JPS6398636A - 液晶表示装置の順応駆動方法 - Google Patents
液晶表示装置の順応駆動方法Info
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- JPS6398636A JPS6398636A JP24410086A JP24410086A JPS6398636A JP S6398636 A JPS6398636 A JP S6398636A JP 24410086 A JP24410086 A JP 24410086A JP 24410086 A JP24410086 A JP 24410086A JP S6398636 A JPS6398636 A JP S6398636A
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- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
相転移型液晶を用いた液晶表示装置の駆動電圧を、温度
変動や電源電圧変動に順応して最適値に制御するもので
あり、モニタセルの電圧透過率特性を検出すると共に、
その透過率が安定化する時間後に透過率が闇値透過率よ
り大きいか否かにより、次の測定ステップに於ける印加
電圧を変化させ、又安定化時間内に透過率が閾値透過率
より小さくなった場合は、直ちに次の測定ステップに移
行し、安定化時間の経過を待たないで、次の測定ステッ
プを行うことにより、電圧透過率特性を短時間で検出し
、最適駆動の順応性を向上させるものである。
変動や電源電圧変動に順応して最適値に制御するもので
あり、モニタセルの電圧透過率特性を検出すると共に、
その透過率が安定化する時間後に透過率が闇値透過率よ
り大きいか否かにより、次の測定ステップに於ける印加
電圧を変化させ、又安定化時間内に透過率が閾値透過率
より小さくなった場合は、直ちに次の測定ステップに移
行し、安定化時間の経過を待たないで、次の測定ステッ
プを行うことにより、電圧透過率特性を短時間で検出し
、最適駆動の順応性を向上させるものである。
本発明は、電圧透過率特性にヒステリシス特性を有する
相転移型液晶等を用いた液晶表示装置の順応駆動方法に
関するものである。
相転移型液晶等を用いた液晶表示装置の順応駆動方法に
関するものである。
コレステリッターネマチック液晶を用いた液晶表示装置
は、電圧透過率特性にヒステリシス特性を有するもので
あるから、記憶表示を行わせることができる。従って、
表示ライン数が多い場合でも、表示品質を劣化させるこ
となく表示できるから、大容量表示が可能となるもので
ある。又液晶パネルの透過と散乱を用いた表示であり、
TN型液晶や強誘電性液晶を用いた液晶表示装置のよう
に、偏光板を必要としないので、投写型ディスプレイの
ライトバルブ等に適用すると、画面の明るい投射表示を
実現することができる。しかし、電圧透過率特性は、温
度変動や電源電圧変動等による影響を受けるので、最適
駆動電圧も変化する。
は、電圧透過率特性にヒステリシス特性を有するもので
あるから、記憶表示を行わせることができる。従って、
表示ライン数が多い場合でも、表示品質を劣化させるこ
となく表示できるから、大容量表示が可能となるもので
ある。又液晶パネルの透過と散乱を用いた表示であり、
TN型液晶や強誘電性液晶を用いた液晶表示装置のよう
に、偏光板を必要としないので、投写型ディスプレイの
ライトバルブ等に適用すると、画面の明るい投射表示を
実現することができる。しかし、電圧透過率特性は、温
度変動や電源電圧変動等による影響を受けるので、最適
駆動電圧も変化する。
従って、温度変動や電源電圧変動に順応して最適駆動電
圧を設定1、液晶表示装置を安定に駆動することが要望
されている。
圧を設定1、液晶表示装置を安定に駆動することが要望
されている。
〔従来の技術〕
コレステリシクーネマチック液晶等の相転移型の液晶表
示装置に於ける電圧透過率特性は、例えば、第5図に示
すように、ヒステリシス特性を有し、電圧vbを印加す
ることにより、透過率がほぼ100%の透過状態となり
、又電圧Vaを印加することにより、透過率が20%以
下程度の低い散乱状態となる。従って、電圧vb又は電
圧Vaを印加した後に、Vb>Vd>Vaの関係の電圧
Vdを印加することにより、電圧vbによる透過状態又
は電圧Vaによる散乱状態を維持することができる。即
ち、記憶表示を行わせることができる。
示装置に於ける電圧透過率特性は、例えば、第5図に示
すように、ヒステリシス特性を有し、電圧vbを印加す
ることにより、透過率がほぼ100%の透過状態となり
、又電圧Vaを印加することにより、透過率が20%以
下程度の低い散乱状態となる。従って、電圧vb又は電
圧Vaを印加した後に、Vb>Vd>Vaの関係の電圧
Vdを印加することにより、電圧vbによる透過状態又
は電圧Vaによる散乱状態を維持することができる。即
ち、記憶表示を行わせることができる。
その場合の電圧Vdの設定方法としては、液晶パネルの
一部にモニタセルを形成し、そのモニタセルの印加電圧
に対する透過率を測定し、その透過率が90%となる電
圧V、。と、透過率が20%となる電圧v2゜とを検出
し、ヒステリシスの幅Δ=V、。−v9゜を求めて、例
えば、v9゜+Δ/2=Vdとするものである。
一部にモニタセルを形成し、そのモニタセルの印加電圧
に対する透過率を測定し、その透過率が90%となる電
圧V、。と、透過率が20%となる電圧v2゜とを検出
し、ヒステリシスの幅Δ=V、。−v9゜を求めて、例
えば、v9゜+Δ/2=Vdとするものである。
このような従来例に於ける電圧透過率特性の検出に於い
て、透過率20%を検出する場合には、散乱光をセンサ
によって検出することになり、そのセンサの開口角によ
る影響が現れる。例えば、第6図に示すように、センサ
の開口角が小さい場合は実線曲線aとなり、開口角が大
きい場合は一点鎖線曲線Cとなる。それらの中間の開口
角の場合は、点線曲線すとなる。従って、透過率20%
の電圧は、V a 2111 V b tar V
Ctoとなり、開口角(モニタセルとセンサとの間の
距離によっても変化する)が異なると、透過率20%の
電圧VZa−も異なるから、液晶表示装置毎に調整する
必要があり、最適駆動電圧Vdを得ることが困難であっ
た。
て、透過率20%を検出する場合には、散乱光をセンサ
によって検出することになり、そのセンサの開口角によ
る影響が現れる。例えば、第6図に示すように、センサ
の開口角が小さい場合は実線曲線aとなり、開口角が大
きい場合は一点鎖線曲線Cとなる。それらの中間の開口
角の場合は、点線曲線すとなる。従って、透過率20%
の電圧は、V a 2111 V b tar V
Ctoとなり、開口角(モニタセルとセンサとの間の
距離によっても変化する)が異なると、透過率20%の
電圧VZa−も異なるから、液晶表示装置毎に調整する
必要があり、最適駆動電圧Vdを得ることが困難であっ
た。
そこで、開口角による影響が少ない透過状態のみを検出
する方法を先に提案した。第7図はその方法と三笠分法
を用いた検出シーケンス説明図であり、モニタセルが透
過状態となる電圧vbと、散乱状態となる電圧Vaとに
より、モニタセルに印加する測定電圧v、4は、 VN ”’VN−1±(Vb−Va)/2’ ・−(
1)とするものである。なお、N−1回目の測定で透過
率が90%より小さい時に、士の記号は十となり、90
%より大きい時に−となる。又測定分解能Δ■は、 ΔV= (Vb−Va)/2’+1 −(2)と
なる。■〜■は測定ステップの順序を示し、■に於いて
は、V+−(Vb−Va)/2+Vaとなり、その測定
ステップ■に於いては、透過率は90%より大きいので
、次の測定ステップ■に於イテは、電圧V 2− V
H−(V b −V a ) / 4 力印加される。
する方法を先に提案した。第7図はその方法と三笠分法
を用いた検出シーケンス説明図であり、モニタセルが透
過状態となる電圧vbと、散乱状態となる電圧Vaとに
より、モニタセルに印加する測定電圧v、4は、 VN ”’VN−1±(Vb−Va)/2’ ・−(
1)とするものである。なお、N−1回目の測定で透過
率が90%より小さい時に、士の記号は十となり、90
%より大きい時に−となる。又測定分解能Δ■は、 ΔV= (Vb−Va)/2’+1 −(2)と
なる。■〜■は測定ステップの順序を示し、■に於いて
は、V+−(Vb−Va)/2+Vaとなり、その測定
ステップ■に於いては、透過率は90%より大きいので
、次の測定ステップ■に於イテは、電圧V 2− V
H−(V b −V a ) / 4 力印加される。
この■の測定ステップに於ける透過率は90%より小さ
いので、次の測定ステップ■に於いては、電圧V 3
=V 2 + (V b V a) /8が印加され
る。
いので、次の測定ステップ■に於いては、電圧V 3
=V 2 + (V b V a) /8が印加され
る。
この測定ステップ■に於ける透過率は90%より大きい
ので、次の測定ステップ■に於いては、電圧V4−V3
− (Vb−Va)/16が印加される。この測定ステ
ップ■に於ける透過率は90%より大きいので、次の測
定ステップ■に於いては、電圧V5=V4− (Vb−
Va)/32が印加される。
ので、次の測定ステップ■に於いては、電圧V4−V3
− (Vb−Va)/16が印加される。この測定ステ
ップ■に於ける透過率は90%より大きいので、次の測
定ステップ■に於いては、電圧V5=V4− (Vb−
Va)/32が印加される。
このようにして、順次三等分した電圧を加算又は減算し
て透過率90%の電圧V、。を求めるものである。例え
ば、Vb−Va=10Vとし、測定回数を6回とすると
、10/2”’ =0.08Vの精度で電圧■、。を求
めることができる。
て透過率90%の電圧V、。を求めるものである。例え
ば、Vb−Va=10Vとし、測定回数を6回とすると
、10/2”’ =0.08Vの精度で電圧■、。を求
めることができる。
相転移型液晶の特性として、書込電圧印加後、本来の透
過率になるまでに時間がかかるものである。例えば、第
8図に示すように、時刻toからtlに書込電圧として
、2■oと一2Voとのパルス電圧を印加して透過状態
とし、時刻t1以後に維持電圧としてV。と−voとの
パルス電圧を印加すると、透過率は次第に低下して時刻
t2頃に安定状態となる。この場合、t2−tlが安定
化時間となり、通常10秒程度となる。従って、第7図
について説明した透過率の測定に於いても、書込電圧印
加直後の透過率に対して、維持電圧の印加期間に於いて
次第に低下するから、安定時間経過後に於いて透過率を
測定する必要がある。
過率になるまでに時間がかかるものである。例えば、第
8図に示すように、時刻toからtlに書込電圧として
、2■oと一2Voとのパルス電圧を印加して透過状態
とし、時刻t1以後に維持電圧としてV。と−voとの
パルス電圧を印加すると、透過率は次第に低下して時刻
t2頃に安定状態となる。この場合、t2−tlが安定
化時間となり、通常10秒程度となる。従って、第7図
について説明した透過率の測定に於いても、書込電圧印
加直後の透過率に対して、維持電圧の印加期間に於いて
次第に低下するから、安定時間経過後に於いて透過率を
測定する必要がある。
例えば、第7図に於ける測定ステップ■に於いて、透過
率が90%以上であるが、書込電圧の印加直後に90%
以上であっても、10秒程度経過することにより、透過
率が90%以下に低下する場合がある。従って、安定化
時間の約10秒後に透過率の測定を行う必要がある。そ
の為、前述の三等分法による6回の測定ステップを行う
と、約60秒を要することになる。このように電圧透過
率特性の検出に比較的長時間を要するものであったから
、急激な温度変動や電源電圧の変動に充分順応して最適
駆動電圧を設定することが困難であった。
率が90%以上であるが、書込電圧の印加直後に90%
以上であっても、10秒程度経過することにより、透過
率が90%以下に低下する場合がある。従って、安定化
時間の約10秒後に透過率の測定を行う必要がある。そ
の為、前述の三等分法による6回の測定ステップを行う
と、約60秒を要することになる。このように電圧透過
率特性の検出に比較的長時間を要するものであったから
、急激な温度変動や電源電圧の変動に充分順応して最適
駆動電圧を設定することが困難であった。
本発明は、前述の電圧透過率特性の検出を短時間で行い
、順応性を向上させることを目的とするものである。
、順応性を向上させることを目的とするものである。
本発明の液晶表示装置の順応駆動方法は、第1図を参照
して説明すると、液晶パネル1に表示セル1aとモニタ
セル1bとを形成し、モニタセル1bの電圧透過率特性
を発光部と受光部とを組とした検出手段2によって検出
し、検出された電圧透過率特性に基づいて駆動回路3を
制御し、最適駆動電圧を表示セル1aに印加する構成を
有し、モニタセル1bの透過率測定時に、透過率が安定
となる安定化時間を設け、又モニタセル1bの電圧透過
率特性を、このモニタセル1bの例えば透過状態の透過
率を三等分法により測定する。
して説明すると、液晶パネル1に表示セル1aとモニタ
セル1bとを形成し、モニタセル1bの電圧透過率特性
を発光部と受光部とを組とした検出手段2によって検出
し、検出された電圧透過率特性に基づいて駆動回路3を
制御し、最適駆動電圧を表示セル1aに印加する構成を
有し、モニタセル1bの透過率測定時に、透過率が安定
となる安定化時間を設け、又モニタセル1bの電圧透過
率特性を、このモニタセル1bの例えば透過状態の透過
率を三等分法により測定する。
この三等分法による電圧透過率特性の検出過程に於いて
、安定化時間経過後に於けるモニタセル1bの透過率が
90%等の闇値透過率より小さい時は、次の測定ステッ
プに於ける印加電圧を上昇させ、大きい時は印加電圧を
低下させ、又安定化時間内に透過率が闇値透過率より小
さくなった時は、直ちに次の測定ステップに移行させる
ものである。
、安定化時間経過後に於けるモニタセル1bの透過率が
90%等の闇値透過率より小さい時は、次の測定ステッ
プに於ける印加電圧を上昇させ、大きい時は印加電圧を
低下させ、又安定化時間内に透過率が闇値透過率より小
さくなった時は、直ちに次の測定ステップに移行させる
ものである。
モニタセル1bに電圧を印加して透過率を測定する時に
、安定化時間の経過後の透過率を測定して正しい透過率
の測定を可能とし、且つ安定化時間内に透過率が闇値透
過率より小さくなった場合は、安定化時間経過した時も
、透過率が闇値透過率より小さくなるものであるから、
直ちに次の測定ステップに移行させ、全体としては短時
間で正しい闇値透過率となる電圧を検出し、その検出値
に基づいて最適駆動電圧を設定することができることに
なる。従って、急激な温度変動や電源電圧の変動にも充
分に順応した制御が可能となる。
、安定化時間の経過後の透過率を測定して正しい透過率
の測定を可能とし、且つ安定化時間内に透過率が闇値透
過率より小さくなった場合は、安定化時間経過した時も
、透過率が闇値透過率より小さくなるものであるから、
直ちに次の測定ステップに移行させ、全体としては短時
間で正しい闇値透過率となる電圧を検出し、その検出値
に基づいて最適駆動電圧を設定することができることに
なる。従って、急激な温度変動や電源電圧の変動にも充
分に順応した制御が可能となる。
以下図面を参照して本発明の実施例について詳細に説明
する。
する。
第2図は本発明の実施例のブロック図であり、11は相
転移型液晶を用いた液晶パネル、llaは表示セル、1
1bはモニタセル、12はセンサ、13は増幅器、14
はAD変換器、15は制御回路、16は透過率測定部、
17は電圧設定部、18は最適駆動電圧設定部、19.
20はDA変換器、21.22は電源回路、23.24
は駆動回路、25は表示制御部である。モニタセル11
bは、表示セルllaと同−特性或いは類似の特性を有
するものであり、例えば、裏面に反射膜を形成し、セン
サ12に発光素子と受光素子とを設け、その発光素子か
らの光をモニタセルllbに入射させ、モニタセルll
bの裏面の反射膜で反射されて出射された光を受光素子
で検出する構成とすることができる。
転移型液晶を用いた液晶パネル、llaは表示セル、1
1bはモニタセル、12はセンサ、13は増幅器、14
はAD変換器、15は制御回路、16は透過率測定部、
17は電圧設定部、18は最適駆動電圧設定部、19.
20はDA変換器、21.22は電源回路、23.24
は駆動回路、25は表示制御部である。モニタセル11
bは、表示セルllaと同−特性或いは類似の特性を有
するものであり、例えば、裏面に反射膜を形成し、セン
サ12に発光素子と受光素子とを設け、その発光素子か
らの光をモニタセルllbに入射させ、モニタセルll
bの裏面の反射膜で反射されて出射された光を受光素子
で検出する構成とすることができる。
センサ12の受光素子の出力信号は増幅器13により増
幅されてAD変換器14に加えられ、ディジタル信号に
変換されて制御回路15に加えられる。制御回路15の
透過率測定部16に於いては、受光素子の出力信号と透
過率との関係が予め較正されているから、透過率を容易
に測定することができる。この場合、闇値透過率を例え
ば90%として、測定透過率との大小関係を求めるもの
である。
幅されてAD変換器14に加えられ、ディジタル信号に
変換されて制御回路15に加えられる。制御回路15の
透過率測定部16に於いては、受光素子の出力信号と透
過率との関係が予め較正されているから、透過率を容易
に測定することができる。この場合、闇値透過率を例え
ば90%として、測定透過率との大小関係を求めるもの
である。
この透過率測定部16に於ける測定透過率と閾値透過率
との大小関係に応じて電圧設定部17が制御されて、電
圧設定情報が出力され、その電圧設定情報がDA変換器
19に加えられ、アナログ信号に変換されて電源回路2
1に加えられ、電源回路21から駆動回路23に加えら
れる電圧が設定される。従って、駆動回路23からモニ
タセル11bに設定された電圧が印加される。このよう
な測定ステップを予め定められた回数繰り返して、正確
な闇値透過率となる印加電圧を求める。
との大小関係に応じて電圧設定部17が制御されて、電
圧設定情報が出力され、その電圧設定情報がDA変換器
19に加えられ、アナログ信号に変換されて電源回路2
1に加えられ、電源回路21から駆動回路23に加えら
れる電圧が設定される。従って、駆動回路23からモニ
タセル11bに設定された電圧が印加される。このよう
な測定ステップを予め定められた回数繰り返して、正確
な闇値透過率となる印加電圧を求める。
測定ステップが終了すると、その時の電圧設定部17か
らの電圧設定情報が最適駆動電圧設定部18に加えられ
、最適駆動電圧の設定情報が出力されて、DA変換器2
0によりアナログ信号に変換され、電源回路22に加え
られて、最適駆動電圧が駆動回路24に加えられる。従
って、表示制御部25からの制御情報に従った駆動電圧
が最適化されて表示セルllaに印加される。
らの電圧設定情報が最適駆動電圧設定部18に加えられ
、最適駆動電圧の設定情報が出力されて、DA変換器2
0によりアナログ信号に変換され、電源回路22に加え
られて、最適駆動電圧が駆動回路24に加えられる。従
って、表示制御部25からの制御情報に従った駆動電圧
が最適化されて表示セルllaに印加される。
第3図は本発明の実施例のフローチャートであり、モニ
タセルllbの透過率の測定開始時に、測定回数Nを1
とし+11、モニタセル駆動電圧Vsを、第7図に示す
二環分法に従って(Vb−Va)/2に設定する(2)
。
タセルllbの透過率の測定開始時に、測定回数Nを1
とし+11、モニタセル駆動電圧Vsを、第7図に示す
二環分法に従って(Vb−Va)/2に設定する(2)
。
次に測定回数Nが予め定めた回数A(例えば、6)とな
ったか否かを判断する(3)。N#Aの場合は、測定波
形をモニタセルllbに印加しく4)、安定化時間が経
過したか否かを判断する(5)。
ったか否かを判断する(3)。N#Aの場合は、測定波
形をモニタセルllbに印加しく4)、安定化時間が経
過したか否かを判断する(5)。
安定化時間内に於いても、所定時間間隔で測定透過率が
闇値透過率90%より大きいか否かを調べる(6)。測
定透過率が閾値透過率より大きい場合は、安定化時間経
過までステップ(6)を繰り返す。
闇値透過率90%より大きいか否かを調べる(6)。測
定透過率が閾値透過率より大きい場合は、安定化時間経
過までステップ(6)を繰り返す。
安定化時間が経過すると、ステップ(7)に於いて測定
透過率が闇値透過率より大きいか小さいかを判断する。
透過率が闇値透過率より大きいか小さいかを判断する。
測定透過率が闇値透過率90%より大きい場合は、測定
回数Nを+1しα0、モニタセル駆動電圧Vsから(V
b−Va)/2’を引いて、次の駆動電圧とするaυ。
回数Nを+1しα0、モニタセル駆動電圧Vsから(V
b−Va)/2’を引いて、次の駆動電圧とするaυ。
又ステップ(7)に於いて、測定透過率が闇値透過率9
0%より小さい場合は、測定回数Nを+1しく8)、モ
ニタセル駆動電圧Vsに(Vb−Va)/2Nを加えて
、次の駆動電圧とする(9)。
0%より小さい場合は、測定回数Nを+1しく8)、モ
ニタセル駆動電圧Vsに(Vb−Va)/2Nを加えて
、次の駆動電圧とする(9)。
又ステップ(6)に於いて、安定化時間が経過しないう
ちに、測定透過率が闇値透過率の90%より小さくなっ
た場合は、直ちにステップ(8)に移行する。
ちに、測定透過率が闇値透過率の90%より小さくなっ
た場合は、直ちにステップ(8)に移行する。
又ステップ(3)に於いて、測定回数Nが予め定めた回
数Aに一致した時は、駆動電圧VsにΔ/2のオフセッ
ト電圧を加える(2)。これによって、維持電圧が設定
されることになる。なお、Δは第5図に示すようにヒス
テリシスの幅であり、予め判°っているものである0次
に表示セルllaの駆動回路24に加える電源回路22
の電圧を設定するαれそして、新たな測定ステップが所
定時間後に開始される。
数Aに一致した時は、駆動電圧VsにΔ/2のオフセッ
ト電圧を加える(2)。これによって、維持電圧が設定
されることになる。なお、Δは第5図に示すようにヒス
テリシスの幅であり、予め判°っているものである0次
に表示セルllaの駆動回路24に加える電源回路22
の電圧を設定するαれそして、新たな測定ステップが所
定時間後に開始される。
第4図は本発明の実施例の動作説明図であり、モニタセ
ルllbの印加波形は、第8図に示す波形に相当するも
のであるが、簡略化して示しである。又書込電圧に対し
て維持電圧は1/2に設定されている。測定開始により
モニタセル11bに書込電圧を印加し、所定時間間隔で
透過率を測定し、闇値透過率90%より小さくなるか否
かを調べ、安定化時間の例えば10秒経過した時にも闇
値透過率90%より小さくならない場合に、第2回目の
測定の為に二環分法により設定される書込電圧をモニタ
セルllbに印加する。この時、測定透過率が約3秒で
闇値透過率90%より小さくなったとすると、直ちに第
3回目の測定の為の書迷電圧を設定してモニタセルll
bに印加する。
ルllbの印加波形は、第8図に示す波形に相当するも
のであるが、簡略化して示しである。又書込電圧に対し
て維持電圧は1/2に設定されている。測定開始により
モニタセル11bに書込電圧を印加し、所定時間間隔で
透過率を測定し、闇値透過率90%より小さくなるか否
かを調べ、安定化時間の例えば10秒経過した時にも闇
値透過率90%より小さくならない場合に、第2回目の
測定の為に二環分法により設定される書込電圧をモニタ
セルllbに印加する。この時、測定透過率が約3秒で
闇値透過率90%より小さくなったとすると、直ちに第
3回目の測定の為の書迷電圧を設定してモニタセルll
bに印加する。
この第3回目の測定に於いては、安定化時間経過しても
測定透過率が闇値透過率90%より小さくならない場合
を示し、次の第4回目の測定に於いては、約5秒で測定
透過率が闇値透過率90%より小さくなった場合を示し
、直ちに次の第5回目の測定に入る。
測定透過率が闇値透過率90%より小さくならない場合
を示し、次の第4回目の測定に於いては、約5秒で測定
透過率が闇値透過率90%より小さくなった場合を示し
、直ちに次の第5回目の測定に入る。
前述のように、モニタセルllbを用いて電圧透過率特
性を検出するもので、透過状態の透過率を測定するもの
であるから、光は直進状態でセンサ12に入射されるの
で、開口角による影響を受けないで透過率を測定するこ
とができる。又安定化時間を設けて、透過率を測定する
ものであるから、正確な透過率を測定することができる
と共に、安定化時間内に於いて、測定透過率が闇値透過
率より小さくなった場合は、安定化時間経過後に於いて
もその状態となるから、その場合は安定化時間内でも、
次の測定ステップに入る。従って、常に安定時間経過後
の透過率を測定する場合に比較して、短時間で所定の精
度でもって閾値透過率となる印加電圧を求めることがで
きる。
性を検出するもので、透過状態の透過率を測定するもの
であるから、光は直進状態でセンサ12に入射されるの
で、開口角による影響を受けないで透過率を測定するこ
とができる。又安定化時間を設けて、透過率を測定する
ものであるから、正確な透過率を測定することができる
と共に、安定化時間内に於いて、測定透過率が闇値透過
率より小さくなった場合は、安定化時間経過後に於いて
もその状態となるから、その場合は安定化時間内でも、
次の測定ステップに入る。従って、常に安定時間経過後
の透過率を測定する場合に比較して、短時間で所定の精
度でもって閾値透過率となる印加電圧を求めることがで
きる。
又第2図に示す実施例に於いては、ディジタル信号に変
換して透過率の測定を行う場合を示し、制御回路15の
マイクロプロセッサ等により構成することができる。な
お、アナログ信号のままで透過率の測定を行う構成とす
ることも可能である。又閾値透過率を90%として、そ
の電圧■、。を検出する場合について説明しているが、
闇値透過率は90%以外とすることが可能である。
換して透過率の測定を行う場合を示し、制御回路15の
マイクロプロセッサ等により構成することができる。な
お、アナログ信号のままで透過率の測定を行う構成とす
ることも可能である。又閾値透過率を90%として、そ
の電圧■、。を検出する場合について説明しているが、
闇値透過率は90%以外とすることが可能である。
又相転移型液晶では、測定精度の面で、散乱/透過のう
ちの透過状態を闇値透過状態としたが、他のデバイスに
適用する場合には、例えば■2゜のように、透過率の低
い状態を闇値透過率とすることも可能である。
ちの透過状態を闇値透過状態としたが、他のデバイスに
適用する場合には、例えば■2゜のように、透過率の低
い状態を闇値透過率とすることも可能である。
以上説明したように、本発明は、モニタセルの透過率測
定に於いて、透過状態に於ける透過率を測定するもので
あるから、センサの開口角に左右されず、又モニタセル
に電圧を印加して透過率が安定する安定化時間を設けて
、透過率を測定することにより、正確な透過率を測定す
ることができる。更に、安定化時間内でも、測定透過率
が闇値透過率より小さくなった場合は、直ちに次の測定
ステップに移行することにより、全体として測定時間を
短縮することが可能となる。それによって、急激な温度
変動や電源電圧変動に順応して最適駆動電圧を表示セル
に印加することができ、安定な表示を行わせることがで
きる利点がある。
定に於いて、透過状態に於ける透過率を測定するもので
あるから、センサの開口角に左右されず、又モニタセル
に電圧を印加して透過率が安定する安定化時間を設けて
、透過率を測定することにより、正確な透過率を測定す
ることができる。更に、安定化時間内でも、測定透過率
が闇値透過率より小さくなった場合は、直ちに次の測定
ステップに移行することにより、全体として測定時間を
短縮することが可能となる。それによって、急激な温度
変動や電源電圧変動に順応して最適駆動電圧を表示セル
に印加することができ、安定な表示を行わせることがで
きる利点がある。
第1図は本発明の原理説明図、第2図は本発明の実施例
のブロック図、第3図は本発明の実施例のフローチャー
ト、第4図は本発明の実施例の動作説明図、第5図は電
圧透過率特性曲線図、第6図はセンサ開口角と透過率検
出特性説明図、第7図は二環分法検出シーケンス説明図
、第8図は透過率の変化説明図である。 1は液晶パネル、1aは表示セル、1bはモニタセル、
2は検出手段、3は駆動回路、11は液晶パネル、ll
aは表示セル、11bはモニタセル、12はセンサ、1
3は増幅器、14はAD変換器、15は制御回路、16
は透過率測定部、17は電圧設定部、18は最適駆動電
圧設定部、19.20はDA変換器、21.22は電源
回路、23.24は駆動回路、25は表示制御部である
。
のブロック図、第3図は本発明の実施例のフローチャー
ト、第4図は本発明の実施例の動作説明図、第5図は電
圧透過率特性曲線図、第6図はセンサ開口角と透過率検
出特性説明図、第7図は二環分法検出シーケンス説明図
、第8図は透過率の変化説明図である。 1は液晶パネル、1aは表示セル、1bはモニタセル、
2は検出手段、3は駆動回路、11は液晶パネル、ll
aは表示セル、11bはモニタセル、12はセンサ、1
3は増幅器、14はAD変換器、15は制御回路、16
は透過率測定部、17は電圧設定部、18は最適駆動電
圧設定部、19.20はDA変換器、21.22は電源
回路、23.24は駆動回路、25は表示制御部である
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 電圧透過率特性にヒステリシス特性を有する液晶パネル
(1)に表示セル(1a)とモニタセル(1b)とを形
成し、該モニタセル(1b)の電圧透過率特性を検出す
る検出手段(2)を設け、該検出手段(2)によって検
出された電圧透過率特性に基づいて前記表示セル(1a
)に駆動回路(3)から最適駆動電圧を印加して駆動す
る液晶表示装置の順応駆動方法に於いて、 前記モニタセル(1b)の透過率測定時に透過率が安定
となる安定化時間を設け、且つ該モニタセル(1)の電
圧透過率特性を透明又は不透明状態に於ける透過率によ
り検出し、 前記安定化時間経過後の透過率が閾値透過率より小さい
時は、次の測定ステップに於ける印加電圧を上昇させ、
大きい時は印加電圧を低下させ、且つ前記安定化時間内
に於いて前記透過率が前記閾値透過率より小さくなった
時は、直ちに次の測定ステップに移行させることを特徴
とする液晶表示装置の順応駆動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24410086A JPS6398636A (ja) | 1986-10-16 | 1986-10-16 | 液晶表示装置の順応駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24410086A JPS6398636A (ja) | 1986-10-16 | 1986-10-16 | 液晶表示装置の順応駆動方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6398636A true JPS6398636A (ja) | 1988-04-30 |
Family
ID=17113753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24410086A Pending JPS6398636A (ja) | 1986-10-16 | 1986-10-16 | 液晶表示装置の順応駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6398636A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0420923A (ja) * | 1990-05-16 | 1992-01-24 | Toshiba Corp | 液晶表示装置 |
US5157525A (en) * | 1989-10-27 | 1992-10-20 | Eev Limited | Control of liquid crystal display visual properties to compensate for variation in the characteristics of the liquid crystal |
JP2008102305A (ja) * | 2006-10-19 | 2008-05-01 | Seiko Epson Corp | 画像表示装置 |
-
1986
- 1986-10-16 JP JP24410086A patent/JPS6398636A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5157525A (en) * | 1989-10-27 | 1992-10-20 | Eev Limited | Control of liquid crystal display visual properties to compensate for variation in the characteristics of the liquid crystal |
JPH0420923A (ja) * | 1990-05-16 | 1992-01-24 | Toshiba Corp | 液晶表示装置 |
US5565885A (en) * | 1990-05-16 | 1996-10-15 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Liquid crystal display panel and liquid crystal display device |
JP2008102305A (ja) * | 2006-10-19 | 2008-05-01 | Seiko Epson Corp | 画像表示装置 |
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