JPS6399509A - 多極着磁方法 - Google Patents
多極着磁方法Info
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- JPS6399509A JPS6399509A JP24626386A JP24626386A JPS6399509A JP S6399509 A JPS6399509 A JP S6399509A JP 24626386 A JP24626386 A JP 24626386A JP 24626386 A JP24626386 A JP 24626386A JP S6399509 A JPS6399509 A JP S6399509A
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- magnet material
- magnetization
- preheating
- irradiation
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Links
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Landscapes
- Hard Magnetic Materials (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はパルスモータ等に使用される硬質磁性材料の多
極着磁方法に関するものである。
極着磁方法に関するものである。
(従来の技術)
近年、OAやFA用モータの小型化に伴い、保磁力の高
い希土類磁石の適用が急速に広まってきた。このような
用途においては分解能を上げるために分割磁極数を増や
す必要があり、その手段としてレーザビームを用いた多
極着磁方法がある(特開昭60−170910.特開昭
60−218809 )。
い希土類磁石の適用が急速に広まってきた。このような
用途においては分解能を上げるために分割磁極数を増や
す必要があり、その手段としてレーザビームを用いた多
極着磁方法がある(特開昭60−170910.特開昭
60−218809 )。
このような方法は1着磁した磁石材料をそのキューり温
度TCの0,1〜0.95倍の温度に予備加熱した状態
でレーザビームを照射して昇温減磁(または消磁)を行
い、その部分を昇温減磁していない部分の磁界もしくは
外部から印加した磁界により初期状態と反対方向に着磁
することにより多極着磁を行うものである。
度TCの0,1〜0.95倍の温度に予備加熱した状態
でレーザビームを照射して昇温減磁(または消磁)を行
い、その部分を昇温減磁していない部分の磁界もしくは
外部から印加した磁界により初期状態と反対方向に着磁
することにより多極着磁を行うものである。
(本発明が解決しようとする問題点)
しかるに、磁石材料の特性を有効に生かすためには磁石
H料を製品に取り付けた状態で多極着磁を行うのが普通
であるが、上記の方法を適用した場合は予備加熱を必要
とするため9例えばパルスモータに使う場合はモータ用
コアや巻線まで余分に加熱しなければならない。
H料を製品に取り付けた状態で多極着磁を行うのが普通
であるが、上記の方法を適用した場合は予備加熱を必要
とするため9例えばパルスモータに使う場合はモータ用
コアや巻線まで余分に加熱しなければならない。
このため作業効率が低下し、不必要部分の加熱によるロ
スが多く2巻線の絶縁劣化や製品の変形を起こすおそれ
がある。さらに、磁石材料の温度が不均一となるため多
極着磁幅が不揃いになることおよび加熱による磁石材料
の特性が低下するなシL どの問題がある(特開6O−218809)。
スが多く2巻線の絶縁劣化や製品の変形を起こすおそれ
がある。さらに、磁石材料の温度が不均一となるため多
極着磁幅が不揃いになることおよび加熱による磁石材料
の特性が低下するなシL どの問題がある(特開6O−218809)。
この発明の目的は」二足の欠点を解消するために。
予備加熱を行わずにレーザビームを照射して多極着磁を
行う方法を提供するものである。
行う方法を提供するものである。
(問題点を解決するための手段)
この発明の多極着磁方法はNd、Fe、B又はNd、F
e、1B、Coを主成分として構成される希土類磁石材
料の全体を一様に着磁後、所要の部分に厚さに応じて照
射エネルギ=P (W/c−J)と照射時間t (s
)との積が8〜2000J/ciの範囲でレーザビーム
を照射して減磁または消磁を行わせ、この部分を反対方
向に磁化させるようにしである。
e、1B、Coを主成分として構成される希土類磁石材
料の全体を一様に着磁後、所要の部分に厚さに応じて照
射エネルギ=P (W/c−J)と照射時間t (s
)との積が8〜2000J/ciの範囲でレーザビーム
を照射して減磁または消磁を行わせ、この部分を反対方
向に磁化させるようにしである。
(実施例)
以下この発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図はこの発明の実験に用いた装置の概略図である。
磁石材料1はX−Y自動テーブル2上にセットされてお
り、X−Y方向に0.5 wn / s〜125m/s
までの速度で移動できる。磁石材料く5 1の上方には光学系;ニラ律3がありレーザ発振器*体
]からのレーザビームを焦点距離20 M(7)対物レ
ンズ5を通して磁石材料1の表面に照射できるようにし
ている。磁石材料面に照射するレーり直径5μm〜3M
まで変えることができる。用いたレーザはYAGレーザ
で、その出力は磁石材料」二にパワーメータを置いて測
定した。
り、X−Y方向に0.5 wn / s〜125m/s
までの速度で移動できる。磁石材料く5 1の上方には光学系;ニラ律3がありレーザ発振器*体
]からのレーザビームを焦点距離20 M(7)対物レ
ンズ5を通して磁石材料1の表面に照射できるようにし
ている。磁石材料面に照射するレーり直径5μm〜3M
まで変えることができる。用いたレーザはYAGレーザ
で、その出力は磁石材料」二にパワーメータを置いて測
定した。
磁石材料はNd15Fe72B6.Nd15Fe77B
B。
B。
Nd4gFe64B 17. Nd2Fe44B、 N
dIBFeB3B4 。
dIBFeB3B4 。
Nd16Fe5(lB8.5Co25+ Nd15Fe
62B6Co10、Nd1gFe60B17Co4.N
d45Fe52BBCo15の成分を有する焼結相から
厚さ0.2〜4聰3幅5mm、長さ10票の形状に切り
出した。
62B6Co10、Nd1gFe60B17Co4.N
d45Fe52BBCo15の成分を有する焼結相から
厚さ0.2〜4聰3幅5mm、長さ10票の形状に切り
出した。
0.2聰〜10μmの厚さの磁石材料としてはスパッタ
法によってT]根板上形成した薄膜を用いた。これらは
いずれも保磁力iHcが5koe以上であった。
法によってT]根板上形成した薄膜を用いた。これらは
いずれも保磁力iHcが5koe以上であった。
多極着磁は前記磁石材料の膜厚もしくは板厚方向に25
koe の外部磁界をかけて一様に着磁を行い、つぎに
これを第1図に示す装置にセットし。
koe の外部磁界をかけて一様に着磁を行い、つぎに
これを第1図に示す装置にセットし。
磁極幅に対応して設定したビーム径による照射エネルギ
P並びにX−Yテーブルの移動速度から算出される照射
時間tとを種々に設定した後、予備加熱を行わずに第2
図(a)部に照射した。
P並びにX−Yテーブルの移動速度から算出される照射
時間tとを種々に設定した後、予備加熱を行わずに第2
図(a)部に照射した。
レーザビーム照射後3多極着磁が良好に行われているか
調べるため(a)部分をビック法で観察着磁が良好に行
われている部分は磁化方向が第3図のようになっており
1着磁幅は3〜10μmまで小さくすることができた。
調べるため(a)部分をビック法で観察着磁が良好に行
われている部分は磁化方向が第3図のようになっており
1着磁幅は3〜10μmまで小さくすることができた。
また、レーザ照射エネルギPと照射時間tとの積をpt
として、各成分および厚さで着磁状態との関係を調べ
た結果を第1表に示す。
として、各成分および厚さで着磁状態との関係を調べ
た結果を第1表に示す。
第1表
磁石材料の材質および厚さによらずptが8〜200
Q J /aflの範囲で多極着磁ができることが分っ
た。ptの値が8以下では照射部の昇温か十分でないた
め全く減磁されず反対方向の着磁がされておらず1反対
にptが2000を超える値では磁石材料にマイクロク
ラックが入り使用できない。
Q J /aflの範囲で多極着磁ができることが分っ
た。ptの値が8以下では照射部の昇温か十分でないた
め全く減磁されず反対方向の着磁がされておらず1反対
にptが2000を超える値では磁石材料にマイクロク
ラックが入り使用できない。
つぎにレーザビーム照射時または照射後に板状永久磁界
を用いて15koe の外部磁界を印加して着磁条件の
影響を調べたが、同じく8〜2000J/、flの範囲
では良好に着磁されていることがわかった。
を用いて15koe の外部磁界を印加して着磁条件の
影響を調べたが、同じく8〜2000J/、flの範囲
では良好に着磁されていることがわかった。
(発明の効果)
上述のようにこの発明によれば従来のように磁石材料を
予熱することなしに多極着磁が良好に行えるため、磁石
材料の酸化や熱劣化を生じることなく、製品の変形、モ
ータ巻線の絶縁劣化が起こらない。
予熱することなしに多極着磁が良好に行えるため、磁石
材料の酸化や熱劣化を生じることなく、製品の変形、モ
ータ巻線の絶縁劣化が起こらない。
このため高性能小型モータを生産性良く製造することが
できる。
できる。
第1図は本発明の実施例に使用した装置の概略図、第2
図は磁石材料の消磁部を示す説明図、第3図は消磁後の
着磁方向を示す説明図である。
図は磁石材料の消磁部を示す説明図、第3図は消磁後の
着磁方向を示す説明図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 Nd、Fe、BまたはNd、Fe、B、Coを主成
分として構成される希土類磁石材料を着磁後、その一部
にレーザビームを照射して加熱減磁または消磁を行い、
この部分をレーザビームを照射していない部分の磁界も
しくは外部から印加した磁界により、初期に着磁した方
向と逆方向に着磁することにより多極着磁を行う方法に
おいて、レーザビームの照射エネルギP(W/cm^2
)と照射時間t(s)との積が8〜2000J/cm^
2の範囲で減磁または消磁を行うことを特徴とする多極
着磁方法。 2 前記希土類磁石材料がNd_1_5Fe_7_2B
_6、Nd_1_5Fe_7_7B_8、Nd_1_9
Fe_6_4B_1_7、Nd_2Fe_1_4B、N
d_1_8Fe_8_3B_4、Nd_1_6Fe_5
_0B_8_._5Co_2_5、Nd_1_5Fe_
6_2B_6Co_1_0、Nd_1_9Fe_6_0
B_1_7Co_4、Nd_1_5Fe_5_2B_8
Co_1_5のいずれかであることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の多極着磁方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24626386A JPS6399509A (ja) | 1986-10-15 | 1986-10-15 | 多極着磁方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24626386A JPS6399509A (ja) | 1986-10-15 | 1986-10-15 | 多極着磁方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6399509A true JPS6399509A (ja) | 1988-04-30 |
Family
ID=17145918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24626386A Pending JPS6399509A (ja) | 1986-10-15 | 1986-10-15 | 多極着磁方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6399509A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05299247A (ja) * | 1992-01-10 | 1993-11-12 | General Motors Corp <Gm> | 永久磁石材料の熱磁気的コ−ド化方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60170910A (ja) * | 1984-02-15 | 1985-09-04 | Yaskawa Electric Mfg Co Ltd | 多極着磁方法 |
JPS60218815A (ja) * | 1984-04-13 | 1985-11-01 | Yaskawa Electric Mfg Co Ltd | 硬質磁性膜の製造方法 |
-
1986
- 1986-10-15 JP JP24626386A patent/JPS6399509A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60170910A (ja) * | 1984-02-15 | 1985-09-04 | Yaskawa Electric Mfg Co Ltd | 多極着磁方法 |
JPS60218815A (ja) * | 1984-04-13 | 1985-11-01 | Yaskawa Electric Mfg Co Ltd | 硬質磁性膜の製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05299247A (ja) * | 1992-01-10 | 1993-11-12 | General Motors Corp <Gm> | 永久磁石材料の熱磁気的コ−ド化方法 |
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