JPS6411437B2 - - Google Patents
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- JPS6411437B2 JPS6411437B2 JP18444080A JP18444080A JPS6411437B2 JP S6411437 B2 JPS6411437 B2 JP S6411437B2 JP 18444080 A JP18444080 A JP 18444080A JP 18444080 A JP18444080 A JP 18444080A JP S6411437 B2 JPS6411437 B2 JP S6411437B2
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- JP
- Japan
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- log
- cutter
- cutters
- base
- cutting device
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 11
- 239000000047 product Substances 0.000 description 11
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26D—CUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
- B26D2210/00—Machines or methods used for cutting special materials
- B26D2210/11—Machines or methods used for cutting special materials for cutting web rolls
Landscapes
- Control Of Cutting Processes (AREA)
- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、長尺の被切断物(たとえばロールペ
ーパー等、以下ログと称する)を所定寸法の製品
に切断するためのログ切断装置に関するものであ
る。
ーパー等、以下ログと称する)を所定寸法の製品
に切断するためのログ切断装置に関するものであ
る。
従来のこの種のログ切断装置の公知例として
は、本出願人の考案に係る実公昭54―44316号公
報に示す如き単一のカツター(円板刃物)を有す
るログ切断装置を使用する場合と、米国特許第
4041813号に示す如く2つのカツターを有するロ
グ切断装置を使用する場合とがあるが、これらの
ログ切断装置には次のような点で改良すべき余地
がある。
は、本出願人の考案に係る実公昭54―44316号公
報に示す如き単一のカツター(円板刃物)を有す
るログ切断装置を使用する場合と、米国特許第
4041813号に示す如く2つのカツターを有するロ
グ切断装置を使用する場合とがあるが、これらの
ログ切断装置には次のような点で改良すべき余地
がある。
実公昭54―44316号公報に示すログ切断装置は、
一枚の自転しながら公転する円板刃物でログを切
断するようにしているため、ログの切断作業のス
ピードアツプを図るためには円板刃物の公転速度
及びログの送り速度を速くする必要がある。とこ
ろが、このように円板刃物の公転速度及びログの
送り速度を速くすると、円板刃物がログ切断時の
摩擦熱によつて過熱して歪んだり、切断時にログ
を押えつけるキヤツチヤーの作動がログの流れに
追従しにくくなる等、ログ間欠送り機構のスピー
ドアツプには限界がある。又、このログ切断装置
(ログ間欠送り装置をそなえた)を2基並設すれ
ばそれだけ切断作業の能率アツプを図ることがで
きるが、このようなログ間欠送り装置をそなえた
ログ切断装置全体をそのまま2基設置するには大
きな設置場所を必要とするためその設置場所に制
限を受ける。
一枚の自転しながら公転する円板刃物でログを切
断するようにしているため、ログの切断作業のス
ピードアツプを図るためには円板刃物の公転速度
及びログの送り速度を速くする必要がある。とこ
ろが、このように円板刃物の公転速度及びログの
送り速度を速くすると、円板刃物がログ切断時の
摩擦熱によつて過熱して歪んだり、切断時にログ
を押えつけるキヤツチヤーの作動がログの流れに
追従しにくくなる等、ログ間欠送り機構のスピー
ドアツプには限界がある。又、このログ切断装置
(ログ間欠送り装置をそなえた)を2基並設すれ
ばそれだけ切断作業の能率アツプを図ることがで
きるが、このようなログ間欠送り装置をそなえた
ログ切断装置全体をそのまま2基設置するには大
きな設置場所を必要とするためその設置場所に制
限を受ける。
米国特許第4040813号に示すログ切断装置は、
連続回転する基軸にアーム部材を取付けるととも
に、該アーム部材の基軸から同一距離だけ偏心し
た両端部にそれぞれ自転する円板刃物を取付け、
この2枚の円板刃物を基軸の周りに公転させ、該
円板刃物でログを交互に切断するようにしている
ため、基軸の回転速度を変化させることなく2倍
のスピードでログを切断することができ切断作業
の能率アツプを図ることができる。ところが、こ
の種の回転刃物式ログ切断装置においては、円板
刃物がログとの摩擦あるいは研摩装置による研摩
作用によつて摩耗して次第に小径となるため、順
次ログと円板刃物との中心間距離を縮めて常時ロ
グと円板刃物との相対距離を一定に維持する必要
がある。又、この円板刃物の摩滅縮径速度は各円
板刃物の使用条件等によつて異なるため、ログに
対する位置調整を各円板刃物ごとに行なう必要が
ある。しかるに、この公知例の切断装置は、単一
の回転基軸周りに回転するアーム部材の両端に円
板刃物をそれぞれ取付けているためログに対する
位置調整を各円板刃物ごとに別々に行なうことが
技術的に困難である。
連続回転する基軸にアーム部材を取付けるととも
に、該アーム部材の基軸から同一距離だけ偏心し
た両端部にそれぞれ自転する円板刃物を取付け、
この2枚の円板刃物を基軸の周りに公転させ、該
円板刃物でログを交互に切断するようにしている
ため、基軸の回転速度を変化させることなく2倍
のスピードでログを切断することができ切断作業
の能率アツプを図ることができる。ところが、こ
の種の回転刃物式ログ切断装置においては、円板
刃物がログとの摩擦あるいは研摩装置による研摩
作用によつて摩耗して次第に小径となるため、順
次ログと円板刃物との中心間距離を縮めて常時ロ
グと円板刃物との相対距離を一定に維持する必要
がある。又、この円板刃物の摩滅縮径速度は各円
板刃物の使用条件等によつて異なるため、ログに
対する位置調整を各円板刃物ごとに行なう必要が
ある。しかるに、この公知例の切断装置は、単一
の回転基軸周りに回転するアーム部材の両端に円
板刃物をそれぞれ取付けているためログに対する
位置調整を各円板刃物ごとに別々に行なうことが
技術的に困難である。
このため、各円板刃物の摩耗量が異なる場合に
は、大径の円板刃物を小径の円板刃物に合わせて
必要以上に研摩してその径を小径の円板刃物の径
に揃え、両者を同時に上下方向に移動させてログ
に対する位置を調整しなければならず、過剰な研
摩作業によつて円板刃物自体の使用可能期間が短
くなり非常に不経済であつた。
は、大径の円板刃物を小径の円板刃物に合わせて
必要以上に研摩してその径を小径の円板刃物の径
に揃え、両者を同時に上下方向に移動させてログ
に対する位置を調整しなければならず、過剰な研
摩作業によつて円板刃物自体の使用可能期間が短
くなり非常に不経済であつた。
本発明は、上記の如き従来のログ切断装置の問
題に鑑み、それぞれ独立して駆動される2基のカ
ツターと1基のログ搬送装置を組合わせて設置す
ることによつて比較的小さな設置面積の増加でも
つてログ切断作業の能率を2倍にし得るようにし
たログ切断装置を提案することを目的としてなさ
れたものである。
題に鑑み、それぞれ独立して駆動される2基のカ
ツターと1基のログ搬送装置を組合わせて設置す
ることによつて比較的小さな設置面積の増加でも
つてログ切断作業の能率を2倍にし得るようにし
たログ切断装置を提案することを目的としてなさ
れたものである。
以下、本発明のログ切断装置を第1図ないし第
3図に示す実施例に基づいて説明すると、第1図
及び第2図には本発明実施例にかかるロールペー
パー切断用ログ切断装置Zが示されている。この
ログ切断装置は、架台18,68に取付けられた
固定軸受20,70によつて基軸10,60を支
持し、該基軸10,60をチエーン31,81及
びスプロケツト30,80を介して回転させると
ともに、基軸10,60の一端に取付けたアーム
33,83の一端にベアリングハウス34,84
及び回転軸11,61を介して円板刃物からなる
カツター5,55を取付けて該カツター5,55
を回転軸11,61によつて自転させながら基軸
10,60の周りで公転させるようにした2基の
カツターヘツド1,51をそれぞれの基軸10,
60が同軸となるようにして相互に近接配置して
構成されている。
3図に示す実施例に基づいて説明すると、第1図
及び第2図には本発明実施例にかかるロールペー
パー切断用ログ切断装置Zが示されている。この
ログ切断装置は、架台18,68に取付けられた
固定軸受20,70によつて基軸10,60を支
持し、該基軸10,60をチエーン31,81及
びスプロケツト30,80を介して回転させると
ともに、基軸10,60の一端に取付けたアーム
33,83の一端にベアリングハウス34,84
及び回転軸11,61を介して円板刃物からなる
カツター5,55を取付けて該カツター5,55
を回転軸11,61によつて自転させながら基軸
10,60の周りで公転させるようにした2基の
カツターヘツド1,51をそれぞれの基軸10,
60が同軸となるようにして相互に近接配置して
構成されている。
尚、この各カツターヘツド1,51の基軸1
0,60は、後述する如く各カツターヘツド1,
51のカツター5,55とログPとの相対位置調
整を行なつた場合にはその軸芯に上下方向の相対
的ズレを生ずることがある。
0,60は、後述する如く各カツターヘツド1,
51のカツター5,55とログPとの相対位置調
整を行なつた場合にはその軸芯に上下方向の相対
的ズレを生ずることがある。
尚、このカツターヘツド1,51の内、ログP
の送り方向上手側に位置するものを第1カツター
ヘツド1といい、ログPの送り方向下手側に位置
するものを第2カツターヘツド51といい、第1
カツターヘツド1に取付けられているカツター5
を第1カツター、第2カツターヘツド51に取付
けられているカツター55を第2カツターとい
う。
の送り方向上手側に位置するものを第1カツター
ヘツド1といい、ログPの送り方向下手側に位置
するものを第2カツターヘツド51といい、第1
カツターヘツド1に取付けられているカツター5
を第1カツター、第2カツターヘツド51に取付
けられているカツター55を第2カツターとい
う。
第1、第2カツター5,55は、後フランジ3
6,86と前フランジ37,87で挾み、ベアリ
ングハウス34,84内のころがり軸受で支えら
れた回転軸11,61にナツトで固定することに
よつて自由に回転できる構造とされている。
6,86と前フランジ37,87で挾み、ベアリ
ングハウス34,84内のころがり軸受で支えら
れた回転軸11,61にナツトで固定することに
よつて自由に回転できる構造とされている。
又、各カツター5,55は、カツター駆動用電
動機21,71の回転をベルト式無段変速機主プ
ーリ23,73からベルト25,75を介して同
変速機従プーリ24,74により基軸10,60
を貫通する中間軸12,62へ伝達し、該中間軸
12,62の他端にあるベルト車27,77から
ベルト26,76を介して回転軸11,61上に
取付けたベルト車28,78に回転を伝えること
によつて自転せしめられる。
動機21,71の回転をベルト式無段変速機主プ
ーリ23,73からベルト25,75を介して同
変速機従プーリ24,74により基軸10,60
を貫通する中間軸12,62へ伝達し、該中間軸
12,62の他端にあるベルト車27,77から
ベルト26,76を介して回転軸11,61上に
取付けたベルト車28,78に回転を伝えること
によつて自転せしめられる。
この第1カツターヘツド1と第2カツターヘツ
ド51は、該各カツターヘツド1,51のカツタ
ー5,55をログPを切断して最終的に製品とし
て得られる製品ログピースP2の規定長さlの奇
数倍に相当する距離だけ離隔せしめた状態で背中
合せに対向せしめられている。尚、この第1カツ
ターヘツド1と第2カツターヘツド51との間隔
は、適宜の調整装置(図示省略)によつて容易に
変更及び微調整することができるようになつてい
る。又、この各カツターヘツド1,51は、その
カツター5,55を同時に同期して公転させるこ
とができるとともに、適宜のカツター高さ調整装
置(図示省略)によつて架台18,68にそれぞ
れ単独に上下方向に移動させてログPに対する各
カツター5,55の相対位置を適宜に設定するこ
とができるようにされている。
ド51は、該各カツターヘツド1,51のカツタ
ー5,55をログPを切断して最終的に製品とし
て得られる製品ログピースP2の規定長さlの奇
数倍に相当する距離だけ離隔せしめた状態で背中
合せに対向せしめられている。尚、この第1カツ
ターヘツド1と第2カツターヘツド51との間隔
は、適宜の調整装置(図示省略)によつて容易に
変更及び微調整することができるようになつてい
る。又、この各カツターヘツド1,51は、その
カツター5,55を同時に同期して公転させるこ
とができるとともに、適宜のカツター高さ調整装
置(図示省略)によつて架台18,68にそれぞ
れ単独に上下方向に移動させてログPに対する各
カツター5,55の相対位置を適宜に設定するこ
とができるようにされている。
前記基軸10,60に取付けられたアーム3
3,83の他端(回転軸4取付部の反対側)には
カツター5,55の包刃部5a,55aに連続的
又は間欠的に接触して該包刃部5a,55aを研
摩する研摩面を有する研摩体13,63が取付け
られている。この研摩体13,63は、カツター
5,55の表裏各側にそれぞれ1個づつ配設され
ている。尚、研摩体13,63は、適宜構造の研
摩体送り込み装置15,65によつてその研摩量
に応じて常にカツター5,55に接触するように
送り込まれる。
3,83の他端(回転軸4取付部の反対側)には
カツター5,55の包刃部5a,55aに連続的
又は間欠的に接触して該包刃部5a,55aを研
摩する研摩面を有する研摩体13,63が取付け
られている。この研摩体13,63は、カツター
5,55の表裏各側にそれぞれ1個づつ配設され
ている。尚、研摩体13,63は、適宜構造の研
摩体送り込み装置15,65によつてその研摩量
に応じて常にカツター5,55に接触するように
送り込まれる。
又、研摩体13,63に近接した位置には、エ
アーコンプレツサー等の加圧空気源(図示省略)
に空気管17,67で接続されたロータリーシー
ル16,66と該ロータリーシール16,66に
接続されたエアーノズル14,64とで構成され
る研摩体目詰り防止機構7,75が取付けられて
いる。この研摩体目詰り防止機構7,57は、研
摩体13,63によつてカツター5,55の包刃
部5a,55aを研摩したとき発生する研摩体1
3,63又はカツター5,55の摩耗粉をエアー
ノズル14,64から噴射される加圧空気で吹き
飛ばし、研摩体13,63の目詰りを防止する如
く作用する。
アーコンプレツサー等の加圧空気源(図示省略)
に空気管17,67で接続されたロータリーシー
ル16,66と該ロータリーシール16,66に
接続されたエアーノズル14,64とで構成され
る研摩体目詰り防止機構7,75が取付けられて
いる。この研摩体目詰り防止機構7,57は、研
摩体13,63によつてカツター5,55の包刃
部5a,55aを研摩したとき発生する研摩体1
3,63又はカツター5,55の摩耗粉をエアー
ノズル14,64から噴射される加圧空気で吹き
飛ばし、研摩体13,63の目詰りを防止する如
く作用する。
又、このエアーノズル14,64から噴出され
る加圧空気は、カツター5,55の包刃部5a,
55aを冷却し該包刃部5a,55aが摩擦熱等
によつて歪むのを防止する作用もある。
る加圧空気は、カツター5,55の包刃部5a,
55aを冷却し該包刃部5a,55aが摩擦熱等
によつて歪むのを防止する作用もある。
尚、図示実施例のログ切断装置においては、チ
エーン31,81、スプロケツト30,80、基
軸10,60及び固定軸受20,70等がカツタ
ー5,55を公転させるための基軸回動機構3,
53を構成し、これに対して電動機21,71主
プーリ23,73従プーリ24,74、ベルト2
5,75、中間軸12,62、ベルト車27,7
7、ベルト26,76、ベルト車28,78、回
転軸11,61、カツター5,55ベアリングハ
ウス34,84、及びアーム33,83等がカツ
ター5,55を自転させるためのカツター回転機
構4,54を構成しており、さらに研摩体13,
63及び研摩体送り込み装置15,65等が、カ
ツター研摩機構6,56を構成している。
エーン31,81、スプロケツト30,80、基
軸10,60及び固定軸受20,70等がカツタ
ー5,55を公転させるための基軸回動機構3,
53を構成し、これに対して電動機21,71主
プーリ23,73従プーリ24,74、ベルト2
5,75、中間軸12,62、ベルト車27,7
7、ベルト26,76、ベルト車28,78、回
転軸11,61、カツター5,55ベアリングハ
ウス34,84、及びアーム33,83等がカツ
ター5,55を自転させるためのカツター回転機
構4,54を構成しており、さらに研摩体13,
63及び研摩体送り込み装置15,65等が、カ
ツター研摩機構6,56を構成している。
尚、第2図において、符号19,69は、ロー
タリーシール16,66を介して前記研摩体送り
込み装置15,65のエアーシリンダー38,8
8に加圧空気を供給するための加圧空気供給管を
示している。
タリーシール16,66を介して前記研摩体送り
込み装置15,65のエアーシリンダー38,8
8に加圧空気を供給するための加圧空気供給管を
示している。
一方、長尺のログPは、適宜の搬送装置Y上に
前記ログ切断装置Zの基軸10,60と平行方向
に向けしかも該基軸10,60に対して適宜距離
だけ離間した状態で載置され、前記カツター5,
55の公転運動と連動して一定の送りピツチで間
欠的に送り出される。即ち、ログPはカツター
5,55が公転運動によつて下方位置を通過した
後、1公転して再び下方位置にくるまでの間に製
品ログピースP2の規定寸法lの2倍長2lに相当す
る寸法だけ送り出される。尚、カツター5,55
が下方位置にあるときには、ログPの送りは停止
しており、ログPは適宜の押え装置(図示省略)
によつて固定した状態でカツター5,55によつ
て切断される。
前記ログ切断装置Zの基軸10,60と平行方向
に向けしかも該基軸10,60に対して適宜距離
だけ離間した状態で載置され、前記カツター5,
55の公転運動と連動して一定の送りピツチで間
欠的に送り出される。即ち、ログPはカツター
5,55が公転運動によつて下方位置を通過した
後、1公転して再び下方位置にくるまでの間に製
品ログピースP2の規定寸法lの2倍長2lに相当す
る寸法だけ送り出される。尚、カツター5,55
が下方位置にあるときには、ログPの送りは停止
しており、ログPは適宜の押え装置(図示省略)
によつて固定した状態でカツター5,55によつ
て切断される。
次に、図示のログ切断装置を用いて行うログP
の切断方法を説明すると、このログ切断装置Zは
2つのカツター5,55がカツター回転機構4,
54によつてそれぞれの回転軸11,61の周り
で自転するとともに基軸回動機構3,53によつ
て基軸10,60の周りで公転し、それぞれのカ
ツター5,55が下方位置にきたときに被切断物
であるログPを切断するようになつている。この
切断装置Zによつて切断される長尺のログPは最
終製品の規定寸法lの2倍長の長さ2lの送りピツ
チで間欠的に第1カツターヘツド1側から第2カ
ツターヘツド51側に向けて送り出されているた
め、先ず第1カツターヘツド1の第1カツターヘ
ツド5によつて規定寸法の2倍の長さ2lをもつ中
間ログピースP1に切断され、さらに同じ送りピ
ツチで第2カツターヘツド51側に送られる。第
2カツターヘツド51側に送られた規定寸法の2
倍長の長さ2lをもつ中間ログピースP1,P1…は、
第1カツターヘツド1の第1カツター5と第2カ
ツターヘツド51の第2カツター55との間隔が
製品ログピースP2の規定寸法lの奇数倍とされ
ているため、第2カツターヘツド51の第2カツ
ター55によつてその中間部から2等分に切断さ
れ、規定寸法lの製品ログピースP1,P1…とな
る。
の切断方法を説明すると、このログ切断装置Zは
2つのカツター5,55がカツター回転機構4,
54によつてそれぞれの回転軸11,61の周り
で自転するとともに基軸回動機構3,53によつ
て基軸10,60の周りで公転し、それぞれのカ
ツター5,55が下方位置にきたときに被切断物
であるログPを切断するようになつている。この
切断装置Zによつて切断される長尺のログPは最
終製品の規定寸法lの2倍長の長さ2lの送りピツ
チで間欠的に第1カツターヘツド1側から第2カ
ツターヘツド51側に向けて送り出されているた
め、先ず第1カツターヘツド1の第1カツターヘ
ツド5によつて規定寸法の2倍の長さ2lをもつ中
間ログピースP1に切断され、さらに同じ送りピ
ツチで第2カツターヘツド51側に送られる。第
2カツターヘツド51側に送られた規定寸法の2
倍長の長さ2lをもつ中間ログピースP1,P1…は、
第1カツターヘツド1の第1カツター5と第2カ
ツターヘツド51の第2カツター55との間隔が
製品ログピースP2の規定寸法lの奇数倍とされ
ているため、第2カツターヘツド51の第2カツ
ター55によつてその中間部から2等分に切断さ
れ、規定寸法lの製品ログピースP1,P1…とな
る。
従つて、ログ切断装置Zで規定寸法に切断され
る製品ログピースP1の数は、第1,第2各カツ
ター5,55を前記公知例(実公昭54―44316号
公報)のカツターと同速度で公転させた場合でも
該公知例のログ切断装置で切断されるログピース
の数の2倍となり、ログの切断処理能力が倍加す
る。又、カツター5,55の公転速度を前記公知
例(実公昭54―44316号公報)のカツター公転速
度よりも小さく設定した場合には、第1,第2各
カツター5,55の切断回数が減少するため該カ
ツター5,55に発生する摩擦熱も低減し、該カ
ツター5,55が熱歪によつて変形するというこ
とが少なくなり、ログ切断面の状態も良好とな
る。
る製品ログピースP1の数は、第1,第2各カツ
ター5,55を前記公知例(実公昭54―44316号
公報)のカツターと同速度で公転させた場合でも
該公知例のログ切断装置で切断されるログピース
の数の2倍となり、ログの切断処理能力が倍加す
る。又、カツター5,55の公転速度を前記公知
例(実公昭54―44316号公報)のカツター公転速
度よりも小さく設定した場合には、第1,第2各
カツター5,55の切断回数が減少するため該カ
ツター5,55に発生する摩擦熱も低減し、該カ
ツター5,55が熱歪によつて変形するというこ
とが少なくなり、ログ切断面の状態も良好とな
る。
又、このログ切断装置Zは、ログPの送りピツ
チに対応して第1カツターヘツド1と第2カツタ
ーヘツド51との軸方向の間隔を適宜に調整する
ことができるようにしており、それによつてログ
の切断長さを容易に変更又は調整する事ができる
ようになつている。
チに対応して第1カツターヘツド1と第2カツタ
ーヘツド51との軸方向の間隔を適宜に調整する
ことができるようにしており、それによつてログ
の切断長さを容易に変更又は調整する事ができる
ようになつている。
更に、各カツターヘツド1,51を別々に上下
方向に移動させてそれぞれのカツター5,55と
ログPとの相対位置に調整することができるよう
にしているため、該カツター5,55の摩耗量に
差異があつた場合や一方のカツターのみを新規交
換する場合にも各カツターヘツド1,51をそれ
ぞれのカツター5,55の径に応じて適当量づつ
移動させてログPと各カツター5,55との相対
位置を最適に設定することができ、ログPを完全
にしかもきれいな切断面で切断することができ
る。
方向に移動させてそれぞれのカツター5,55と
ログPとの相対位置に調整することができるよう
にしているため、該カツター5,55の摩耗量に
差異があつた場合や一方のカツターのみを新規交
換する場合にも各カツターヘツド1,51をそれ
ぞれのカツター5,55の径に応じて適当量づつ
移動させてログPと各カツター5,55との相対
位置を最適に設定することができ、ログPを完全
にしかもきれいな切断面で切断することができ
る。
尚、図示のログ切断装置Zは2基のカツターヘ
ツド1,51を有しているが、これに対応するロ
グ搬送装置Y、並びに切断された製品ログピース
P2,P2…を包装するために前記ログ搬送装置Y
の端末に配置される製品包装装置(図示省略)は
1基だけ設ければよい。
ツド1,51を有しているが、これに対応するロ
グ搬送装置Y、並びに切断された製品ログピース
P2,P2…を包装するために前記ログ搬送装置Y
の端末に配置される製品包装装置(図示省略)は
1基だけ設ければよい。
続いて、本発明のログ切断装置の効果を説明す
ると、本発明のログ切断装置によれば、切断され
るべきログの流れ方向に所定の間隔をおいて配設
された2つのカツターで同時にログを切断するよ
うにしているため、従来例(実公昭54―44316号
公報)の如く単一のカツターしかもたないログ切
断装置を使用する場合に比べてログ切断処理能力
を倍増せしめることができるという効果がある。
ると、本発明のログ切断装置によれば、切断され
るべきログの流れ方向に所定の間隔をおいて配設
された2つのカツターで同時にログを切断するよ
うにしているため、従来例(実公昭54―44316号
公報)の如く単一のカツターしかもたないログ切
断装置を使用する場合に比べてログ切断処理能力
を倍増せしめることができるという効果がある。
又、それぞれにカツターとログ搬送装置とをそ
なえた従来のログ切断装置を工場内に2基設置す
る場合に比べて本発明の装置ではログ搬送装置は
1基だけでよいため、ログ切断装置全体がコンパ
クトになり、工場内の狭い場所にも容易に取付け
ることができ、工場敷地の有効利用を促進せしめ
ることができるという効果がある。
なえた従来のログ切断装置を工場内に2基設置す
る場合に比べて本発明の装置ではログ搬送装置は
1基だけでよいため、ログ切断装置全体がコンパ
クトになり、工場内の狭い場所にも容易に取付け
ることができ、工場敷地の有効利用を促進せしめ
ることができるという効果がある。
更に、一対のカツターは、各カツターの摩耗量
に応じてそれぞれ別々に高さ調整することができ
るようにしているため、各カツターは常時最適条
件でログをシヤープに切断してその切断面をきれ
いに仕上げることができ、切断された製品の商品
価値の向上を図ることができるという効果があ
る。
に応じてそれぞれ別々に高さ調整することができ
るようにしているため、各カツターは常時最適条
件でログをシヤープに切断してその切断面をきれ
いに仕上げることができ、切断された製品の商品
価値の向上を図ることができるという効果があ
る。
又、各カツターをその摩耗量に応じて別々に高
さ調整することができるようにしているため、各
カツターの摩耗量に差があつた場合にも米国特許
第4041813号に示す切断装置の如く各円板刃物の
径をそろえるため大径の円板刃物を必要以上に研
摩する必要がなく、それだけカツターの使用可能
期間を長くすることができ、切断装置全体として
の経済性を向上せしめることができるという効果
がある。
さ調整することができるようにしているため、各
カツターの摩耗量に差があつた場合にも米国特許
第4041813号に示す切断装置の如く各円板刃物の
径をそろえるため大径の円板刃物を必要以上に研
摩する必要がなく、それだけカツターの使用可能
期間を長くすることができ、切断装置全体として
の経済性を向上せしめることができるという効果
がある。
又、本発明では第1カツターヘツドと第2カツ
ターヘツド間の距離が調整可能とされているので
ログの切断長さ(製品長さ)が変更されても容易
に対応することができ、同一装置で多種類の長さ
をもつ製品を生産し得る効果がある。
ターヘツド間の距離が調整可能とされているので
ログの切断長さ(製品長さ)が変更されても容易
に対応することができ、同一装置で多種類の長さ
をもつ製品を生産し得る効果がある。
第1図は本発明の実施例にかかるログ切断装置
の要部斜視図、第2図は第1図の―矢視図、第
3図は第1図の―矢視図である。 1,51…カツターヘツド、3,53…基軸回
動機構、4,54…カツター回転機構、5,55
…カツター、10,60…基軸、11,61…回
転軸、20,70…固定軸受、P…ログ。
の要部斜視図、第2図は第1図の―矢視図、第
3図は第1図の―矢視図である。 1,51…カツターヘツド、3,53…基軸回
動機構、4,54…カツター回転機構、5,55
…カツター、10,60…基軸、11,61…回
転軸、20,70…固定軸受、P…ログ。
Claims (1)
- 1 固定軸受20,70に支持されて連続回転す
る基軸10,60の一端側にアーム33,83を
T字状に取付ける一方、該アーム33,83の一
端側に前記基軸10,60に対してその回転軸1
1,61が偏心的且つ平行に配置されて該基軸1
0,60の周りで公転しながらしかも適宜の駆動
装置によつて自転せしめられる円板状のカツター
5,55を設け、且つ該アーム33,83の他端
側に前記カツター5,55の包刃部5a,55a
に対置した研摩体13,63を保持し且つ該研摩
体13,63をその摩耗量にしたがつて前記カツ
ター包刃部5a,55aに向かわしめる作用をす
る研摩体送り込み装置15,65とを設けてなり
さらに前記カツター5,55を個別に高さ調整可
能としてなる2基のカツターヘツド1,51と1
基のログ搬送装置Yとを備えるとともに、前記ロ
グ搬送装置Yは製品ログピースP2の規定寸法l
の2倍の長さづつログPを間欠的に前進せしめる
如く構成される一方、前記2基のカツターヘツド
1,51は、それぞれカツター5,55がいづれ
も前記ログ搬送装置YにおけるログPの搬送路上
にあつてしかも該両カツター5,55が製品ログ
ピースP2の規定寸法lの奇数倍に対応する距離
だけ相互に離間せしめられ且つその両カツターヘ
ツド間距離が調整可能なる如くして設置されてい
ることを特徴とするログ切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18444080A JPS57107795A (en) | 1980-12-24 | 1980-12-24 | Method of cutting log |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18444080A JPS57107795A (en) | 1980-12-24 | 1980-12-24 | Method of cutting log |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57107795A JPS57107795A (en) | 1982-07-05 |
JPS6411437B2 true JPS6411437B2 (ja) | 1989-02-23 |
Family
ID=16153180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18444080A Granted JPS57107795A (en) | 1980-12-24 | 1980-12-24 | Method of cutting log |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57107795A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008207271A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Hitachi Koki Co Ltd | 電動工具 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60118493A (ja) * | 1983-11-30 | 1985-06-25 | 株式会社イカワ・エンジニアリング | ウエブロ−ル切断装置 |
-
1980
- 1980-12-24 JP JP18444080A patent/JPS57107795A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008207271A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Hitachi Koki Co Ltd | 電動工具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57107795A (en) | 1982-07-05 |
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