JPS6399229A - ポリオキシアルキレン骨格単位を含有する実質的に非膨潤性のポリマーから製造されたコンタクトレンズ - Google Patents

ポリオキシアルキレン骨格単位を含有する実質的に非膨潤性のポリマーから製造されたコンタクトレンズ

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JPS6399229A
JPS6399229A JP62210370A JP21037087A JPS6399229A JP S6399229 A JPS6399229 A JP S6399229A JP 62210370 A JP62210370 A JP 62210370A JP 21037087 A JP21037087 A JP 21037087A JP S6399229 A JPS6399229 A JP S6399229A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、コンタクトレンズ及び眼内移植片のような眼
内器具、特に、ポリオキシアルキレン単位を含む骨格を
有し、(a)高酸素透過性、(b)良好な湿潤性、(C
)可撓性、(d)光学的な明澄性、及び(e)使用され
る眼内環境下での水性膨潤性の実質的欠如をはじめとす
る性質を特定的に混成してイ(するポリマー製のコンタ
クトレンズに関する。
光学コンタクトレンズが視覚障害の矯正のため、又は美
容上の目的のために使用されることはよく知られている
。しかしながら、現在のコンタクトレンズは、種々の理
由のために、コンタクトレンズを使用する可能性のある
多くの人にとって許容しうるものではないことが見い出
された。例えば、初期のコンタクトレンズはポリメタク
リル酸メチル(PMMA)から製造された。PMMAレ
ンズは高い光学的透明度及び良好な耐久性を有するが、
酸素透過性の低い硬質レンズである。したがって、PM
MAレンズは眼を刺激したり角膜の酸素欠乏をひき起こ
し、装用者の異物感の原因となり、このようなレンズの
有用性を制限する可能性がある。
これらの問題を回避する意図で、水性環境下において膨
潤し得る、いわゆる「ソフト」レンズが開発された。ポ
リ(メタクリル酸2−ヒドロキシエチル)、ポリ(ビニ
ルアルコール)又はポリ(ビニルピロリドン)から製造
されることを特徴とするこれら「ソフト」すなわちヒド
ロゲルレンズにより、一般に、はとんどの装用者に対し
て、PMMAレンズよりも刺激及び異物感を減少せしめ
る。ヒドロゲル中に大量の水が吸収される場合、酸素透
過性はPMMAレンズのそれを超えて増加し、このよう
なヒドロゲルレンズの可撓性は高く、したがって装用者
の装用感が改善される。しかしながら、このようなヒド
ロゲルレンズの酸素透過度は一般的にいまだなお低く、
耐久性は低い。更に、このようなレンズは含水率が高い
ために、一般的に蛋白質性及び他の涙液物質を補集し貯
留する傾向を有するので、一定期間を超えるとレンズに
曇りを生じる。
初期のレンズに関連する問題を解決する他の試みにおい
て、シリコーン又はシロキサンラ/く−レンズが開発さ
れた。これらは、高い酸素透過性及び装着した際の魅惑
的な雰囲気を有する。しかしながら、明らかにシリコー
ンラバーの概して低い熱伝導性のために、シリコーンラ
バーレンズの装用者は灼熱感を覚えることが報告されて
いる。また、シリコーンレンズは親油性の傾向を有する
ので、このようなレンズは角膜上に固着し、レンズと角
膜との間に異物を補集し、それによって角膜損傷を引き
起こす可能性がある。また、このようなレンズの特徴で
ある親油性のために、シリコーンラバーは親粘性(mu
coph i l ic)及び非湿潤性であり、蛋白質
、脂質、ムコイドなどのような眼内の異物を引きよせる
本発明の目的は、実質的にシロキサンを含有せず、湿潤
性、酸素透過性であるが実質的に非[11fl性の、ポ
リオキシアルキレン骨格単位を有するポリマーから成る
、コンタクトレンズ及び眼内移植片のような眼科用具を
提供することにより、従来技術のこれらの及び他の欠点
を克服することである。
本発明の更なる目的は、屈折率障害の形態の視覚障害を
、それを必要としている5ル者の眼に、このようなポリ
マーの矯正コンタクトレンズを装着することによって矯
正する方法を提供することである。
本発明のこれらの及び他の目的は、以下の発明の詳細な
説明によって明らかとなる。
本発明の1つの実施態様は、式I のセグメントを含む架橋ポリマーから製造される、光学
的に明澄、加水分解に対して安定、生物学的に不活性、
湿潤性、可撓性で、実質的にシロキサンを含有しない、
水性眼涙液中で実質的に非膨潤性で、酸素透過性の、コ
ンタクトレンズのような眼内器具に関する。
上記式において、b、d及びfはそれぞれ独立して0〜
4であり;qは1〜1,000の数であり; X * 
V及び2はそれぞれ独立し、てO乃至(X+y+z)X
qが4〜1,000であるような数であり; R1、R2、R5〜Ha、Hzx〜Rμ、l(17及び
Rlgはそれぞれ独立して、水素、あるいは、非置換C
1〜CtSアルキル、置換01〜C■アルキル、非置換
02〜C1aアルケニル及び置換C2〜c isアルケ
ニル、 (ここで、アルキル及びアルケニル置換基は、独立して
、01〜CI@アルコキシカルボニル、02〜CIGア
ルケニルオキシカルボニル、フルオロ、炭素原子数lO
以下のアリール、C1−C。
アルコキシ、C,−C6アルカノイルオキシ、炭素原子
数10以下のアリールオキシ、03〜C6アルケノイル
オキシ、炭素原子数11以下のアロイルオキシ、03〜
C6シクロアルキル、03〜C6シクロアルコキシ、0
3〜C6シクロアルキルカルポニルオキシ、03〜C6
シクロアルコキシカルポニル、炭素原子数7以下のオキ
サシクロアルキル、炭素原子数7以下のオキサシクロア
ルコキシ、オキサシクロアルコキシ(炭素原子数7以下
)−カルボニル、オキサシクロアルキル(炭素原子数7
以下)−カルボニルオキシ及びアリール(炭素原子数1
0以下)−オキシカルボニルから選択され、該アルキル
及びアルケニル置換基は、更に場合によっては、01〜
C6アルキル、フルオロもしくは、他の酸素原子と既に
結合している炭素原子に結合していないならば01〜C
6アルコキシによって置換されている。)のような脂肪
族、芳香族もしくは複素環含有基から成る群より選択さ
れ; )if 、 l(2、Rs〜Ra、R11,1(糾、R
1?及びRillは更に、独立して、それぞれ未置換あ
るいは、上述の該アルキルの置換基から選択される置換
基で更に置換されていてよい、炭素原子数10以下のア
リール、03〜C6シクロアルキル及び炭素原子数7以
下のオキサシクロアルキルから選択され; R1、R4、R9,1(IIIl、 l(1%及びl(
16は、R1に関する上記のものと同一の群から選択さ
れ; あるいはR3、R4、R9、1(10、81%及びHt
sは更に独立して、それぞれ更にフルオロ、炭素原子数
10以下のアリール又はC1”C1@アルコキシで置換
されていてよい、01〜C16アルコキシカルポニル、
03〜C厖アルケノイルオキシ、02〜CIllアルケ
ニルオキシカルボニル及びC1〜CI8フルカッイルオ
キシから選択され; 更ニ、l(3、R4、](9、R10,R15及びRl
sは独立して、それぞれが更に、分子の残部への結合部
としての酸素原子もしくはカルボニル基を有する置換基
のすべてが、他の酸素原子と結合している同一の炭素原
子上の置換基でないならば、フルオロ、01〜C6アル
キルもしくはClNC6アルコキシで置換されていてよ
い、炭素原子数10以下のアリールオキシ、炭素原子数
8以下のシクロアルコキシ、シクロアルキル(炭素原子
数8以下)−カルボニルオキシ、シクロアルコキシ(炭
素原子数8以下)−カルボニル、炭素原子数11以下の
アロイルオキシ、炭素原子数7以下のオキサシクロアル
コキシ、炭素原子数7以下のオキサシクロアルケニルオ
キシ、オキサシクロアルコキシ(炭素原子数7以下)−
カルボニル、オキサシクロアルキル(炭素原子数7以下
)−カルボニルオキシ、オキサシクロアルケニルオキシ
(炭素原子数7以下)−カルボニル及びアリールオキシ
(炭素原子数10以下)−カルボニルから選択される。
更に、2つの隣接するR基は、それらが結合する原子と
共に5〜8員のシクロアルキル環、5〜8員のオキサシ
クロアルキル環もしくはビシクロアルキル環を形成して
もよい。b、d及びfが0の場合、式Iの構造を有する
セグメントの少なくとも一部におけるR1 、R2、R
5−Ra 、  R11〜R14、R” 及U R’ 
(1)少すくトモ1つは水素以外であり、このようなH
l、R2、R5−Ra、R1五〜Rμ、R17及びll
i 18は、個々に又は全体として、得られたポリマー
が実質的に水中で非膨潤性であるような充分な疎水性を
有し、該ポリマーが、60°未満、好ましくは40°未
満、より好ましくは25°未満、更に好ましくは15°
未満、最も好ましくは10°未満の、20 ’Cにおけ
る法留水との後退接触角を示すような充分な親水性を有
する。
」−記の、単独あるいは他の基の一部として記載された
すべてのアルキル基は、好ましくは、メチル、エチル、
プロピル及びブチル、特に、アリール環での隣接基がそ
れぞれt−ブチルでない場合を除いてはt−ブチルのよ
うなCI” Caアルキルである。これらのアルキル基
は直鎖もしくは分岐鎖であってよい6アルキルは、フェ
ニル環上の置換基である場合は、パラ位に結合している
のが好ましい。単独のあるいは他の基の一部としての好
適なアルケニル基は、エチニル、プロペニル及びブテニ
ルのようなC2〜C4アルケニルである。(単独のある
いは他の基の一部としての)好適なアリール基は、フェ
ニル及びナフチル、更に好ましくはフェニルである。好
適なアリール基は更に、C□〜C4アルキル、より好ま
しくはt−ブチルによって、最も好ましくはパラ位にお
いて置換される。
好適には、b、d及びfは独立して0〜3、最も好まし
くは1もしくは2である。より好適な実施態様において
、式Iの基は少なくとも25%、更に好ましくは30%
、より好ましくは40%、なお更に好ましくは殆んどハ
ロゲンを含有せず、最も好ましくは全くハロゲンを含有
しない。環状基が示される場合は常(5炭素環又は複素
−のいずれであっても好適には5〜6個の頌員を有し、
複素工1の場合は好ましくは環員として炭素原子と1つ
の酸素原子のみを有する。
ビシクロアルキルは、式1のセグメント中の2つの隣接
するR基が一緒になって環を形成し、そのうちの1つが
すでにシクロアルキル基である場合の基を意味すると理
解される。言いかえれば、2対のR基及びそれに結合し
ている炭素原子から構成される融合環が得られる0例え
ばR1がシクロプロピル、R2がメチルの場合、R1及
びR2は結合している炭素原子と共に(2、1、0)シ
クロベン)−2,2−ジイルとなることができる。
式1においてbが1より大の場合、複数のR3及びR4
基は同一でも異なっていてもよいが、すべてのR3が同
一であり、すべてのR4が同一であることが好ましい、
同様のことがd 、 R9及びR10、f、 Ris及
びRLsに関してあてはまる。
好適には、b、d及びfはそれぞれ独立して0〜2の整
数、最も好ましくは0もしくはlである。
本発明の1つの態様において、R1,、R5、R7〜l
(If及びRr3〜R17はそれぞれ水素であり、b、
d及びfがそれぞれOの場合は1式1のセグメントの少
なくとも一部におけるR6゜RL2及びRisの少なく
とも1つが水素以外である。好適にはほとんどのセグメ
ントにおけるR6.R12及びR1mの少なくとも1つ
が水素以外である。更に好ましくは、式Iのセグメント
の大部分(最も好ましくは全て)において、R6、RL
2及びRlfiの少なくとも1つが水素以外である。
好適には、置換基Hs、HL!及びl(isは、炭素原
子数16以下のアルキル;炭素原子数8以下のアルコキ
シもしくはフルオロで置換された。炭素原子数16以下
のアルキル;未置換の、又はフルオロ、炭素原子数6以
下のアルコキシもしくは炭素原子数6以下のアルキルで
置換されたフェニル;フェニル環が非置換の、又はフル
オロ、炭素原子数6以下のアルコキシもしくは炭素原子
数6以下のアルキルで置換されたベンジル:シクロヘキ
シル;あるいは炭素原子の4〜5員環を有するオキサシ
クロアルキルである。
非常に有利な下位概念は、次式: [式中、b、、d、f、q、x、y、z、R’、R12
及びR11は上記と同義であり、(存在する場合は)R
’ 、R”及びRI8の少なくとも1つは水素以外であ
る。コ のセグメントを含むポリマーから製造される、湿潤性で
非I11潤性の型内器具、好ましくはコンタクトレンズ
に関する。
式IIで示される極めて有利な2つの実施態様があり、
これらは次式■: (式中、nはb+l、mはd+1.pはf+1であり、
n、m及びpはそれぞれ独立して好ましくは1〜3、更
に好ましくはlもしくは2.最も好ましくはlであり、
R6及びR18の少なくとも1つ、好ましくは両方が、
脂肪族、芳香族もしくは複素環式基、好ましくは、炭素
原子数6以下のアルキル;炭素原子数6以下のアルコキ
シもしくはフルオロで置換された、炭素原子数6以下の
アルキル;未置換の、又はフルオロ、炭素原子数6以下
のアルコキシもしくは炭素原子数6以下のアルキルで置
換されたフェニル;フェニル環が非置換の、又1iフル
オロ、炭素原子la6以下のアルコキシもしくは炭素原
子数6以下のアルキルで置換されたベンジル;4又は5
の環炭素原子を有するシクロヘキシルあるいはオキサシ
クロアルキルである。)、 あるいは次式■: (式中、n、m、p、x、y、z及びqは式■に関して
上記で定義したものと同様であり、R12は、好ましく
は弐mのR6と同様の群から選択される。) のいずれかで示される。
上記記載において、x、y及び2の単位は、ブロックセ
グメントにおいて無作為に、あるいは交互に配置される
ものと理解すべきである。
他の好適な実施態様は、式II 、 m及び■で2が0
であるものに相当する。
望ましくは、完成されたポリマー中の式1又はIIのポ
リマーセグメントは、酸素透過度を減少せしめる傾向を
有する遊離水酸基を実質的にポリマー内部に有さない。
形成されたポリマーの外表面上の遊離水酸基は、ポリマ
ーマトリックス中へ水を吸収せしめることなしに湿潤性
を高めると認められる。しかしながら、実際に高酸素透
過度を有するコンタクトレンズを製造したい場合には、
完成ポリマー中に有る!!水酸基の数は実質的に少い方
が好ましい。存在する遊離水酸基をブロックする好適な
手段は、それらを発色基と相互作用させることである。
これらの実施態様において有用な代表的な発色基として
は、American Hoechst社製造のRam
azolの商品名で当業界において公知なヒドロキシ反
応性染料が挙げられるが、これらに限定されるものでは
ない、特に好適なRamazol染料を下表に例示する
上述の物質はすべて、少なくとも1つの次式: %式% の基を有し、これはポリマーもしくはモノマーの水#基
と反応し、次式: 染料−502−CH2−CH20−ポリマーもしくは、 〒H3 染料−5o2−CH−0−ポリマー で示される基、好ましくは前者を与える。このような方
法で、過剰の遊離水酸基が処理され、同時に着色コンタ
クトレンズが得られる。これら過剰の水酸基を処理する
他の方法は、これらの存在を利用して、種々の度合及び
タイプの交差結合を形成することである。
本発明の更なる実施態様において、眼内器具、好ましく
はコンタクトレンズは、特に、次式%式%() の反応性七ツマ−の重合単位から成るポリマーから製造
される。
上記式中、Aはそれぞれ独立して式1の2価の基であり
(但し、どのポリマーにおいても、すべてのA I&が
ポリエチレングリコールのホモポリマーであるとは限ら
ず、好ましくはすべてのA基がポリエチレングリコール
もしくはポリプロピレングリコールのホモポリマーであ
るとは限らず、かつ、任意の1以上のA基内の末端酸素
原子がN(R’)−で置換されていてもよい);Lはそ
れぞれ独立して−BRB’−から選択され: Wは0〜8、好ましくは0〜4、最も好ましくは0.1
もしくは2であり; Dはそれぞれ独立して酸素もしくは−N(R19)−で
あり; RIsはそれぞれ独立して水素、01〜C4アルキル及
びフェニルから選択され、好ましくは水素であり; B及びB′はそれぞれ、カルボニル基がAもしくはDに
結合している次式: %式% から選択される基であり; Rはそれぞれ好ましくは (a)オキシ、カルボニルオキシ、アミノ、アミ7カル
ポニル、オキシカルボニル、ウレイド、オキシカルボニ
ルアミノもしくはカルボニルアミノが介在していてもよ
い、炭素原子数25以下の2価脂肪族基; (b)炭素原子数5〜25の5〜7員の2価脂環基; (c)炭素原子数6〜25、好ましくは7〜15の2価
アリーレン基;及び、 (d)炭素原子数7〜25.好ましくは8〜16の2価
アラルキルもしくはアルカリル基(ここで(b)及び(
d)の基には場合によっては(a)の基におけるものと
同様の基が介在していてもよ<;(C)及び(d)の基
におけるアリール環は、ハロゲン、好ましくはフッ素も
しくは塩素、01〜C4アルキル、好ましくはメチル、
及びC1〜C12ベルハロアルキル、特にC,−CI2
ペルフルオロアルキルから選択される1以上の置換基に
よって更に置換されていてもよい、)から選択される2
価結合基であり; L′は水素、P ’ −B−R−B ’−1及びP′−
R−B’−(ここでB、R及びB′は上記で定義したも
のを表すが、Bのカルボニル基はP′に結合しており、
P′は水素、アミノ、ヒドロキシ又は好適な架橋剤と共
反応せしめた際に、もしくは化学放射線を照射した際に
架橋することができる架橋性基を含有する部分である)
から選択され: L ″は水素、以下に定義するL″′、−B−R−B’
−P’、及び−B−R−P’ (ここで、B、R,B’
及びP′はBのかわりにB′のカルボニルがP′と結合
していることを除いては上記と同義である)から選択さ
れ; L″′は炭素原子a14以下の1価の脂肪族、芳香族も
しくは脂環族の末端基である。
P′がビニル含有基、例えば次式: (Ra及びRhは以下で定義するとおりである。) で示される部分を含む基である場合、式Vのモノマーハ
、他のビニル系コモノマー約10 ’f’b マチの存
在下もしくは不存在下で架橋してもよい(但し、最終生
成物に実質的に水Mi基を含まない)。
ビニル系コモノマーは、上記の他の特性を実質的に変化
させることなしに、最終生成物の親木仕度を増加せしめ
るためにしばしば利用される。通常、ビニル系コモノマ
ーが次式: のポリエチレングリコール、又は次式:のピロリドンで
ある場合(ここで、g ハ1〜25、R”は水素もしく
はメチルであり、RdはCH2=CH−5CH2=CC
CH3)−もしくは他のUV硬化性基である。)、得ら
れるポリマーは従来のものと比較してより親水性が大で
あるが、Dkはコモノマーが存在しない場合と実質的に
同一である。
通常、ビニル系コモノマーは、存在する場合、得られる
ポリマーの約2〜約lO重量%の量で用いられる0式V
の化合物が8,000より大きな分子量を有する場合は
、5%以下のビニル系コモノマーを用いるのが有利であ
る。一般的に、弐Vの化合物が約4.000未満の分子
量を有する場合は、10重量%以下のビニル系コモノマ
ーを使用し得る。式Vの化合物が4,000〜8,00
0の分子量を有する場合は、ビニル系コモツヤ−の上限
量は5〜10重量%である。
P′がビニル基を有さないが、架橋に関与する場合、P
′は例えば活性な水素を含有する。好ましくはP′はO
H,NHR(Rは水素もしくは低級アルキルである。)
、BもしくはB′のカルボニルに直接結合している残基
、そのように結合していない場合は通常のアシル残基、
5CN−もしくは0CN−で完結せしめられる。次に、
架橋は、通常、2−もしくは多官能性共反応性モノマー
との縮合又は付加によって行なわれる。例えば、P′が
OHの場合、共反応性モノマー官能基は、−NHRo、
−COOHlOCN−1SCN−などであり;P′がN
HR’である場合、反応性コモノマー官能基は通常のア
シルもしくは通常の残基に結合したアシルであり;また
、P′が0CN−もしくは5CN−を有する場合、反応
性コモノマー官能基はOHであってよい、同様に、P′
もしくは共反応性モノマーとして記載された他の共反応
性官能基は(P′の一部として記載されたものは共反応
性モノマー上に、共反応性モノマーの一部として記載さ
れたものはP′の一部に)入れ替わってもよい。
縮合に好適なビニル系コモノマー及び共反応性上ツマ−
を以下に示す、しかしながら、ここに列挙したものがす
べてではなく、これらの修正、追加及び変更もまた使用
できることが当業者に理解されるであろう。
L′及びL ″のいずれか一方もしくは両方が水素、又
はP′が水素であってP′で停止されている場合、少な
くとも一つの更なる架橋可能な部分がR1〜R18基の
1つとして、もしくはR1〜1(18基の1つの置換基
として存在しなければならない。このような架橋性基は
、L′及びL ”の一方もしくは両方がその中に架橋性
基を有している場合においても、1以上のR1,、R1
1上の置換基として、又はこれらのかわりに存在するこ
とができる。しかしながら、完成架橋ポリマーの架橋度
は、10%以下、好ましくは5%以下、更に好ましくは
1〜4%の範囲、最も好ましくは2〜3%の範囲でなけ
ればならない。
好適な実施態様において、Aは式II、最も好ましくは
弐■もしくは弐■の2価の基である。
L′及び/又はL ”が次式■: (式中、Ha及びRbはそれぞれ独立して水素又はメチ
ルであるが、同時にメチルではない) で示される式Vのモノマーによるポリマーが特に好適で
ある。
本発明の重要な下位概念は、実質的に次式: (式中、Ra、B、R,B JtJAは上記と同義であ
り、  Haはそれぞれもう一方のものとは異なる) の重合単位から成るポリマー製の眼内器具、好適にはコ
ンタクトレンズに関する。特に好ましいものはRが炭素
原子数6〜14の2価アリーレン1、(、又は2価の0
2〜C,アルキレン−オキシカルボニル−06〜CIo
アリーレン基であり、Dが酸素であり、B及びB′がそ
れぞれ、その窒素がHに直接結合している一NHCO−
である式■及び式■のモノマーによるポリマーである。
極めて好ましい実施態様は、Aが次式:(式中、R20
は炭素原子数1〜4のアルキル、最も好ましくはメチル
であり、yは約6〜約200、好ましくは約25〜約1
00、最も好ましくは約50〜約75の数である) で示される式V及び式■のモノマーからのポリマーであ
る。
極めて好ましい実施態様は、Aが次式VTI:(式中、
Xは約2〜約20、yは約8〜約Zoo、2は約4〜約
80である) で示される弐V及び式■のモノマーによるポリで−であ
る。他の重要な実施態様においては、yの値が少なくと
もXの約2倍であり、R20が炭素原子数1〜4のアル
キル、好ましくはメチルであることが必要である。
上記反応性ビニル系モノマーは、通常の重合条件下で特
徴的に重合する。これらビニル系モノマーでビニル基を
1つしか含有しないものにおいて、Itの、例えば弐V
のモノマーを基準として約0.01〜約5重量%の通常
の架橋剤を用いてもよい、好適な架橋剤としては、アク
リル酸及びメタクリル酸アリル;ジメタクリル酸エチレ
ングリコール、ジメタクリル酸ジエチレングリコール及
びジメタクリル酸プロピレングリコールのようなジ−ア
クリル酸及び−メタクリル酸アルキレングリコール及び
ポリアルキレングリコール;トリアクリル酸トリメチロ
ールプロパン:テトラアクリル酸ペンタエリトリトール
;ジビニルベンゼン;ジビニルエーテル;ジビニルスル
ホン:ジアクリル酸もしくは−メタクリル酸ビスフェノ
ールA;メチレンビスアクリルアミド;フタル酸ジアリ
ル; トリアリルメラミン及びジ−アクリル酸及び−メ
タクリル酸へキサメチレンのようなジオレフィン系モノ
マーが挙げられる。同様に、式V及び■のジビニルモノ
マーの重合において、所望の場合はかように微量の架橋
剤を用いてもよい。
式Vのモノマーが遊離のヒドロキシ、インシアナト、カ
ルボキシもしくはアミノ基を有する場合は、好適な架橋
剤は、2以上の鎖を結合せしめる付加もしくは縮合反応
生成物を形成するジーもしくはポリ官能性共反応性基を
含む。
所望の場合は、千ツマー反応混合物は触媒量の通常の触
媒、好ましくは遊離基触媒を含有していてもよい、過酸
化水素、過酸化ベンゾイル、tart−ブチルペルオク
トエート、過酸化ベンゾイルもしくはアゾビス(インブ
チロニトリル)のような通常の過酸化物及びアゾ触媒が
特に重要である。
重合は一般的に、約20〜約150℃の温度で約1〜約
24時間の間行なわれる。このような反応における時間
と温度とは反比例すると理解される。したがって、温度
範囲の上限の温度を用いると、反応時間は時間範囲の下
限付近になる。好適には、重合はUV光のような化学放
射線の存在下で行なわれる。
ポリマー混合物の性質によって、このような重合によっ
て得られたポリマーを、例えば約60〜約150℃のよ
うなや一高温下で後硬化することが望ましい。
コンタクトレンズを製造するためには、ポリマー混合物
をレンズの形状に直接成形するか、又は重合を小さい円
筒状もしくは「ボタン」の形状のような、更なる加工に
好都合な形状を有する成形型中で行なってから機械加工
処理を行なうことができる。
また、本発明の更なる実施態様において、眼内器具、好
ましくはコンタクトレンズは、実質的に、次式■: E−Yl−D−(A−L−D)−A−Yl−E    
 (IX)讐 及び次式X: (El ) −G           (X)し の化合物の付加生成物から成るポリマーから製造される
上記式中、A、L、D及びWは上記と同義であり  ; tは2〜4の整数であり; Gは、tの値に対応する価数を有し、炭素原子数約24
以下の脂肪族、芳香族、アル脂肪族、脂環式もしくは複
素環式残基であり、あるいは、tが2の場合は1次式: %式% ここでYlはオキシ、カルボニルオキシ、アミノ、アミ
ノカルボニル、オキシカルボニル、ウレイド、オキシカ
ルボニルアミノもしくはカルボニルが介在していてもよ
い、炭素原子数14以下の2価脂肪族基;炭素原子数1
4以下の、2価の脂肪族炭化水素カルボニルもしくは−
アミノカルボニル基(ここにおいてそのカルボニル基は
隣接する酸素もしくは−N (R’)−基と共有結合し
ている);炭素原子数5〜14の2価の5〜7員脂環基
;炭素原子数6〜14の2価のアリーレン基;炭素原子
数7〜14の2価のフルアルキルもしくはアルカリール
基;炭素原子数6〜15の2価の5〜7員の脂環式カル
ボニルもしくはアミノカルボニル基(ここにおいてその
カルボニル基が隣接する酸素もしくは−N(R111)
一部分と共有結合している);又は、2価のアリーレン
−、アルアルキルもしくはアルカリール−カルボニルも
しくは−アミノカルボニル基(ここにおいてアリーレン
基が炭素原子数6〜14であり、アルアルキルもしくは
アルカリール基が炭素原子数7〜14であり、またカル
ボニル基が隣接する酸素もしくは−N (R”)−基と
共有結合している)であるか;又はYlは直接結合(こ
こにおいてEは水素である)である。
Elがインシアナトもしくはインチオシアナトである場
合、Eは水素、ヒドロキシもしくはアミンであり、El
がヒドロキシもしくはアミンである場合、Eはインシア
ナトもしくはインチオシアナトである。
有利には、退出な架橋を得るために、1つの下位概念に
おいて、少なくとも微量1例えば用いられる式■の化合
物の量を基準として約0.2重量%の、tが3である化
合物が用いられる。一般的に、化学量論的に当量の式■
及び式Xの化合物が併用される。しかしながら、僅かに
過剰のジーもしくはポリイソシアネートもしくは一イオ
チオシアネートを用いて、充分な架橋を得て、生成物の
寸法安定性を保持してもよい、そのかわりに、更なる通
常の架橋剤を用いて、生成物の寸法安定性を保持するの
に充分な架橋を与えてもよい。したがって、式■及びX
の化合物に加えて、微量の、例えば約5重量%以下の、
トルエンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネー
ト、4.4′−メチレンビス(フェニルイソシアネート
)、メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネー′ト)
、メラミントリイソシアネートなどのような通常のジ−
イソシアネートもしくはトリイソシアネートを反応混合
物に加えてもよい、一方、■及びXの反応において化学
量論的に過剰のインシアネートを用いる場合、微量の、
例えば約5重量%以下の、アミノ及び/又は水酸基を有
するジーもしくは多官能性架橋剤を用いてもよい、好適
なこのような架橋剤としては、例えば、エチレングリコ
ール、グリセリン、ジエチレングリコール、エチレンジ
アミン、エタノールアミン、トリエタノールアミン、ジ
ェタノールアミンなどが挙げられる。
式■及び式Xの化合物、並びにどのような更なる架橋剤
との間の付加反応も、それ自体公知の条件下で行なうこ
とができる。したがって、化合物は、必要ならば、もし
くは所望により不活性希釈剤の存在下で、約0〜約10
0″C1好ましくは約20〜80°Cの反応温度で、場
合によってはトリエチルアミンもしくはジ−n−ブチル
スズジアセテートのような縮合触媒の存在下で単純に混
合してよい。
コンタクトレンズのような眼内器具の製造において、反
応混合物をレンズの形状に直接成形してもよく、あるい
は、重合を小さい円筒形もしくは「ボタン」の形のよう
な更なる加工に好都合な形状を有する成形型内で行なっ
てから機械加工を行なってもよい。
式V、■、■及びXの化合物は、公知であるか、あるい
はそれ自体公知の方法によって製造することができる。
例えば式Vのビニル糸上ツマ−は、(a)次式XI: lo−(A−L−D)−A−L” ’      CX
r)賛 (式中、L″′は成製原子数14以下の1価脂肋族もし
くは脂環族の末端基であり、A、L及びWは上記に定義
したものと同様である)のモノオール、又は(b)次式
x[: lo−(A−L−D)−A−H(XI工)C式中、A、
L及びWは上記と同義である)のジオールのいずれかを
、化学量論量の次式(式中Xはインシアナト基;無水物
、酸ハロゲン化物もしくはカルボン酸エステルのような
活性化カルボキシ基であるか;又は、ハロゲン化物イオ
ン、スルファトなどのような残留基である。) のビニル系化合物と、約0〜約100°Cの)11度で
、通常の更なる触媒の存在下もしくは不存在下で、場合
によっでは不活性希釈剤の存在下で反応させ、式Vの生
成物を回収することによって製造される。Xがハロゲン
化物イオンのような残留基である場合は、弐■の生成物
は、アルカリ金属アルコキシド、のような七のアルコキ
シド塩の形状でよい。
あるいは、脂肪族、芳香族、脂環式もしくはアル脂肪族
ジイソシアネートのようなジイソシアネートを、それぞ
れ弐Xもしくは店のモノオールもしくはジオールと反応
させ、対応するインシアナト末端生成物を、アクリル酸
もしくはメタクリル酸ヒドロキシエチルのようなヒドロ
キシ含有アクリレートもしくはメタクリレート、又はア
リルアミンもしくはメタリルアミン又はアリルもしくは
メタリルアルコールと、約0〜100℃の温度で、不活
性希釈剤の存在下もしくは不存在Fで、場合Vこよって
は第3級アミン、例えばトリエチルアミンもしくは有機
スズ化合物のような付加・手、′)11i :M! ニ
スの存在下で反応させ、式Vの対応する“1ミjjj、
 ?、’Jを形成せしめ、式■の生成物を回収すること
によって、B及びB′が−N)(CO−であり、Dが一
〇−である式■の生成物を得ることができる。
更に、式■の化合物を、次式居: X−R−X  (XIV) (式中、R及びXは上記と同義である)の化合物と反応
させ、次式Xv= X−R−B−D−(A−L−D)−A−B−R−X  
 (XV)讐 の化合物を形成することができる。
式’IJの化合物は更に、同様にビニル基を含有するX
の共反応性部分、例えばメタクリル酸ヒドロキシエチル
と反応させて式■の化合物が得られる。
式刀及び弐刈の化合物は公知であるか、又は、それ自体
公知である方法によって容易に製造することができる。
例えば弐刀の化合物は、式: Ho−LA−Hのジオー
ルを、基りを有し、2官能性反応基を有する化合物(こ
こにおいて1反応基はインシアナト、無水物、酸ハロゲ
ン化物もしくはカルボン酸エステクレのような活性化カ
ルボキシ、あるいはハロゲン化物イオン、スルファトな
どのような残基である)と反応させることによって製造
される。ジオールの、2官能性反応基含有化合物に対す
るモル比が約2対1である場合、得られる弐■の付加物
におけるWの値は約1であり、約3モルのジオールが約
2モルの2官能性基含有化合物と反応せしめられる場合
は、弐■の付加物において得られるWの平均値は約2で
ある等の特徴を示す、Wが1もしくはそれより大きい弐
店のかかる化合物を得るための前記反応は、含まれる種
の相対的反応性により約−10〜約100’Oの反応温
度で。
不活性希釈剤の存在下もしくは不存在下で、所望により
、もしくは退出な場合は、場合によって付加重合用触媒
の存在下で行なうことができる。
Aが式1の2価部分を示す式: HD−A−Hの好適な
ポリオール類及びアミノポリエーテル類は一般に知られ
た物質であるか、あるいはそれ自体公知の方法によって
製造することができる。
したがって1式: HO−A−Hのポリオール類は、一
般的に、xqモルの次式XVI:(ここで、R1−R6
、b、x及びqは上記と同義である) で示されるエポキシドと、yqモルの次式: (ここでR7〜RL2.d、Y及びqは上記と同義であ
る) で示されるエポキシド、及びzqモルの次式: (ここでlli 13〜l(IS、f、z及びqは上記
と同義である。) で示されるエポキシドとの、場合によっては通常のアル
キル化触媒の存在下、雰囲気圧から約3.0OOkPa
ゲージ圧までの加圧下、0〜約130°Cの温度、場合
によっては不活性希釈剤の存在下での付加反応によって
製造される。所望の場合は、エポキシド類の反応の前に
、14個以下の炭素原子を有する脂肪族、芳香族もしく
は脂環族のアルコール、酸もしくはアミンを反応混合物
に加えて、基りを末端基とする対応するモノオール類を
調製してもよい。
種々のエポキシド類の混合物を用いて式:HO−A−H
のポリオールを得る場合は、エポキシド間の反応を、エ
ポキシドを混合することによって行ない、ランダムなコ
ポリマーもしくはターポリマーなどを得ることができ、
あるいは、添加を連続的に行なって、末端水酸基を有す
るブロックコポリマーを形成することができる。好適な
触媒としては、アルカリ土類全屈酸化物、アルカリ土類
金属炭酸塩類、アルキル亜鉛化合物類、アルミニウムア
ルコキシド類、塩化、臭化及び酢酸第2鉄の水和物類及
びガンマ放射線が挙げられる。反応は、エチレングリコ
ールもしくはプロピレングリコールのようなグリコール
を存在させることによって、あるいは、スクロースのよ
うな高官能性を有するポリオールによって、あるいは、
エチレンジアミン、トルエンジアミンなどのようなアミ
ンによっても開始させることができる。一般的に反応時
間の長さは一部には、用いるアルキレンオキシドによる
が、一般に1時間未満から数十時間である。したがって
、エチレンオキシドは概してプロピレンオキシドの釣3
倍の活性を示し、更に1.2−ブチレンオキシドよりも
速やかに反応する。ポリオキシエタン類及びポリテトラ
ヒドロフラン類の製造は、−teに、トリアルキルオキ
ソニウム塩類、カルポキソニウム塩類、アシリウム塩類
などを用いて開環オキソニウムを形成することにより開
始される。
式: HO−A−Hの好適なジオール類としては、1.
2−プロピレンオキシド;1,2−ブチレンオキシド;
1,2−エポキシデカン;1,2−Xポキシドデカン;
1.2−エポキシオクタン:2,3−エポキシノルボル
ナン;1,2−エポキシ−3−エトキシプロパン;1,
2−エポキシ−3−フェノキシプロパン;2,3−エポ
キシプロビル−4−メトキシフェニルエーテル;テトラ
ヒドロフラン;1,2−エポキシ−3−シクロへキシル
オキシプロパ〕/;オキセタン、1.2−エポキシ−5
−ヘキセン;1,2−エポキシエチルベンゼン;1.2
−エポキシ−1−メトキシ−2−メチルプロパン;ペル
フルオロヘキシルエトキシプロピレンオキシド;ベンジ
ルオキシプロピレンオキシドなどのようなエポキシド類
から得られるものが挙げられる。同様に、」二足エポキ
シド類はこれらの混合物として用いてもよい。更に、式
XVI、X■及びX■(ここでbもしくはdもしくはf
がそれぞれ3であり、環の炭素環部が置換されている)
のある種の環式エーテル類は、単独の重合には抵抗性を
示すが、反応性のより大きな環式エーテル類とは非常に
速やかに共重合する。好適なコモノマーとしては例えば
2−メチル−テトラヒドロフラン及び3−メチル−テト
ラヒドロフランが挙げられる。同様に、エチレンオキシ
ドもコモノマーとして用いてよいが、エチレンオキシド
ポリマーは、疎水性のより大きな単位が存在しない場合
には、本発明によって使用するには親水仕度が高すぎ、
あまりに過剰の水性流体を吸収してしまうという特徴を
示す、しかしながら1モル基準で60%より多いプロピ
レンオキシドを含有するエチレンオキシド/プロピレン
オキシド共重合ジオール類は、水性媒体中で実質的に非
膨潤性を示すのに充分な疎水性を有し、60゜未満、好
ましくは40°未満、より好ましくは25°未満、更に
好ましくは15°未満、最も好ましくは10°未満の水
との接触角を示すのに充分な親木性をなおも有する。
一般に、本発明のポリマー製眼内器具のポリマー骨格に
おけるエトキシ単位の上限量は、使用条件下でのこのよ
うなポリマーによる水の吸収量に依存する9本発明に使
用するポリマーは、特徴的に、ポリマーの全重量を基準
として約10重量26以下、好ましくは約7兎量%以下
、最も好ましくは約5重量%以下の水吸収量を示す、水
の吸収量は、約20゛Cにおいて、蒸留水もしくは、所
望の場合には等張溶液を用いて、通常又は便宜上、測定
される。
式:HO−A−Hの多くのポリマージオール類は市販さ
れている。したがって、好適なジオール生成物としては
、一般式: %式% (式中、boは約16〜70の値を有し、aoとC′と
の合計は約4〜約lOOである。) を有するポリオキサマー類が挙げられる。このようなポ
リオキサマー類の例、及びこれらの、ao、bo及びC
′の平均値としては、ポリオキサマー101(a’は2
.boは16、C′は2);ポリオキサマー105(C
′は11.b’は16、C′は11);ポリオキサ−F
−108(a’は46、boは16、C′は46);ポ
リオキサマー122(a’は5、boは21、C′は5
):ポリオキサマー124(aoはxt、b、’は21
、C′は11);ポリオキサ−y−181(a:は3、
boは30.c’は3);ポリオキサ?−182(ao
は8、boは30.c’は8);ポリオキサ−7−18
3(a’は10、boは30、C′は10);ポリオキ
サマー185(a’は19、boは30.c’は19)
;ポリオキサマー212(C′は8、boは35、C′
は8);ポリオキサ−r−231(al’は6、boは
39.c’は6);ポリオキサ?−282(aoは10
.b’は47、C′は10);ポリオキサ?−331(
a’は7.boは54、C′は7);ポリオキサマー4
01(a’は6、boは67、C′は6)が挙げられる
このようなポリオキサマー類は、例えばBASFWya
ndotteから、Pluronic@の商品名で市販
されている。
ポリプロピレンエーテルグリコール類としては、約40
0〜約4,000の範囲の分子量を有する市販品が挙げ
られる。比較的低分子量の、通常的1,000〜2.0
00のポリテトラメチレンエーテルグリコール類、及び
1.2−ブチレンオキシドのポリマー、すなわちポリブ
チルエーテルグリコールもまた市販されている。
上述のように1本発明に用いるポリマーは、20℃にお
いて60°未満、好ましくは40c′未満、より好まし
くは25°未満、更に好ましくは15°未満、最も好ま
しくは10°未満の後退接触角を示すものである。この
ような接触角の測定は、例えば、J、 D、 Andr
odeらのr生医学ポリマーの表面及び界面の様相J 
 (Surfaceand Interfacial 
Aspects of BiomedicalPoly
mers) 、第1巻、「表面化学及び物理学」(Su
rface Chemistr7 and Physi
cs)、Plenu+mPress発行、1985年、
に記載の修正「ウィルヘルミー・プレートJ  (Wi
lhelmy Plate)法を用いることにより好都
合に行なうことができ、そこでは、既知の寸法の平板形
状の標本試料を湿潤、溶液である純水中に、低速に制御
された速度。
例えば2〜20am/分で浸漬させる。ポリ(ヒドロキ
シエチルメタクリレート)は一般的にこの条件下で39
〜43°の後退接触角を有する。
上述のように、本発明に使用する本ポリマーは高度の酸
素透過性を有する。酸素透過性:Dk(X 10”)は
、(a)21%の酸素、すなわち99〜100%の酸素
のかわりに空気を用い、(b)用いた試料の表面積が1
00平方メートルに対して0.50平方メートルであり
、また、湿度を相対湿度0%のかわりに相対湿度95〜
100%になるように制御するという修正を加えたAS
TM規格D3985−81の方法を用いて測定する。D
kの単位は、[(cm−am/ s )(JO2/−φ
m+*Hg) ]である。
通常、はとんど架橋していない、通常の、完全に*@I
、たメタクリル酸ポリヒドロキシエチルレンズは、Dk
(×10′1°)値約5〜7[(c+a−IIlts/
 s )  (mJO2/1ml・mmHg) ] を
示す。
コンタクトレンズのような眼内器具に用いる本発明ポリ
マーは、有利には一般に7より大きな、好ましくは約1
5より大きな、更に好ましくは約20より大きな、最も
好ましくは約40より大きなりk(XIO”)値を示す
以下の実施例は例示のためのものであり、本発明を制限
するものと解釈されるべきではない0部は特に明記しな
い限り全て重量部である。
以下の実施例はすべて、それぞれに共通の手順を有する
。これら共通な手順とは以下のものである。
1、ガラス器具はすべて、150℃のオーブンで少なく
とも5〜6時間乾燥した。
2、組み立てる際には、反応系は定常的な窒素雰囲気下
に保持しなければならない。
3、用いるインシアネート類はすべて、新たに蒸留しな
ければならない。
4、ポリグリコール物質はすべて0.005%を越える
水を含有してはならない、これら実施例については、ジ
オール類はすべて、Pope除去膜を用い、65℃かつ
265Pa未満に保持して水を除去した。
5、反応ガラス容器を組み立てて窒素雰囲気下においた
後、装置を20分間火炎乾燥し、確実に、全ての水分を
系から除去した。
6、これらの反応に用いた塩化メチレンはすべて、ガラ
スへりクス(glass helices)を充填した
20mmカラムのモレキュラーシーブ内へ留出せしめた
7、示した温度はすべて摂氏温度である。減圧蒸発は他
に特定しない限り、2〜13kPaで行なった。
、中に い  い PPG  :ボリブロビレングリコールHEMA :メ
タクリル酸ヒドロキシエチルTDI  :)ルエンジイ
ソシアネートPEG  :ポリエチレングリコール V題 2.4−1ルエンジイソシアネート2.105モルを慎
重に転帰した反応容器中へ入れ、製造する全プレポリマ
ーに対して9重量%の塩化メチL/ンをそこへ加えた。
PPCl 、053モルを乾燥した滴下面ミドに加え、
製造する全ブレポリで−に対して51重!j:%の塩化
メチレンを、オクタン酸第−スズ(Stannous 
octoate)  (触媒)0.0029モルと共に
そこに加えた。PPG7g、)物をジイソシアネート混
合物に2〜4時間かけて加えた。反応は、IR分光分析
における約3 、500ca+−’でのOHピークの消
滅によって監視された。この時点で、HEMA2.10
5モルを42合物に加え、反応を、IR分光分析により
、2 、270 cm’におけるNGOビークが無くな
ることによって監視した。次に、0.88%のDuro
cur@ 1173の2−ヒドロキシ−2−メチル−1
−フェニル−プロパン−1−オンを加え、25℃、減圧
下でプレポリマーから塩化メチレンを除去した。このよ
うに製造された物質をUV炉中で、約3〜5ミリワンド
で硬化せしめた。次に、架橋ポリで−をインプロパツー
ル中で5〜6時間抽出し、所望のコンタクトレンズ材料
を得た。
尖h」L[ヱ1歴 下記表において特定した量を用いて実施例1と同様の操
作を行なった。インシアネート/ジオールの比が3:2
の場合は、ジオールをインシアネートに加えるかわりに
、インシアネートをジオールに加えるのが好適であった
泗−〜〜−−〜−〜〜冗 憂 上記表は、数種のジオール/ジイソシアネー]・反応の
モル比を含む。これらの数値はすべてジオールの初期量
s o o gt−基準とした。これらの反応は、HE
MAですべてキャップされた。
以下の実施例において、反応物の量はすべてグテムであ
り、相当するモル量はカッコ書きで示してあり、Dk値
はX I O”のオーダーである。接触角は度で示す。
見立血」」 空冷凝集器、滴下漏斗、クライゼンアダプター(C1a
isen adaptor)、及び窒素導入−導出口(
導出口には乾爆管が装着されている)を具備した3つ口
丸底フラスコに、TDI 152.6g(1,053モ
ル)及び塩化メチレン200gを加えた。lra合物を
大型の電磁撹拌棒で約20分間激しく撹拌した。滴下漏
斗にPPG475250g、11化メチレン323g及
びオクタン酸第1スズ1.09g (0,0027モル
)を加えた。反応物?ljを4〜5時間かけて小つくり
とニラスコに加えた。4時間以上経過後、反応の完結を
、IR分光分析によって、3 、500cm−’の水酸
基ピークの消滅の呈示により調べた。このピークが消散
した際に、HEMA136.99gを滴下漏斗を通して
、20分間かけて丸底フラスコに加えた。反応の完結は
、IRによって、2 、270cm’のNGO吸収の消
滅を観察することによって、再び追跡することができた
。反応の完結後、プレポリマー溶液を単口フラスコに移
し、次に、塩化メチレンを除去するためにロータリーエ
バポレータに接続した。この分離工程は概して1時間3
0分かけて行なわれ最後の30分間は30°Cで行なっ
た。次にプレポリマーに0.6%のDurocur@を
加え、3〜5ミリワツトで30〜90分間硬化せしめた
。このプレポリマーから製造された膜は、Dk3.2を
有し、HEMAよりも良好な接触角を有していた。
は、実Jキ1と同様の操作を行ない、得られたDkを表
中に示した。
裏当11Y1 空冷凝集器、滴ド漏斗、クライゼンアダプター、機械的
撹拌棒、及び窒素導入・導出口(導出(二1には乾侵管
が装着されている)を具備した3つ目九底フラスコに、
PPG475 250g(0,5263モル)、塩化メ
チレン500g及びオクタン酸第−スズ1.0Og (
0,0025モル)を加えた0反応物質を45分間充分
に撹拌した。滴下漏斗にTD1102.75g(0,7
895モル)及び塩化メチレン237gを加えた。ジイ
ンシアネート混合物を4〜5時間かけてジオールに滴加
し、反応混合物の反応過程で発生した熱を時々調べた。
塩化メチレンがコ流しはじめたら、ジイソシアネートを
更に添加し増量せしめるのを単に停止トシ1反応混合物
を水浴を用いて雰囲気温度に降下せしめた。3〜4傅間
後に、反応の完結を、IR分光分析によって、3 、5
00cm−’の水酸基の吸収の消滅により追跡すること
ができた。この吸収が消散した後、HEMA68.49
g (0,5263モル)を、滴下漏斗を通して20〜
30分間かけて加えた。反応の完結はIRによって、2
 、270cm’のNGO吸収の消滅を観察することに
よって再び追跡することができた。反応の完結後、プレ
ポリマー溶液を弔ロフラスコに移し、次に塩化メチレン
を除去するためにロータリーエバポレーターに接続した
。上記の除去は約665Paで最初の1時間は雰囲気温
度で、次に最後の30分間は30℃で行なった。次にプ
レポリマーに0.6%のDurocur@を加え、3〜
5ミリワツトで30〜90分間硬化せしめた。このブレ
ポリで−から製造された膜はDk3.9を有し、HE 
M Aのそれよりも良好な接触角を有していた。
支旌廻ユ1:ユ」 これらの実施例のポリマーは、以下に示す反応物質及び
量を用いた他は実施例17と同様に操作して製造された
ものであり、得られたDk及び接触角を下記の表に示し
た。
裏当LfL灸】 空冷凝集器、滴下漏斗、クライゼンアダプター、機械的
撹拌棒、及び窒素導入・導出口(導出口には乾燥管が装
着されている)を具備する3つ口丸底フラスコに、PP
G475 250g(0,5263モル)、塩化メチレ
ン350g及びオクタン酸第−スズ0.60g (0,
0015モル)を加えた。反応物質を45分分間性に撹
拌した。滴下漏斗にスチレンイソシアネート152.6
3g (1,0526モル)及び塩化メチレン150g
を加えた。インシアネートa合物を6〜8時間かけてジ
オールに滴加し、反応混合物の反応過程で発生した熱を
時々調べた0反応温度は35℃を超えてはならず、さも
ないと概して反応混合物に発色が生ずる。温度が上昇し
はじめたら、反応混合物の中身を水浴を用いることによ
って冷却しなければならない。3〜4時間の経過後、反
応の完結をIR分光分析によって、3 、500cm’
の水酸基の吸収の消滅によって追跡することができた0
反応の完結はまた。IRによって、2,270cn+−
’のNGO吸収の消滅を観察することによっても追跡す
ることができた1反応の完結後、プレポリマー溶液を単
口フラスコに移し、次に塩化メチレンを除去するために
ロータリーエバポレーターに接続した。上記の除去は約
665Paで、最初の1時間は雰囲気温度下で、統〈最
後の30分間は30℃で行なった0次にプレポリマーに
0.6%のDurocur@を加え、3〜5ミリワツト
で30〜90分間硬化せしめた。このプレポリマーから
製造された膜はDklo、00を有し、HEMAと同等
の後退接触角を有していた。
夫庭孤ヱ1:ヱ」 これらの実施例のポリマーは、以下に示す反応物質及び
量を用いた他は実施例23と同様に操作して製造された
ものであり、得られたDk及び接触角を下記の表に示し
た。
Mj巨頌29 空冷凝集器、クライゼンアダプター、電磁撹拌棒、(導
出口には乾燥管が装着されている)窒素導入及び導出口
、及び滴下翻斗を有する3つ日丸底フラスコに、TDI
21.67g(0,1250モル)、及び塩化メチレン
200gを加えた。更なる試薬を加える前に、この混合
物を充分に撹拌した。滴下漏斗にPPG4000250
g (0,0625モル)、塩化メチレン323g及び
オクタン酸第−スズ0.66、g(0,0020モル)
を加えた。PPG4000及びオクタン酸第−スズの溶
液をTDI溶液に4〜5時間かけて加えた。更に4〜5
時間経過後、反応の完結がIR分光分析によって、3,
500cm’におけるヒドロキシ基の官能性の消滅の呈
示によって判定された。IRスペクトルは、更に2つの
重要な、NCOカルボニル及びカルバメートカルボニル
にそれぞれ対応する2、270Cm’及び1 、750
ca+−’付近の吸収も有していた。反応が完結したと
判定されたら、PEG600 18.75g (0,0
313モル)及び塩化メチレン100gを、滴下漏斗を
通して、2時間かけてゆっくりと加えた。反応の完結は
、IR分光分析によって、3 、500cm−’におけ
るヒドロキシ官能基の消滅を観察することによって、再
び追跡することができた。PEG600が完全に反応し
た後、HEMA8 、14 g(0,0625モル)を
1滴下漏斗を通して20〜30分間かけてフラスコに加
えた0反応の完結は2 、270cm−’のNGOビー
クの消滅によって監視された。反応完結後、プレポリマ
ー溶液を単口フラスコに移し、次に、塩化メチレンを除
去するためにロータリーエバポレータに接続した。この
分離工程は概して1.5時間かけて行い、最後の30分
間は30℃で行なった。次にプレポリマーに0,6%の
Durocur■を加え、3〜5ミリワツトで30〜9
0分間硬化せしめた。このプレポリマーから製造された
膜はDk33を有していた。
X澹li虹二且j これらの実施例のポリマーは、第二のグリコール及びそ
れと共に用いた塩化メチレンの量を、得られたDkの値
と共に下記表に示したようにしたほかは実施例29と同
様に操作して製造した。
夷去已t11 反応の完結後、塩化メチレンを除去する前に、N−ビニ
ルピロリドン10重量%を加えたほかは実施例28と同
様に操作した。塩化メチレンを除去し、0.6%のDu
rocurを加えた。実施例28と同様に硬化を行なっ
た。得られたポリマーは含水率9.8%を有していた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、b、d及びfはそれぞれ独立して0〜4であり
    ;qは1〜1,000の数であり;x、y及び、zはそ
    れぞれ独立して0乃至(x+y+z)×qが4〜1,0
    00であるような数であり;R^1〜R^1^8はそれ
    ぞれ、水素原子、及び、場合によってそれぞれが異原子
    が介在する(但し、該単位内の炭素原子が酸素原子とジ
    ェミナル結合(同じ炭素原子に2以上の酸素原子が結合
    した結合様式)していない)脂肪族、芳香族もしくは脂
    環族基含有基からなる群より選択され;あるいは、2つ
    の隣接するR^1〜R^1^8基が、結合している原子
    と共に5〜8員環を形成してもよく;またR^1〜R^
    1^8は更に架橋性基(但し、ジェミナルな酸素原子を
    有する炭素原子は生じない)から選択されるか、あるい
    はそれから選択される置換基を有していてもよく、式
    I の単位内の末端酸素が、 −N(R^1^9)−(ここでR^1^9は水素、C_
    1〜C_4アルキル及びフェニルから選択される)によ
    って置換されていてもよく;但しb、d及びfが全て0
    の場合は、式 I の単位の少なくとも一部におけるR^
    1、R^2、R^5〜R^6、R^1^1〜R^1^4
    、R^1^7及びR^1^8の少なくとも1つが水素以
    外であり、またかかるR^1、R^2、R^5〜R^8
    、R^1^1〜R^1^4、R^1^7及びR^1^8
    は、単独で、もしくは全体で、得られるポリマーが水中
    で実質的に非膨潤性であるのに充分な疎水性を示す] のセグメントを含む架橋性ポリマーから製造され、20
    ℃で測定した際に60°未満の、蒸留水に対する後退接
    触角を有し、約10%未満の水を含有し、約7より大き
    な酸素透過度:Dk(×10^−^1^0[cm・mm
    /秒][mlO_2/ml・mmHg])を有する、光
    学的に明澄、加水分解に対し安定、生物学的に不活性、
    湿潤性、可撓性であり、実質的にシロキサンを含有しな
    い、水性眼内涙液中で実質的に非膨潤性の酸素透過性眼
    内器具。 2、R^1、R^2、R^5〜R^8、R^1^1〜R
    ^1^4、R^1^7及びR^1^8がそれぞれ独立し
    て、水素、非置換C_1〜C_1_6アルキル、置換C
    _1〜C_1_6アルキル、非置換C_2〜C_1_6
    アルケニル及び置換C_2〜C_1_6アルケニルから
    なる群より選択され、上記アルキル及びアルケニル置換
    基が独立して、C_1〜C_1_6アルコキシカルボニ
    ル、C_2〜C_1_8アルケニルオキシカルボニル、
    フルオロ、炭素原子数10以下のアリール、C_1〜C
    _8アルコキシ、C_1〜C_6アルカノイルオキシ、
    炭素原子数10以下のアリールオキシ、C_3〜C_6
    アルケノイルオキシ、炭素原子数11以下のアロイルオ
    キシ、C_3〜C_8シクロアルキル、C_3〜C_8
    シクロアルコキシ、C_3〜C_8シクロアルキル−カ
    ルボニルオキシ、C_3〜C_8シクロアルコキシ−カ
    ルボニル、炭素原子数7以下のオキサシクロアルキル、
    炭素原子数7以下のオキサシクロアルコキシ、オキサシ
    クロアルコキシ(炭素原子数7以下)−カルボニル、オ
    キサシクロアルキル(炭素原子数7以下)−カルボニル
    オキシ及びアリール(炭素原子数10以下)−オキシカ
    ルボニルから選択され、また、該アルキル及びアルケニ
    ル置換基が、それぞれ、更に、場合によってC_1〜C
    _6アルキル、フルオロもしくはC_1〜C_6アルコ
    キシ(但し、他の酸素原子と既に単結合している炭素原
    子に結合していない)によって置換されており; R^1、R^2、R^5〜R^8、R^1^1〜R^1
    ^4、R^1^7及びR^1^8が更に独立して、それ
    ぞれが非置換の、あるいは、上述の該アルキルの置換基
    の群から選択される置換基によって更に置換されていて
    もよい、炭素原子数10以下のアリール、C_3〜C_
    8シクロアルキル及び炭素原子数7以下のオキサシクロ
    アルキルから選択され; R^3、R^4、R^9、R^1^0、R^1^5及び
    R^1^6がR^1に関して上記したものと同様の基か
    ら選択され; 更にR^3、R^4、R^9、R^1^0、R^1^5
    及びR^1^6は、独立して、それぞれが更にフルオロ
    、炭素原子数10以下のアリールもしくはC_1〜C_
    1_6アルコキシによって置換されていてもよい、C_
    1〜C_1_6アルコキシカルボニル、C_3〜C_1
    _6アルケノイルオキシ、C_2〜C_1_8アルケニ
    ルオキシカルボニル及びC_1〜C_1_8アルカノイ
    ルオキシから選択され、また更に、R^3、R^4、R
    ^9、R^1^0、R^1^5及びR^1^6は独立し
    てそれぞれが、更にフルオロ、C_1〜C_6アルキル
    もしくはC_1〜C_6アルコキシによって置換されて
    いてもよい(但し、分子の残部への連結基としてその中
    に酸素原子もしくはカルボニル基を有する置換基はいず
    れも、他の酸素原子と単結合している同一の炭素原子上
    の置換基ではない)、炭素原子数10以下のアリールオ
    キシ、炭素原子数8以下のシクロアルコキシ、シクロア
    ルキル(炭素原子数8以下)−カルボニルオキシ、シク
    ロアルコキシ(炭素原子数8以下)−カルボニル、炭素
    原子数11以下のアロイルオキシ、炭素原子数7以下の
    オキサシクロアルコキシ、炭素原子数7以下のオキサシ
    クロアルケニルオキシ、オキサシクロアルコキシ(炭素
    原子数7以下)−カルボニル、オキサシクロアルキル(
    炭素原子数7以下)−カルボニルオキシ、オキサシクロ
    アルケニルオキシ(炭素原子数7以下)−カルボニル及
    びアリールオキシ(炭素原子数10以下)−カルボニル
    から選択さ れ; あるいは、R^1〜R^1^8基の2つの隣接する基が
    、それらが結合している原子と共に5〜8員のシクロア
    ルキルもしくはビシクロアルキル、又は5〜8員のオキ
    サシクロアルキル(但し、R^1〜R^1^8のうちの
    2つによって形成された該オキサシクロアルキルにおい
    て環酸素原子が他の酸素原子と直接単結合している炭素
    と結合していない)を形成してもよく;また、 更に、該R^1〜R^1^8が架橋性基から選択される
    か、あるいは、それらから選択される置換基を有してい
    てもよい(但し、酸素原子にジェミナル結合した炭素原
    子とはならない)特許請求の範囲第1項記載の器具。 3、該架橋性ポリマーが10%以下の架橋度を有する特
    許請求の範囲第1項記載の器具。 4、該架橋性ポリマーが5%以下の架橋度を有する特許
    請求の範囲第3項記載の器具。 5、該架橋性ポリマーが約1〜約4%の架橋度を有する
    特許請求の範囲第4項記載の器具。 6、該架橋性ポリマーが約2〜約3%の架橋度を有する
    特許請求の範囲第5項記載の器具。 7、該後退接触角が40°未満である特許請求の範囲第
    1項記載の器具。 8、該後退接触角が25°未満である特許請求の範囲第
    7項記載の器具。 9、該後退接触角が15°未満である特許請求の範囲第
    8項記載の器具。 10、該後退接触角が10°未満である特許請求の範囲
    第9項記載の器具。 11、式 I の該単位の少なくとも25%がハロゲンを
    含有しない特許請求の範囲第1項記載の器具。 12、式 I の該単位の少なくとも30%がハロゲンを
    含有しない特許請求の範囲第11項記載の器具。 13、式 I の該単位の少なくとも40%がハロゲンを
    含有しない特許請求の範囲第12項記載の器具。 14、式 I の該単位が実質的にハロゲンを含有しない
    特許請求の範囲第13項記載の器具。 15、該酸素透過度が15より大である特許請求の範囲
    第1項記載の器具。 16、該酸素透過度が20より大である特許請求の範囲
    第15項記載の器具。 17、該酸素透過度が40より大である特許請求の範囲
    第16項記載の器具。 18、b、d及びfがそれぞれ独立して0〜3である特
    許請求の範囲第1項記載の器具。 19、b、d及びfがそれぞれ独立して0〜2である特
    許請求の範囲第18項記載の器具。 20、b、d及びfがそれぞれ独立して0もしくは1で
    ある特許請求の範囲第19項記載の器具。 21、コンタクトレンズである特許請求の範囲第1項記
    載の器具。 22、b、d及びfがそれぞれ0もしくは1であり、R
    ^1〜R^1^8が独立して水素及びメチルから選択さ
    れる特許請求の範囲第1項記載の器 具。 23、式V:L′−D−[A−L−D−]_w−A−L
    ″(V)[式中、wは0〜8であり; Dはそれぞれ独立して酸素もしくは−N (R^1^9)−であり; R^1^9はそれぞれ独立して水素、C_1〜C_4ア
    ルキルもしくはフェニルであり; Lはそれぞれ独立して−BRB′−であり;B及びB′
    はそれぞれ独立して次式: ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、もしくは−CNH− (ここで、カルボニル基は該Dもしくは該Aと結合して
    いる) のものであり; Rはそれぞれ、C_1〜C_2_5の脂肪族基、5〜2
    5個の炭素原子を有するC_5〜C_7員の脂環基、6
    〜25個の炭素原子を有するアリーレン、7〜25個の
    炭素原子を有するアルアルキルもしくはアルカリール(
    ここで、脂肪族基及びアルキル基には場合によっては次
    式: −O−、▲数式、化学式、表等があります▼、−NH−
    、▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼もしくは▲数式、化
    学式、表等があります▼ が介在していてもよく、また、アリール及びアリーレン
    基は非置換であるか、あるいはハロゲン、C_1〜C_
    4アルキル及びC_1−C_1_2ペルハロアルキルか
    ら選択された置換基で更に置換されている)から選択さ
    れる2価の連結基であり; L′は水素、P′−R−B′−及びP′−B−R−B′
    −(ここでB、R及びB′は、上記に定義のものと同様
    であり、P′は水素あるいは、次式: ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、もしくは▲数式、化学式、表等があ
    ります▼ のカルボニルに結合し得る部分であって、かつ架橋剤と
    共反応させた場合、もしくは化学放射線を照射した場合
    に架橋し得る基を含有する部分である)から選択され; L″は水素、炭素原子数14以下の、一価の脂肪族、芳
    香族もしくは脂環族末端基、−B−R−P′及び−B−
    R−B′−P′(ここでB、R、B′及びP′は上記で
    定義したものと同様である)から選択され;また、 Aはそれぞれ特許請求の範囲第1項記載の式 I の単位
    である。] で示されるモノマーからなる架橋ポリマーから製造され
    る、光学的に明澄、湿潤性、可撓性で、加水分解に対し
    安定、生物学的に不活性な、実質的にシロキサンを含有
    しない、眼内涙液中で実質的に非膨潤性の、特許請求の
    範囲第1項記載の酸素透過性眼内器具。 24、N−(ビニル含有基)−ピロリドン及び(ビニル
    含有基)▲数式、化学式、表等があります▼) (式中、RはHもしくはCH_3である) から選択される付加ビニル系コモノマー10重量%以下
    の存在下で架橋された式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) のモノマーからなる架橋ポリマーから製造 される特許請求の範囲第23項記載の眼内器具。 25、b、d及びfがそれぞれ独立して0もしくは1で
    あり;R^1〜R^1^8がそれぞれ独立して水素及び
    メチルから選択され;B及びB′がそれぞれ▲数式、化
    学式、表等があります▼であり;Rがフェニレンもしく
    はトルイレンであり;Dが酸素であり;L′がP′−R
    ′−B′であり;L″が−B−R′−P′であり;R′
    がフェニレン、トルイレン又は−(フェニルもしくはト
    ルイル)−アミノカルボニルオキシエチル−であり、該
    R′のフェニル環が該BもしくはB′に結合しており、
    及びP′がビニルもしくはメタクロールオキシである特
    許請求の範囲第23項記載の器具。 28、患者の眼に特許請求の範囲第1項記載の器具を装
    着することによる、屈折率障害の形態の、眼の視覚障害
    の矯正方法。 27、その中に発色基を含有する特許請求の範囲第21
    項記載のコンタクトレンズを患者の眼に装着することか
    らなる、眼の色を美容上の目的で変化させる方法。 28、式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、b、d及びfはそれぞれ独立して0〜4であり
    ;qは1〜1,000の数であり;x、y、zはそれぞ
    れ独立して0乃至(x+y+z)×qが4〜1,000
    であるような数であり;R^1〜R^1^6はそれぞれ
    、水素原子、及び、場合によってそれぞれが異原子が介
    在する(但し、単位内の炭素原子が酸素原子とジェミナ
    ル結合していない)脂肪族、芳香族もしくは脂環族基含
    有基からなる群より選択され;あるいは、2つの隣接す
    るR^1〜R^1^8基が、結合している原子と共に5
    〜8員環を形成してもよく;またR^1〜R^1^8は
    更に、架橋性基(但し炭素原子が酸素原子とジェミナル
    結合していない)から選択されるか、あるいはそれから
    選択される置換基を有していてよく;式 I の単位内の
    末端酸素が、−N(R^1^9)−(ここでR^1^9
    は水素、C_1〜C_4アルキル及びフェニルから選択
    される)によって置換されていてもよく;但しb、d及
    びfが全て0の場合は、式 I の単位の少なくとも一部
    におけるR^1、R^2、R^5〜R^6、R^1^1
    〜R^1^4、R^1^7及びR^1^8の少なくとも
    1つが水素以外であり、また、かかるR^1、R^2、
    R^5〜R^8、R^1^1〜R^1^4、R^1^7
    及びR^1^8は、単独で、もしくは全体で、得られる
    ポリマーが水中で実質的に非膨潤性であるのに充分な疎
    水性を示す] のセグメントを含む架橋性ポリマーから製造され、20
    ℃で測定した際に60°未満の、蒸留水に対する後退接
    触角を有し、約10%未満の水を含有し、約7より大き
    な酸素透過度:Dk(×10^−^1^0[cm・mm
    /秒][mlO_2/ml・mmHg])を有すること
    を特徴とする、光学的に明澄、加水分解に対し安定、生
    物学的に不活性、湿潤性、可撓性であり、実質的にシロ
    キサンを含有しない、水性眼内涙液中で実質的に非膨潤
    性の酸素透過性ポリマー。 29、式V:L′−D−[A−L−D−]_w−A−L
    ″(V)[式中、wは0〜8であり; Dはそれぞれ独立して酸素もしくは−N (R^1^9)−であり; R^1^9はそれぞれ独立して水素、C_1〜C_4ア
    ルキルもしくはフェニルであり; Lはそれぞれ独立して−BRB′−であり;B及びB′
    はそれぞれ独立して次式: ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、もしくは▲数式、化学式、表等があ
    ります▼ (ここで、カルボニル基は該Dもしくは該Aと結合して
    いる) のものであり; Rはそれぞれ、C_1〜C_2_5の脂肪族基、5〜2
    5個の炭素原子を有するC_5〜C_7員の脂環基、6
    〜25個の炭素原子を有するアリーレン、7〜25個の
    炭素原子を有するアルアルキルもしくはアルカリール(
    ここで、脂肪族基及びアルキル基には場合によっては次
    式: −O−、▲数式、化学式、表等があります▼、−NH−
    、▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼もしくは▲数式、化
    学式、表等があります▼ が介在していてもよく、また、アリール及びアリーレン
    基は非置換であるか、あるいはハロゲン、C_1〜C_
    4アルキル及びC_1〜C_1_2ペルハロアルキルか
    ら選択された置換基で更に置換されている)から選択さ
    れる2価の連結基であり; L′は水素、P′−R−B′−及びP′−B−R−B′
    −(ここでB、R及びB′は、上記に定義のものと同様
    であり、P′は水素あるいは、次式: ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、もしくは▲数式、化学式、表等があ
    ります▼ のカルボニルに結合し得る部分であって、かつ、架橋剤
    と共反応させた場合、もしくは化学放射線を照射した場
    合に架橋し得る基を含有する部分である)から選択され
    ; L″は水素、炭素原子数14以下の、一価の脂肪族、芳
    香族もしくは脂環族末端基、−B−R−P′及び−B−
    R−B′−P′(ここでB、R、B′及びP′は上記で
    定義したものと同様である)から選択され;また、 Aはそれぞれ特許請求の範囲第28項記載の式 I の単
    位である。] で示されるモノマーからなる架橋ポリマーから製造され
    る、光学的に明澄、湿潤性、可撓性で、加水分解に対し
    安定、生物学的に不活性な、実質的にシロキサンを含有
    しない、眼内涙液中で実質的に非膨潤性の、特許請求の
    範囲第28項記載の酸素透過性ポリマー。
JP62210370A 1986-08-29 1987-08-26 ポリオキシアルキレン骨格単位を含有する実質的に非膨潤性のポリマ―から製造されたコンタクトレンズ Expired - Lifetime JP2518859B2 (ja)

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