JPS6399699A - 体感音響装置 - Google Patents
体感音響装置Info
- Publication number
- JPS6399699A JPS6399699A JP24409186A JP24409186A JPS6399699A JP S6399699 A JPS6399699 A JP S6399699A JP 24409186 A JP24409186 A JP 24409186A JP 24409186 A JP24409186 A JP 24409186A JP S6399699 A JPS6399699 A JP S6399699A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- canvas member
- fiber
- canvas
- acoustic device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000001953 sensory effect Effects 0.000 title claims abstract description 18
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims abstract description 13
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims abstract description 7
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims abstract description 7
- 238000005187 foaming Methods 0.000 abstract description 6
- 229920005989 resin Polymers 0.000 abstract description 5
- 239000011347 resin Substances 0.000 abstract description 5
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 2
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000004593 Epoxy Substances 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000035807 sensation Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は体感音響装置に関し、特に椅子の骨格を構成
するフレームに張架される帆布部材を改良することによ
り、ドライバーユニットからの振動性能を向上したもの
である。
するフレームに張架される帆布部材を改良することによ
り、ドライバーユニットからの振動性能を向上したもの
である。
体感音響装置は、ドライバーユニットからの振動を人体
に伝え体で音を感じさせるようにしだもので、最も一般
的には、人体との接触面積を多くするために椅子やソフ
ァなどにこの装置を組込んだものが多い。この体感音響
装置を椅子に採用した場合、椅子としての機能と共に、
体感音響装置に適した性能が要求される。
に伝え体で音を感じさせるようにしだもので、最も一般
的には、人体との接触面積を多くするために椅子やソフ
ァなどにこの装置を組込んだものが多い。この体感音響
装置を椅子に採用した場合、椅子としての機能と共に、
体感音響装置に適した性能が要求される。
椅子を用いた従来の体感音響装置の一例を第4図に示す
。第4図において、1は座部1aと背部1bとからなる
椅子の骨格を構成するフレーム、2はフレーム1に取付
けられ、椅子の座部1aおよび背部1bにサブフレーム
を介して設けられたドライバーユニットであり、低域電
気入力により振動する構成になっている。3はフレーム
1の座部1a、背部1bに張架される帆布部材であり、
テント地に準するようなキャンパス地で構成される。
。第4図において、1は座部1aと背部1bとからなる
椅子の骨格を構成するフレーム、2はフレーム1に取付
けられ、椅子の座部1aおよび背部1bにサブフレーム
を介して設けられたドライバーユニットであり、低域電
気入力により振動する構成になっている。3はフレーム
1の座部1a、背部1bに張架される帆布部材であり、
テント地に準するようなキャンパス地で構成される。
このように構成された従来の体感音響装置は、フレーム
1に張架された帆布部材3で支持されたドライバーユニ
ット2に低域電気信号が人力されることにより、振動を
伝達される。また椅子の座部1a、背部1bには必要に
応じて別部材のクッジョン等が置かれ、この場合には帆
布部材3、クッションを介して振動が伝わることになる
。
1に張架された帆布部材3で支持されたドライバーユニ
ット2に低域電気信号が人力されることにより、振動を
伝達される。また椅子の座部1a、背部1bには必要に
応じて別部材のクッジョン等が置かれ、この場合には帆
布部材3、クッションを介して振動が伝わることになる
。
従来の体感音響装置は以上のように構成されているので
、ドライバーユニット2が振動した時に帆布部材3にも
れ音(振動周波数に無関係な分割振動音)が発生し、歪
として聴える欠点があった。
、ドライバーユニット2が振動した時に帆布部材3にも
れ音(振動周波数に無関係な分割振動音)が発生し、歪
として聴える欠点があった。
またこの帆布部材3を機械振動の等価素子として考える
と、質量が小さく、スティフネスが大きく、抵抗分(内
部損失)が小さいという特質をもっているので、固有振
動において最低共振周波数が高くなり、身体に感する振
動が低域にゆとりのない固いものとなる欠点があった。
と、質量が小さく、スティフネスが大きく、抵抗分(内
部損失)が小さいという特質をもっているので、固有振
動において最低共振周波数が高くなり、身体に感する振
動が低域にゆとりのない固いものとなる欠点があった。
本発明は上述した従来のものの欠点を解消するためにな
されたもので、帆布部材のもれ音が小さく、低域再生能
力に優れた体感音響装置を提供することを目的とするも
のである。
されたもので、帆布部材のもれ音が小さく、低域再生能
力に優れた体感音響装置を提供することを目的とするも
のである。
〔発明の概要〕
椅子の骨格を構成するフレームに張架される帆布部材が
、網目状の繊維に発泡性合成樹脂を被覆するように構成
されている体感音響装置にある。
、網目状の繊維に発泡性合成樹脂を被覆するように構成
されている体感音響装置にある。
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
第1図は本発明による体感音響装置の一実施例を示す組
立斜視図である。第1図において従来の構成と同一符号
は同一部材を示し、詳細な説明は省略する。
立斜視図である。第1図において従来の構成と同一符号
は同一部材を示し、詳細な説明は省略する。
第1図において、30はフレーム1に張架される帆布部
材であり、網目状(ネット状)の繊維に発泡性合成樹脂
が被覆されている。
材であり、網目状(ネット状)の繊維に発泡性合成樹脂
が被覆されている。
網目状の繊維は縦糸、横糸共にたとえばエポリエステル
長繊維(フィラメント)を数十本撚った集合体で構成し
、縦糸、横糸のピッチは約5mmになされている( 5
n+m角の網目状)。網目状に形成された繊維は次に
塩化ビニール樹脂に代表される発泡性樹脂をコーティン
グし、低発泡処理が施されている。
長繊維(フィラメント)を数十本撚った集合体で構成し
、縦糸、横糸のピッチは約5mmになされている( 5
n+m角の網目状)。網目状に形成された繊維は次に
塩化ビニール樹脂に代表される発泡性樹脂をコーティン
グし、低発泡処理が施されている。
このように構成された帆布部材30を折りまげて袋状に
形成し、その内部にドライバーユニット2を取付けて、
座部1aおよび背部1bを構成するフレーム1に張架す
る。
形成し、その内部にドライバーユニット2を取付けて、
座部1aおよび背部1bを構成するフレーム1に張架す
る。
第2図に本発明と従来構成による体感音響装置の比較例
を示す。
を示す。
第2図は帆布部材の振動によるもれ音の特性を示し、従
来の構成では全周波数帯域に対してかなり高い音圧レベ
ルが測定されていたが、本発明の構成によると、100
〜50〇七で低い音圧レベルが測定されることが理解で
きる。
来の構成では全周波数帯域に対してかなり高い音圧レベ
ルが測定されていたが、本発明の構成によると、100
〜50〇七で低い音圧レベルが測定されることが理解で
きる。
このように構成された体感音響装置は網目状の繊維に発
泡性合成樹脂が被覆される帆布部材を用いているので、
次のような効果を奏する。
泡性合成樹脂が被覆される帆布部材を用いているので、
次のような効果を奏する。
(1) ドライバーユニット2により帆布部材が振動
した場合、完全な面振動とならないため音圧〈もれ音)
の発生を防止することができる。
した場合、完全な面振動とならないため音圧〈もれ音)
の発生を防止することができる。
(2)帆布部材に樹脂が被覆されることにより、質量を
増加するので最低共振周波数を下げることができる。
増加するので最低共振周波数を下げることができる。
(3)帆布部材を構成する繊維に発泡処理を施して柔軟
性をもたせていることにより、スティフネス成分を下げ
ることができると共に、内部損失を大きくすることがで
きるので、最低共振周波数を下げ、共振鋭度(Q)を下
げることができる。共振鋭度(Q)が下がることにより
、体感振動は刺激の少ない自然なものとなる。
性をもたせていることにより、スティフネス成分を下げ
ることができると共に、内部損失を大きくすることがで
きるので、最低共振周波数を下げ、共振鋭度(Q)を下
げることができる。共振鋭度(Q)が下がることにより
、体感振動は刺激の少ない自然なものとなる。
第3図は本発明の他の実施例を示した斜視図であり、椅
子を構成する座部1as背部1bの帆布部材30を一体
に構成すると共に、ドライバーユニット2を背部lb側
に取付けたものである。このような構成とすることによ
り、振動に方向性が感じられると共に、背部1bに対し
て座部1aの振動レベルは小さくなるため不快感を防止
することができる。
子を構成する座部1as背部1bの帆布部材30を一体
に構成すると共に、ドライバーユニット2を背部lb側
に取付けたものである。このような構成とすることによ
り、振動に方向性が感じられると共に、背部1bに対し
て座部1aの振動レベルは小さくなるため不快感を防止
することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、ドライバーユニッ
トにより振動される帆布部材が網目状の繊維に発泡性合
成樹脂で被覆される構成にしたため、帆布部材の振動に
よるもれ音の発生を防止し、低域の再生能力に優れた体
感音響システムを得ることができる。
トにより振動される帆布部材が網目状の繊維に発泡性合
成樹脂で被覆される構成にしたため、帆布部材の振動に
よるもれ音の発生を防止し、低域の再生能力に優れた体
感音響システムを得ることができる。
第1図は本発明の一実施例を示す体感音響装置の分解斜
視図、第2図は帆布部材によるもれ音を測定した特性図
、第3図は本発明の他の一実施例を示す体感音響装置の
斜視図、第4図は従来の体感音響装置を示す斜視図であ
る。 ■・・・フレーム 1a・・・座部1b・・・背
部 2・・・ドライバーユニット30・・・帆
布部材 実用新案登録出願人 パイオニア株式会社代 理 人
瀧野 秀雄 同 中白 康雄
視図、第2図は帆布部材によるもれ音を測定した特性図
、第3図は本発明の他の一実施例を示す体感音響装置の
斜視図、第4図は従来の体感音響装置を示す斜視図であ
る。 ■・・・フレーム 1a・・・座部1b・・・背
部 2・・・ドライバーユニット30・・・帆
布部材 実用新案登録出願人 パイオニア株式会社代 理 人
瀧野 秀雄 同 中白 康雄
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 座部と背部とからなる椅子の骨格を構成するフレーム
と、該フレームに取付けられ低域電気入力より振動する
ドライバーユニットと、該フレームに張架される帆布部
材とを備え、 該帆布部材は網目状の繊維に発泡性合成樹脂が被覆され
ていることを特徴とする体感音響装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24409186A JPS6399699A (ja) | 1986-10-16 | 1986-10-16 | 体感音響装置 |
US07/109,012 US4967871A (en) | 1986-10-16 | 1987-10-16 | Body-sensible acoustic device |
DE19873735134 DE3735134A1 (de) | 1986-10-16 | 1987-10-16 | Koerpersensible akustische vorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24409186A JPS6399699A (ja) | 1986-10-16 | 1986-10-16 | 体感音響装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6399699A true JPS6399699A (ja) | 1988-04-30 |
Family
ID=17113608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24409186A Pending JPS6399699A (ja) | 1986-10-16 | 1986-10-16 | 体感音響装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6399699A (ja) |
-
1986
- 1986-10-16 JP JP24409186A patent/JPS6399699A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5314403A (en) | Apparatus for the enhancement of the enjoyment of the extremely low frequency component of music | |
US4027112A (en) | Head-rest and loudspeaker combination | |
US5442710A (en) | Body-felt sound unit and vibration transmitting method therefor | |
US2084945A (en) | Loudspeaker | |
US4967871A (en) | Body-sensible acoustic device | |
KR100684071B1 (ko) | 3차원 직포를 이용한 에어 쿠션물의 스피커 음향에 의한 진동시스템 | |
JPS59230395A (ja) | イヤ−パツド | |
GB1445150A (en) | Chair or bed including a vibrating system | |
JPS6138678B2 (ja) | ||
JPS6399699A (ja) | 体感音響装置 | |
JP3115815U (ja) | 椅子用スピーカ装置 | |
JPS6316216Y2 (ja) | ||
JPH0110058Y2 (ja) | ||
JPH0537990A (ja) | 電気・機械振動変換器 | |
JPS646623Y2 (ja) | ||
JPS6340943Y2 (ja) | ||
CN115153228A (zh) | 具有单向体传导装置的座椅及模块 | |
JPH01202100A (ja) | 音響装置 | |
JPS585558B2 (ja) | 音響振動素子 | |
JPH018064Y2 (ja) | ||
CN115742902A (zh) | 具有律动调节功能的机动车座椅和模块 | |
JPH033323Y2 (ja) | ||
JPS582516B2 (ja) | 機械的振動発生装置 | |
JPH04345299A (ja) | 電気・機械振動変換器 | |
KR910003395B1 (ko) | 2중진동판형 압전스피커 |