JPS6397731A - 地中に溝を掘るための掘削機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、地中に溝を掘るための掘削機に関し、特に少
なくとも１つのほぼ垂直な支持プレートを有し、その両
側にプレートとほぼ垂直な軸を中心に回転する２つの掘
削ドラムを取り付けた型式の掘削機に関する。

この型式の機械は既に周知であり、対をなして反対方向
に回転する４つの掘削ドラムを保持した一般的に２つの
支持プレー１−を有し、その結果掘削した残滓を機械の
軸に位置した吸込みノズルの方へ集める。

このような掘削機の性能が向上するにつれて、土が掘削
ドラムに及ぼす応力に耐えるプレートの厚さを増すこと
が必要になってきた。

このプレートの厚さの増大により、溝を掘ることを困難
にする。プレートの両側の２つの掘削ドラムの取り付け
た掘削工具は、掘削ドラムが回転するときプレートの前
進を許容する程度に十分圧いに離れていなければならな
い。その結果、溝の底に土ウェブが形成され、ウェブは
通常プレートの厚さ以上の幅を有する。

掘削機が下降すると、プレートの底縁がこのウェブに当
接し、従って掘削の進行が停止する。

この問題に対して様々な解決手段が提案された。

工具が掘削ドラムの周縁で運動できるように、またプレ
ートから離れて位置したとき２つの掘削ドラム上のこれ
らの工具を互いに接近させることができるように、プレ
ートの両側に掘削工具を取り付けることに対して考慮が
払われた。しかしながら、この解決手段ではこれらの工
具の関節接合軸を極端に大きい応力に耐えるようにする
ことが困難であることがわかった。

また、掘削ドラムに固定した掘削工具がプレートの厚さ
よりも小さい距離だけ離れるように、掘削ドラムの軸を
中心にして円形溝がプレートに作られた。しかしながら
、この解決手段では、現在使用されているプレート厚さ
でも良好であるが、プレートの縁の底面を介して加えら
れた屈削機重量に耐えるのに十分大きいウェブがのこる
ことがわかった。

本発明は、以上説明した問題点に対して別のよりよい解
決手段又は周知の掘削手段と組合せた可能な使用を提供
することを目的としている。

従って、本発明の保護対象は、少なくとも１つのほぼ垂
直な支持プレートを有し、そのプレートの両側に上記プ
レートとほぼ垂直な軸を中心として回転する２つの掘削
ドラムを取り付けた型式の、地中に溝を掘るための掘削
機において、上記プレートの下縁に少なくとも１つの可
動指部が取り付けられ、上記ドラムが回転するとき上記
プレートの中央面の両側で上記指部を１！動させるよう
に駆動手段が作られていることを特徴とする掘削機であ
る。

かくして、本発明による指部はウェブの垂直壁と接触し
、このウェブを崩そうとする力の横方向成分を垂直壁に
作用させる。

従って、土ウェブの厚さを減じることを可能にする手段
とは別に、本発明によりこのウェブを崩して掘削機の侵
入を容易にすることが可能になる。

振動及び疲労に対する抵抗性の高い簡単な取付けをする
ために、弾性手段を使用して指部をプレートの底縁に取
り付けるのがよい。

変形例として、関節接合のようないかなる機械的手段を
使用してもよい。

本発明の具体的な実施例では、駆動手段は、プレートに
対面して位置した掘削ドラムの両側に設置したカムを備
え、これらのカムは特に実質的に連続したサインカーブ
であるのがよい。

本発明による掘削機は、支持プレートの底縁に取り付け
られた複数個の指部を有し、連続した指部がプレートの
中央面に対して両方向に揺動てきるように駆動手段は構
成されている。

かくして、掘削機の指部によってウェブに加えられた横
方向力は実質的に横方向成分を有することな（、機械の
撓みを回避し、従って溝の鉛直性を確実にする。

以上、本発明の一実施例を添付図面を参照して例示的に
説明した。

第１図に示す掘削機はフレーム１を備え、このフレーム
の下部において２つの掘削ドラム２が垂直支持プレート
３に周知の方法で取り付けられている。ドラムの回転軸
４は、プレート３と垂直である。本実施例では、油圧モ
ータ５がプレート３に取り付けられ、それらのモータの
出力シャフトがドラム２に固着され、その結果矢印６の
方向に、すなわち互いに反対方向にドラムを回転させて
いる。かくして、ドラム２によって緩められた土は掘削
機の横方向軸７の方へ集められ、そこで吸込みノズル８
によって吸い上げられる。

第２図に示すように、掘削ドラム２はその周縁に掘削ピ
ック９を有し、ドラムが回転する際この掘削ビックは土
を削ぎ取る。プレート３に近接したピック９ａは、この
プレートの横断方向軸１０の方へ傾斜し、その結果プレ
ートにせきるだけ近接するようになっている。

ドラム２が回転し掘削機が下蘭しても、土ウェブ１）が
溝１２の底で形成されて残り、そのウェブの厚さは少な
くともプレート３の厚さと等しく、機械が下降するとプ
レート３の底縁は土ウェブに当接する。

この上ウェブ１）を掘削するために、指部１３が各プレ
ート３の半円底縁１４に取り付けられている。指部１３
は縁１４とほぼ垂直に方向付けられ、指部１４は弾性ブ
ロック手段１５によって縁１４に取り付けられ、その結
果指部１３はプレート３の中央面の両側で矢印１６に従
って揺動できるようになっている。

プレート３に対面して位置したドラム２の内縁は、連続
サインカーブ断面１７に従って切断され、その結果２つ
の案内面、すなわちカム面が形成され、その間に指部１
３のヘッド１８が配置されている。

かくして、ドラム２が矢印６で示ず方向に回転すると、
指部１３は矢印１６の方向に揺動し、かくして第２図に
示すようにウェブ１）を崩す。

表面１４に連続的に配置された２つの指部１３が中央面
１０の両側で対向面運動をするように、表面１７は構成
されている。かくして、指部１３は一方では横断方向力
を加え、他方ではねじり力を加える。これらの力により
ウェブ１）が崩され、その結果ウェブ１）により溝の掘
削の進行が停止することはない。更に、これらの対向面
運動が掘削機に横断方向力を及ぼすことはなく、その結
果掘削機が前進するとき垂直から外れて＋Ｑむことはな
い。

もちろん、本発明の本旨及び範囲を逸脱することなく、
上述の記載に様々な変形や修正を加えることもできる。

特に、本発明の手段によって土ウェブを崩す前に土ウェ
ブの厚さを減じる目的のために、周知手段を使用するこ
ともできる。

同様に、実施例ではハブに位置した油圧モータによって
駆動された掘削ドラムを、他の手段、例えばフレームに
配置されたモータに連結されたチェーンによって駆動す
ることもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による掘削機の下部分の側面図であり
、 第２図は、第１図の矢印■の方向に見た拡大図である。 ２・・掘削ドラム、 ３・・支持プレート、 ４・・軸、 １０・・プレートの中央面、 １３・・可動指部

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくとも１つのほぼ垂直な支持プレート（３）
   を有し、そのプレートの両側に上記プレートとほぼ垂直
   な軸（４）を中心として回転する２つの掘削ドラム（２
   ）を取り付けた型式の地中に溝を掘るための掘削機にお
   いて、 上記プレートの下縁に少なくとも１つの可動指部（１３
   ）が取り付けられ、上記ドラムが回転するとき上記プレ
   ートの中央面（１０）の両側で上記指部を揺動させるよ
   うに駆動手段が作られていることを特徴とする掘削機。
2. （２）上記指部は、弾性手段（１５）を介在して上記プ
   レートの底縁に取り付けられていることを特徴とする特
   許請求の範囲第（１）項に記載の掘削機。
3. （３）上記駆動手段は、上記支持プレートに対面して位
   置した掘削ドラムの両側に設置されたカム（１７）を備
   えていることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項又
   は第（２）項に記載の掘削機。
4. （４）上記カムは実質的に連続的であることを特徴とす
   る特許請求の範囲第（３）項に記載の掘削機。
5. （５）上記支持プレートの底縁に取り付けられた複数個
   の指部を備え、連続した指部が上記プレートの中央面に
   関して両面で揺動するように、上記駆動手段は構成され
   ていることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項乃至
   第（４）項のいずれか１項に記載の掘削機。