JPS6398342A - 棒状麺の自動結束機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は棒状麺群を結束した後の結束テープが位置移動
し難くなるように棒状麺群を結束することが可能になる
棒状麺の自動結束機に関する。

（従来の技術） 従来より、−束分の棒状麺群の外周に結束テープ巻きつ
けていく自動結束機はある。

（発明が解決しようとする問題点） −上記した従来の自動結束機にあっては、結束テープが
単に棒状麺群の表面にだけ巻きつけられる態様となるこ
とから、結束後において結束テープが棒状麺の長手方向
に移動し易く、輸送途中等であっても位置移動すること
がある。この移動が過度になると、棒状麺の売れ行きに
影響することから、品質検査時においてそのようなもの
が一定数以上存在していると、その検査対象になった棒
状麺全体を返品されるというような不都合がある。

そこで本発明は上記問題点に鑑み、棒状麺群に巻きつけ
た結束テープが位置移動し難くなるように棒状麺群を結
束することが可能になる棒状麺の自動結束機を提供せん
とするものである。

（問題点を解決するための手段） 上記の問題点を解決するために本発明は、実施例に対応
する第１図に示す如く、次のように構成する。

一束分の棒状麺群Ａの外周に結束テープ６を巻きつけて
いく自動結束機において、結束テープ６の先端側部分を
棒状麺群Ａの中心部に向けて押し込むように作動するテ
ープ押し込み装置１０を設ける。

（作用） テープ押し込み装置１０が結束テープ６の先端側部分を
棒状麺群Ａの中心部に向けて押し込む。

この後、従来と同様に、結束テープ６の先端側部分に後
続するところの結束テープ６を棒状麺群Ａの外周に巻き
とっていく。

このようにして、棒状麺群Ａが結束された後は、棒状麺
群Ａの中心部に向けて押し込まれた結束テープ６先端側
部分が、結束された棒状麺群Ａによって挟圧されること
から、結束テープ６は棒状麺Ａの長手方向への移動を妨
げられる。

（実施例） 以下、本発明の具体的な一実施例を図面に基づいて説明
する。

本発明に係る自動結束機は、第１図〜第３図に示すよう
に、−束分の棒状麺群Ａを前工程から受は取って順次に
結束部１下方に搬送する水平搬送装置２、これが搬送し
た棒状麺群Ａを上下に往復搬送する上下搬送装置３、こ
れが上方へ搬送した棒状麺群Ａの両側部を把握して回転
する一対の三つ割りチャフ４・・、テープリール５から
繰り出される結束テープ６の存在を検知する検知装Ｗ７
、先端から結束テープ６を供給すると共に結束テープ６
の先端側部分を所定位置に操るテープ供給案内装置８、
及び、棒状麺群Ａに巻きつけた結束テープ６を接着させ
且つ所定位置を切断する接着切断装置９の夫々を設ける
と共に、結束テープ６を棒状麺群Ａの中心部へ向けて押
し込むテープ押し込み装置１０を設けて成っており、も
って、水平搬送装置２と上下搬送装置３とで搬送した棒
状麺群Ａを、三つ割りチャフ４・・と結束テープ押し込
み装置１０とテープ供給案内装置８と接着切断装置９と
で結束し、さらに結束した後の棒状麺束を上下搬送装置
３により水平搬送装Ｗ２に戻し、水平搬送装置２から図
示のない搬送装置へ送出するようにしである。

前記テープ押し込み装置１０を構成するに、テープ供給
案内装置８のテープ案内揺動杆８ａにこれの長手方向に
沿って摺動変位自在な摺動体１１を設け、これに結束テ
ープ６の幅よりも大きい幅に設定されたテープ押し込み
板１２を固着し、且つ、摺動体１１に突設されたピン１
３に嵌合する嵌合枠を一端に設けられた揺動アーム１４
を軸支持すると共に、この揺動アーム１４の他端にも嵌
合枠を設け、更に、この嵌合枠に嵌合するピン１５を一
端に突設され他端にはローラー１６を装設された揺動ア
ーム１７を軸１８廻りに回動自在に設けると共に、前記
ローラー１６が外周面を転動することになるカム１９を
設け、このカム１９をテープ案内揺動杆８ａ等と同期し
て回転さゼるようになし、もって、テープ押し込み板１
２をテープ案内揺動杆８ａの揺動動作に同期して摺動変
位させるようにしである。

前記三つ割りチャフ４を構成するに、円筒体を三つ割り
になし、各割り体４ａ・・・にはこれらを支持すると共
に第１図の二点鎖線のような位置に変位させる支持アー
ム２０・・・を設け、また、上側の割り体４ａには切欠
２１を設けて、その内方にテープ押さえ２２を嵌入させ
、且つ、この支持アーム２０が各割り体４ａ・・・と同
体的に回転し、しかも、三つ割りチャフ４の半径方向に
揺動すると共に中心軸方向にも変位するように成しであ
る。

次に上記した自動結束機により、−束分の棒状麺群Ａを
結束する場合の作動を、説明する。

開放した状態の三つ割りチャフ４が上下搬送装置３から
棒状麺群Ａを受は取ると、第２図（ａ）に示すように、
テープ案内揺動杆８ａが矢印ｍの方向へ動作することか
ら、結束テープ６の先端側部分が棒状麺群Ａの上方へ乗
る状態となる。

次に、テープ押し込み板１２が、下方に降下し、結束テ
ープ６の先端側部分であってテープ押さえ２２が押圧す
ることになる位置よりも先端側部分を、棒状麺群Ａの中
心部に向けて第２図（ｂ）に示すように押し込む。

その後、テープ押さえ２２が下方に揺動するとともに三
つ割りチャフ４の中心軸方向へ変位して、結束テープ６
の先端側部分の上面を、第２図（Ｃ）に示すように、棒
状麺群Ａの外周表面に付勢状態で押圧し、もって、結束
テープの位置移動を係止する。

そうすると、テープ押さえ２２と三つ割りチャフ４が同
体的に数回転し、棒状麺群Ａが結束テープを巻き取るよ
うに作用するため、テープ案内揺動杆８ａの先端から結
束テープ６が引っ張り出されると同時に、引っ張り出さ
れた結束テープ６は第３図に示すように棒状麺群Ａとテ
ープ押さえ２２の外側に巻き取られる。この間に、テー
プ案内揺動杆８ａは最終的に第２図（ｄ）の位置に移動
する。

次いで、テープ接着切断装置９が第２図（ｅ）に示すよ
うに回動変位して、加熱された先端側部分を結束テープ
６に押しつける。これにより、結束テープ６の接着剤が
溶けて結束テープ６相互が接着する。

その後、第２図（ｆ）に示すように切断刃９ａが動作し
て、結束テープ６を切断する。そうすると、テープ押さ
え２２が三つ割りチャフ４の中心軸方向に変位すると共
に上方へ揺動変位し、続いて、三つ割りチャフ４がテー
プ押さえ２２と共に第３図の二点鎖線に示す位置まで開
放して棒状麺束を上下搬送装置３に放出し、−回の結束
を終了する。

（発明の効果） 以上のような本発明によれば、棒状麺束における結束テ
ープ６が、その先端側部分を棒状面群Ａに挟圧されて、
移動し難い状態となるように、棒状麺群Ａを結束するこ
とが可能になる。したがって、結束テープ６が移動する
ことに基づ〈従来のような返品の問題は生じなくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る自動結束機の側面視説明図、第２
図（ａ）〜（ｆ）は同じく自動結束における結束順序を
示す説明図、第３図は同じく三つ割りチャックが棒状麺
群を把握した状態を示す一部断面説明図である。 （符号） Ａ・・・棒状麺群 ６・・・結束テープ １０・・・テープ押し込み装置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一束分の棒状麺群（Ａ）の外周に結束テープ（６）を巻
   きつけていく自動結束機において、結束テープ（６）の
   先端側部分を棒状麺群（Ａ）の中心部に向けて押し込む
   ように作動するテープ押し込み装置（１０）を設けたこ
   とを特徴とする棒状麺の自動結束機。