JPS6399284A - 航空機用除氷および着氷防止組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の分野］ 本発明は、表面に施こした場合に、除氷および着水防止
の両特性を示す水／グリコール組成物に関する。さらに
具体的には、本発明は、航空機の表面に施こされてム（
、その表面から氷および／または雪を除去することがで
き、かつその表面上に残存して、水および／または雪が
蓄積するのを防ぐことができ、さらに、航空機が離陸す
る間に発生する力によってその表面から容易に除去され
る組成物に関する。

［発明の背景］ 航空機には、それらが比較的高い湿度、由および／また
は雪の寒い天候の中で地上にある間に、それらの表面に
水、霜および／、１なは雪が蓄積しがちである。これら
の航空機の表面に氷、霜および／または雪が蓄積すると
、航空機の機能に悪影響を与えることになるので、その
様な蓄積物は離陸する前に航空機から除去すべきである
。

エチレングリコール及び水を基剤とした物のような除水
溶液が航空機の表面から氷、霜および／または雪を除去
するために従来から使用されてきた。これらの除氷組成
物はそれらの表面から蓄積された水、霜および／雪を効
果的にを除去することができるが、粘度が低いので、航
空機の表面からすぐに流れ落ちてしまう、したがって、
これらの除氷組成物は、航空機の表面にさらに霜および
氷が形成され、または雪が蓄積されるのを防ぐのに限り
がある。

着氷防止液は、長時間にわたって表面上の霜および氷の
形成または雪の蓄積を防止するものである１着氷防止剤
は、−晩中霜の形成を防止するため、かつ悪天候での運
航中に、航空機がターミナルを出て離陸するまでにかな
りの時間的なずれを可能にする用途に用いるのが特に望
ましい。

着氷防止液を製造する一つの試みは、増粘剤を除水液に
加えることである。増粘剤は着氷防止剤の粘度を増加さ
せるために意図され、それによって航空機の表面から流
れ落ちようとする除水液の性向を抑える。多くの増粘剤
が世界中で市場に出されている。これらには、ヘキスト
社の「に１１１−ｆｒｏｓｔ　Ａｎｔｉ−ｉｃｉｎｇ　
Ｂａｒｒｉｅｒ　Ｃ０ＩＩＤＯＩＪｎｄ　Ｊ　、並びに
「Δ１ｒｃｒａｆｔ　Ｄａ−ｉｃｉｎｇ　Ｆｌｕｉｄ　
１７０４」およびｒ　５ＰＣＡ＾１ｒＣｒａｆｔ　Ｄｅ
−ｉｃｅｒ　８４　Ｊがある。ユニオンカーバイド社は
１９６８年にポリアクリレートを含有するエチレングリ
コール系液、ｒＵｃＯＮ　（ＴＨ）　Ａｎｔｉ−ｉｃｉ
ｎｇ　Ｆｌｕｉｄ　Ｅ　Ｊを提案した。１９６９年に、
ユニオンカーバイドヨーロッパは、増粘剤として架橋ポ
リアクリル酸を含有する非ニユートン液である、プロピ
レングリコール系製品、ｒ　ＡｉｒｃｒａｆｔＤａ−ｉ
ｃｉｎｇ　ｆｌｕｉｄ　２５１Ｊを開発した。

着氷防止液は多くの基準に適わなければならない、ａも
重要な基準の一つは、着氷防止液がＤ’＋空機の離陸中
にその表面から容易に除去されることである。この着氷
防止液を付与した後に沈澱が生じることなくかつ防止液
のある成分が蒸発する場合でさえ、航空機表面から除去
されるこの着水防止液の能力は存在しなければならない
、さらに、この液は、航空機の表面に保持されるに十分
な粘度を有しているにもかかわらず、なおその表面から
除去されるためにほとんど力な必要としないという点で
異常な流動学的特性を有すべきである。

着氷防止液を提供するに当たり考慮すべき他の重要な点
は、着氷防止液は通常の噴霧装置を用いて付与すること
ができるべきであるということである。これらの噴霧装
置は増粘された液に圧力をかけるので、この液は過度の
剪断不安定性であってはならず、また付与手段によって
粘性を失ってはならない、流動学的特性の喪失は架橋ポ
リアクリレート増粘剤を用いる着氷防止液を噴霧によっ
て付与する間にしばしば経験される６着氷防止液として
増粘された液を使用する場合の他の重要な点は液の貯蔵
安定性である０例えば、着水防止液が貯蔵中にゲル化す
る傾向にある場合、この着氷防止液を付与した時に、こ
の防止液は航空機から効果的に除去するには余りにも粘
性過ぎ、またゲル化の結果相分離を起こす場合、この着
氷防止液は粘性を失い、したがって所望の着水防止特性
をもたないかもしれない。

上記要求に加えて、良好な着氷防止剤は、特にアルミニ
ウム、非鉄金属、鋼、ガラスおよびアクリルシートに対
して多少の浸蝕または腐蝕活性も誘発すべきでない０着
氷防止液は氷、雪及び霜を早急かつ完全に溶解する結果
となる効果的な除水剤でもあるべきであり、かつ航空機
の表面に付与された後密着した液膜をもたらすべき、す
なわち、着氷防止液は、それが接触する表面を濡らすべ
きである。最も有利なことには、着氷防止液は環境的に
受は入れられべきであり、植物および動物に最少限の害
しか与えてはならずかつ引火する危険性もほとんど持つ
べきではない。

模ｍｒｒＪｔ空ｔｉ翼に対する市販の着氷防止液を用い
た最近の試験によって、これらの着氷防止液が除氷（増
粘されていない）液に比べてかなりの揚力損失を生じる
ことが示された。したがって、處空機用の着氷防止液に
かなりの改良する余地がある。

ウェスト（ＷｅＳｔ　）等の米国特許第２，３７３゜７
２７号は航空機表面の氷の形成および／または蓄積を防
止または減少するに■状物を開示している。

この組成物はゼラチン状物質から成るゼリー基剤および
グリコール、グリセリンもしくはそれらの類似物または
ポリグリコールもしくはポリグリセリン、例えば、ジエ
チレングリコールまたはトリエチレングリコールならび
に氷または水と不混和性でありかつ温度が１０°Ｆ（約
−１２℃）に下がっても液体のままである、５〜２０重
量％の液体から成る。この不混和性液は、石油潤滑油、
ひまし油、松根油、合成油、水不混和性アルコールおよ
び類似液のような精油を含む、鉱油、植物油および動物
油であると開示されている。ウェスト等は、アルカリ金
属石鹸もしくは有機系石鹸、脂肪酸、すなわちオレイン
酸、ナフチネート、スルポン酸塩、市販石鹸またはｍ個
アルコールのような分散剤を添加することが必要である
と述べている。ゼリー基剤は、グリコールまたはグリセ
リンと熱可逆性ゼリー状物を形成するゼラチン、グルー
、石鹸またはガムのようないかなる適切な物質からも製
造できる。

ケーニツヒールンマー（にｏｅｎｉｇ−Ｌｕｌｎｅｒ）
等の米国特許第４，３５８，３８９号は、０．０５〜１
．５重量％の特定の架橋ポリアクリレート、グリコール
、水、パラフィン系炭化水素類およびナフテン類を含有
する混合基鉱油から成る０、０５〜１重景％重量不混和
性成分、アルカリ金属アルキルアリールスルホン酸塩か
ら成る０、０５〜１重量％の界面活性剤、腐蝕防止剤お
よび組成物のｐＨが約７．５〜１０であるように、アル
カリ金属炭酸塩、重炭酸塩および水酸化物ならびにアミ
ンから成る群から選択される少量の少なくとも１種のア
ルカリ性化合物を含有する着氷防止組成物を開示してい
る。ゲーニツヒールンマー等は第５欄、第５４行で、次
のように開示している。

「上記成分に加えて・・・、この刑は・・・適当な添加
剤、好ましくは酸化防止剤および有効量の多糖類、すな
わちガム（ガムはさらに別の増粘剤である）も含むこと
ができる。・・・多糖類は架橋ポリアクリレート、特に
上記した粘度限界の、約１０００〜５０００ｒａＰａＳ
の範囲内であル低イ方の範囲の粘度を有するものの流動
学的特性に有利な効果をもたらすことがわかった。好ま
しい多糖類は高分子キサンタンガムのようなものである
。」ケーニッヒールンマー等は、無機金属塩、脂肪酸の
アルカリ金属塩、所望によってアルコキシ化されたモノ
アルキルアミンおよびジアルキルアミンならびにそれら
の塩、所望によってアルコキシ化されなアルカノールア
ミンおよびそれらの塩、亜燐酸または填酸のエステル、
ならびにトリアゾールから成る群に属するものを包含す
る適切なｊ３ｆｆｔ　Ｉ！Ｊｊ止剤を開示している６１
９８３年５月５日に公開されたドイツ公開特許第３，１
４３．０５９号は、２０°Ｃで１００〜５０００　ｔｎ
Ｐａｓの粘度を有する溶液を得るためにセルロースから
なる増粘剤・を用いる着水防止組成物を開示している。

この組成物はアルカリアルカリールスルホネートまたは
オキシアルキル化脂肪アルコールである界面活性剤、腐
蝕防止剤および７．５〜１０のｐ　）（にするだめの炭
酸アルカリ、水酸化アルカリまたはアミンを含んでいる
。この特許は、この組成物が他の増粘剤、特にポリアク
リレ−１〜またはキサンタンカムを含んでもよいと述べ
ている。

Ｒｅ５ｅａｒｃｈ　Ｄｉｓｃｌｏｓｕｒｅ　、　　１９
８５、　Ｎｏ、２５２　□ｉ　６において、’　ｆＩｌ
’Ｌ　空ａ用除氷剤（Δ１ｒｃｒａｆｔＤｅ−ｉｃｅｒ
　）　Ｊと曾う標題の寄稿者が１．＋ｆ定されていない
報文は、水および／またはクリ：Ｉ−ルを添加すること
ができる航空機用濃縮着氷防止剤を記載している。この
濃縮着氷防止剤は二主成分としての水及び凍結防止剤；
アルキル、ヒドロキシアルキルおよびカルポイシアルキ
ルのようなセルロース誘導体、セルロースエーテルおよ
びセルロースの混合エーテル、架橋および未架橋ポリア
クリレート、キサンタンガム、デンプンおよびデンプン
誘導体ならびにファーから成る群から選択される、５重
量？ごまでの増粘剤（これらの増粘剤のうちポリアクリ
レートを除くすべてが補助増粘剤としても作用すること
が可能である）；所望によって水不混和性化合物と併用
される活性量の界面活性剤；例えば、カーボネート、ホ
スフェート、シリケー１〜、アミン、エタノールアミン
およびベンゾトリアゾールのような通常の＠蝕防止剤：
ならびにこの着氷防止剤のＰＨ値が所望のアルカリ範囲
内であるに十分なアルカリから成る。上記の界面活性剤
はポリアルキレンタルコール、アルコールのポリアルキ
ルしゅう酸エステル、カルホン酸、アミンおよびアミド
、オレフィン界面活性剤、脂肪アルコール６ＲＢエステ
ルならびにアルキルベンセンスルホネー１〜から成る群
から選択され、かつ上記水不混和性化合物は脂肪アルコ
ール、脂肪酸エステル、脂肪酸アルカノールアミド、鉱
油、アルキルフェノールおよびアルキルベンゼンから成
る群からｊＡ択される。

キサンタンカムの剪断安定特性は公知のポリマーが持っ
ている最も良好な剪断安定特性に匹敵する。しかしなが
ら、キサンタンカムは、着氷防止、７支においては望ま
しくないゲル化を非常に生じやすい０例えば、向上され
た原油回収分野において、キサンタンカム溶液のゲル化
は破砕で４として使用するためにある種の金属イオンを
用いることによって容易に誘発することかできる。ゆえ
に、キサンタンカムを着’ｋ　ＩＵｊ止液中で使用する
のに適するようにするために、キサンタンカムががなり
の１佇・玖１々定性を存する湾組成杓が実際に使用する
際に必要である。

［発明の概要］ 本発明の除氷および着水防止組成物は連続相と不連続相
を有する微細乳濁液と組成物の残分とから成る。前記連
続相は （ａ）　　前記組成物の全重量に基づいて５〜８５重足
％のグリコールと （ｂ）　　前記組成物の全重量に基づいて５〜９５重量
％の水とから成る。

前記不連続相は前記組成物の全重量に基づいて０．１〜
２．５重量％の１０〜１８個の炭素原子を有するカルボ
ン醇から成る水不溶性油から成り、しかしてこの水不溶
性油は、少なくとも１種の曲の水不岸性油が存在する場
合には、前記組成＃ｉａの全重量に基づいて５．０重量
％までであってよい。前記４■成物残分は （ｃ）　　天然および合成ガム、セルロースニーデル、
カルボキシメチルセルロース並びにヒドロキシエチルセ
ルロースから成る群から選択される、前記組成物の全重
量に基づいて０．０５〜１０゜０重置％の増粘剤、 （ｄ）　　前記水不溶性油の濃度の０゜１〜１００倍の
量で存在する、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性
剤およびそれらの混合物がら成る群から選択される乳化
剤、および （ｅ）　　前記組成物の全重量に基づいて０．１〜２．
５重量％のアルカノールアミン類から成る。

前記組成物は６〜１０のＰＨを有する。

［発明の詳細な説明］ 本発明の組成物は微細乳濁液状である。「微細乳濁液」
と言う用語は、゛組成物が透明に見えるが、閉塞された
相（すなわち、不連続相）がなお光を屈折すると確言す
ることができるエマルジョンを意味する。一般に、閉塞
された相は０．５ミクロン以下の液滴径を有し、たいが
いの場合、この閉塞用はミセルから成る。

本発明の有益な組成物は優れた除氷および着氷防止特性
、剪断安定性ならびに０℃以下、例えば、−２０℃の温
度でさえ航空機が離陸している間に航空機の表面から容
易に除去される流動学的特性を有する。さらに、この組
成物は表面に施こされた後の水の良好な耐蒸発性、およ
び、特にキサンタンガムから成る増粘剤を使用する組成
物での、良好な貯蔵安定性を示す。

本発明の組成物は水とグリコールとから成る連続相を特
徴としている。この連続相は水／クリコール相が連続し
て微細乳濁液のすべての部分にわたって延在しているこ
とを意味する。この水とグリコールとの組合せは組成物
の全重量に基づいて２５〜９５重量％の水濃度で変える
ことができる。

本発明の除氷および着氷防止組成物の好ましい水の濃度
範囲は全組成物の４０〜５０重延％である。

本発明の組成物に有効なグリコール類は除氷用に以前か
ら提案されたものを含む。代表的には、それらにはエチ
レングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレン
グリコール、プロピレンダリコール（１，２−プロパン
ジオールおよび１゜３−プロパンジオール）、ジプロピ
レンクリコール、グリセリンおよびそれらの混合物があ
る。例えば、米［ＥＩｉ、’！許第２，３７３，７２７
号、第３゜９．４０．３８９号および第４，３５８，３
８９号を参照せよ。

本発明の組成物の不連続相を形成する油には、それらに
限定されないが、鉱油のような非極性および部分的に極
性の脂肪族および芳香族油、パラフィン油、シリコン油
、プロピレンオキサイド／エチレンオキサイド共重合体
ならびに硫酸化、スルボン化、燐酸化およびホスホン酸
化油等がある。

ゆえに、これらの油には１０〜１８個の炭素原子を有す
るもののような部分的に極性のカルボン酸が含まれる。

これらのガルポン酸は本発明の水不溶性油の少なくとも
一部を成しており、全組成物に基づいて約０．１〜２．
５重量％の量で供給される。このカルボン酸は通常ミセ
ルの微細乳濁液を構成している。さらに別の水不溶性油
を添加すると、一般的には、ミセルの大きさを増大する
ことになる。この水不溶性油は合計で全組成物に基づい
て約５重量％までの量である。しかして、カルボン酸以
外の油を使用する場合、それらは全組成物の少なくとも
約０．０１重量％の量で存在するのが好ましい０本発明
の組成物の連続相成分とのｒＲ細乳濁液中に存在するこ
の様な油の址は組成物の全重量に基づいて０．０１〜５
．０重尺％の範囲であるべきである。好ましい範囲は組
成物の全重量に基づいて０．１〜１゜０重量％である。

本発明の組成物の着氷防止特性を改良するために本発明
で有効な水溶性増粘剤には、デンプン類、変性デンプン
類、デンプン誘導体、並びに天然および合成ガム、セル
ロースエーテル、カルボキシメチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、メチルセルロースおよびそれら
の誘導体、エヂレンオキサイド／プ臼ピレンオキサイド
共重合体、ポリビニルアルコールならびにそれらの関連
生成物がある。キサンタンガムは好ましい増粘剤である
。この様な増粘剤の量は組成物の全重量に基づいて０．
０５〜１０．０重置％の間で変えることができる６好ま
しい範囲は組成物の全重量に基づいて０．０５〜５重量
％である。

本発明の組成物に使用される乳化剤には、オルガノホス
フェート、７１；スポネート、サルフエ−１・、及びス
ル；１；ネート、並びに脂肪酸塩のような陰イオン界面
活性剤並びにアルコール、フェノール、アミン、脂肪酸
およびそれらのアルコキシル化誘導体のような非イオン
界面活性剤等がある。上記陰イオンおよび非イオン界面
活性剤は単独でまたは好ましくは少なくとも２種の界面
活性剤を組み合わせて使用して、ｆｉ　４８１乳濁液の
形成を促進することができる。所望の微細乳濁液を形成
するための乳化剤の量は重量濃度で組成物中に存在する
水不溶性油の０．１〜約１００倍である。好ましい範囲
は重量）１度で油の約２〜２０倍である。

本発明の組成物は、この除氷および着氷防止組成物か各
間の数か月間孔の地方の格納庫ではどこでも経験する凍
結温度下で貯蔵された場合でさえ貯蔵安定性、透明性お
よび流動特性を保持するように、ブレンドされて、微細
乳濁液となる。倣紺乳層液は油を水溶液中に倣４Ｉ液滴
状に分散させることを＃！？’６１としているので、こ
れらの液滴は可視光の波１％より小さく、したがってこ
の微細乳濁液は透明に見える。微細乳濁液を製造する方
法は、教本「微細乳濁液のＪ′！Ｉ！論および実践（旧
ｃｒｏｅｎｕｌ〜Ｓｉｇｎ　Ｔｈｅｏｒｙ　ａｎｄ　ｐ
ｒａｃｔｉｃｅ）　Ｊ　、レオンーＸム・プリンス（Ｌ
ｅｏｎ　ＨＰｒ！ｎＣ（りｉａ！　＜アカデミツク・プ
レス社発行、１９７７）において十分に記載されている
。

本発明の除氷および着氷防止組成物は、６〜１０のｐＨ
を有しているべきであるが、好ましい範囲は７〜９であ
る。このＰＨにするために桜街？音を組成物中に入れる
ことができる。それらに限定するものではないが、適切
な［ｆｆＴ液としては、ボレート、ホスフェート、カー
ボネート、ベンゾエートおよびそれらの混合物がある。

使用する場合、その様な緩衝液は全組成物の０．１〜２
．０重量％の量で使用される。

特に望ましい少量の添加剤の一つは組成物中に使用され
たかなりの量の乳化剤に鑑みて脱泡剤である。任意市販
の脱泡剤または消泡剤を使用することができるが、特に
好ましい脱泡剤はｒｓＡＧＪの商標名で販売されている
ユニオンカーバイド社のシリコーン系脱泡剤である。こ
の脱泡剤のｆ吏用量は全組成物に基づいて０．０５〜０
．５重量％の範囲であるのが好ましい。

本発明の組成物の着水防止特性は次の手１１ｉを用いて
測定することができる。８８：１２の比率のエチレング
リコールと水との混合物を、その公知着氷防止特性の理
由により参照材料として使用する。−８℃の固化条件お
よびｔ、０８Ｉｂ水量で、参照材料を測定して、１５分
間の着氷防止時間を得た。

実際に比較するために、上記参照材料および本発明の組
成物の両方を一２０℃に冷却した２枚の別々のアルミニ
ウム板の表面に施こした０次に、霧状の凍結用水を、霜
の形成が両方に生じるまで両表面に噴震した。その経過
時間を記録しな、参照材料の１５分子んチ水防止時間に
基づいて、本発明の組成物の防止時間を計算することが
できた。

いかなる組成物の着氷防止時間も温度および降水量の関
数として変化したが、１　ｄｙｎｅ／　ＣＩ’Ｑ　２の
降伏値の除水および着氷防止液は上記し超温度および降
水量下で約２時間の着水防止時間を得ることがｉｎされ
た。降伏値はその静止状態から液の流れを開始するのに
必要な最小量の力として定義される。一般に、それはブ
ルックフィールドＬ　Ｖ　Ｔ粘度を用いることによって
ｆｔユすることができる。

次に、本発明の除氷および着氷防止組成物を実施例を挙
げて説明するが、これらは本発明の範囲を限定するため
のものではない。

尺土皿ユ 除氷および着氷防止組成物を製造するなめにエチレング
リコール、水および鉱油を池の成分と共に７０℃までの
温度で激しく混合することによ−）で、本発明のＩｎ細
乳濁液組成物を調製しな、１〃ｈ・ｔ’１乳濁液を室温
（２５°Ｃ）までゆっくり放冷した。

得られた生成物は透明で鮮やかな外観を有し、組成物の
全重量に基づいて次の重量％で各成分を含有していた。

（ａ）　　エチレングリコール　　８４．ｏｑｇ（ｂ）
　　燐酸水素二カリウム　　　２．Ｑ％（ｃ）　　キサ
ンタンガム　　　　　ｏ、ｔ′３ｇ（ｄ）　　　水　　
　　　　　　　　　　　　　　　６．９％（ｅ）　　白
色鉱油（１０ｃｓｔ）　　１．０％（ｆ）　　１０〜１
８個の炭素原子 を有するカルホン酸　　　１．５％ （ｇ）　トリエタノールアミン　　１．５％（ｈ）　　
ＨＬＢ５〜１４の非イオン 界面活性剤混合物　　　　３．０％ 尺１皿ユ 次の各成分の相乗性を実証するためにａ細乳化液を調製
した。表示されたパーセントは組成物の全１ｆＸｉに基
づく重量％である。

（ａ）　　エチレングリコール　　４０．０％（ｂ）　
　ジエチレングリコール　１４．０％（ｃ）　　　水　
　　　　　　　　　　　　　　４１．７％（ｄ）　　烟
酸水素二カリウム　　　２．０％（ｅ）　　キサンタン
ガム　　　　　０．１％（ｆ）　　鉱油　　　　　　　
　　　０．２５％（ｇ）　　１０〜１８個の炭素原子 を有するカルボン酸　　　１．０％ （ｈ）　　トリエタノールアミン　　０．７％（ｉ）　
　ＨＬＢ５〜１４の非イオン 界面活性剤混合物　　　　０．２５％ （ｆ）〜（ｉ）の成分を含まない除氷および着水防止剤
の一５℃での降伏値は０　、１４　ｄｙｎｅ／Ｃｌ１２
であったが、上記成分をすべて含有する組成物は同一温
度条件で１　、０　ｄＶｎｅ／１２の降伏値を得た。こ
のことはキサンタンガムとｆ８ｆｆｉ　４ｆｆｌ乳濁ｉ
Ｆｔとの相乗効果によって流動学的特性がかなり改善さ
れたことを意味する。

Ｘ１凹ユ シリコーン油を含有する除氷および着水防止組成物を次
の成分を混合して倣４１［１乳濁液にすることによって
製造した。ここに表示した量も組成物の全重量に基づく
重量％である。

（ａ）　　エチレングリコール　　４０，０％（ｂ）　
　ジエチレングリコール　１４．０％（ｃ）　　　水　
　　　　　　　　　　　　　４１．４％（ｄ）　　キサ
ンタンガム　　　　　０．１％（ｅ）　トリルトリアゾ
ール　　　０．２％（ｆ）　　１０〜１８個の炭素原子 を有するカルボン酸　　　１，０％ （ｇ）　　トリエタノールアミン　　１．０％（ｈ）　
　ＨＬＢ５〜１４の非イオン 界面活性剤混合物　　　、１，０％ （ｉ）　　水酸化カリウム　　　　　０，３％（ｉ）　
　ジメチルポリシロキサン （１０〜２０ｃｓｔ）　　　１．０％ この組成物は実施例２におけるのと実質的に同様な降伏
値を有していた。

実方缶例４ ジメチルポリシロキサンの代りに、０．２５重量％の３
０Ｏ３ＵＳ粘度を有するプロピレンオキサイドをベース
とする合成油を使用することによって、実施例３で調製
した試料と同様な除氷および着氷防止４■成物を得るこ
とができた。この組成物は実施例２におけると同程度の
相乗的増粘性を得な。

実施例５ 陰イオン界面活性剤を含有する他の組成物を次の成分を
混合して緻細乳濁液にすることによって製造した。

＜ａ）　　エチレングリコール　　３６．０％（ｂ）　
　ジエチレングリコール　１８．０％（ｃ）　　　水　
　　　　　　　　　　　　　４２．２７％（ｄ）　　水
酸化カリウム　　　　　０．３％（ｅ）　　トリルトリ
アゾール　　　０．２％（ｆ）　　キサンタンガム　　
　　　０．１３％（ｇ）　　１０〜１８個の炭素原子 を有するカルボン酸　　　１．０％ （ｈ）　　トリエタノールアミン　　１．０％（ｉ）　
　アリールアリキルスルホン酸ナトリウ、ム　　　　　
　　　０．５％（ｊ）　　燐酸エステル６００陰イオン
界面活性剤　　　　　　　０．５％ （ｋ）　　鉱油　　　　　　　　　　０゜１％−５℃で
ブルックフィールド粘度に基づいて計算した降伏値は１
　、２６　ｄｙｎｅ／　ｃｒｎ２テあツタ。

及旌璽旦 倣紺乳Ｍ液の剪断安定性が増大することを実証するため
に、組成物の全型りに基づいて次の重量？≦の各成分を
用いて１７　、０ｄｙｎｃ／ｃｎ＋２の比較的窩い降伏
値を有する除水および着水防止組成物を製造することが
できた。

（ａ）　　エチレングリコール　　３６４０％（ｂ）　
　ジエチレングリコール　１８．０％（ｃ）　　　水　
　　　　　　　　　　　　　　４１．９５％（ｄ）　　
水酸化カリウム　　　　　０．３％（ｅ）ｈリルトリア
ゾール　　　０．２％（ｆ）　　キサンタンカム　　　
　　０．３％（ｇ）　　１０〜１８個の炭素原子 を有するカルボン酸　　　１．０％ （ｈ）　　トリエタノールアミン　　１．０％（ｉ）　
　ＨＬＢ５〜１４の非イオン 界面活性剤混合物　　　　１，０％ （ｊ）　　鉱油　　　　　　　　　　０．２５％ブルン
クフィールド反転ミキサーを用いて、３５００　ｒ　ｐ
　ｍで５分間剪断した場合、この組成物の降伏値は１４
．４ｄＶｎｅ／Ｃｒｎ２ニ下がツタ力、緻細孔面化され
ていない組成物は（：ＪＡかに１２ｄｙｎｅ／Ｃ１２の
降伏値しか得られなかった。

実施例７ キサンタンカム以外の水溶性Ｉ「合体を用いる相乗的増
粘性を実証するために、み■酸物の全重量に基づいて次
の重量％の各成分を微細ｑし濁化することによっても、
同様な組成物を製造することかできた。

（ａ）　　エチレングリコール　　４０．０％（ｂ）　
　ジエチレングリコール　１４，０％（ｃ）　　　水　
　　　　　　　　　　　　　　４１．６５％（ｄ）　　
水酸化カリウム　　　　　０．３％（ｅ）　　ベンゾト
リアゾール　　　０．２％（ｆ）　　カルボキシメチル セルロース　　　　　　　０．５％ ＜ｇ）　　１０〜１８個の炭素原子 を有するカルホ゛ン酸　　　１．０％ （ｈ）　　トリエタノールアミン　　１．０％（ｉ　）
　　ＨＬ　Ｂ　５〜１４の非イオン界面活性剤混合物　
　　　１．０％ （ｊ）　　鉱油　　　　　　　　　　０．３５％（ｇ）
〜（ｊ）の成分を含有しない組成物の一１８’Ｃでの降
伏値はＯであった。一方、（ｇ＞〜（ｊ）の成分を含有
する組成′肉は０　、４０　ｃｌｙｎｅ／ｃｏ＋’″の
降伏値を得た。要するに、鉱油、カルボン酸および池の
成分を有する緻細乳濁液を使用することによって、水／
グリコール溶液中の重合体に所望の流動学的特性を与え
ることになる。

次の表は、所望の除水および着水防止特性ならびに剪断
安定性および貯蔵安定性をとらなう有利な流動学的特性
を有する本発明のさらに別の組成物を示す。

表　　１ （％はずべで全組成物に基つく重量％である）組成物　
組成物　組成物 ｌ　　　　　　　　　Ａユ％）　　Ｂ　　ｍ　　Ｃｆ％
）ＭＥＧ＊１３６　　　３７　　　　− ＤＥＧ＊２１８　　　１８　　　　− ＴＥＧ＊３　　　　　　−　　　−　　　５５水　　　
　　　　　　　　　　　４２．３　　　４１．９　　　
４１．８７キサンタンカム　　　　０．１３　　０．１
　　０．ＩＡＰＡ＊４　　　　　０．５　　−　　−イ
ソステアリン酸　　　１．ｏ　　　ｉ、ｏ　　　ｉ、。

’Ｉ’ＥＡ＊５１．０　　１．０　　１．０１１ＬＢ　
５−１４＊６１．０　　１．０　　１．０水酸化カリウ
ム（５０％）　　０．０６　　０．０４　　０．０４ネ
１：モノエチレングリコール ＊２ニジエチレングリコール ＊３ニトリエチレングリコール ＊・１：ポリアクリル酸アンモニウム ＊５ニトリエタノールアミン ＊６：非イオン界面活性剤

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、連続相と不連続相を有する微細乳濁液と組成物の残
   分とから成る除氷および着氷防止組成物であって、前記
   連続相が （ａ）エチレングリコール、ジエチレングリコール、ト
   リエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロ
   ピレングリコール、グリセリンおよびそれらの混合物か
   ら成る群から選択される、前記組成物の全重量に基づい
   て５〜８５重量％のグリコールと （ｂ）前記組成物の全重量に基づいて５〜 ９５重量％の水とから成り、 前記不連続相が前記組成物の全重量に基づいて０．１〜
   ２．５重量％の１０〜１８個の炭素原子を有するカルボ
   ン酸より成る、前記組成物の全重量に基づいて５．０重
   量％までの水不溶性油からなり、 前記組成物の残分が （ｃ）天然および合成ガム、セルロースエーテル、カル
   ボキシメチルセルロース並びにヒドロキシエチルセルロ
   ースから成る群から選択される、前記組成物の全重量に
   基づいて０．０５〜１０．０重量％の増粘剤、 （ｄ）前記水不溶性油の濃度の０．１〜１ ００倍の量で存在する、陰イオン界面活性剤、非イオン
   界面活性剤およびそれらの混合物から成る群から選択さ
   れる乳化剤、および （ｅ）前記組成物の全重量に基づいて０．１〜２．５重
   量％のアルカノールアミン類から成り、かつ前記組成物
   が６〜１０のｐＨを有することを特徴とする組成物。 ２、（ａ）前記グリコールが前記組成物の全重量に基づ
   いて４０〜６０重量％の量で存在し、（ｂ）前記水が４
   ０〜５０重量％の量で存在し、前記水不溶性油が０．１
   〜１．０重量％の量で存在し、 （ｃ）前記増粘剤が０．１〜５．０重量％の量で存在し
   、かつ （ｄ）前記乳化剤が前記水不溶性油の重量の２．０〜２
   ０．０倍の濃度で存在する特許請求の範囲第１項記載の
   組成物。 ３、前記水不溶性油が鉱油から成る特許請求の範囲第２
   項記載の組成物。 ４、前記増粘剤がキサンタンガムから成る特許請求の範
   囲第２項または第３項記載の組成物、５、前記乳化剤が
   非イオン界面活性剤から成る前記特許請求の範囲のいず
   れか１項に記載の組成物。 ６、前記非イオン界面活性剤が５〜１４のＨＬＢを有し
   ている特許請求の範囲第５項記載の組成７〜９のｐＨを
   有する前記特許請求の範囲　をのいずれか１項に記載の
   組成物。 ８、脱泡剤をさらに含有する前記特許請求の範囲のいず
   れか１項に記載の組成物。