JPH10267444A - 凍結方法及び装置 - Google Patents
凍結方法及び装置Info
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- JPH10267444A JPH10267444A JP9067936A JP6793697A JPH10267444A JP H10267444 A JPH10267444 A JP H10267444A JP 9067936 A JP9067936 A JP 9067936A JP 6793697 A JP6793697 A JP 6793697A JP H10267444 A JPH10267444 A JP H10267444A
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- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/90—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in food processing or handling, e.g. food conservation
- Y02A40/963—Off-grid food refrigeration
Landscapes
- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
Abstract
させることができ、発生した冷気の持つ冷熱エネルギー
と流動エネルギーとを有効に用いることにより、被凍結
物を効率よく冷却凍結し、凍結時間の短縮を図ることが
できるとともに、多種類の被凍結物を凍結の対象にする
ことができ、さらに、構成を簡素化して小型化すること
により省スペース化や運転,維持管理が容易で、消費動
力を低減することができる被凍結物の凍結方法及び装置
を提供する。 【解決手段】 冷気発生機20で圧縮空気を断熱膨張さ
せて発生した冷気を、凍結機30に設けた噴射ノズル3
5から被凍結物に直接噴射して被凍結物(冷凍食品M)
を凍結する。
Description
に関し、詳しくは、圧縮空気を断熱膨張させることによ
って発生した冷気を、噴射ノズルから凍結物に直接噴射
して凍結物を凍結させる凍結方法及び装置に関する。
望の低温度に冷却して凍結させ、連続的に凍結製品を得
る凍結方法及び装置として、冷気循環式の凍結方法及び
装置が知られている。図3は、このような冷気循環式冷
凍食品凍結装置の一例を示すものである。この凍結装置
は、入口1及び出口2の開口を有する断熱トンネル3内
に、前記入口1と出口2とを連絡するベルトコンベヤ等
の搬送手段4を設け、冷凍食品Mを搬送手段4で入口1
から断熱トンネル3内を経て出口2に向けて移送しなが
ら冷凍食品Mを連続的に凍結させるように形成されてい
る。
ンネル3内の入口1及び出口2の近傍にそれぞれ開口
5,6を有する循環導管7に設けられたファン8により
送出され、熱交換器9においてフロン冷凍機10で生成
した低温冷媒で冷却され、冷気となって開口6から断熱
トンネル3内に供給される。断熱トンネル3内に供給さ
れた冷気は、断熱トンネル3内で冷凍食品Mを冷却する
ことによって温気となり、開口5から循環導管7を経て
ファン8に吸引され、再び前記熱交換器9で冷却されて
冷気となり、前記経路を循環する。
内を経て出口2に移送される冷凍食品Mは、この間に冷
気により冷却され、出口2に至って凍結製品として搬出
される。
来の方法及び装置では、循環冷気を生成するための寒冷
発生装置であるフロン冷凍機で得られる冷却温度が、周
知のように、−40℃程度であるから、これと熱交換し
て得られる冷気の温度も−35℃程度となり、被凍結物
の凍結温度との差が小さいため、凍結時間がかかるとい
う問題があった。そこで、さらに低温を得るために、フ
ロン冷凍機を二段圧縮式にする方法もあるが、この場合
は、構成が複雑になるとともに設備費や動力費が嵩むこ
とになり、得られる冷却温度も、−50〜−55℃程度
であり、効果的ではなかった。
生する寒冷と熱交換させるためにファンと熱交換器とが
必要であり、冷気発生部が大型となり、設備費や動力費
が嵩むという問題もあった。
結するために冷気から被凍結物に与えられる熱量Qは、
次式で表される。 Q=kAΔΤ Q:交換熱量[kcal/h] k:被凍結物と冷気との熱伝達係数[kcal/m2 h
℃] A:被凍結物の表面積[m2 ] ΔΤ:被凍結物と冷気との平均温度差[℃] 上記式から、発生した冷熱を被凍結物に有効に伝達する
ためには,熱伝達係数kと平均温度差ΔΤとを増加させ
ればよいことがわかる。
比例するから、例えば流速を2倍にすれば、熱伝達係数
kは約1.7倍になる。したがって、熱伝達係数kを増
加させるためには、冷気の流速を速めればよいが、流速
を更に速めるためには、より大型で強力なファンを必要
とし、消費動力が増加することになる。
は、発生する冷気の温度を被凍結物の凍結温度よりかけ
離れた低温にする必要があるが、上述のように、フロン
冷凍機ではこのような低温は得られない。
法及び装置では、発生する冷気温度は、被凍結物の凍結
温度に近い温度であり、さらに、発生した冷熱の被凍結
物への伝達効率も劣るため、凍結時間を短縮することは
難しい。また、冷気の温度や流量,流速を被凍結物の種
類,形状,重量等に応じて選択することができず、多種
類の被凍結物を凍結の対象とすることができないという
問題もあった。
凍機で発生する冷熱に代えて液化窒素や液化炭酸ガス等
の冷熱を利用する液化ガス式の凍結方法及び装置も知ら
れている。これによると、比較的安い設備費で容易に低
温の冷熱を得ることができるが、冷熱の温度が低い割に
は被凍結物表面への熱伝達効率が劣っており、高価な液
化ガスの冷熱を有効利用しきれず、また、凍結に使用し
た後のガスを回収利用することが難しいため、運転費が
嵩むという問題があった。
の冷気を容易に発生させることができ、発生した冷気の
持つ冷熱エネルギーと流動エネルギーとを有効に用いる
ことにより、被凍結物を効率よく冷却凍結し、凍結時間
の短縮を図ることができるとともに、多種類の被凍結物
を凍結の対象にすることができ、さらに、構成を簡素化
して小型化することにより省スペース化や運転,維持管
理が容易で、消費動力を低減することができる被凍結物
の凍結方法及び装置を提供することを目的としている。
め、本発明の凍結方法は、圧縮空気を断熱膨張させて冷
気を発生させる冷気発生機で発生した冷気により被凍結
物を凍結する方法であって、前記冷気発生機で発生した
冷気を、被凍結物を凍結する凍結機に供給して該凍結機
に設けられた噴射ノズルから被凍結物に直接噴射して被
凍結物を凍結することを特徴としている。
ら噴射された冷気が被凍結物を凍結することによって温
気となった後、前記凍結機から前記冷気発生機に回収し
て再圧縮し、前記圧縮空気として循環させることを特徴
とし、前記噴射ノズルから噴射する冷気の量及び/又は
温度を被凍結物の凍結条件に応じて調節することを特徴
とし、前記冷気発生機から前記凍結機に供給する冷気の
量が前記凍結機から前記冷気発生機に回収する温気の量
より多いことを特徴としている。
と、該空気圧縮手段で圧縮した圧縮空気を断熱膨張させ
て冷気を発生する膨張手段とを有する冷気発生機と、そ
の内部に被凍結物と冷気とを投入して被凍結物を凍結す
る凍結機とを組み合わせて構成した被凍結物の凍結装置
であって、前記冷気発生機で発生した冷気を前記凍結機
に供給する冷気供給経路と、前記凍結機で被凍結物の凍
結に使用した後の温気を前記冷気発生機に回収する温気
回収経路を備えるとともに、前記凍結機内に前記冷気発
生機から供給する冷気を被凍結物に直接噴射する多数の
噴射ノズルを備えたことを特徴としており、さらに、前
記噴射ノズルにおける噴射ノズル同士の間隔及び/又は
噴射ノズルと被凍結物との距離を可変自在に形成されて
いることを特徴としている。
置の一形態例を示す系統図である。この凍結装置11
は、冷気発生機20と凍結機30とから構成されてい
る。冷気発生機20は、空気を圧縮して圧縮空気を生成
する空気圧縮機21と、これに付随して設けられる冷却
器21a及びドレン分離器21bと、圧縮空気を更に昇
圧する昇圧機22と、これに付随して設けられる冷却器
22a及びドレン分離器22bと、昇圧空気を断熱膨張
させて冷気を発生する膨張タービン23と、系内に空気
を導入するための補助空気圧縮機24と、これに付随し
て設けられた乾燥器25と、これらの機器類を接続する
配管とから構成されている。
1,出口32の開口を有する断熱トンネル33と、その
内部に前記入口31と出口32とを連絡するベルトコン
ベヤ等の搬送手段34と、該搬送手段34上に載置され
て移動する被凍結物、例えば冷凍食品Mの上下から冷気
を噴射する多数の噴射ノズル35と、前記冷気発生機2
0から供給される冷気を前記噴射ノズル35に導入する
冷気供給経路36及び該冷気供給経路36から分岐した
ノズルヘッダー36a,36bと、冷凍食品Mを冷却,
凍結することにより昇温した温気を断熱トンネル33内
から前記冷気発生機20に返送する温気回収経路37と
から構成されている。
を組み合わせて構成された凍結装置11において、冷気
を発生し、発生した冷気で冷凍食品を凍結する方法につ
いて説明する。
法について説明する。温気回収経路37から回収された
断熱トンネル33内の温気は、配管41から空気圧縮機
21に吸入されて圧縮され、圧縮空気となって配管42
に導出し、冷却器21aで冷却水等により冷却され、冷
却により発生したドレンがドレン分離器21bで除去さ
れる。ドレン分離器21bを導出した圧縮空気は、配管
43から昇圧機22に導入されて更に昇圧され、配管4
4に導出されて冷却器22aで冷却され、発生したドレ
ンがドレン分離器22bで除去される。
から吸入された大気が圧縮され、図示しない冷却器で冷
却され、ドレン分離器でドレンが分離された後に前記乾
燥器25に導かれ、乾燥剤により乾燥される。この補助
空気圧縮機24で圧縮されて系内に導入される補助空気
は、前記昇圧機22で昇圧した昇圧空気と略同じ圧力、
略同じ温度となっている。また、補助空気の量は、断熱
トンネル33内を正圧に保持することができる範囲に設
定され、通常は、前記昇圧空気の量に対して数%〜数十
%である。
気と、前記乾燥器17を導出した補助空気とは、配管4
6に合流して膨張タービン23に導入され、断熱膨張し
て寒冷を発生し、温度約−80℃,圧力約0.2kg/
cm2 の冷気となって配管47に導出する。このとき発
生する断熱膨張エネルギーは、膨張タービン23と前記
昇圧機22とを連結する軸23aを介して昇圧機22で
の昇圧エネルギーとして消費される。このように、冷気
発生機20では、凍結機30から温気を回収し、圧縮,
昇圧した後に断熱膨張させることによって低温の冷気を
発生する。
により被凍結物を凍結する方法について説明する。前記
膨張タービン23から配管47に導出した冷気は、冷気
供給経路36を通って冷気発生機20から自圧で凍結機
30に供給される。冷気供給経路36から供給された冷
気は、ノズルヘッダー36a,36bを介して断熱トン
ネル33内に多数設けられた噴射ノズル35に導かれ、
該噴射ノズル35から搬送手段34上に載置されて移動
する冷凍食品Mに向けて上下両方向から噴出する。ま
た、前記噴射ノズル35は、例えば歯車機構や油圧機構
等により、噴射ノズル35同士の間隔や噴射ノズル35
の吹き出し口と冷凍食品Mとの距離を可変可能な構造に
形成されている。
が約0.2kg/cm2 と高いため、噴射ノズル35の
ノズルを通過するときに膨張して高速流が発生し、この
高速流により噴射雰囲気の空気を巻き込み、末広がり状
の冷気流を形成する。図2は、噴射ノズル35から噴出
した冷気の流れの状態を模式的に表したものである。
た冷気は、噴出直後では、ノズル入,出の圧力差によっ
て数十〜100m/s程度の高速噴出流Aとなる。そし
て,この高速噴出流Aは、周囲の空気を巻き込みながら
徐々に減速,増量して末広がり状の拡散流Bを形成す
る。例えば、拡散流Bは,高速噴出流Aの3倍程度まで
増量し、中心部の流速約20〜30m/s,温度約−7
0℃の比較的高速で低温状態の高速拡散流B1と、周辺
部の流速約数m/s,温度約−50℃の比較的低速で高
温状態となった低速拡散流B2とを形成して冷凍食品M
に到達する。
口31から投入され、搬送手段34上を移動する冷凍食
品Mは、図2に示すように、最初に、低速拡散流B2を
通過するM1の位置にあるときに、比較的低速で高温の
冷気によって徐冷され、次いで、中心部の高速拡散流B
1を通過するM2の位置にあるときに、比較的高速で低
温の冷気によって急冷され、更に低速拡散流B2を通過
するM3の位置にあるときに、温度の均一化が行わるこ
とになる。そして、噴射ノズル35の数だけ、この徐
冷,急冷,温度均一化の工程が繰り返されて冷凍食品M
が凍結し、断熱トンネル33の出口32から製品冷凍食
品として連続的に取り出される。
せて得られる冷気には圧力があり、凍結機30内の噴射
ノズル35から被凍結物に冷気を直接噴射できるので、
発生寒冷を有効に利用することができる。すなわち、凍
結機30内において、搬送手段34によって移動する被
凍結物に噴射ノズル35から冷気を直接噴射することに
より、各噴射ノズル35におけるノズル効果により、噴
射ノズル35と被凍結物との間に比較的に温度が低く流
速の速い中心部と比較的に温度が高く流速の遅い周辺部
とからなる末広がり状の冷気の流れが形成され、被凍結
物は、搬送手段34に載置されて移動しながら、まず周
辺部の冷気流れで徐冷され、次いで中心部の低温の冷気
流れで急速冷却され、再び周辺部の流れで温度の均一化
が行われ、これらの工程を噴射ノズル35の数だけ繰り
返して凍結が完了する。このように、発生した冷気が有
する冷熱エネルギーと流動エネルギーとを有効に利用す
ることにより、熱伝達効率を高めて被凍結物の凍結時間
を短縮することができる。
機21や昇圧機22,膨張タービン23は、例えば、弁
開度調整やバイパス手段等により、圧力や風量を容易に
調節することができ、任意の圧力や量及び温度の冷気を
容易に得ることができる。したがって、冷凍食品Mの凍
結温度よりはるかに低い低温を容易に得ることが可能で
ある。このようにして得られた任意圧力,量,温度の冷
気を、凍結機30内に多数設けられ、ノズル間距離や、
ノズル吹き出し口と被凍結物(冷凍食品M)との距離を
可変自在に構成された噴射ノズル35から噴射すること
により、冷凍食品Mの種類,形状,重量等に応じた凍結
温度,時間,冷気吹付流速を選択することができ、多種
類の冷凍食品Mを凍結の対象とすることができるととも
に、効率よく凍結することができる。
気吹付速度を単純に速めると、軽量な冷凍食品の場合等
は飛散するおそれがあるが、本発明では、このような問
題にも簡単に対応することができる。すなわち、噴射ノ
ズル35の間隔やノズル吹き出し口と冷凍食品との距離
(図2におけるL1,L2寸法)を、冷凍食品Mの形状
や重量等に合わせて調整するとともに、冷凍食品Mの上
下から冷気を吹き付けることにより,飛散させることな
く充分な冷熱を与えることができる。
凍結に使用された冷気は,昇温して温気となり、断熱ト
ンネル33内から取り出され、温気回収経路37を経由
して前記冷気発生機20の配管41から空気圧縮機21
に冷気発生用の原料空気として吸入され、再圧縮,再昇
圧され、補助空気圧縮機24により系外から導入されて
圧縮された補助空気と混合して前記経路を循環する。
36を経由して凍結機30に供給される冷気の供給量
は、凍結機30から温気回収管37を経由して回収され
る温気の回収量よりも僅かに多く、その量の差は、補助
空気圧縮機24により系内に補給混合された量と等量で
ある。このように、冷気供給量を温気回収量よりも僅か
に多くすることによって、凍結機30の断熱トンネル3
3内を僅かな正圧に保持することができ、断熱トンネル
33内への外気の侵入を完全に防止できるから、侵入熱
を最小限にすることができるとともに、断熱トンネル3
3内での着霜を防止できるので、冷却効率が高まると同
時に低温空気を回収するので除湿装置を不要とすること
ができる。
は,昇温して温気となり、冷気発生機20の空気圧縮機
21に自圧で吸引回収され、再び圧縮されて圧縮空気と
して循環するから、従来設けられていた冷気循環用のフ
ァンや、冷気を生成するための熱交換器をなくすことが
でき、装置の小型化,簡素化を図ることができ、これに
よって省スペース化、運転,維持管理を容易にすること
ができるとともに,消費動力を低減することができる。
ら冷気供給経路36を経由して供給される冷気を、多数
の噴射ノズル35に直列に導いて噴射する場合を示した
が、多数の噴射ノズル35を、例えば徐冷ゾーン,急冷
ゾーン,温度均一化ゾーンの3群に分けて、そのゾーン
毎に弁付きのノズルヘッダー36a,36bを並列に設
け、弁開度調節により各ゾーン毎の流量を調節するよう
に構成することもできる。
気は、比較的低温,低湿度であるから、低温の場合は、
図1に破線で示すように、配管46から膨張タービン2
3に導入される昇圧空気と熱交換させてこれを冷却する
ための配管38a及び熱交換器38bを設けるようにし
てもよい。この場合は、更に温度の低い冷気を発生する
ことができる。さらに、湿度が少ない場合は、圧縮空気
や昇圧空気配管中のドレン分離器21b,22bを省略
することができる。また、膨張タービン23を導出した
配管47に、冷気中の塵や氷等の固型物を濾過するフィ
ルターを設けてもよい。
すぎず、これに限定されるものではない。また、上記形
態例では、被冷凍物が冷凍食品の場合に付いて説明した
が、種々の産業廃棄物等の低温破砕にも適用することが
できる。
及び装置によれば、冷気温度を被凍結物の凍結温度より
低くできるとともに、被凍結物に冷気を直接噴射するの
で、熱伝達が促進されるので凍結時間の短縮が図れると
ともに、装置の小型化やランニングコストの低減が図れ
る。
系統図である。
るための模式図である。
機、22…昇圧機、23…膨張タービン、24…補助空
気圧縮機、25…乾燥器、30…凍結機、31…入口、
32…出口、33…断熱トンネル、34…搬送手段、3
5…噴射ノズル、36…冷気供給経路、37…温気回収
経路
Claims (6)
- 【請求項1】 圧縮空気を断熱膨張させて冷気を発生さ
せる冷気発生機で発生した冷気により被凍結物を凍結す
る方法であって、前記冷気発生機で発生した冷気を、被
凍結物を凍結する凍結機に供給して該凍結機に設けられ
た噴射ノズルから被凍結物に直接噴射して被凍結物を凍
結することを特徴とする凍結方法。 - 【請求項2】 前記噴射ノズルから噴射された冷気は、
被凍結物を凍結することによって温気となった後、前記
凍結機から前記冷気発生機に回収して再圧縮し、前記圧
縮空気として循環させることを特徴とする請求項1記載
の凍結方法。 - 【請求項3】 前記噴射ノズルから噴射する冷気の量及
び/又は温度は、被凍結物の凍結条件に応じて調節する
ことを特徴とする請求項1記載の凍結方法。 - 【請求項4】 前記冷気発生機から前記凍結機に供給す
る冷気の量が、前記凍結機から前記冷気発生機に回収す
る温気の量より多いことを特徴とする請求項1記載の凍
結方法。 - 【請求項5】 空気圧縮手段と、該空気圧縮手段で圧縮
した圧縮空気を断熱膨張させて冷気を発生する膨張手段
とを有する冷気発生機と、その内部に被凍結物と冷気と
を投入して被凍結物を凍結する凍結機とを組み合わせて
構成した被凍結物の凍結装置であって、前記冷気発生機
で発生した冷気を前記凍結機に供給する冷気供給経路
と、前記凍結機で被凍結物の凍結に使用した後の温気を
前記冷気発生機に回収する温気回収経路を備えるととも
に、前記凍結機内に前記冷気発生機から供給する冷気を
被凍結物に直接噴射する多数の噴射ノズルを備えたこと
を特徴とする凍結装置。 - 【請求項6】 前記噴射ノズルは、噴射ノズル同士の間
隔及び/又は噴射ノズルと被凍結物との距離を可変自在
に形成されていることを特徴とする請求項5記載の凍結
装置。
Priority Applications (1)
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JP06793697A JP3336428B2 (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 凍結方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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