JPS6397574A - 電子写真式プリンタの定着ユニツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は未定着画像を用紙上に定着する電子写真式プリ
ンタの定着ユニットに関する。

〔従来の技術〕

従来、定着ユニットは未定着画像を有する用紙を加熱ロ
ーラと加圧ローラとの間で圧着し、両ローラ間で加圧し
つつ熱を加えて該未定着画像を用紙上に定着させるもの
である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、加熱ローラはヒータにより加熱されてい
るが、他方の加圧ローラは何ら加熱素子を備えていない
ため、加熱ローラと加圧ローラとの間に温度差があり、
用紙が２つのローラ間を通過する際に、用紙の表面と裏
面との間の温度差による用紙の表裏面での含水率に起因
して、用紙に反りが生じるという欠点があった。

本発明の目的は用紙の反りを矯正する定着ユニットを提
供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は用紙上の未定着画像を加圧しつつ熱を加えて用
紙上に定着させる加熱ローラ及び加圧ローラを有する定
着ユニットにおいて、定着済の用紙を前記加圧ローラに
圧接して該用紙の反りを修正するレベラーローラを備え
たことを特徴とする電子写真式プリンタの定着ユニット
である。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図により説明する。

第１図において、定着ユニットは、内部にヒータ１２を
備えた加熱ローラ１と、加圧ローラ３と。

加熱ローラ１の排紙側に配置して加圧ローラ３に圧接さ
せたレベラーローラ５とを有し、加熱ローラ１とレベラ
ーローラ５とに装備したギヤ６と８とをアイドラギヤ７
を介して連動させ、別途駆動装置（図示略）にて加熱ロ
ーラ１を駆動させるものである。加熱ローラ１とレベラ
ーローラ５とは同一周速度にてそれぞれ矢印２．９方向
（時計方向）に回転する。前記加熱ローラ１の周面一部
に接して用紙分離用の爪１４を配設する。該爪１４の一
側には用紙をレベラーローラ５に向けて案内するガイド
１４ａを形成する。また、加熱ローラ１の外周面にはサ
ーミスタ等の感温素子１０を配置し、その検出信号を制
御部１１に導いて加熱ローラ１の外周面の温度に基づい
てヒータ１２の出力を制御する。

実施例において、加熱ローラ１を矢印２に示すように時
計方向に、また加圧ローラ３を矢印４に示す反時計方向
に、さらにレベラーローラらを加熱ローラ１と同一周速
度で矢印９に示すように時計方向にそれぞれ回転駆動す
る。

未定着画像１５を有する用紙１３を加熱ローラ１゜加圧
ローラ３間に挿入して、これを加圧しつつ熱を加えて用
紙１３に画像を定着させる。両ローラ１゜３の搬出にて
加熱ローラ１に沿って送り出された用紙１３を分離爪１
４にて加熱ローラ１の周面から剥離し、これをレベラー
ローラら、加圧ローラ３間に挿入する。用紙は加圧ロー
ラ３と加熱ローラ１との間を通過する際に、ローラ１，
３間の温度差により反りが生じているが、用紙１３は定
着後、レベラーローラ５．加圧ローラ３間に挿入され、
両ローラ３．５間を反りと逆方向に曲げが加えられつつ
通過する。そのため、定着後の用紙１３は反りがない平
坦な状態で定着ユニットから搬出される。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によれば、加熱ローラと加圧ローラ
との接触面の温度差により生じた定着後の用紙の反りを
後に矯正して反りのない平板状の用紙として取出すこと
ができる効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す構成図である。 １・・・加熱ローラ　　　　　３・・・加圧ローラ５・
・・レベラーローラ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）用紙上の未定着画像を加圧しつつ熱を加えて用紙
   上に定着させる加熱ローラ及び加圧ローラを有する定着
   ユニットにおいて、定着済の用紙を前記加圧ローラに圧
   接して該用紙の反りを修正するレベラーローラを備えた
   ことを特徴とする電子写真式プリンタの定着ユニット。