JPS6399473A - 凍結粒の製造方法 - Google Patents

凍結粒の製造方法

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JPS6399473A
JPS6399473A JP24487886A JP24487886A JPS6399473A JP S6399473 A JPS6399473 A JP S6399473A JP 24487886 A JP24487886 A JP 24487886A JP 24487886 A JP24487886 A JP 24487886A JP S6399473 A JPS6399473 A JP S6399473A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ブラスト、クリーニング等の表面処理用の砥
粒、研磨材等として好適する氷粒等の凍結粒を製造する
ための方法に関するものである。
(従来の技術) 一般に、この種凍結粒の製造方法として、水等の被凍結
原料を液体窒素等の冷媒を収容した断熱容器たる凍結粒
製造容器内に噴霧して、この被凍結原料の噴霧粒子を、
それが冷媒中を沈降する間に、冷媒との熱交換により凍
結せしめるようにする方法が良く知られているが、この
方法では、多量の冷媒を必要とする問題がある。
そこで、本発明者は、先に、冷媒たる液体窒素中に窒素
ガスを注入して、これによって発生する冷媒蒸発ガスで
もって容器内部分を冷気相雰囲気に保持し、この冷気相
雰囲気中に被凍結原料を噴震することによって、その噴
霧粒子を冷媒蒸発ガスと熱交換して凍結せしめるように
する方法(以下「従来方法」という)を開発した。この
方法によれば、上記した一般的方法に比して、冷媒使用
量したがってエネルギ原単位をある程度低減することが
できる。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、かかる従来方法においても、冷気相源として
冷媒の蒸発ガスを用いており、かなりの量の冷媒を必要
とすることから、必要とするエネルギ原単位は未だ高く
、省エネルギ化を有効に実現したものとは言い難く、製
造コストもさほど低減されない。
本発明は、かかる点に鑑み、冷媒を全く使用せず、或は
使用しても極く少量で済む凍結粒の製造方法を提供し、
もってエネルギ原単位及び製造コストの大幅な低減を実
現しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) この課題を解決した本発明の凍結粒の製造方法は、特に
、被凍結原料の噴震粒子を凍結させるべくこれと熱交換
する冷気相を、機械式冷凍機で低温化した低温ガスを用
いて確保するようにしたものである。
すなわち、第1発明の方法は、空気、窒素ガス。
アルゴンガス等の被冷却ガスを機械式冷凍機を用いて冷
却し、その冷却された低温ガスを断熱容器たる凍結粒製
造容器内に供給して、該容器内を冷気相雰囲気に保持し
、この冷気相雰囲気中に被凍結原料を噴震して、その噴
霧粒子を低温ガスと熱交換させることによって凍結せし
めるようにしたものであり、また第2発明の方法は、空
気、窒素ガス、アルゴンガス等の被冷却ガスを機械式冷
凍機を用いて冷却し、その冷却された低温ガスを断熱容
器たる凍結粒製造容器内に供給すると共に液体窒素等の
冷媒を該容器内に霧状に噴出させて、低温ガスと冷媒と
の混合ガスでもって容器内を冷気相雰囲気に保持し、こ
の冷気相雰囲気中に被凍結原料を噴霧して、その噴震粒
子を前記混合ガスと熱交換させることによって凍結せし
めるようにしたものである。
第1発明の方法において、被凍結原料の噴霧粒子を凍結
させるに必要な冷気相温度つまり低温ガスの温度は1例
えば被凍結原料として水を用いた場合、理論的には0℃
以下であればよいが、実用上からすると、凍結時間した
がって容器の容量等との関係から一60℃〜−130℃
にしておくことが望ましい。
また第2発明の方法は、冷凍機により冷却された低温ガ
スを供給するのみでは必要とする冷気相温度が確保でき
ない場合に好適し、低温ガスの供給に加えて冷媒を容器
内に噴出させ、低温ガスと冷媒蒸発ガスとの混合ガスに
よって、冷気相温度を第1発明の方法による場合に比し
てより低温に維持しておくことができる。この場合、噴
出器を使用して、冷媒を低温ガスと混合した上で該低温
ガスの噴出力により容器内に噴出させるようにするのが
よい。
本発明の方法において用いる機械式冷凍機としては、特
に三元冷凍機が好適である。第2発明の方法では冷媒を
使用するため、第1発明の方法に比して、一般に冷凍機
の能力を低くできる。
また本発明の方法において、被冷却ガスとして空気を用
いる場合には、冷凍機による低温化処理前に、圧縮機で
昇圧しておくと共に空気中の水分及び炭酸ガスを除去し
ておくことが望ましい。空気の低温化に伴い、水分は氷
となり、炭酸ガスはドライアイスとなって、低温ガスの
供給管を閉塞する等の不都合を生じる虞れがあるからで
ある。
水分の除去装置としては1例えば合成ゼオライト等の吸
着剤を使用した除湿装置又はリパーシング熱交換器を用
いればよく、また炭酸ガスの除去装置としては1例えば
合成ゼオライト等の吸着剤を使用した除去装置を用いれ
ばよい。ただし、炭酸ガスは、水と異なって、炭酸ガス
の分圧より一140℃〜−150℃で凍結してドライア
イスとなるため、低温ガス温度が当該ドライアイス生成
温度以上である場合には、敢えて除去しておく必要はな
い。また低温ガスと冷媒とを噴出器から混合噴出させる
場合には、低温ガス温度が上記ドライアイス生成温度以
上であるときにも、低温ガス中の炭酸ガスが冷媒によっ
て凍結されることになるが、低温ガスと冷媒との混合が
噴出器から噴出される直前に行われるように、つまりこ
の混合を噴出器の噴出口近傍部位で行うようにしておけ
ば、仮置ドライアイスが生成したとしても、極く小径の
ものであり、上記不都合を生じる虞れはない。
また、清浄であることが特に要求される凍結粒、例えば
半導体等の表面処理用等として用いる凍結粒を製造する
場合には、メンブレンフィルタ等の高性能フィルタによ
り清浄化した上で、低温ガスとして容器内に供給するよ
うにすることが望ましい。この場合、被凍結原料噴霧用
の噴震ガスも同様に清浄化しておくことが望ましい。
ところで、第1発明の方法によれば一50℃〜−100
℃の凍結粒を製造することが可能であるが、今、例えば
−80℃の氷粒を1Kg製造するに必要な冷気相エネル
ギが約125Kcalであるとして、この条件下で、第
1発明の方法を実施するに必要なエネルギ原単位を試算
してみると。
被冷却ガスとして空気(20℃)を用いる場合において
、低温ガスの温度を一85℃としたときは1 、13 
KW/ K g 、iceとなる。
すなわち、氷粒IKgtI−得るに必要な低温ガス量は
7.58Nm3であるから、この低温ガスを得るに要す
る圧縮機の昇圧エネルギは、7.58 xl、15(収
率)Xo、1=0.87KWである。
また20℃の空気(7,58Nm3)を冷凍機(2段冷
凍機)で−85℃に冷却するに要する電力エネルギは、
Q=7.58X1.25X0.24X100=227.
4Kcalであるから、227.4÷860=0.26
KWである。したがって、必要な全エネルギ原単位は0
.87+0.26=1゜13 K W / K g 、
iceとなる。
また、低温ガス温度を一130℃としたときは0 、6
9 KW/ K g 、iceとなる。
すなわち、氷粒IKgを得るに必要な低温ガス量は4.
17Nm3であるから、この低温ガスを得るに要する圧
縮機の昇圧エネルギは、4.17X1.15(収率)x
o、1=o、48KWである。
また20℃の空気(4,17Nm3)を冷凍機(三元冷
凍機)で−130℃に冷却するに要する電力エネルギは
、Q=187.5Kcalであるから、187.5−4
−860=0.21KWである。したがって、必要な全
エネルギ原単位は0.48+0.21=o、69KW/
Kg、iceとなる。
一方、同一条件下で、従来方法を実施する場合に必要な
エネルギ原単位は5.25KW/Kg、iceとなる。
すなわち、冷媒蒸発ガスの温度を一150℃としたとき
、冷媒たる液体窒素(及びこれに注入する窒素ガス)は
約3.5Nm3/Kg、ice必要となり、また液体窒
素生産時の原単位は約1゜5KW/Nm3であるから、
必要な電力エネルギつまりエネルギ原単位は3.5X1
.5=5.25KW/Kg、iceとなる。
このように、第1発明の方法においては、液化窒素等の
冷媒を全く必要としないから、必要とするエネルギ原単
位は従来方法の略1/7で済み。
エネルギ原単位を大幅に低減することができる。
また、第2発明の方法によれば上記したように一50℃
〜−100℃の凍結粒を製造することが可能であるが、
今、例えば−130℃の氷粒を1Kg製造するに必要な
冷気相エネルギが約140Kcalであるとして、この
条件下で、第2発明の方法を実施するに必要なエネルギ
原単位を試算してみると、被冷却ガスとして空気(20
℃)及び冷媒として液体窒素を用いる場合において、−
80℃に冷却した低温ガス(2,95Nm3)と液体窒
素(0,95Nm3)とを混合させることによってその
混合ガスの温度を一150℃としたとき、1 、9 K
W/ K g 、iceとなる。
すなわち、2.95Nm3の空気を得るに要する圧縮機
の昇圧エネルギは、2.95X1.15X0゜1 =0
.339 KWである。20℃の空気(2,95Nm’
)を冷凍機で一80℃に冷却するに要する電力エネルギ
は、Q=2.95X1.25XO。
24X100”88.5Kca lであるから、88.
5÷860=0.103KWである。また、0゜95N
m3の液体窒素については、上記した如く生産時の原単
位が1.5KW/Nm3であるから、0.95xL、5
=1.43KW必要である。したがって、必要な全エネ
ルギ原単位は0.339 +0.103+1.43=1
.872KW/Kg、iceとなる。
一方、従来方法を同一条件下で実施する場合に必要なエ
ネルギ原単位は、冷媒蒸発ガスの温度を一150℃とし
たとき、冷媒たる液体窒素(及びこれに注入する窒素ガ
ス)は3.9Nm3/Kg、ice必要となることから
、3.9X1.5=5.85K W / K g 、i
ceとなる。
したがって、第2発明の方法においては、低温ガスに加
えて冷媒を使用するため、第1発明に比べれば必要エネ
ルギ原単位が若干増加するものの。
従来方法に対してはその略1/3にエネルギ原単位を低
減することができる。
(実施例) 以下、本発明の方法を第1図及び第2図に示す各実施例
に基づいてより具体的に説明する。
まず、第1発明の実施例を第1図に示す凍結粒製造装置
を用いて説明する。
第1図において、1は内径400 m m 、高さ約1
500mmとした横断面形状円形の断熱密閉容器たる凍
結粒製造容器で、上部に冷気排出口1aを有すると共に
噴霧器2を設けである。この噴霧器2は、被凍結原料供
給管3及び噴霧ガス導入管4を接続して、供給管3から
供給した水等の被凍結原料を導入管4から導入した窒素
ガス、空気等の噴霧ガスによって容器1内に下方向に霧
状に噴出させるように構成しである。なお、導入管4に
は噴震ガス清浄用のフィルタ4aを介設しである。
また容器1の下部には、凍結粒回収口6を連設した網状
体5が傾斜状に張設されていて、容器1内を上下二室l
b、lcに区画している。なお、網状体5として150
メツシユの5US304$1金網を使用した。
また8は被冷却ガス源9から容器1の下室ICに導いた
低温ガス供給管である。この供給管8には、被冷却ガス
源9側から順次直列配置して、圧縮機10.水分除去袋
M11.熱交換器12.フィルタ13を介設しである。
圧縮機10としては、被冷却ガスを5 K g / c
 mに昇圧しうる能力92Nm3/hのものを使用した
。水分除去装置11としては、吸着材として合成ゼオラ
イトを用いる圧力変動式の除湿器を使用した。熱交換器
12は。
これと冷凍機14との間を循環する冷媒(R−12)に
よって、被冷却ガスを熱交換冷却するもので、フィン式
(冷媒蒸発温度−80℃、熱交換能力2500Kcal
/h)のものを使用した。また冷凍機14としては、冷
凍能力2500Kca1/h、軸動力5.0KWhの三
菱電機株式会社製冷凍機を使用した。フィルタ13とし
ては、メンブレンフィルタ (除塵能力0.1μm)を
使用した。なお、前記フィルタ4aもこれと同様のもの
を使用した。
この実施例では、被凍結原料として水を又被冷却ガスと
して空気を用いており、まず被冷却ガスたる空気(20
℃)を圧縮機10.水分除去装置11、熱交換器12.
フィルタ13を経過させて供給管8から容器1の下室1
cに供給する。すなわち、空気を圧縮機10で5Kg/
am2に昇圧した上、熱交換器12内において冷凍機1
4からの冷媒と熱交換させて一80’Cに冷却し、その
低温空気をフィルタ13により清浄化した上で、容器1
の下室1cに供給する。このとき、低温空気の供給流量
は8ONm3/hである。なお、被冷却ガスとして空気
以外の窒素ガス、アルゴンガス等を用いる場合には、圧
縮機10及び水分除去装置11は必要としない。また、
当該凍結粒製造装置の設置工場に乾燥空気ラインがある
場合には、このラインの乾燥空気を被冷却ガスとして或
はその一部として利用することができる0例えば、第1
図に鎖線で示す如く、乾燥ライン16を低温ガス供給管
8に接続する。
そして、容器1の下室1cに供給した低温空気が網状体
5を通過して上室1b内に充満して、該上室1b内を冷
気相雰囲気に維持するようになった時点で、被凍結原料
たる水を噴霧器2から噴霧する。すなわち、噴霧器2に
水をIOQ/hで供給すると共に噴霧ガスたる窒素ガス
をINQ/hで導入して、水を噴霧圧力2.6Kg/c
m”で前記冷気相雰囲気中に下向きに噴霧する。
なお、噴霧ガスとして被冷却ガスと同一のガスを用いる
場合(例えば被冷却ガス及び噴霧ガスとして空気を用い
る場合)には、第1図に鎖線で示す如く導入管4を供給
管8に分岐接続して、被冷却ガスの一部(例えば除湿処
理した乾燥空気)を噴霧ガスとして利用するようにして
もよい。
このようにすると、低温空気は、被凍結原料の噴霧粒子
たる水滴と逐次熱交換することによって密度差を生じ、
これによって冷気排出口1a方向に徐々に上昇する。一
方、被凍結原料の噴霧粒子たろ水滴は、上室lb内の冷
気相雰囲気中を自然落下し、この間において上昇してく
る低温空気と熱交換して凍結し、その凍結粒たる氷粒は
網状体5上に落下到達して、凍結粒回収口6に回収され
る。
この結果、−70℃の氷粒(粒径100〜200μm)
を10 K g / h製造することができた。
次に、第2発明の実施例を第2図に示す凍結粒製造装置
を用いて説明する。この凍結粒製造装置は、圧縮機10
.熱交換器12.冷凍機14として上記実施例のものよ
り低能力のものを使用した点、及び低温ガスと冷媒たる
液体窒素とを混合噴出する噴出器17を設けた点以外、
前記した凍結粒製造装置と同一構造のものであるから、
同一構成部分については、第2図に第1図における符号
と同一の符号を付すことによって、その説明は省略する
。噴出器17はその噴出口を容器1の下室1c内に臨ま
せて設けたもので、低温ガス供給管8及び冷媒供給管1
8を接続して、低温ガスと冷媒とを噴出口近傍部位で混
合した上で、冷媒を低温ガスと共に該ガスの噴出力でも
って、下室1c内に霧状に噴出させるように構成しであ
る。また圧縮機10としては、圧力5Kg/cm”、能
力35Nm3/hの株式会社日立製作所製圧縮機を使用
し、熱交換器12としては、冷媒蒸発温度−85℃、能
力800 K c a l / hのフィン式のものを
使用し、冷凍機14としては、能力800Kc a l
 / h 、軸動力1.6KWhの三菱電機株式会社製
冷凍機を使用している。
この実施例では、被凍結原料として水を、被冷却ガスと
して空気を又冷媒として液体窒素を用いており、まず被
冷却ガスたる空気(20℃)を圧縮機10で5Kg/a
m”に昇圧した上、熱交換器12.冷凍機14により一
80℃に冷却し、その低温空気をフィルタ13により清
浄化した上で、噴霧器17に供給すると共に、冷媒供給
管18から液体窒素(−196℃)を噴霧器17にIO
Nm’/h供給し、液体窒素を低温空気と共に容器1の
下室1c内に霧状に噴出させる。このとき、低温空気の
供給量は3ONm3/hであり、液体窒素の供給量は1
ONm1/hである。なお、被冷却ガスとして空気以外
の窒素ガス、アルゴンガス等を用いる場合には、圧縮機
10及び水分除去装置11は必要とせず、当該凍結粒製
造装置の設置工場に乾燥空気ラインがある場合には、こ
のラインの乾燥空気を被冷却ガニA−(及び噴霧ガス)
として或はその一部として利用することができることは
勿論である。
そして、この低温ガスと冷媒との混合ガス(−160℃
)が網状体5を通過して上室1b内に充満して、該上室
1b内を冷気相雰囲気に維持するようになった時点で、
被凍結原料たる水を噴霧器2から噴霧する。すなわち、
噴霧器2に水を10Q/hで供給すると共に噴震ガスを
INQ/hで導入して、水を噴霧圧力2.5Kg/cm
”で前記冷気相雰囲気中に下向きに噴霧する。なお、噴
霧ガスとしては、第2図に示す如く導入管4を供給管8
に分岐接続することによって、被冷却ガスの一部つまり
除湿処理した乾燥空気を用いるようにしている。
この結果、−130℃の氷粒(粒径100〜200μm
)を10Kg/h製造することができた。
(発明の効果) 以上の説明からも容易に理解されるように1本発明によ
れば、被凍結原料を凍結させるための冷気相源として機
械式冷凍機で冷却した空気等の低温ガス若しくはこれと
冷媒との混合ガスを用いるようにしたから、従来方法の
ように多量の冷媒を使用する必要がなく、凍結粒を得る
に必要なエネルギ原単位を大幅に低減することができ、
省エネルギ化を有効に実現することができ、製造コスト
も大幅に低減できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1発明の方法を実施するための凍結粒製造装
置の一例を示す系統図、第2図は第2発明の方法を実施
するための凍結粒製造装置の一例を示す系統図である。 1・・・・凍結粒製造容器、1a・・・・冷気排出口、
1b・・・・容器の上室、IC・・・・容器の下室、2
・・・・被凍結原料の噴霧器、5・・・・網状体、6・
・・・凍結粒回収口、8・・・・低温ガス供給管、9・
・・・被冷却ガス源、10・・・・圧縮機、11・・・
・水分除去装置、12・・・・熱交換器、13・・・・
フィルタ、14・・・・冷凍機、17・・・・噴出器、
18・・・・冷媒供給管。 第1図 m−・」46 第2図

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)空気、窒素ガス、アルゴンガス等の被冷却ガスを
    機械式冷凍機を用いて冷却し、その冷却された低温ガス
    を断熱容器たる凍結粒製造容器内に供給して、該容器内
    を冷気相雰囲気に保持し、この冷気相雰囲気中に被凍結
    原料を噴霧して、その噴霧粒子を低温ガスと熱交換させ
    ることによって凍結せしめるようにしたことを特徴とす
    る凍結粒の製造方法。
  2. (2)前記被冷却ガスとして、水分を除去した乾燥空気
    を用いるようにしたことを特徴とする、特許請求の範囲
    第1項に記載する凍結粒の製造方法。
  3. (3)前記被冷却ガスとして、水分及び炭酸ガスを除去
    した乾燥空気を用いるようにしたことを特徴とする、特
    許請求の範囲第1項に記載する凍結粒の製造方法。
  4. (4)前記低温ガスを、フィルターを経過させた上で凍
    結粒製造容器内に供給するようにしたことを特徴とする
    、特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項に記載する
    凍結粒の製造方法。
  5. (5)空気、窒素ガス、アルゴンガス等の被冷却ガスを
    機械式冷凍機を用いて冷却し、その冷却された低温ガス
    を断熱容器たる凍結粒製造容器内に供給すると共に液体
    窒素等の冷媒を該容器内に霧状に噴出させて、低温ガス
    と冷媒との混合ガスでもって容器内を冷気相雰囲気に保
    持し、この冷気相雰囲気中に被凍結原料を噴霧して、そ
    の噴霧粒子を前記混合ガスと熱交換させることによって
    凍結せしめるようにしたことを特徴とする凍結粒の製造
    方法。
  6. (6)前記被冷却ガスとして、水分を除去した乾燥空気
    を用いるようにしたことを特徴とする、特許請求の範囲
    第5項に記載する凍結粒の製造方法。
  7. (7)前記被冷却ガスとして、水分及び炭酸ガスを除去
    した乾燥空気を用いるようにしたことを特徴とする、特
    許請求の範囲第5項に記載する凍結粒の製造方法。
  8. (8)前記低温ガスを、フィルターを経過させた上で凍
    結粒製造容器内に供給するようにしたことを特徴とする
    、特許請求の範囲第5項、第6項又は第7項に記載する
    凍結粒の製造方法。
  9. (9)前記冷媒を、噴出器を使用して、前記低温ガスと
    混合した上で該低温ガスの噴出力により容器内に噴出さ
    せるようにしたことを特徴とする、特許請求の範囲第5
    項、第6項、第7項又は第8項に記載する凍結粒の製造
    方法。
  10. (10)前記冷媒と低温ガスとを前記噴出器から噴出さ
    せる直前に混合するようにしたことを特徴とする、特許
    請求の範囲第9項に記載する凍結粒の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5565872A (en) * 1978-11-10 1980-05-17 Osaka Gas Co Ltd Apparatus for producing frozen granular material
JPS6096559U (ja) * 1983-12-07 1985-07-01 大月 進 シヤ−ペツト状の氷水製造装置

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