JPS6399870A - 人工透析装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ダイアライザの限外濾過能の変化に関係なく
、所望の限外濾過が行える人工透析装置に関する。

〈従来の技術〉 従来、人工透析装置では、チューブ状の膜で内室、外室
に仕切り、これらに血液と透析液とを夫々反対方向に流
し、血液の透析・限外濾過が行うダイアライブが用いら
れる。所望の限外濾過を得る為、ダイアライザの膜を挾
んｒ１血液回路側の圧力と透析液回路側の圧力が測定さ
れ、これら圧力の差である限外濾過圧ＴＭＰＩｆｉ設定
限外濾過圧になるように、例えば透析液回路側に設けら
れた除圧ポンプをＭ御する。

一方、前記ダイアライブの限外濾過能ＵＦＲＰはＥＲｍ
の経過と共に低下する。従って、設定鑓過圧が一定のま
まだと、所望珊の限外濾過は得られない。そこで、従来
、特開昭５９−２７４９号に示されるような方法によっ
て限外濾過能ＵＦＲＰの低下に因るｉｌ　Ｍを修正して
いる。即ち、この従来例では、前記ダイアライザの限外
濾過能ＩＪＦＲＰを測定する装置を設け、人工透析の途
中で所定時間毎に限外ｉｉ！過能を測定し、この測定結
果に基づき所望の限外縫過が１７られる新たな設定限外
濾過圧を演算し直し、限外濾過圧ＴＭＰがこの設定限外
濾過圧になるように前記除圧ポンプをｌｌ１ＩＩ　ａｌ
ｌ　Ｌでいる。

しかしながら、このような方法では、限外濾過能測定す
る手段が要り、また、人工透析（所要時間：５〜７時間
）の途中（例えば、３０分間隔）で限外濾過能の測定を
何口も行う必要がある為、その間透析が出来なかったり
、限外濾過量ＵＦＲＰに誤差が生ずる欠点があった。

〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明の解決しようとする技術的課題は、ダイアライザ
の限外濾過能を測定する手段が要らず、人工透析の途中
で透析を中断して限外濾過能の測定を行う必要がない人
工透析装置を実現することにある。

く問題点を解決するための手段〉 本発明の構成は、透析膜を隔てて血液と透析液とが流さ
れるダイアライザど、このダイアライザの血液側の入口
と出口に夫々接続され、患者から血液を前記ダイアライ
ザに送液し、前記ダイアライブで透析・限外濾過した血
液を前記患者へ返血する血液回路と、前記ダイアライザ
の透析液側の入口と出口に夫々接続された入口側透析液
回路及び出口側透析液回路、前記入口ｔｉｌｌ透析液回
路に定流量の透析液を送液する手段と、前記入口側透析
液回路及び前記出口側透析液回路に夫々設けられた流計
検出手段と、前記出口側透析液回路に設けられた流ｆｆ
ｉ調整手段と、前記ダイアライザの透析液側の出口に接
続された透析液バイパス回路と、この透析液バイパス回
路に設けられた流量調整手段とを具備し、前記入口側透
析液回路を流れる流量に前記出口側透析液回路を流れる
流ｍが一致するように流量制御しつつ、所望の限外濾過
量に対応して前記透析液バイパス回路を流れる流量をυ
制御したことことにある。

〈作用〉 前記の技術手段は次のように作用する。即ち、前記ダイ
アライザの透析液側の出口からは、前記入口側透析液回
路より供給された透析液に血液から除水された水が加わ
った山の排液が流れ前記入口側透析液回路に流れる流量
と前記出口側透析液回路に流れる流量とが一致するよう
に流量制御すれば、前記透析液のバイパス回路を流れる
流量は血液から除水された水の潰に対応し、この値は前
記透析液バイパス回路に流ｆｆｉ調整手段として設けら
れたポンプの回転数から求められる。

所望の限外濾過量を口るには、前記入口側透析液回路と
前記出口側透析液回路の流量を一致させつつ、前記透析
液バイパス回路を流れる流量が所望の限外濾過量となる
よう前記流量５ｉ整手段を制ｆｌｌｌする。

〈実施例〉 以下図面に従い本発明の詳細な説明する。第１図は本発
明実施例装Ｕの構成図である。図中、１は患者、２はチ
ューブ状のＲ’Ａ　２　ａで内室２ｂ、外室２ｃに仕切
られ夫々に血液と透析液が反対方向に流されるダイアラ
イザ、３ａは患者１とダイアライザ２の血液側の入口２
ｂ＋との間の血液回路、３ｂはダイアライザ２の血液側
の出口２ｂ２と患者１との間の血液回路、４ａはダイア
ライザ２の透析液側の入口２ＣＩに接続された入口側透
析液回路、４ｂはダイアライザ２の透析液側の出口２Ｃ
２に接続された出口Ｒ透析液回路、４ｃはダイアライザ
２の透析液側の出口２Ｃ２に接続された透析液バイパス
回路、Ｐ＋は入口側透析液回路４ａに定流量の透析液を
送液する第１のポンプ、Ｐ２は出口側透析液回路４ｂに
設けられた第２のポンプ、Ｐ３は透析液バイパス回路４
Ｇに設けられた第３のポンプ、５は、入口側透析液回路
４ａに設けられたオリフィス６ａの上流側圧Ｍ、および
下流側圧Ｍ２が加えられると共に、出口側透析液回路４
ｂに設けられたオリフィス６ｂの上流側圧Ｍ３および下
流側圧Ｍ４が加えられた圧力測定部、７は出口側透析液
回路４ｂに設けられたチェック・バルブ、ｖｌは入口側
透析液回路４ａに設けられ常時開いているバルブ、ｖ２
は入口側透析液回路４ａと出口側透析液回路４ｂとを接
続する回路に設けられ常時閉じているバルブである。

このような構成で、第１のポンプＰ１により定流ｍの透
析液をダイアライザ２に送る。透析液の流量は入口側透
析液回路４ａに設けられたオリフィス６ａの上流側圧Ｍ
１並びに下流側圧Ｍ２の差圧より求められる。ダイアラ
イザの透析液側の出口２Ｃ２からは、入口側透析液回路
４ａより供給された透析液に血液から除水された水が加
わった舟の排液が排出される。この排液は出口側透析液
回路４　ｂ　１並びに透析液バイパス回路４ｃを通って
ドレインされる。出口側透析液回路４ｂを流れる排液の
流量はこの回路に設けられたオリフィス６ｂの上流側圧
Ｍ３並びに下流側圧Ｍ４の差圧より求められる。

第２のポンプＰ２は、入口側透析液回路４ａに流れる流
量と出口側透析液回路４ｂに流れる流量とが一致するよ
うに制御される。このように制御することによって、透
析液バイパス回路４ｃを流れる排液の吊は血液から除水
された水の量に対応し、この値は透析液バイパス回路４
ｃに設けられた第３のポンプＰ３の回転数から求めるこ
とができる。

所望の限外濾過量を得るには、入口側透析液回路４ａと
出口側透析液回路４ｂの流量を一致させつつ、透析液バ
イパス回路４ｃを流れる流量が所望の限外濾過量となる
よう第３のポンプＰ３を制御する。尚、本発明において
第１のポンプＰＩは必須のものではない。

オリフィス６　ａ＋　６　ｂ　１圧力測定部５には誤差
や経時変化が含まれるが、以下のような方法で定期的に
校正を行えば、このような誤差等は防げる。

即ち、第２、第３のポンプＰｉ　、Ｐ３を止め、バルブ
Ｖ＋を閉、バルブｖ２を開とし、入口側透析液回路４ａ
から送液された定流橿の透析液を全て出口側透析液回路
４ｂに直接流す。このとき測定される差圧（Ｍ＋−Ｍ２
）と、差圧（Ｍ３　　Ｍ４）とをメモリに記憶させる。

動作状態では、オリフィス６ａ、６ｂによって検出がこ
の値になるように流層制御する。

〈発明の効果〉 本発明の人工透析装置によれば、求める除水量を第３の
ポンプＰコで直接コントロールしており、従来装置で設
けられていたダイアライザの限外濾過能を測定する手段
が要らず、また人工透析の途中で透析を中断して限外濾
過能の測定を行う必要がない為その分透析時間を短く出
来る。

【図面の簡単な説明】 図は本発明の実論例装置を示す構成図である。 １・・・患者、２・・・ダイアライザ、３ａ、３ｂ・・
・血液四路、４ａ・・・入口側透析液回路、４ｂ・・・
出口側透析液回路、４ｃ・・・透析液バイパス回路、Ｐ
　＋　＋Ｐ２．Ｐ３・・・ポンプ、５・・・圧力測定部
、６ａ。 ６ｂ・・・オリフィス

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 透析膜を隔てて血液と透析液とが流されるダイアライザ
   と、このダイアライザの血液側の入口と出口に夫々接続
   され、患者から血液を前記ダイアライザに送液し、前記
   ダイアライザで透析・限外濾過した血液を前記患者へ返
   血する血液回路と、前記ダイアライザの透析液側の入口
   と出口に夫々接続された入口側透析液回路及び出口側透
   析液回路、前記入口側透析液回路に定流量の透析液を送
   液する手段と、前記入口側透析液回路及び前記出口側透
   析液回路に夫々設けられた流量検出手段と、前記出口側
   透析液回路に設けられた流量調整手段と、前記ダイアラ
   イザの透析液側の出口に接続された透析液バイパス回路
   と、この透析液バイパス回路に設けられた流量調整手段
   とを具備し、前記入口側透析液回路を流れる流量に前記
   出口側透析液回路を流れる流量が一致するように流量制
   御しつつ、所望の限外濾過量に対応して前記透析液バイ
   パス回路を流れる流量を制御したことを特徴とする人工
   透析装置。