JPS6412165B2 - - Google Patents

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JPS6412165B2
JPS6412165B2 JP55121886A JP12188680A JPS6412165B2 JP S6412165 B2 JPS6412165 B2 JP S6412165B2 JP 55121886 A JP55121886 A JP 55121886A JP 12188680 A JP12188680 A JP 12188680A JP S6412165 B2 JPS6412165 B2 JP S6412165B2
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JP
Japan
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circuit
reclosing
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closing
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JP55121886A
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JPS5746615A (en
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Koji Tokumaru
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は送電線保護装置における再閉路回路の
自動監視に係わり、特にその再閉路回路の点検を
洩れなく実施し得るようにした保護継電装置の自
動監視回路に関するものである。
電力系統を保護する保護継電装置としては種々
のものが用いられているが、特に送電線保護装置
には再閉路回路が付加されていることは周知の事
実である。また、保護継電装置においてその信頼
度を向上させる一策として自動監視回路が付加さ
れているのも周知の事実であるが、最近ではより
一そうの高信頼度化と定期点検等の保守面の省力
化を図るため、自動監視回路の高精度化と共に対
象範囲の拡大が要求されるようになつてきてい
る。
つまり、自動監視回路が採用された当初におい
ては、主リレーの動作,不動作を確認する程度の
内容であつたが、徐々にその範囲を拡大して主リ
レーの特性変化,トリツプ回路,再閉路回路等も
自動監視の対象となつてきている。
以下、従来から行なわれている再閉路回路の自
動監視の概要について図面を基に説明する。ま
ず、第1図は再閉路回路の基本的な構成例を示す
ものであり、図において1は再閉路準備回路、2
は再閉路起動回路、3は再閉路を行なわない自動
しや断の指令回路、4は再閉路条件を構成する回
路、5,6,7は夫々オンデイレイタイマ、8は
アンド回路、9,10は夫々インヒビツト回路、
11はオア回路、S12は再閉路指令、及びS1
3は最終しや断指令で、図示の如く構成されてい
る。
次に、かかる回路の応動について説明する。再
閉路準備回路1は、再閉路「使用」,しや断器
「閉」及びしや断器気圧確立等の再閉路準備条件
を構成する回路であり、この条件が成立してから
一定時間以上継続すなわちオンデイレイタイマ5
の時限後に再閉路準備完了となる。ここで、オン
デイレイタイマ5はしや断器が動作責務を保証す
るために必要とするものであり、再閉路準備確認
タイマと称する。また、再閉路起動回路2は保護
継電装置が事故検出後、しや断指令を送出すると
共に再閉路回路を起動する回路であり、オンデイ
レイタイマ6は再閉路を成功させるために無電圧
時間を確保するものである。再閉路条件回路4
は、再閉路を行う場合に相手端との連系確認を行
う等の再閉路条件を構成する回路である。これら
の回路において、今系統事故時にしや断指令が送
出されると再閉路起動回路2によつて起動指令が
与えられ、オンデイレイタイマ6により無電圧時
間をカウントした後、再閉路条件及び再閉路準備
完了条件が成立していれば、アンド回路8にてア
ンド条件が成立して再閉路指令S12が与えられ
る。一方、再閉路準備完了条件不成立すなわち再
閉路準備未完または再閉路条件不成立時は起動指
令が与えられるとインヒビツト回路9又は10に
て条件が成立し、オア回路11を介して最終しや
断指令S13が送出される。また、この場合アン
ド回路8はその条件が成立しないので、再閉路指
令が送出されることはない。更にまた、再閉路回
路起動後何らかの原因により再閉路を行なわない
場合には、オンデイレイタイマ7により再閉路あ
きらめの判定を行い、オア回路11を介して最終
しや断指令が送出される。同様に、後備保護しや
断等の再閉路を行なわないしや断時には、自動し
や断指令回路3により指令を与え、オア回路11
を介して最終しや断となる。以上、いずれの最終
しや断に対しても再閉路回路のリセツトを行うと
共に、必要な場合には残相しや断が行なわれる。
次に、第2図は上述したような構成の再閉路回
路にその点検回路を付加した場合の従来の回路構
成を示すものであり、図に於いて第1図と同一部
分には同一符号を付してその説明を省略し、異な
る部分についてのみ述べる。図において、14は
点検指令回路、15,16はオア回路、17,1
8はアンド回路、19,20は点検結果判定回路
で図示の如く構成されている。
かかる構成において、点検指令回路14より今
点検指令が与えられると、オア回路15を介して
各オンデイレイタイマ6,7を駆動すると共に、
オア回路16により再閉路条件が模擬される。
(再閉路条件を模擬するのは、系統の連系条件等
が成立していないケースでも再閉路回路の点検を
可能にするためである。)次に、上記点検指令に
よりオンデイレイタイマ6が動作すると再閉路準
備完了時はアンド回路8にてその条件が成立して
再閉路指令S12が送出され、またオンデイレイ
タイマ7が動作するとオア回路11が成立して最
終しや断指令S13が送出されることにより、ア
ンド回路17にてその条件が成立し点検結果判定
回路19により点検良好であることが判定され
る。また、これらの回路の一部に不良がある場合
には、アンド回路17においてはそのアンド条件
が成立しないため、点検結果判定回路19におい
て点検不良であることが判定される。
一方、上記において再閉路準備未完時はアンド
回路8においてその条件が成立しないため、再閉
路指令S12送出の条件が成立しない。よつて、
この場合にはオンデイレイタイマ6の出力とオア
回路11の出力があることをアンド回路18にて
確認し、点検結果判定回路20により上述と同様
の判定が行なわれる。つまり、この場合には再閉
路指令S12を発する回路を除外して点検が行な
われることになる。
ところで、上述した第2図に示すような点検方
法の場合には、再閉路準備確認タイマ5をその点
検対象から除外しているが、これは次のような理
由による。つまり、点検を行う場合常時動作して
いるものについては、その点検時一旦復帰させて
から改めて点検入力を印加してその機能を確認す
る必要がある。よつて、再閉路準備確認タイマを
点検する場合にも一旦リセツトして後に点検を行
うことになるが、一般的に再閉路準備確認タイマ
の時限は秒または分のオーダーで整定されてい
る。このため、もし点検により一旦リセツトした
際に系統事故が発生するとすみやかに事故対応が
行なわれることになるが、再閉路準備確認タイマ
はこれからタイムカウントすることになり、本来
は再閉路準備完了で再閉路可能なケースでも、こ
の再閉路準備確認タイマがタイムアツプしていな
いため、再閉路準備未完により最終しや断となつ
てしまうことになる。したがつて、この再閉路準
備確認タイマの点検を行ないたくとも実施するこ
とが出来ないのが実情である。
本発明は上記のような事情に鑑みて成されたも
ので、その目的は再閉路回路を備えた保護継電装
置において、再閉路準備確認回路をも含めた再閉
路回路全体の点検を確実に行なうことが可能な保
護継電装置の自動監視回路を提供することにあ
る。上記の目的を達成するために本発明では、再
閉路回路を備え、電力系統を保護する保護継電装
置において、点検指令回路から一定の周期で送出
される点検指令を第1および第2の再閉路準備確
認回路に対して交互に与える点検指令切替回路
と、第1の再閉路準備確認回路からの出力と第2
の再閉路準備確認回路からの出力のうち,少なく
とも一方の出力が入力されると出力を生ずる論理
和回路と、論理和回路からの出力と,点検指令切
替回路からの点検指令と,第1または第2の再閉
路準備確認回路からの出力との論理積条件に基づ
いて、第1または第2の再閉路準備確認回路の点
検結果を判定する点検結果判定回路とを備えて構
成している。
以下、示す図面を参照して本発明の一実施例に
ついて説明する。第3図は、本発明による点検回
路を付加した再閉路回路の構成例をブロツク的に
示したもので、第2図と同一部分には同一符号を
付してその説明を省略し、ここでは異なる部分に
ついてのみ述べる。図において、21は点検指令
切替回路であり、一定周期の点検指令に対し、交
互に送出する2つの出力を有する回路である。こ
の回路は、2進回路等により容易に構成し得るた
め、その内容についての説明は省略する。また、
22,23はインヒビツト回路、24,25,2
8,29は夫々オンデイレイタイマ、26,2
7,30はオア回路、31,32はアンド回路で
図示の如く構成する。ここで、オンデイレイタイ
マ28,29は再閉路準備確認タイマであり、イ
ンヒビツト回路22、オンデイレイタイマ24,
28、オア回路26から第1の再閉路準備確認回
路を構成し、たインヒビツト回路23、オンデイ
レイタイマ25,29、オア回路27から第2の
再閉路準備確認回路を構成している。かかる如く
構成した回路に於いて、点検指令回路14により
点検指令が与えられると、点検指令切替回路21
により交互にその出力S21A及びS21Bが送
出される。つまり、奇数回の点検指令時には出力
S21Aが,また偶数回の点検指令時は出力S2
1Bが夫々送出される。まず、出力S21Aが送
出されるとこの出力S21Aを禁止入力とするイ
ンヒビツト回路22は再閉路準備回路1の出力に
かかわらずロツクされ、よつてオア回路26の出
力も送出されないため、オンデイレイタイマ28
は動作していた場合でも復帰する。しかし、上記
出力S21Aによりオンデイレイタイマ24が一
定時間後動作してその出力を送出するので、オア
回路26を介してオンデイレイタイマ28が再び
駆動され、所定の時限経過後動作しその出力をオ
ア回路30を介してアンド回路8に与える。一
方、上記において点検指令14によりオア回路1
6、及びオア回路15を介してオンデイレイタイ
マ6も夫々動作するため、アンド回路8において
その条件が成立して再閉路指令が送出され、その
確認を行なうことが可能となる。すなわち、奇数
回の点検時に回路が正常ならば点検指令14,S
21Aによりオンデイレイタイマ28,6,7が
動作することによりアンド回路8及びオア回路1
1においてその条件が成立し、これによりアンド
回路17及び31の条件が成立すれば、点検結果
判定回路19において点検良好であることが判定
される。この場合、もしこれらの回路の一部に不
良があれば、アンド回路31ではその条件が成立
しないことから点検不良であることの判定が行な
われる。
次に、偶数回の点検時は出力S21Bが送出さ
れ、以下上記出力S21Aが送出された場合と同
様にインヒビツト回路23によりオンデイレイタ
イマ29を一旦復帰させた後、オンデイレイタイ
マ25,オア回路27,オンデイレイタイマ2
9,オア回路30を介して、最終的にアンド回路
32により再閉路回路の点検を行なうことが可能
である。
一方、本構成の回路においては非点検時には、
点検指令回路14が動作していないため、出力S
21A,S21Bは送出されず、再閉路準備確認
タイマがオンデイレイタイマ28,29によりオ
ア構成されている以外は第1図の場合と全く同様
であり、よつて系統事故時における再閉路回路の
応動も同様である。また、再閉路準備完了時の点
検では各オンデイレイタイマ28,29が共にタ
イムアツプしているが、奇数回,偶数回の夫々点
検に応じてオンデイレイタイマ28または29の
いずれかを一旦リセツトして点検が行なわれるこ
とになる。もしこの際に系統事故が発生しても非
点検側の再閉路準備確認タイマすなわちオンデイ
レイタイマ28と29のいずれかによつて再閉路
準備完了の状態が保たれているので、点検により
系統事故時に再閉路を実施することが出来なくな
るというような不具合が生じることはない。更
に、再閉路準備未完時の点検においては、再閉路
条件回路1は不成立でも点検によりオンデイレイ
タイマ28,29のいずれかが動作して再閉路準
備完了の条件が成立していることになるが、この
時系統事故が発生するとただちに点検指令がリセ
ツトされるため、オア回路30の出力も再閉路準
備未完の状態に復帰する。同様に、再閉路指令S
12,最終しや断指令S13もただちにリセツト
される構成となつているため、よつて再閉路回路
の点検中に系統事故が発生した場合に、点検の影
響により誤つて不要な再閉路を行つたり、或いは
最終しや断に至つたりするというようなことは
い。
このように、再閉路準備確認タイマを備えてな
る再閉路準備確認回路を2重化してその論理和
(オア)構成をとり、その点検を交互に行なうよ
うに構成したので、従来では実施し得なかつた再
閉路準備確認タイマをも含む再閉路回路全体の点
検を行なうことが可能となる。このことにより、
保護継電装置における点検対象を拡大して保護継
電装置内の不良を自動監視回路にて極力検出する
ことができ、もつて装置の定期点検等の保守省力
化を図ることができ極めて信頼性の高いものが得
られる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を変形しない範囲で種々に変形し
て実施することができるものである。
以上説明したように本発明によれば、再閉路準
備確認回路を2重化してその論理和(オア)構成
をとり、その点検を交互に行なうように構成した
ので、再閉路準備確認回路をも含む再閉路回路全
体の点検を確実に行なつて点検対象の拡大を図る
ことができる極めて信頼性の高い保護継電装置の
自動監視回路が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の再閉路回路の構成を示す図、第
2図は従来の点検回路を付加した再閉路回路の構
成を示す図、第3図は本発明の一実施例を示す概
要構成図である。 1……再閉路準備回路、2……再閉路起動回
路、S3……自動しや断指令回路、4……再閉路
条件回路、5,6,7,24,25,28,29
……オンデイレイタイマ、8,17,18,3
1,32……アンド回路、9,10,22,23
……インヒビツト回路、11,15,16,2
6,27,30……オア回路、S12……再閉路
指令、S13……最終しや断指令、14……点検
指令、19,20……点検結果判定回路、21…
…点検指令切替回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 再閉路回路を備え、電力系統を保護する保護
    継電装置において、 点検指令回路から一定の周期で送出される点検
    指令を第1および第2の再閉路準備確認回路に対
    して交互に与える点検指令切替回路と、 前記第1の再閉路準備確認回路からの出力と第
    2の再閉路準備確認回路からの出力のうち、少な
    くとも一方の出力が入力されると出力を生ずる論
    理和回路と、 前記論理和回路からの出力と、前記点検指令切
    替回路からの点検指令と、前記第1または第2の
    再閉路準備確認回路からの出力との論理積条件に
    基づいて、前記第1または第2の再閉路準備確認
    回路の点検結果を判定する点検結果判定回路と、 を備えて成ることを特徴とする保護継電装置の自
    動監視回路。
JP55121886A 1980-09-03 1980-09-03 Automatic monitoring circuit for protecting relay unit Granted JPS5746615A (en)

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JPS5746615A JPS5746615A (en) 1982-03-17
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JPS5746615A (en) 1982-03-17

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