラグ・地金除去作業を熱間で実施すること
を検討した結果、欠配する本発明方法を完成したもので
ある。即ち鋳造終了後タンディツシュを反転架台上で上
下反転させて、タンデイノンユの開放部の全面を閉基す
る支持台上にＭ１１ｔシ、この支持台からバーナーによ
シタンデイソシュ内を加熱することにより耐火物に付着
・浸透したスラグを浴融除去するタンデイソンユのスラ
グ除者方法である。

以下、本発明方法を図面に基づき詳細に説明する。第１
図に示すタンディノンユにおいて、鋳造終了後のタンデ
ィツシュ１内の温度は、稼動面から約８０Ｍの位置で約
８００〜１０００℃の温度を保持している。このタンデ
ィッンユｌｊ−タンディン７ユ整備場に運搬し、反転架
台上にのせ、タンディツシュ蓋６．ロングノズル２１堰
５．ストッパー３．浸漬ノズル４を機械的に取外し・タ
ンディツシュｌを上下反転させる。（図示省略）この反
転させたタンディツシュ１を第２図、巣３図に示す如く
、夕／ディツシュの開放部よシ大きな面積を有し、且つ
滓溜め７を有する耐火物製の支持台ｌｌ上に載置する。

この支持台１１は昇降台車１０によって支持されている
。そして、支持台１１の所定箇所に設けられているノく
−チ一孔８へ、高熱容量のバーナー９を数本セットし、
タンディツシュ内を加熱する。排ガス孔としては浸漬ノ
ズル挿入孔４′を利用する。スラグは高温雰囲気により
溶融して滓溜め７内へ流下する。かくしてスラグ除去後
タンディツシュ１から支持台１１を外して再度反転させ
た後、スラグラインを熱間補修し、浸漬ノズル、ストッ
パー、堰、タンディツシュ内を機械的にセットした後、
鋳床まで運搬し、鋳造開始まで従来の予熱装置で予熱し
待機させる。なお上記滓溜めグについては・溶融流下し
たスラグの処理として好ましいが、必ずしも設ける必要
はない。

（実施例）次に具体的実施例を説明する。

低次アルミギルド鋼を４ｃｈ鋳造（約２００分）１−１
残湯絞り込みをできるだけ実施したタンディノンユ（容
ｔ１４ｔ）を内面温Ｉｆ１０００〜１２００℃でタンプ
イノ７ユ整備場に運搬し、反転架台上に設置した。熱間
の状態で機械的にロングノズル塩。

？浸漬ノズル、ストッパー等を取外し、タンデイツｙ−Ｈ
エバーナーでタンディツシュ内を加熱した。

このときバーナー１本あたシの流量は、プロパン２５　
Ｎ−／Ｈｒ　、　酸素１２０　ＮＷｔ′／Ｈｒで加熱時
間、すなわちスラグ・地省除去必要時間は、約２０分で
あった。またこのときのタンディツシュ内温度は１６０
０〜１８００℃程度であり、タンディツシュ内のバーナ
ーは水冷構造となっている。地金・スラグ除去後のタン
ディツシュ内、側壁の状態を観察すると、はとんどスラ
グ・地雀は溶融除去されており、支持台の滓溜り部に溜
っていた。滓溜°り部は事前に剥離を容易にするために
うずくコーティング材ヲ塗布していたため、浮離れも簡
単であった。スラグ・地金除去後、タンディツシュを再
度反転させ、機械的にロングノズル、堰、浸漬ノズル、
ストツバ−、タンディツシュ着等をセットし、鋳床に運
搬し、従来の予熱装置音用いて予熱しＳ鋳造開始ｌで待
機させ、次の同鋼種での鋳造を行なった。鋳造時のタン
ディツシュにおけるトラブルはなく鋼の品質においても
符に問題はなく第１番目の品質と同程匪であった。これ
らを繰返して連続３キヤストの鋳造を行なったが、どの
キャストにおいてもトラブルなく、品質的にも−一定し
たものが得ら几、′ヒ。

（発明の効果りこのスラグ除去方法を適用することにより、従来使用し
ていたスラグ等の除去を容易にするだめのコーテイング
材も不必要となり、また整備時間の短縮により、タンプ
イノ／ユの常備数が激減する。また、地金スラグ除去に
必要なガス代については、従来のコーテイング材の乾燥
に使用していたガス代が若干増加するだけであり、耐火
物コスト、施工費整備費等を考えると大きなメリットが
得られる。また、放冷作業の廃止により整備タンディツ
シュが減するため、タンデイノンユ整備場の広ざも極端
に狭くすることが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は連続鋳造におけるタ／デイノ／ユまわりの状態
図を示す。第２図及び第３図は本発明方法の一例を示す
縦断面図及びＡ−Ａ線断面図である。ｌ・・　　・・・タンプイノ／ユ２・　・・・・ロングノズル３・・・・・・ストッパーヘッド４・・　　・　・・浸漬ノズル５・・・堰６・・・・　　タンディノンユ蓋７・　・　・・滓溜め８・　・・・・バーナ一孔９・・・・・・バーナー１ｏ・・・・・昇降台車１１・・・・　支持台１２・・・・　プロパン１３・・　・　・酸素１４・　・・・水（冷却用）

Claims

【特許請求の範囲】

鋳造終了後タンディッシュを上下反転させてタンディッ
シュの開放部の全面を閉基する支持台上に載置し、この
支持台からバーナーによりタンデイッシュ内を加熱して
耐火物に付着・浸透したスラグを溶融流下させることを
特徴とするタンディシュのスラグ除去方法。