JPS6397905A - 金属干渉フイルタ - Google Patents
金属干渉フイルタInfo
- Publication number
- JPS6397905A JPS6397905A JP24508486A JP24508486A JPS6397905A JP S6397905 A JPS6397905 A JP S6397905A JP 24508486 A JP24508486 A JP 24508486A JP 24508486 A JP24508486 A JP 24508486A JP S6397905 A JPS6397905 A JP S6397905A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- interference filter
- metal
- dielectric layer
- spd
- metal interference
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 65
- 239000002184 metal Substances 0.000 title claims abstract description 65
- BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N Silver Chemical compound [Ag] BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000004332 silver Substances 0.000 claims description 3
- 238000004611 spectroscopical analysis Methods 0.000 description 16
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 13
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 7
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 7
- 230000003595 spectral effect Effects 0.000 description 6
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 4
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 108010007127 Pulmonary Surfactant-Associated Protein D Proteins 0.000 description 1
- 102100027845 Pulmonary surfactant-associated protein D Human genes 0.000 description 1
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 229910001635 magnesium fluoride Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000008719 thickening Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01J—MEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
- G01J3/00—Spectrometry; Spectrophotometry; Monochromators; Measuring colours
- G01J3/12—Generating the spectrum; Monochromators
- G01J3/26—Generating the spectrum; Monochromators using multiple reflection, e.g. Fabry-Perot interferometer, variable interference filters
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/20—Filters
- G02B5/28—Interference filters
- G02B5/284—Interference filters of etalon type comprising a resonant cavity other than a thin solid film, e.g. gas, air, solid plates
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/20—Filters
- G02B5/28—Interference filters
- G02B5/285—Interference filters comprising deposited thin solid films
- G02B5/286—Interference filters comprising deposited thin solid films having four or fewer layers, e.g. for achieving a colour effect
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Optical Filters (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、分光測定センサ等に用いられる金属干渉フィ
ルタに関する。
ルタに関する。
従来の技術
分光測定センサ等に用いられる一金属干渉フィルタの従
来例としては、第10図に示すものや、特開昭59−2
0804号公報に開示された第11図に示すものがある
。両従来例の違いは、誘電体層(2〕の厚みの変化が連
続的か段階的かの違いだけであるので、以下、第11図
の従来例について説明し、第10図については説明を省
略する。
来例としては、第10図に示すものや、特開昭59−2
0804号公報に開示された第11図に示すものがある
。両従来例の違いは、誘電体層(2〕の厚みの変化が連
続的か段階的かの違いだけであるので、以下、第11図
の従来例について説明し、第10図については説明を省
略する。
金属干渉フィルタは、ガラス基板(3)と、表面が段階
状に、裏面が平坦に形成されたSingやMgFzなど
の誘電体層Q)と、それの表裏両面に蒸着された銀など
の金属膜(1)とからなシ、金属膜(1)の厚さは一定
である。金属干渉フィルタは、誘電体層(2)の厚さに
よって、透過する光の中心波長が異なるうつまり、誘電
体層の)が厚い部分はど、透過する光の中心波長が長く
なる。この従来例では、誘電体層が最も薄い部分の中心
波長は400 nmであり、最も厚い部分の中心波長は
7000mである。
状に、裏面が平坦に形成されたSingやMgFzなど
の誘電体層Q)と、それの表裏両面に蒸着された銀など
の金属膜(1)とからなシ、金属膜(1)の厚さは一定
である。金属干渉フィルタは、誘電体層(2)の厚さに
よって、透過する光の中心波長が異なるうつまり、誘電
体層の)が厚い部分はど、透過する光の中心波長が長く
なる。この従来例では、誘電体層が最も薄い部分の中心
波長は400 nmであり、最も厚い部分の中心波長は
7000mである。
この金属干渉フィルタを用いた分光測定センサの光学系
の例を第12図に示す。分光測定センサの光学系は、金
属干渉フィルタ(4)と受光部(7)からなり、それら
は対向または接触して配置されておシ、破線はそのこと
を表わしている。
の例を第12図に示す。分光測定センサの光学系は、金
属干渉フィルタ(4)と受光部(7)からなり、それら
は対向または接触して配置されておシ、破線はそのこと
を表わしている。
そして、受光部(7)は、シリコン基板(6)と、その
上に形成された、測定すべき中心波長の数と同数のシリ
コンフォトダイオード(以下SPDと書く)を並べたS
PDアレイ(5)とからなる。
上に形成された、測定すべき中心波長の数と同数のシリ
コンフォトダイオード(以下SPDと書く)を並べたS
PDアレイ(5)とからなる。
なお、これらの図は、見やすくするために、極端に描い
である。すなわち、実際の金属干渉フィルタ(4)に比
べて、厚さ方向の倍率が極端に大きく描かれている。
である。すなわち、実際の金属干渉フィルタ(4)に比
べて、厚さ方向の倍率が極端に大きく描かれている。
また、第12図においては、受光部(7)に比べて金属
干渉フィルタ(4)を極端に大きく描いである。
干渉フィルタ(4)を極端に大きく描いである。
以後、参照する図面(グラフをのぞく)も同様である。
発明が解決しようとする問題点
透過光の強度の分光特性において、強度が最大のところ
(中心波長)の半分の強度になる2点間の波長差を半値
幅というが、この半値幅は、短波長領域(誘電体層(2
)の厚さが薄い部分)はど広くな9、特性のシャープさ
が失われるということが理論的に明らかにされており、
また、実験的にも確かめられている たとえば、第13図に示すように、中心波長が4QQ
nmでの半値幅W400は、中心波長が700nmでの
半値幅W700に比べて、かなり広くなっている。
(中心波長)の半分の強度になる2点間の波長差を半値
幅というが、この半値幅は、短波長領域(誘電体層(2
)の厚さが薄い部分)はど広くな9、特性のシャープさ
が失われるということが理論的に明らかにされており、
また、実験的にも確かめられている たとえば、第13図に示すように、中心波長が4QQ
nmでの半値幅W400は、中心波長が700nmでの
半値幅W700に比べて、かなり広くなっている。
したがって、この金属干渉フィルタを使用した分光測定
センサは、長波長領域に比べ、短波長領域でS/N比が
悪く、測定精度が低いという問題があった。
センサは、長波長領域に比べ、短波長領域でS/N比が
悪く、測定精度が低いという問題があった。
(以下余白)
本発明は、このような問題点ををなくすよう構へ1ミ
成された金属干渉フィルタを提失することを目的とする
。
。
本発明は、前記の目的を達成するために、次のような構
成をとる。すなわち、本発明の金属干渉フィルタは、 各金属膜(1惨)は、誘電体層C)が厚い部分から薄い
部分へいくほど、段階的または連続的に厚くなることを
特徴とする。
成をとる。すなわち、本発明の金属干渉フィルタは、 各金属膜(1惨)は、誘電体層C)が厚い部分から薄い
部分へいくほど、段階的または連続的に厚くなることを
特徴とする。
作 用
このような構成にすると、金属膜(1)を厚くした部分
の半値幅が狭くなシ、特性がシャープになる。
の半値幅が狭くなシ、特性がシャープになる。
したがって、本発明の金属干渉フィルタを用いた分光測
定センサは、SXN比が改善され、精度が良くなる。
定センサは、SXN比が改善され、精度が良くなる。
実施例
以下、本発明の実施例を、図面に基づいて、詳細に説明
する。なお、以下の実施例では、すべて、金属膜(1)
は銀膜からなシ、誘電体層(2)はS i02あるいは
MgF2からなる。
する。なお、以下の実施例では、すべて、金属膜(1)
は銀膜からなシ、誘電体層(2)はS i02あるいは
MgF2からなる。
第1図に、本発明の第1実施例を示す。
本実施例では、誘電体層(2)は、部分(A) (B)
の境界(M)をのぞいて連続的に厚さを増している。
の境界(M)をのぞいて連続的に厚さを増している。
そして、最も薄い部分を透過する光の中心波長は400
nmであシ、最も厚い部分のそれは7QQnmである。
nmであシ、最も厚い部分のそれは7QQnmである。
図に示すように、中心波長がsoo nm以下の部分(
A)の金属膜(1)を他の部分(B)に比べて一様に厚
くしている。これによって、(A)の部分の半値幅を狭
くすることができる。、この実施例において、具体的に
は、金属膜(1)の厚さは(A)の部分で55 nm、
(B)の部分で5Qnmである。
A)の金属膜(1)を他の部分(B)に比べて一様に厚
くしている。これによって、(A)の部分の半値幅を狭
くすることができる。、この実施例において、具体的に
は、金属膜(1)の厚さは(A)の部分で55 nm、
(B)の部分で5Qnmである。
この金属干渉フィルタの中心波長が4QQ nmと70
01惨ノ部分の分光特性曲線を、第2[XlLa、l@
に示す。なお、図中の破線は、従来例の中心波長が40
0 nmでの分光特性曲線である。従来例に比べて出力
が低下しているのは、金属膜を厚くしたために、透過率
が下がったからであるが、これについては、後に述べる
。図から明らかなように、中心波長が4QQ nmでの
半値幅が狭くなって、分光特性がシャープになっている
。したがって、この第2の(b)@は、誘電体層(2)
にMgFzを用いた金属干渉フィルタの、中心波長が5
QQ nmである部分について、金属膜(1)の厚さと
半値幅との関係を調べた実験結果である。横軸は金属膜
(1)の厚さ、(n m )のときの半値幅は、それぞ
れ、32.16,9゜7 (nm)である。図からも明
らかなように、金属膜(1)を厚くしていくにしたがっ
て、半値幅は狭くなっていく。すなわち、金属膜(1)
を厚くするほど、S/N比がよシ改善され、より高い精
度が得られる。
01惨ノ部分の分光特性曲線を、第2[XlLa、l@
に示す。なお、図中の破線は、従来例の中心波長が40
0 nmでの分光特性曲線である。従来例に比べて出力
が低下しているのは、金属膜を厚くしたために、透過率
が下がったからであるが、これについては、後に述べる
。図から明らかなように、中心波長が4QQ nmでの
半値幅が狭くなって、分光特性がシャープになっている
。したがって、この第2の(b)@は、誘電体層(2)
にMgFzを用いた金属干渉フィルタの、中心波長が5
QQ nmである部分について、金属膜(1)の厚さと
半値幅との関係を調べた実験結果である。横軸は金属膜
(1)の厚さ、(n m )のときの半値幅は、それぞ
れ、32.16,9゜7 (nm)である。図からも明
らかなように、金属膜(1)を厚くしていくにしたがっ
て、半値幅は狭くなっていく。すなわち、金属膜(1)
を厚くするほど、S/N比がよシ改善され、より高い精
度が得られる。
なお、金属膜の厚さは、第20(b)eのグラフを参考
にして、透過率の低下を考慮に入れながら、適宜、増減
してもよい。
にして、透過率の低下を考慮に入れながら、適宜、増減
してもよい。
ところで、境界(M)での誘電体層(2)の厚さの不連
続を解消するために、第1■(C)咎のように構成して
もよい、同図で、境界(M)の左側の部分(A)の誘電
体層(2)の表面は、境界(M)の右側の部分(至)の
それよシも、金属膜の厚さの差Xだけ、図の上方に突出
している。そして、それにともなって、上面の金属膜は
、(A)の部分の表面が(B)の部分の表面より4Jx
だけ上方へ突出している。その他は、第1図と同じであ
り、同様の効果が得られる。
続を解消するために、第1■(C)咎のように構成して
もよい、同図で、境界(M)の左側の部分(A)の誘電
体層(2)の表面は、境界(M)の右側の部分(至)の
それよシも、金属膜の厚さの差Xだけ、図の上方に突出
している。そして、それにともなって、上面の金属膜は
、(A)の部分の表面が(B)の部分の表面より4Jx
だけ上方へ突出している。その他は、第1図と同じであ
り、同様の効果が得られる。
次に、本発明の第2実施例を、第3図に示す。
本実施例では、金属干渉フィルタを二つの部分(a)
、 (b)に分けている。(a)の部分は、透過光の中
心波長が400 nm 〜55Q nm、(b)の部分
は、550nm〜7QQ nmとなっている。そして、
(a)の部分の金属膜(1a)を一様に厚くしている。
、 (b)に分けている。(a)の部分は、透過光の中
心波長が400 nm 〜55Q nm、(b)の部分
は、550nm〜7QQ nmとなっている。そして、
(a)の部分の金属膜(1a)を一様に厚くしている。
したがって、第1実施例と同じように、この金属干渉フ
ィルタを用いた分光測定センサでは、中心波長が550
nm以下の部分で、S/N比が改善される。
ィルタを用いた分光測定センサでは、中心波長が550
nm以下の部分で、S/N比が改善される。
次に、本発明の第3実施例を第4図に示す。
本実施例では、誘電体層(2)の厚い部分から薄い部分
へいくほど、金属膜(1)が連続して徐々に厚くなって
いる。この点をのぞけば、本実施例では第1実施例と同
じ構造である。
へいくほど、金属膜(1)が連続して徐々に厚くなって
いる。この点をのぞけば、本実施例では第1実施例と同
じ構造である。
次に、本発明の第4実施例を第5図に示す。
本実施例は、上述の実施例と違って、誘電体層(2)の
厚さが段階的に変化している。そして、誘電体層(2)
の厚い部分から薄い部分へいくほど、金属膜(1)が段
階的に厚くなっており、各段階での金属膜(1)の厚さ
は一定である。その他の点は、第3実施例と同じ構造で
ある。
厚さが段階的に変化している。そして、誘電体層(2)
の厚い部分から薄い部分へいくほど、金属膜(1)が段
階的に厚くなっており、各段階での金属膜(1)の厚さ
は一定である。その他の点は、第3実施例と同じ構造で
ある。
なお、本実施例の如く、誘電体層e)の厚さが段階的に
変化する場合においても、第1実施例と同様に短波長領
域(中心波長が500nm以下の領域〕の金属膜のみを
一様に厚くすることも可能である。
変化する場合においても、第1実施例と同様に短波長領
域(中心波長が500nm以下の領域〕の金属膜のみを
一様に厚くすることも可能である。
ところで、第1実施例に関して示したように、金属膜(
1)を厚くすると透過率が低下し、この金属干渉フィル
タを用いた分光測定センサの出力が低下する。この出力
の低下を防ぐには、分光測定センサの受光部の面積を広
げればよい。以下、その方法について述べる。なお、以
下に述べる分光測定センサは、すべて第1実施例に基づ
く金属干渉フィルタを用いたものであるが、他の実施例
に基づく金属干渉フィルタを用いてもよい。
1)を厚くすると透過率が低下し、この金属干渉フィル
タを用いた分光測定センサの出力が低下する。この出力
の低下を防ぐには、分光測定センサの受光部の面積を広
げればよい。以下、その方法について述べる。なお、以
下に述べる分光測定センサは、すべて第1実施例に基づ
く金属干渉フィルタを用いたものであるが、他の実施例
に基づく金属干渉フィルタを用いてもよい。
第6図に、受光部の面積を広げた分光測定センサの光学
系の一例を示す。なお、この図では(M)を境にして(
A)の部分の方が(B)の部分よpも誘電体層(2ンの
表面の傾きがゆるくなっているが、このことについては
後で述べる。
系の一例を示す。なお、この図では(M)を境にして(
A)の部分の方が(B)の部分よpも誘電体層(2ンの
表面の傾きがゆるくなっているが、このことについては
後で述べる。
この例では、中心波長が500nm以下の部分(、〜の
金属膜(1)を厚くしているので、(A)の部分の5P
D(5A)をプレイの伸長方向(図中、左右方向)へ一
様に広げ受光面積を他の部分(B)の5PD(5B)よ
シも広くし、出力の低下を防いでいる。
金属膜(1)を厚くしているので、(A)の部分の5P
D(5A)をプレイの伸長方向(図中、左右方向)へ一
様に広げ受光面積を他の部分(B)の5PD(5B)よ
シも広くし、出力の低下を防いでいる。
たとえば、金属膜(1ンを厚くしたことにより、透過率
が30チ低下したとすると、その低下分を補うためKは
、SPDの出力はその受光面積に比例するからSPD
(5A)の受光面積をSPD (5B)の受光面積の すなわち、約1,4倍にすればよい。したがって、SP
D (5A)をSPD (5B)に比べて約1.4倍に
アレイの伸長方向に広げればよい。
が30チ低下したとすると、その低下分を補うためKは
、SPDの出力はその受光面積に比例するからSPD
(5A)の受光面積をSPD (5B)の受光面積の すなわち、約1,4倍にすればよい。したがって、SP
D (5A)をSPD (5B)に比べて約1.4倍に
アレイの伸長方向に広げればよい。
なお、このような構成にすると、中心波長のピッチが変
わってしまうが、誘電体層C〕の表面の傾きを変えるこ
とによって、補正することができる。
わってしまうが、誘電体層C〕の表面の傾きを変えるこ
とによって、補正することができる。
つまり、先例のように、SPD (5A)の受光面積を
5PD(5B)に比べて1.4倍にした場合、受光面積
を広げる前に比べて、5PD(5A)が、図中、左方図
中、左方へ1.0倍に伸び、中心波長のピッチの変化に
対する補正ができる。第6図における一点鎖線は、受光
面積を広げる前の誘電体層(2)の表面の傾きを表わし
ている。
5PD(5B)に比べて1.4倍にした場合、受光面積
を広げる前に比べて、5PD(5A)が、図中、左方図
中、左方へ1.0倍に伸び、中心波長のピッチの変化に
対する補正ができる。第6図における一点鎖線は、受光
面積を広げる前の誘電体層(2)の表面の傾きを表わし
ている。
第7図に、受光部の面積を広げた分光測定センな方向に
広げて、受光面積を広くしている。そのため、中心波長
のピッチは変らず、先例のような誘電体層<2)の傾き
を変える必要がなくなる。
広げて、受光面積を広くしている。そのため、中心波長
のピッチは変らず、先例のような誘電体層<2)の傾き
を変える必要がなくなる。
他の点は、先例と同じであるので、説明を省略する。
第8図に、受光部の面積を広げた分光測定センサの第3
の例を示す。
の例を示す。
この例は、各SPDの出力をほぼ一定にするために、金
属膜(1ンを厚くしていない部分CB)の5PD(5B
)の受光面積をも広げ、しかも、面積の広げ方も一様で
ないが、その他の点は第2の例と同じである。したがっ
て、各SPDの受光面積の決め方を説明するにとどめる
。
属膜(1ンを厚くしていない部分CB)の5PD(5B
)の受光面積をも広げ、しかも、面積の広げ方も一様で
ないが、その他の点は第2の例と同じである。したがっ
て、各SPDの受光面積の決め方を説明するにとどめる
。
全SPDの受光面積が同じであるSPDアレイ(5)を
用いて、各SPDの出力θλを実験的に求め、0λの最
大値をOmaxとする。そうすれば、SPDの出力はそ
の受光面積に比例するから、各SPDの受光面積乎λは
、Omaxを出力したSPDの受光面積Smaxに対し
て とすればよいことになる。
用いて、各SPDの出力θλを実験的に求め、0λの最
大値をOmaxとする。そうすれば、SPDの出力はそ
の受光面積に比例するから、各SPDの受光面積乎λは
、Omaxを出力したSPDの受光面積Smaxに対し
て とすればよいことになる。
?
各SPDの出力を、第←妾図に示す。図で、実線は全S
PDの受光面積が同一である場合、破線は条件式(1)
によってSPDの受光面積を定めた場合のSPDの出力
である。そして、横軸は各SPDに対応した中心波長で
、単位はnm、縦軸はOmaxに対するθλの比である
。
PDの受光面積が同一である場合、破線は条件式(1)
によってSPDの受光面積を定めた場合のSPDの出力
である。そして、横軸は各SPDに対応した中心波長で
、単位はnm、縦軸はOmaxに対するθλの比である
。
各SPDの受光面積が同一である場合(実線)において
、中心波長がsoonmのところでグラフが不連続であ
るのは、soonm以下の部分(A)で金属膜(1)を
他の部分(B)に比べて厚くしたことによる透過率の低
下が原因である。また、中心波長が長くなるほど出力が
低下するのは、中心波長が長いほど誘電体層C)が厚く
なって透過率が低下するためであシ、中心波長が短くな
るほど出力が低下するのは、中心波長が短くなるほど5
PDO光電変換率が低下するためである。
、中心波長がsoonmのところでグラフが不連続であ
るのは、soonm以下の部分(A)で金属膜(1)を
他の部分(B)に比べて厚くしたことによる透過率の低
下が原因である。また、中心波長が長くなるほど出力が
低下するのは、中心波長が長いほど誘電体層C)が厚く
なって透過率が低下するためであシ、中心波長が短くな
るほど出力が低下するのは、中心波長が短くなるほど5
PDO光電変換率が低下するためである。
また、条件式(1)によってSPDの受光面積を定めた
場合(破線)では、図からも明らかなように、すべての
SPDの出力がほぼ等しくなっている。
場合(破線)では、図からも明らかなように、すべての
SPDの出力がほぼ等しくなっている。
なお、受光面積をプレイの伸長方向に広げる第1の例は
、アレイに対し横方向に広げる余地がない場合に有効で
あり、他の例は、フィルタの製作が第1の例に比べて容
易であるという利点がある。
、アレイに対し横方向に広げる余地がない場合に有効で
あり、他の例は、フィルタの製作が第1の例に比べて容
易であるという利点がある。
また第3の例では、各SPDの出力を一定にしたので、
出力の増幅器としては単一利得のものでよい。さらに、
SPDの出力が一定でなく、増幅器の利得を調整して出
力を一定にする場合、SPDの出力が小さい領域では、
SPDの出力が大きい領域よりも利得を大きくせねばな
らず、それによってノイズも大きく増幅され、SPDの
出力が大きい領域に比べS/N比が悪く、したがって、
精度にばらつきが生じていたが、この−例ではSPDの
出力を一定にしたので、そのような精度のばらつきもな
くなる。
出力の増幅器としては単一利得のものでよい。さらに、
SPDの出力が一定でなく、増幅器の利得を調整して出
力を一定にする場合、SPDの出力が小さい領域では、
SPDの出力が大きい領域よりも利得を大きくせねばな
らず、それによってノイズも大きく増幅され、SPDの
出力が大きい領域に比べS/N比が悪く、したがって、
精度にばらつきが生じていたが、この−例ではSPDの
出力を一定にしたので、そのような精度のばらつきもな
くなる。
発明の効果
以上、詳細に説明したように、本発明の金属干渉フィル
タは、短波長領域での半値幅が狭くなり、特性がシャー
プなものになる。したがって、本発明を用いた分光測定
センナのS/N比が改善され、よシ高精度な測定が可能
となる。
タは、短波長領域での半値幅が狭くなり、特性がシャー
プなものになる。したがって、本発明を用いた分光測定
センナのS/N比が改善され、よシ高精度な測定が可能
となる。
また、実施態様によると、誘電体層が薄い部分はど金属
膜を厚くしているので、各中心波長での半値幅を同じぐ
らいにすることができる。したがって、この金属干渉フ
ィルタを分光測定センサに用いると、精度のばらつきが
小さくなる。それに、隣のSPDとの重なりが同じであ
るため、重なりをとシ除く補正を行なう回路(この分光
測定センサを用いた色彩計内にある〕の構成が簡単にな
シ、あるいは、計算方法(ソフト)が簡単になる。
膜を厚くしているので、各中心波長での半値幅を同じぐ
らいにすることができる。したがって、この金属干渉フ
ィルタを分光測定センサに用いると、精度のばらつきが
小さくなる。それに、隣のSPDとの重なりが同じであ
るため、重なりをとシ除く補正を行なう回路(この分光
測定センサを用いた色彩計内にある〕の構成が簡単にな
シ、あるいは、計算方法(ソフト)が簡単になる。
さらに、実施例によると、本発明を分光測定センサに用
いた場合、SPDの面積を広げているので、金属膜の厚
さの増加による透過率の低下による出力の低下が防げる
。また、各SPDの受光面積を調整しているので、各S
PDの出力を一定にすることができる。したがって、出
力の増幅器としては単一利得のものでよく、回路構成が
簡単になり、しかも、利得の違いによる精度のばらつき
がなくなる。そして、アレイの伸長方向と直角な方向に
受光面積を広げるため、金属干渉フィルタの製作が容易
である。
いた場合、SPDの面積を広げているので、金属膜の厚
さの増加による透過率の低下による出力の低下が防げる
。また、各SPDの受光面積を調整しているので、各S
PDの出力を一定にすることができる。したがって、出
力の増幅器としては単一利得のものでよく、回路構成が
簡単になり、しかも、利得の違いによる精度のばらつき
がなくなる。そして、アレイの伸長方向と直角な方向に
受光面積を広げるため、金属干渉フィルタの製作が容易
である。
第1図は、本発明の第1実施例を表わす図で、(a)は
斜視図、Φ)は断面図である。また、(C)はその変形
例を示す断面図である。 第2図(a)は、本発明の金属干渉フィルタの、中心波
長が4QQn、mと700 nmの部分透過光の強度の
分光特性曲線であシ、同図(b)は、中心波長500n
mである部分の、金属膜の厚さと半値幅の関係を表わす
グラフである。 第3図は、本発明の第3実施例を表わす斜視図の であり、第4図、第5≠はそれぞれ、第3.第4実施例
を示す断面図である。 第6図、第7図は、本発明の金属干渉フィルタを用いた
分光測定センサの第1.第2の例を表わす図で、それぞ
れ、(a)は斜視図、(b)は断面図である。第8図は
、本発明の金属干渉フィルタを用いた分光測定センサの
第3の例を示す斜視図である。 第9図は、分光測定センサの各SPDの出力の比を表わ
すグラフである。 第10図、第11図は、金属干渉フィルタの従来例を示
す断面図である。第12図は、従来の金属干渉フィルタ
を用いた分光測定センサの光学系を示す図で、(a)は
斜視図、(b)は断面図である。 第13図は、従来の金属干渉フィルタの、中心波長が4
QQnmと700 nmの部分の透過光の強度の分光特
性曲線である。 1・・・金属膜 2・・・誘電体層 出願人 ミノルタカメラ株式会社 第6図 第7図 1・ 7[乙 第S図 敲(AI’n、1 鷹73図 (AI71〕 第1θ図 第72図 第1/図 (b) 一
斜視図、Φ)は断面図である。また、(C)はその変形
例を示す断面図である。 第2図(a)は、本発明の金属干渉フィルタの、中心波
長が4QQn、mと700 nmの部分透過光の強度の
分光特性曲線であシ、同図(b)は、中心波長500n
mである部分の、金属膜の厚さと半値幅の関係を表わす
グラフである。 第3図は、本発明の第3実施例を表わす斜視図の であり、第4図、第5≠はそれぞれ、第3.第4実施例
を示す断面図である。 第6図、第7図は、本発明の金属干渉フィルタを用いた
分光測定センサの第1.第2の例を表わす図で、それぞ
れ、(a)は斜視図、(b)は断面図である。第8図は
、本発明の金属干渉フィルタを用いた分光測定センサの
第3の例を示す斜視図である。 第9図は、分光測定センサの各SPDの出力の比を表わ
すグラフである。 第10図、第11図は、金属干渉フィルタの従来例を示
す断面図である。第12図は、従来の金属干渉フィルタ
を用いた分光測定センサの光学系を示す図で、(a)は
斜視図、(b)は断面図である。 第13図は、従来の金属干渉フィルタの、中心波長が4
QQnmと700 nmの部分の透過光の強度の分光特
性曲線である。 1・・・金属膜 2・・・誘電体層 出願人 ミノルタカメラ株式会社 第6図 第7図 1・ 7[乙 第S図 敲(AI’n、1 鷹73図 (AI71〕 第1θ図 第72図 第1/図 (b) 一
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、連続的または段階的に厚くなるように形成した誘電
体層と、それをはさむ2枚の金属膜とからなる金属干渉
フィルタにおいて、 各金属膜は、誘電体層が厚い部分から薄い部分へいくほ
ど、段階的または連続的に厚くなることを特徴とする金
属干渉フィルタ。 2、金属膜は銀膜である特許請求の範囲第1項記載の金
属干渉フィルタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24508486A JPS6397905A (ja) | 1986-10-14 | 1986-10-14 | 金属干渉フイルタ |
US07/049,287 US4822998A (en) | 1986-05-15 | 1987-05-12 | Spectral sensor with interference filter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24508486A JPS6397905A (ja) | 1986-10-14 | 1986-10-14 | 金属干渉フイルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6397905A true JPS6397905A (ja) | 1988-04-28 |
Family
ID=17128365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24508486A Pending JPS6397905A (ja) | 1986-05-15 | 1986-10-14 | 金属干渉フイルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6397905A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008104928A1 (en) | 2007-03-01 | 2008-09-04 | Philips Intellectual Property & Standards Gmbh | Optical detector device |
JP2012112722A (ja) * | 2010-11-22 | 2012-06-14 | Hamamatsu Photonics Kk | 分光センサ |
US11996426B2 (en) | 2019-02-14 | 2024-05-28 | Teledyne Uk Limited | Biased band pass filter, dielectric-metal-dielectric-semiconductor |
-
1986
- 1986-10-14 JP JP24508486A patent/JPS6397905A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008104928A1 (en) | 2007-03-01 | 2008-09-04 | Philips Intellectual Property & Standards Gmbh | Optical detector device |
JP2010520615A (ja) * | 2007-03-01 | 2010-06-10 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 光検出器装置 |
US8324560B2 (en) | 2007-03-01 | 2012-12-04 | Koninklijke Philipe Electronics N.V. | Optical detector device |
JP2012112722A (ja) * | 2010-11-22 | 2012-06-14 | Hamamatsu Photonics Kk | 分光センサ |
US11996426B2 (en) | 2019-02-14 | 2024-05-28 | Teledyne Uk Limited | Biased band pass filter, dielectric-metal-dielectric-semiconductor |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0345327B1 (en) | Wedge-filter spectrometer | |
JP3457373B2 (ja) | シングルチャンネルガス濃度測定の方法及び装置 | |
EP3376267B1 (fr) | Filtre interférentiel | |
JPH0814509B2 (ja) | 分光測定センサ | |
JP2012002603A (ja) | ボロメータ型テラヘルツ波検出器 | |
JP3722454B2 (ja) | ソーラスリット及びその製造方法 | |
JPS6397905A (ja) | 金属干渉フイルタ | |
JP2009532666A (ja) | 偽光を補償するための分光学的測定システムおよび方法 | |
JP2012168230A (ja) | 構造体の製造方法 | |
JPH08223491A (ja) | イメージセンサ | |
JPS62226047A (ja) | 多層膜反射鏡 | |
JPH06235660A (ja) | 分光分析装置 | |
JPH09101201A (ja) | 高分解能の差スペクトル計システム | |
JPH0743212A (ja) | 分光センサ | |
JP3137020B2 (ja) | 分光計 | |
JP3512974B2 (ja) | レーザ光源の波長モニタ装置 | |
JP6160297B2 (ja) | 高反射ミラーおよびその高反射ミラーを備えるファブリペローフィルタ | |
JP6011662B2 (ja) | 反射防止構造を備えた撮像光学装置および反射防止構造を備えた撮像光学系 | |
JPH0671096B2 (ja) | 受光素子 | |
JPS5956774A (ja) | 粒子線等の入射位置検出用半導体装置 | |
JPS59182561A (ja) | 半導体イメ−ジセンサ | |
JP3063780B2 (ja) | 測距装置 | |
JPH0239226Y2 (ja) | ||
JP2001521177A (ja) | フィルタ構造体を有する部品 | |
JP2655207B2 (ja) | 2次元ポジションセンサ |