JPS63194B2 - - Google Patents

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JPS63194B2
JPS63194B2 JP59048217A JP4821784A JPS63194B2 JP S63194 B2 JPS63194 B2 JP S63194B2 JP 59048217 A JP59048217 A JP 59048217A JP 4821784 A JP4821784 A JP 4821784A JP S63194 B2 JPS63194 B2 JP S63194B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding wheel
knife
cutter
movable support
rotating drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP59048217A
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English (en)
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JPS60197394A (ja
Inventor
Takesaburo Sakabe
Konosuke Hiuga
Kazuto Araki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Tobacco Inc filed Critical Japan Tobacco Inc
Priority to JP59048217A priority Critical patent/JPS60197394A/ja
Priority to US06/705,309 priority patent/US4635402A/en
Priority to DE8585400366T priority patent/DE3583758D1/de
Priority to EP85400366A priority patent/EP0155879B1/en
Publication of JPS60197394A publication Critical patent/JPS60197394A/ja
Publication of JPS63194B2 publication Critical patent/JPS63194B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B3/00Sharpening cutting edges, e.g. of tools; Accessories therefor, e.g. for holding the tools
    • B24B3/36Sharpening cutting edges, e.g. of tools; Accessories therefor, e.g. for holding the tools of cutting blades
    • B24B3/42Sharpening cutting edges, e.g. of tools; Accessories therefor, e.g. for holding the tools of cutting blades helically bent, e.g. for lawn mowers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えばたばこ裁刻機等に装備される
回転ドラム形カツターのナイフ研磨装置に関す
る。
一般に、葉たばこを巻たばこ用刻に裁刻するに
は、層積された葉たばこを2本の収斂するプレス
コンベヤにより圧搾しながら該プレスコンベヤの
出口部に設けられた裁刻口に送り出し、該裁刻口
を通過するとき、裁刻口と非常に接近した仮想円
筒表面(以下刃先円筒と記す)上を運動するナイ
フ刃先をもつた回転ドラム形カツターによつて裁
刻するたばこ裁刻機が使用されている。
上記たばこ裁刻機にあつては、回転ドラム形カ
ツターと別に研磨装置が設けられていて、長時間
の高速処理に適するように作動中はナイフ刃先が
常時研磨され、また刃先円筒と裁刻口との間隙を
一定に保つため、ナイフは研磨された長さだけ回
転ドラム形カツターの回転と同調し連続的または
間欠的に微少量ずつ送り出さされ、刃先円筒の径
は常時一定に保たれる。
一般に研磨方式には、砥石表面の発熱を防止す
る目的や、摩耗した砥粒の排出、砥粒によつて研
削された切粉の排出を目的として砥石車の表面に
研削油を供給する湿式研磨方式と、研削油を供給
しないで行う乾式研磨方式とがあるが、上述のた
ばこ裁刻機では、研削油が葉たばこ並びに刻たば
こに付着することによる刻たばこの品質(製品と
したときの香り、味等の香喫味品質や物理性質)
の低下を防ぐため、通常、乾式研磨方式が採用さ
れている。
乾式研磨方式では、砥石表面の発熱防止や、摩
耗した砥粒、切粉の排出などのために、砥粒の粒
度を粗くしている。このため、この乾式研磨方式
を採用した研磨装置では、研磨されたナイフの刃
先エツジが肉眼で観察可能な程度の鋸刃状になつ
てしまう。
本出願人は、裁刻時における原料ロスを可及的
に少なくする等を目的として、特公昭56−17910
号公報において、ナイフを円筒状の一部を斜めに
切断した形状にし、ナイフ刃先をドラムの外周面
に一定のつるまき角をもつて配設した回転ドラム
形カツターを装備してなるたばこ裁刻機を提案し
たが、これに上記研磨装置を適用した場合には、
鋸刃状の刃先エツジをもつたナイフとなり、この
ような鋸刃状の刃先エツジをもつたナイフで葉た
ばこ原料を裁刻すると、細粉化された原料が生出
し、ナイフ刃先をドラムの外周面に一定のつるま
き角をもつて配設した意味(原料を引き切りし
て、破砕による原料ロスを少なくする)がなくな
つてしまう。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、ナイフ刃先をドラムの外
周面に一定のつるまき角をもつて配設してなる回
転ドラム形カツターの該ナイフ刃先を鋸刃状にす
ることなく研磨することができる研磨装置を提供
することである。
上記目的を達成するため、本発明は、ナイフ刃
先をドラムの外周面に一定のつるまき角をもつて
配設してなる回転ドラム形カツター上に、その軸
線方向に往復動可能な可動支持体を設け、該可動
支持体に前記ナイフ刃先を研磨する砥石車を設け
て、前記回転ドラム形カツターの周速ベクトルと
砥石車の周速ベクトルを合成してなる合成ベクト
ルがナイフの長手方向においてナイフ刃先と平行
となるように砥石車の回転中心軸を回転ドラム形
カツターの回転中心軸に垂直な面に対し傾斜させ
ると共に、回転ドラム形カツターの周速と砥石車
の周速の比を一定に保持することを特徴としてい
る。
以下本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図、第2図は本発明の第一実施例の略解図
を示し、収斂する上下のプレスコンベヤ1,2の
出口には圧搾板3と受刃板4と左右のガイド(図
示せず)からなる裁刻口5が設けられていて、こ
の裁刻口5に近接して回転ドラム形カツター6が
矢印A方向に回転可能に設けられている。
この回転ドラム形カツター6は、裁刻口5から
送り出された扁平塊状のたばこ原料Mを一定幅に
裁刻するもので、円筒の一部を斜めに切取つた形
の複数枚のナイフ7を、その刃先7aが回転ドラ
ム8の回転にともなつて描く刃先円筒9に対し一
定のつるまき角θをもつて回転ドラム8の外周面
に所定の間隔をおいて配設して構成されている。
各ナイフ7は、それと同形状のクランププレー
ト10によつて回転ドラム8の外周面に設けた載
置台部11上に送り出し可能にクランプされてい
て、回転ドラム8内に装備した送り出し機構12
(第7図参照)により所定ピツチずつ送り出され
る。
上述のように構成された回転ドラム形カツター
6上には、その軸線方向に往復動可能な可動支持
体13(第5図〜第7図参照)が設けられてい
て、この可動支持体13には駆動モータ14とそ
の出力軸15に取付けられた砥石車16が装備さ
れている。
砥石車16は、その回転中心軸l1が回転ドラム
形カツター6の回転中心軸l2に垂直な面Mに対し
角度αの傾きをもつて可動支持体13上に装備さ
れている。この角度αは、刃先円筒9の周速ベク
トルVと砥石車16の周速ベクトルUとを合成し
てなるナイフ刃先7aの研磨方向での砥石車16
の移動速度ベクトルZが刃先円筒9上でナイフ刃
先7aが描くつるまき線の方向とほぼ一致するよ
うに設定されている。また、回転ドラム形カツタ
ー6の周速と砥石車16の周速の比が一定となる
ようにそれぞれの回転速度が制御されている。
砥石車16の周面は刃先円筒9とほぼ合致する
ように円弧状に窪んでいて砥ぎ面16aとなつて
おり、軸線方向において該砥ぎ面16aの全部ま
たは一部が刃先円筒9と接する。
上記実施例によれば、回転ドラム形カツター6
を矢印A方向に回転させることにより、ナイフ刃
先7aが裁刻口5から送り出されたたばこ原料M
に対し急激な衝撃を与えることなく少しずつ食い
込んで引き切りを行う。
回転ドラム形カツター6の回転にともない送り
出し機構12が動作してナイフ刃先7aを所定ピ
ツチずつ送り出すと共に、可動支持体13が回転
ドラム形カツター6の軸線方向に往復動して砥石
車16がナイフ刃先7aを研磨する。このとき、
砥石車16の回転中心軸l1が垂直な面Mに対して
角度αだけ傾斜し、かつ回転ドラム形カツター6
の周速と砥石車16の周速の比が一定に保持され
ているため、砥石車16は刃先円筒9上でナイフ
刃先7aが描くつるまき線の方向にほぼ一致する
ように移動し、この結果ナイフ刃先7aの研磨目
方向がナイフ刃先7aの長さ方向とほぼ一致し
て、ナイフ刃先7aの先端エツジ部を鋸刃状にす
ることなく研磨することができる。
また、砥ぎ面16aのナイフ刃先7aの長さ方
向における接触長さは、砥石車16の回転中心軸
l1を垂直な面Mに一致させた場合に比して角度α
の大きさの分だけ長くなつている。このため、可
動支持体13の往復動速度を速くすることができ
る。
上述の接触長さが短かい場合には、可動支持体
13の往復動速度を遅くしないとナイフ刃先7a
のエツジ部が粗くなり、このため砥石車16がナ
イフ刃先7aを研磨する研磨効率が低下するが、
本実施例では角度αの大きに相当してこの研磨効
率を向上させることができる。
第3図及び第4図は本発明の第二実施例の略解
図を示している。この第二実施例では、砥石車1
6の軸線方向一端部を砥ぎ面16bとして、砥石
車16の移動方向が刃先円筒9上でナイフ刃先7
aが描くつるまき線の方向にほぼ一致するように
している。
すなわち、回転ドラム形カツター6の回転中心
軸l2に垂直な面M内において、砥石車16の回転
中心軸l1を回転中心軸l2と直交する垂直軸線l3
対し角度β傾斜させると共に、該垂直軸線l3に対
し同じく角度β傾斜して回転中心軸l2と交わる傾
斜軸線l4から所定距離Lだけ平行移動させ、かつ
回転中心軸l1を上記垂直な面Mに対し角度α′傾斜
させている。
角度βは砥ぎ面16bは刃先円筒9に接するよ
うに設定され、該砥ぎ面16bは刃先円筒9にほ
ぼ合致するように円弧状に窪んでいる。
角度α′は前述の第一実施例の角度αと同様に砥
石車16の移動速度ベクトルZが刃先円筒9上で
ナイフ刃先7aが描くつるまき線の方向とほぼ一
致するように設定されている。
この第二実施例では、ナイフ刃先7aの研磨目
方向がナイフ刃先7aの長さ方向とほぼ一致し
て、ナイフ刃先7aの先端エツジ部が鋸刃状にな
るおそれがなく、また砥ぎ面16bのナイフ刃先
7aの長さ方向における接触長さが角度α′を設け
ない場合に比して長く研磨効率を向上させること
ができる外に、砥石車16の軸線方向一端部を砥
ぎ面16bとしていることから、前述の第一実施
例のように研磨の毎に砥石車16の径が小さくな
つて周速度が変化するようなことがなく、このた
め回転ドラム形カツター6の周速に対し砥石車1
6の周速を一度設定したらこれを変えなくてもす
み、回転ドラム形カツター6の周速を変えたとき
にのみこれに合わせて砥石車16の周速を変える
だけですみ、また回転中心軸l1を傾斜軸線l4に対
し所定距離Lだけ平行移動させていることから、
ナイフ刃先7aの研磨中に研磨していない方の砥
ぎ面16bを同時にドレツシングすることができ
る。
第5図〜第12図は上記第一実施例を詳細に示
している。まず、第5図〜第7図を参照して全体
の構成を説明すると、側枠部17,18間には案
内軸19,20が同一水平面内に回転ドラム形カ
ツター6の回転中心軸l2と平行に設けられてい
て、この案内軸19,20に可動支持体13がほ
ぼ水平状態で軸線方向に移動可能に装備されてい
る。
また、側枠部17,18にはスプロケツトホイ
ール21,22が設けられていて、このスプロケ
ツトホイール21,22間にタイミングベルト2
3が設けられている。このタイミングベルト23
に可動支持体13が固定されており、スプロケツ
トホイール21,22のいずれか一方に連結した
駆動モータ(図示せず)を動作することによりタ
イミングベルト23が走行して可動支持体13を
往復動させる。
可動支持体13上面には、駆動モータ14と砥
石車16とを回転ドラム形カツター6に接近する
方向に移動可能に支持する砥石支持機構24が装
備されている。この砥石支持機構24は、第8図
及び第9図に詳細に示すように、可動支持体13
の上面に装備される本体25に所定の間隔をおい
て1対の支持軸26,26を互いに平行に立設
し、かつ該支持軸26,26に支持ブロツク27
を軸線方向に移動可能に取付けて構成されてい
て、該支持ブロツク27に駆動モータ14と砥石
車16が固定されている。
本体25は第5図に示すように回転中心軸l2
角度αだけ傾斜するように可動支持体13に傾い
て取付けられている。なお、一方の支持軸26側
にはスケール28が設けられ、また該スケール2
8の近傍の支持ブロツク27の所定位置には指示
部29が設けられている。
本実施例では、砥石車16の周面を砥ぎ面16
aとしていて、研磨の毎に砥粒が摩耗して砥石径
が小さくなることから、可動支持体13の上面に
砥石支持機構24に隣接して砥石送出機構30を
装備して、駆動モータ14と砥石車16を回転ド
ラム形カツター6側に送り出す。
この砥石送出機構30は、第10図〜第12図
に詳細に示すように、ボツクス状の本体31と、
該本体31の一側面上端位置に設けた揺動アーム
32と、軸33の本体31内に位置する部分に設
けたウオーム34と、本体31内に回転可能に立
設されたネジ軸35の上端部に設けられて該ウオ
ーム34と噛合するウオームホイール36と、該
ネジ軸35に螺合されてネジ軸35の回転にとも
ないその軸線方向に移動するスライドブロツク3
7とから構成されている。
揺動アーム32は、第10図に示すように、本
体31の一側面に設けたピン38a,38bによ
りその回動範囲が規制され、かつ本体31との間
に設けたスプリング39によりピン38a側に付
勢されている。この揺動アーム32の自由端に
は、一方の側枠部17に設けた三角形状のカム4
0(第6図参照)の斜面を転動するローラ41が
設けられている。
また、揺動アーム32と軸33との間には、一
方向クラツチ42が設けらていて、揺動アーム3
2が矢印B方向に回転したときにのみ該一方向ク
ラツチ42を介してネジ軸35に回転が伝達され
る。
また、スライドブロツク37は、第5図に示す
ようにほぼL字状の金具43を介して支持ブロツ
ク27に連結されている。
可動支持体13が一方の側枠部17側に移動す
ると、ローラ41がカム40の斜面を乗り上が
り、これにより揺動アーム32がスプリング39
の弾撥力に抗して第10図に示す矢印B方向に回
動する。この回動は一方向クラツチ42、ウオー
ム34とウオームホイール36との噛合を介して
ウオームホイール36、ネジ軸35に伝達され
て、該ネジ軸35が一方向に回動してスライドブ
ロツク37が第12図に示す矢印C方向に移動さ
れる。これにより、支持ブロツク27が回転ドラ
ム形カツター6側に1ピツチ送り出される。
すなわち、可動支持体13の往復動時におい
て、可動支持体13が一方の側枠部17側に位置
する毎に駆動モータ14と砥石車16が回転ドラ
ム形カツター6に接近する方向に1ピツチずつ送
り出される。
可動支持体13が他方の側枠18部側に移動す
ると、スプリング39の弾撥力により揺動アーム
38が第10図に示す矢印B方向と反対の方向に
回動されるが、この回動は(一方向クラツチ)4
2によりネジ軸35には伝達されない。
なお、カム40を他方の側枠18に設けた場合
には、可動支持体13が他方の側枠部18側に位
置する毎に駆動モータ14と砥石車16が1ピツ
チずつ送り出される。
側枠部18には、刃先円筒9と近似した円弧上
を運動するダイヤモンドドレツサ44(第13図
参照)を具備したドレツシング装置45(第13
図及び第14図参照)が装備されている。このド
レツシング装置45は、第13図〜第14図に示
すように、ドレツサ用の駆動モータ46と、該駆
動モータ46の出力軸47に固定した円板48の
偏心位置に一端が枢着された伸縮調整可能なリン
ク部材49と、駆動ドラム8の主軸50に若干偏
心して取付けられて該リンク部材49の他端が枢
着されたドレツサ用の揺動アーム51とから構成
されていて、該揺動アーム51にダイヤモンドド
レツサ44が支持されている。
揺動アーム51のダイヤモンドドレツサ44を
支持した部分には、該ダイヤモンドドレツサ44
の突出長さを調整する突出長さ調整機構52が設
けられている。
駆動モータ46を動作すると、その回転運動が
円板48とリンク部材49により揺動運動に変換
されて揺動アーム51に伝達され、これによりダ
イヤモンドドレツサ44が刃先円筒9に近似した
円弧状の軌跡mに沿つて移動して、砥石車16の
砥ぎ面16aをドレツシングする。これにより、
ナイフ刃先7aを研磨して粗になつた砥ぎ面16
aは刃先円筒9にほぼ合致した形状にととのえら
れる。
砥ぎ面16aを刃先円筒9に完全に合致させな
いのは、砥ぎ面16aに逃げを設けて砥ぎ面16
aがナイフ刃先7aの研磨動作に移るときスムー
ズに行われるようにするためである。
砥石車16は研磨の毎にドレツシングすること
から砥石径が小さくなるが、駆動モータ14は電
源周波数等を変化させる周波数インバータ等を用
い制御系(図示せず)によつて、砥石径が小さく
なるに従つて回転速度が上がるため、砥石車16
の周速は一定に保たれる。
また、回転ドラム形カツター6の回転数が変化
する場合も、上記制御系により刃先円筒9の周速
と砥石車16の周速の比を一体に保つことができ
る。
なお、前述のナイフ7の送り出し機構12は第
7図に示すように、回転ドラム8の一端面側に配
置された伝達部54と載置台部11内に配置され
た送出部55と駆動部(図示せず)と制御部(図
示せず)とから構成されている。
伝達部54は、制御部に制御されて動作する駆
動部により往復動するスライドケースユニツト5
6と、該スライドケースユニツト56の往動時に
一方向に回転されるワンウエイクラツチを内蔵し
たクラツチシヤフト57とから構成されている。
クラツチシヤフト57の両端には、ウオームギヤ
58,58が設けられている。
送出部55は、メインシヤフト59の一端に設
けられてウオームギヤ58と噛合するヘリカルギ
ヤ60と、該メインシヤフト59の一端部側と他
端部に設けられたウオームギヤ61,61と、ナ
イフフイードシヤフト62,62の一端部に設け
られて該ウオームギヤ61,61に噛合するヘリ
カルギヤ63,63と、該ナイフフイードシヤフ
ト62,62の他端部に設けられたベベルギヤ
(ピニオン)64,64と、ナイフ7に係合する
爪部65aと該ベベルギヤ64,64と噛合する
ベベルギヤ(ラツク)65bとを有したスライド
ブロツク65,65とから構成されている。
回転ドラム形カツター6の回転に連動して制御
装置により駆動装置が動作すると、スライドケー
スユニツト56、クラツチシヤフト57を介して
メインシヤフト59に回転力が伝達される。この
回転力はウオームギヤ61とヘリカルギヤ63と
の噛合を介してナイフフイードシヤフト62に伝
達され、そしてベベルギヤ64と65bとの噛合
を介してスライドブロツク65の直線運動に変換
されて爪部65aによりナイフ7が1ピツチ送り
出される。
本実施例では、つるまき角θが75゜、刃先円筒
9の周速が600m/minのとき、砥石車16の周
速を1700m/minとすれば、角度αは4.9゜程度に
するのが好ましい。
第15図〜第17図は上記第二実施例を詳細に
示している。この第二実施例では、側枠部67,
68間に案内軸69,70が同一垂直面内で回転
ドラム形カツター6の回転中心軸l2と平行に設け
られていて、この案内軸69,70に可動支持体
13がほぼ垂直状態で軸線方向に移動可能に装備
されている。
また、側枠部69,70にはスプロケツトホイ
ール71,72が設けられていて、このスプロケ
ツトホイール71,72間に可動支持体13に固
定されたタイミングベルト73が設けられてお
り、スプロケツトホイール71,72のいずれか
一方に連結した駆動モータ(図示せず)を動作す
ることによりタイミングベルト73が走行して可
動支持体13を往復動させる。
可動支持体13の上端部は回転ドラム形カツタ
ー6側に傾斜しており、そしてこの上端部に詳細
に図示しないが砥石支持機構74が装備されてい
る。この砥石支持機構74は、可動支持体13の
上端部に垂直軸線l3に対し角度β傾斜しかつ回転
中心軸l2と直交する横断面に対し角度α′傾斜して
装備した本体75に所定の間隔をおいて1対の支
持軸76,76を互いに平行に立設し、かつ該支
持軸76,76に支持台77を軸線方向に移動可
能に取付けて構成されていて、該支持台77に駆
動モータ14と砥石車16が固定されている。な
お、一方の支持軸76にはスケール78が設けら
れ、また該スケール78の近傍の支持台77の所
定位置には指示部79が設けられている。
本実施例では、砥石車16の軸線方向の一端部
を砥ぎ面16bとしていて、研磨の毎に砥粒が摩
耗して砥石車16の軸線方向の寸法が短尺になる
ことから、砥石支持機構74に砥石送出機構80
を装備している。
この砥石送出機構80は、前述の第一実施例の
砥石送出機構30とほぼ同じ構成であり、異なる
点はソレノイド81を用いて揺動アーム82を回
動させることで、該ソレノイド81を動作する毎
に駆動モータ14と砥石車16が回転ドラム形カ
ツター6側に1ピツチずつ送り出される。
また、可動支持体13には、刃先円筒9と近似
した円弧上を運動するダイヤモンドドレツサ83
(第16図参照)を具備したドレツシング装置8
4(第17図参照)が装備されている。このドレ
ツシング装置84は、可動支持体13に一端が枢
着されたドレツサ用の揺動アーム85の自由端に
ダイヤモンドドレツサ83を取付けて構成されて
いて、該揺動アーム85を図示しない駆動モータ
により揺動操作することによりダイヤモンドドレ
ツサ83が刃先円筒9に近した円弧状の軌跡に沿
つて移動して、砥石車16の砥ぎ面16bをドレ
ツシングする。
本実施例では前述の第一実施例と異なり、ドレ
ツシング装置84が可動支持体13に装備されて
いて、可動支持体13の往復動時、すなわち研磨
動作時に同時にドレツシングすることができる。
また、砥石車16の軸線方向の寸法が研磨の毎
に短尺になるが、砥石径は変化せず、このため駆
動モータ14の回転速度を上げて周速を一定に制
御するようなことをしなくてもすむ。
以上説明したように本発明によれば、ナイフ刃
先をドラムの外周面に一定のつるまき角をもつて
配設してなる回転ドラム形カツター上に、その軸
線方向に往復動可能な可動支持体を設け、該可動
支持体に前記ナイフ刃先を研磨する砥石車を設け
て、前記回転ドラム形カツターの周速ベクトルと
砥石車の周速ベクトルとを合成してなる合成ベク
トルがナイフの長手方向においてナイフ刃先と平
行となるように砥石車の回転中心軸をドラム形カ
ツターの回転中心軸に垂直な面に対し傾斜させる
と共に、回転ドラム形カツターの周速と砥石車の
周速との比を一定に保持してなるので、ナイフ刃
先を鋸刃状にすることなく研磨でき、このためナ
イフ刃先をドラムの外周面に一定のつるまき角を
もつて配設してなる効果、すなわち原料を引き切
りして破砕による原料ロスを可及的に少なくする
効果を発揮させることができる。
また、研磨効率を向上させることができ、また
特殊な機構を使用せず、構成が簡単でメンテナン
スが容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
本発明の第一実施例の略解側面図、第2図は同概
略平面図、第3図は本発明の第二実施例の略解平
面図、第4図は同概略平面図、第5図〜第14図
は第一実施例を詳細に示すもので、第5図は一部
切欠平面図、第6図は正面図、第7図は一部省略
して示した斜視図、第8図は砥石支持機構の側断
面図、第9図は一部切欠して示した同正面図、第
10は砥石送出機構の側面図、第11図は横断面
図、第12図は縦断面図、第13図はドレツシン
グ装置の一部切欠して示した正面図、第14図は
同断面図、第15図〜第17図は第二実施例を詳
細に示すもので、第15図は正面図、第16図は
部分側断面図、第17図は側面図である。 6……回転ドラム形カツター、7……ナイフ、
7a……刃先、9……刃先円筒、14……駆動モ
ータ、16……砥石車、16a……砥ぎ面、16
b……砥ぎ面、1……回転中心軸、2……回転
中心軸、M……垂直な面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ナイフ刃先をドラムの外周面に一定のつるま
    き角をもつて配設してなる回転ドラム形カツター
    上に、その軸線方向に往復動可能な可動支持体を
    設け、該可動支持体に前記ナイフ刃先を研磨する
    砥石車を設けて、前記回転ドラム形カツターの周
    速ベクトルと砥石車の周速ベクトルとを合成して
    なる合成ベクトルがナイフの長手方向においてナ
    イフ刃先と平行となるように砥石車の回転中心軸
    を回転ドラム形カツターの回転中心軸に垂直な面
    に対し傾斜させると共に、回転ドラム形カツター
    の周速と砥石車の周速の比を一定に保持するよう
    に構成してなることを特徴とする回転ドラム形カ
    ツターのナイフ研磨装置。
JP59048217A 1984-03-15 1984-03-15 回転ドラム形カツタ−のナイフ研磨装置 Granted JPS60197394A (ja)

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JP59048217A JPS60197394A (ja) 1984-03-15 1984-03-15 回転ドラム形カツタ−のナイフ研磨装置
US06/705,309 US4635402A (en) 1984-03-15 1985-02-25 Knife abrasive apparatus for rotary drum shaped cutter
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EP85400366A EP0155879B1 (en) 1984-03-15 1985-02-27 Knife abrasive apparatus for rotary drum shaped cutter

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JPS63194B2 true JPS63194B2 (ja) 1988-01-06

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DE3583758D1 (de) 1991-09-19
EP0155879B1 (en) 1991-08-14
EP0155879A2 (en) 1985-09-25
EP0155879A3 (en) 1988-09-07
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