JPS6397477A

JPS6397477A - 車輛の尾灯取付構造

Info

Publication number: JPS6397477A
Application number: JP24282086A
Authority: JP
Inventors: 隆鈴木
Original assignee: Yamaha Motor Co Ltd
Current assignee: Yamaha Motor Co Ltd
Priority date: 1986-10-13
Filing date: 1986-10-13
Publication date: 1988-04-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、自動二輪車等の車輛のライセンスブラケット
に尾灯を取付ける尾灯取付構造に関するものである。

（発明の背景）自動二輪車などの車輛では通常後輪の上後方をリヤフェ
ンダで覆い、このリヤフェンダに尾灯を取付けている。

ここに尾灯の配線コードはりャフェンダに設けた小孔を
通してリヤフェンダの内面すなわち後輪側の面に導き、
このリヤフェンダ内面に沿って配線されていた。このた
め配線コードには後輪がはね上げる小石や泥、水等が当
たりコードを傷めるという問題があった。

そこでリヤフェンダに穿設した前後一対のコード挿通用
小孔に断面Ｕ字型の保護部材を係止し、この保護部材の
中間部をクリップでリヤフェンダ内面に支持したコード
の保護装置が提案された（実公昭５８−４５９８６号参
照）。しかしこの場合には保護部材やクリップなどが必
要で部品点数が増えるばかりでなく、組立も面倒になる
という問題があった。また後方のコード挿通用小孔は尾
灯のソケット収容部に連通しているため、後輪がまき上
げる泥水がこの小孔からソケット収容部に侵入し、ソケ
ットに錆を発生させたり電気絶縁性を悪化させ、種々の
トラブルを発生させる原因ともなっていた。

（発明の目的）本発明はこのような二１９情に鑑みなされてものであり
、尾灯の配線コードを後輪がまき」二げる小石や泥水か
ら確実に防止し、しかも部品点数が少なく組立性が良く
、さらに尾灯のソケットに泥水が付着することによる電
気的トラブルの発生を防止することができる車輛の尾灯
取付構造を提供することを目的とする。

（発明の構成）本発明によればこの目的は、リヤフェンダ後部から下方
へのびるライセンスブラケットの後面に尾灯を取付ける
ための台座を設けたものにおいて、前記台座には尾灯取
付面に開口するソケット収容室と、このソケット収容室
の上壁に前記尾灯取付面から前方に向うスリットとを形
成し、このスリットに尾灯の配線コードを挿入してリヤ
フェンダ下面に導く一方、このスリットをシール部材で
閉塞し、リヤフェンダ後端をこの゛スリット前部までひ
さし状に延出させたことを特徴とする車輛の尾灯取付構
造により達成される。

（実施例）第１図は本発明の一実施例の要部分解斜視図、第２図は
同じく一部断面した側面図、第３図はライセンスブラケ
ットの一部を断面した平面図、第４図はこの実施例を適
用した自動二輪車の側面図、第５図はその要部平面図で
ある。

第４図において符号１０は車体フレームであり、操向軸
筒１２から斜め下後方へのびる］三チューブ１４と、こ
の主チューブ１４後端から下方へのびる左右一対の立チ
ューブ１６（一方のみ図示）と、両立チューブ１６から
後方へ略水平にのびる左右一対のシートレール１８　（
１８ａ。

１８ｂ、第５図参照）と、これらシートレール１８を支
持する左右一対のバックチューブ２０（一方のみ図示）
と、ダウンチューブ２２とを備える。ダウンチューブ２
２と立チューブ１６の下端間にエンジン２４が取付けら
れている。２６は前フオーク、２８は操向前輪、３０は
操向ハンドルバー、３２は主チューブ１４に跨がる様に
取付けられた燃料タンク、また３４はシートレール１８
上に取付けられたタンデム運転シートである。

３６は駆動後輪でありリヤアーム３８により上下動自在
に車体フレーム１０に取付けられている。このリヤアー
ム３８は１本の緩衝器４０により支持されている。また
４２は排気マフラである。

４４はリヤフェンダ、４６はこのりャフェンダの左右側
縁を下方から支持する支持フレームである。この支持フ
レーム４６の前端はシートレール１８の後部に固定され
ている。

４８は合成樹脂製のライセンスブラケットであり、この
支持フレーム４６後端のクロスメンバ４６ａ（第５図）
から下後方へのびるように固定され、後輪３６の斜め上
後方を覆っている。このライセンスブラケット４８の後
面には台座５０が一体成形され、この台座５０の後面す
なわち尾灯取付面５２には尾灯５４が取付けられる。な
お前記リヤフェンダ４４の後端は台座５０上方へ延出し
ている。

台座５０は第１．２図に示すように尾灯取付面５２に開
口するソケット収容室５６が形成され、このソケット収
容室５６の底壁５６ａは第３図に示すように閉じている
。ソケット収容室５６の左右側壁５６ｂ、５６ｃの外側
にはライセンスブラケット４８の前面すなわち後輪３６
側へ開口するポルト締付用の空間５８．５８となってい
る。ソケット収容室５６の下壁５６ｄには後縁に切欠き
６０が設けられ、この切欠き６０が水抜き孔となってい
る。

ソケット収容室５６の上壁５６ｅには底壁５６ａに達す
る前後方向のスリット６２が形成されこのスリット６２
の対向面には四条６２ａ。

６２ａが形成されている。第１．２図で６４はシール材
であり、これらスリット６２、凹条６２ａ、６２ａに係
合するよう断面二字状に作られている。

尾灯５４は第１図に示すようにそのソケット５４ａをソ
ケット収容室５６に位置合わせし、この際配線コード６
６をスリット６２に挿入した後シール材６４をスリット
６２および凹条６２ａ。

６２ａに係合させて押込む。この結果コード６６は底壁
５６ａとシール材６４とに挟まれて固定される。そして
尾灯５４を尾灯取付面５２に押圧し、空間５８側からゴ
ムダンパ６８を介してボルト７０によりこの尾灯５４を
尾灯取付面５２に取付ける。コード６６は支持フレーム
４６とリヤフェンダ４４との間を通され、さらにシート
レール１８に沿って配線される。

なお尾灯５４の下方にはライセンスプレート（図示せず
）が取付けられる。

前記リヤフェンダ４４の後端は台座５０の上方まで延出
しているから、雨水はコード６６に付着せず、ソケット
収容室５６に流入することがない。また万一雨水がこの
コー１６６に沿ってこのソケット収容室５６に入っても
、その雨水は下壁５６ｄの切欠き６０から排出される。

ライセンスブラケット４８には後輪３６側に連通するコ
ード挿通用小孔を設ける必要がないので、後輪３６がは
ね上げる泥水はソケット収容室５６に流入するおそれが
ない。

（発明の効果）本発明は以上のように、尾灯のソケット収容室上壁に尾
灯取付面から前方に向ってスリットを形成し、このスリ
ットに配線コードを挿入してリヤフェンダ下面に導き、
このスリットをシール部材で閉塞し、リヤフェンダ後端
をこのスリットの前部までひさし状に延出させたもので
あるから、後輪がはね上げる小石や泥水がコードに当た
らずコードを傷めるおそれがない。またコード挿通用の
孔を後輪側に連通ずるように貫通させる必要がないので
、ソケット収容室に泥水が入りにくく、ソケットの錆の
発生が生じにくく電気的トラブルも起りにくくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の要部分解斜視図、第２図は
同じく一部断面した側面図、第３図はライセンスブラケ
ットの一部を断面した平面図、第４図はこの実施例を適
用した目動二輪車の側面図、第５図はその要部平面図で
ある。４４・・・リヤフェンダ、４８・・・ライセンスブラケット、５０・・・台座、５６・・・ソケット収容室、５６ｅ・・・上壁、６２・・・スリット、６４・・・シール部材。６６・・・配線コード。

Claims

【特許請求の範囲】リヤフェンダ後部から下方へのびるライセンスブラケッ
トの後面に尾灯を取付けるための台座を設けたものにお
いて、前記台座には尾灯取付面に開口するソケット収容室と、
このソケット収容室の上壁に前記尾灯取付面から前方に
向うスリットとを形成し、このスリットに尾灯の配線コ
ードを挿入してリヤフェンダ下面に導く一方、このスリ
ットをシール部材で閉塞し、リヤフェンダ後端をこのス
リット前部までひさし状に延出させたことを特徴とする
車輛の尾灯取付構造。