JPS6397210A - 液体濾過装置 - Google Patents

液体濾過装置

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JPS6397210A
JPS6397210A JP24388386A JP24388386A JPS6397210A JP S6397210 A JPS6397210 A JP S6397210A JP 24388386 A JP24388386 A JP 24388386A JP 24388386 A JP24388386 A JP 24388386A JP S6397210 A JPS6397210 A JP S6397210A
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JP
Japan
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casing
rotating body
oil
inlet
outside
Prior art date
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JP24388386A
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Inventor
Toshikazu Fujishima
藤島 敏和
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IHI Corp
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IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は液体を加圧濾過するための装置に関するもので
おる。
[従来の技術] 従来の液体濾過装置は、第12図に一例を示す如く、ケ
ーシングaの内部に全網製の円筒状エレメントbを固定
設置し、上記ケーシングaの下部には、ケーシング内へ
のオイルの供給ラインCを開口させると共に、ドレン排
出ラインdを開口させ、オイル供給ラインCのオイル入
口eから供給されたオイルがケーシングaの下部からケ
ーシングa内に入った後、円筒状エレメントbの外側か
ら該エレメントb内に入るときに濾過作用が行われるよ
うにしてあり、又、上記ドレン排出ラインdは、円筒状
エレメントbをエアにより逆洗するときにケーシングa
内から排出されるドレンを流すもので、ドレン・エアセ
パレータfを介してドレンタンクqに接続されている。
又、ケーシングaの上部には、円筒状エレメントb内の
オイルをオイルタンクへと排出するオイル排出ラインh
を開口させると共に、逆洗用のエア供給ライン1を開口
させ、該エア供給うインiはエアフィルタレギュレータ
jを介在させてエア供給源kに接続した構成としである
。ρはオイル供給ラインCに設けたバルブ、mはドレン
排出ラインdに設けたバルブ、nはオイル排出ラインh
に設けたバルブ、0はエア供給ラインiに設けたバルブ
である。
上記構成としである従来の液体濾過装置において、円筒
状エレメントbとして、次の2つの形式のものが採用さ
れている。すなわち、■ 第13図に部分を示す如く、
粗目のエレメントbの外側に鎮過助剤(たとえば、硅凍
土)pを配し、該濾過助剤p同士の架橋によりプレコー
ト層qを形成させ、このプレコート層qによりごみ粒子
rをつかまえるようにしたもの、 ■ 第14図に示す如く、細目のエレメントbのみで直
接ごみ粒子「をつかまえるようにしたもの、 である。
たとえば、舶用燃料油フィルタ、潤滑油フィルタ、ある
いは自動車工業その他のプレスラインの鋼板洗浄装置等
の如く連続処理が必要で且つ後流側に機器があるもので
は、上記■の形式の円筒状エレメントbを用いたものが
使用されている。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、前記した従来の液体濾過装置では、−〇 − 上記■、■のいずれの形式のものも、オイルのン濾過作
業時はバルブm、oを閉にしてオイルを円筒状エレメン
トbの外側から内側へ通すことによって濾過し、清浄に
なったオイルを円筒状エレメントbの内側からオイルタ
ンクへ戻すようにし、逆洗時は、オイルの供給及び排出
の各ラインC及びh上のバルブC及びnを閉にすると同
時に上記バルブm、oを開にし、ケーシングa内及び円
筒状エレメントb内にオイルが残っている状態でエアを
ケーシングaの上部より円筒状エレメントbの内側に吹
き込んで行うため、円筒状エレメントb内の清浄なオイ
ルも、円筒状エレメントb外のごみ等の不純物を含むオ
イルも一緒にドレン排出ラインdよりドレンタンクqへ
落されるので、オイルロスが大きいという欠点がおる。
又、円筒状エレメントbを■の形式にしたものでは、濾
過助剤pによりプレコート層qを作るのに時間がかかる
と共に、濾過助剤pが洩れる、という問題がある。更に
、円筒状エレメントbを前記■の形式にしたものでは、
ごみの粒子rが架橋によりケーキ層を形成してごみ粒子
rをつかまえることにより濾過するものであるため、ケ
ーキ層が極めて薄い状態でも圧密され、該ケーキ層をオ
イルが通過する際の抵抗が大となり、エレメントbの目
詰りを助長しますますオイル(液体)が流れにくくなっ
て短時間で逆洗が必要となり、この逆洗の都度、前記の
ようにオイルロスが生じ、又、このオイル中のごみの量
は前述した理由により極めて少ない状態にあるため濃縮
性能が非常に悪いという問題を生じ、更に、オイル中の
水分は濾過作用では除去できないため、別の機器が必要
となる、という問題もある。
そこで、本発明は、逆洗時に液体をできるだけ系外に排
出させないようにすることによりオイルロスを少なくす
ると共に、エレメント表面に付着するこみ粒子をふるい
落してケーキ層の圧密を防止し目詰りを防いで逆洗の頻
度を少なくし、且つこみ粒子の濃縮性を高められるよう
にした液体濾過装置を提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成するために、固定のケーシン
グ内に、円筒状のエレメントの上端に上部シャフトを取
り付けると共に下端に下部シャフトを取り付けてなる回
転体を鉛直に収納し、上記回転体の上部シャフトをケー
シング上部に、又、上記回転体の下部シャフトをケーシ
ング下部にそれぞれ回転自在に支持させ、上記回転体を
上記ケーシング外部の駆動装置に連結し、且つ上記ケー
シングの上部に接線方向に液体を流入させる入口を開口
させると共に、逆洗用のエアを上記回転体内に送入する
入口を設け、又、上記ケーシングの下部に回転体内から
清浄な液体を取り出す出口を設けると共に、上記回転体
の外側を下降したドレンを排出する排出口を設けたこと
を特徴とする構成とし、更に、上記回転体の外表面にス
クリューを取り付けた構成とし、又、上記回転体の外表
面に突起体よりなる旋回翼を取り付けた構成とし、更に
、上記旋回翼の外側にスクリューを取り付けた構成とす
る。
[作  用] エレメントと上下のシャフトとからなる回転体を回転さ
せて液体の入口から不純物を含む液体を流入させると、
該液体は接線方向に入って旋回流となり、更に回転体の
回転により液体中の大径のごみは遠心力の作用でケーシ
ングの内壁側へ押し付けられる。水分も遠心力の作用で
除去される。大径のこみ粒子や水分が除かれた液体がエ
レメントの外側からエレメントの内側へ入るときに微細
なごみ粒子が捕捉されて濾過され、清浄になった液体は
タンクへ取り出される。エレメント外側部のごみ粒子等
は、エレメントの回転と液体の旋回力で下降させられ、
ドレンとしてケーシング下部より排出させられる。
逆洗時はエアをエレメントの内側へ圧送してエレメント
表面に付着しているごみ粒子を浮遊させ、このときエレ
メントの内側の清浄な液体はタンクへ取り出し、又、エ
レメント外側の液体はエア圧によりエレメントでできる
だけ濾過させてタンクへ取り出す。上記回転体にスクリ
ューとか旋回翼を取り付けると、エレメント外側で液体
に強制的に旋回が与えられて大径のごみ粒子や水分の除
去がより効果的に行われると同時にケーシング内壁面に
押し付けられたこみ粒子を強制的に下方へ運・Sことが
でき、更に回転体の表面に旋回翼を取り付けてその外側
にスクリューを取り付けることにより、上記の作用をよ
り確実に行わせることが可能となる。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示すもので、上
部ケーシング1、中間ケーシング2、下部ケーシング3
からなるケーシング内に、上端部と下端部にシャフト5
,6を取り付けた円筒状のエレメント4を回転自在に同
心状に収納し、該エレメント4を外部からの動力により
回転させるようにし、且つ汚れた液体、たとえば、オイ
ルは回転するエレメント4の外側から内側へ入るときに
ン濾過され、清浄なオイルは下部シャフト6内を通って
オイルタンクへ落され、一方、逆洗はエレメント4の内
側から外側へエアを吹き出させることにより行い、こみ
粒子等のスラッジは下部ケーシング3よりドレンとして
排出するようにする。
詳述すると、架台7に固定支持させた中間ケーシング2
の上端に、オイル入口8とエア入口9をそれぞれ設けた
上部ケーシング1を、フランジ部1a、2aにてシール
材10を介して固定すると共に、中間ケーシング2の下
端に、ドレン堆積部11を有し且つ該ドレン堆積部11
にドレン排出口12を設けた下部ケーシング3を、フラ
ンジ部2b、3aにてシール材13を介して固定する。
上記上部、中間及び下部の各ケーシング1,2及び3か
らなるケーシング内に回転自在に収納する円筒状のエレ
メント4は、焼結金属の如き多孔性のものを円筒状にし
てなり、その上端には、中空部14を有し且つ該中空部
14に上記上部ケーシング1のエア入口9と連通ずるエ
ア通孔15を有する上部シャフト5を溶接等にて同一軸
線上に固定すると共に、下端には、中空部16を有する
と共に清浄オイル通孔17を有し更に外周部の適宜個所
に下部旋回翼18を有する下部シャフト6を溶接等にて
同一軸心線上に固定した構成としてあり、上記エレメン
ト4をケーシング内に同心状に配して、上部シャフト5
を上部ケーシング1内にシール材19を介して回転自在
に嵌入し、又、下部シャフト6も下部ケーシング3内に
シール材19を介して回転自在に嵌入し、上部シャフト
5は上部ケーシング1に取り付けた上部ベアリングカバ
ー20内でベアリング21にて回転自在に支持され、下
部シャフト6は下部ケーシング3に取り付けられ且つ清
浄オイル出口22を有する中間ベアリングカバー23内
でベアリング24にて、更に、上記中間ベアリングカバ
ー23の下端に取り付けた下部ベアリングカバー25内
でベアリング26にてそれぞれ回転自在に支持されてい
る。
上記エレメント4の下部シャフト6は、その下端部を下
部ベアリングカバー25を貫通させて下方へ突出させ、
該下部シャフト6の突出部にプーリ27を取り付け、前
記架台7に設置したモータ28の出力軸上のプーリ29
の回転動力を無端のベルト30を介してプーリ27に伝
えることによりエレメント4が上下の各シャフト5,6
とともに高速回転できるようにする。
31は第2図に示す如く上部ケーシング1内に接線方向
に開口させて設けられたオイル入口8に汚れたオイルを
導くオイル供給ラインで、途中にバルブ32が設けであ
る。33は中間ベアリングカバー23に設けた清浄オイ
ル出口22からオイルタンク(図示せず)に接続されて
いる清浄オイルラインで、途中にバルブ34が設けてお
る。
35は上部ケーシング1のエア入口9に逆洗用エアを供
給するためのエア供給ラインで、途中にはバルブ36、
チェック弁37、エア抜弁38等が設けである。39は
下部ケーシング6からドレンタンク(図示せず〉にドレ
ンを排出させるためのドレン排出ラインで、途中にバル
ブ40が設けである。
オイルの濾過を行うときは、モータ28を駆動させてエ
レメント4を回転させている状態で図示しないオイルポ
ンプにより圧送されて来たこみ粒子、水分等を含む汚れ
たオイルを、上部ケーシング1のオイル入口8よりケー
シング内に流入させる。なお、このときはバルブ32.
34は開、バルブ36.40は閉にしである。
上記オイル入口8からケーシング内に流入される汚れた
オイルは、上部ケーシング1の内壁に沿って接線方向よ
り流入されるので、旋回力が与えられ、エレメント4、
上部シャフト5及び下部シャフト6からなる回転体の回
転と相俟って上部ケーシング1から中間ケーシング2へ
、更に、中間ケーシング2から下部ケーシング3へとケ
ーシングの上方から下方へ旋回しながら流れ、この間に
、大径のこみ粒子や水分等は遠心力によりケーシング内
壁面の方へ移動し、小径のごみ粒子を含む汚れたオイル
がエレメント4の表面に移る。
エレメント4の表面にて該エレメント4の目開き以上の
粒径を有するこみ粒子は捕捉され、濾過された清浄オイ
ルはエレメント4の内側に入り、下降して下部シャフト
6の清浄オイル通孔17を通って中間ベアリングカバー
23に設けたオイル出口22に至り、清浄オイルライン
33を経て図示しないオイルタンクへ回収される。エレ
メント4表面に捕捉されたこみ粒子は、エレメント4の
回転により遠心力の作用を受け、エレメント4の表面よ
り浮いた状態になり、次第にケーキ層は成長し厚くなっ
て行く。しかし、このケーキ層は遠心力作用により圧密
されることなくケーシング内壁面に至り、前記遠心力作
用でケーシング内壁面の方へ移動させられた水分、大径
粒子とともにオイルの旋回力により下方へ運ばれ、下部
ケーシング3に至る。下部ケーシング3に至ったこみ粒
子は、下部シャフト6に設けられた下部旋回翼18によ
り更に旋回力を与えられ、下部ケーシング3の内壁に押
し付けられながら次第に圧密され、濃縮された状態で貯
留される。濃縮されたこみ粒子、水分等は、タイマーに
より定時的にドレン弁40が開かれ、又はこみ濃度検出
計にてドレン弁40が開かれることによってドレン排出
口12からドレンタンクへと排出される。
次に、逆洗を行う場合には、オイル供給ライン31途中
のバルブ32、清浄オイルライン33途中のバルブ34
を閉にし、エア供給ライン35途中のバルブ36を開に
して図示しないエア・コンプレッサーにて圧送されるエ
アを上部ケーシング1に設けたエア入口9から上部シャ
フト5に設けた通孔15を経てエレメント4の内側に供
給する。
これによりエレメント4内の清浄オイルが内側 −から
外側へ押し出され、そのエアスプリング効果によりエレ
メント4表面のこみ粒子が浮かされ、エレメントならび
にオイルの旋回によりエレメント4表面よりケーシング
内壁面に飛ばされる。次に、エレメント4内の清浄オイ
ルをオイル出口22よりオイルタンクに落した後、ニレ
メン上4外部のオイルにエア圧をかけて加圧し、該オイ
ルをエレメント4を通すことによって再度ン濾過し、エ
レメント4内側からオイルタンクへ落す。次に、エレメ
ント4内部にエア圧を再度かけてドレン弁40を開け、
エアブロ−によりエレメントを逆洗しつつスラッジを外
部に排出する。
上記ケーシング内壁面に飛ばされたごみ粒子は、下部ケ
ーシング3に送り込まれ、ごみの濃度をめげると共にこ
み粒子を系外へ有効に排出させることができる。
上記において、エレメント4内の清浄オイルはオイル出
口22よりオイルタンクに落され、エレメント4外側部
のオイルはエアにより加圧されエレメント4にてできる
だけ濾過されてオイルタンクへ落されるので、従来の如
く清浄オイルがドレンと一緒に排出されることがなく、
逆洗時のオイルロスを少なくすることができる。
次に、第4図及び第5図は本発明の他の実施例を示すも
ので、エレメント4と上部シャフト5及び下部シャフト
6からなる回転体の外表面にスクリュー41を取り付け
、回転体の回転と同時にスクリュー41が回転してケー
シング内壁面に至った水分、大径こみ粒子を積極的に下
方へ運ぶようにしたものである。
この実施例では、スクリュー41により旋回力が強めら
れると同時にスクリュー41による下方への押下刃によ
り、遠心力でケーシング内壁面に移動させられた水分、
大径のこみ粒子を下部ケーシング3に運ぶことができ、
又、逆洗時にエアで飛ばされケーシング内壁面に付着し
たスラッジをスクリューにより下部へ運び、こみ濃度を
上げると共にごみ粒子を系外に有効に排出させることが
できる。
第6図及び第7図は本発明の更に他の実施例を示すもの
で、第4図及び第5図に示した実施例の構成に更に上部
シャフト5の表面に複数個(図面では4個〉の上部旋回
翼42を設けたものである。
上記第6図及び第7図の実施例によれば、上部旋回翼4
2の付設によりオイルの旋回力を強めることができ、ス
クリュー41と共働してオイル中の大粒径のこみ粒子を
遠心力により予め除去し、エレメント4の濾過負荷を減
らすことができると共に、オイル中の水分を遠心力によ
り除去することができ、大径のごみ粒子や水分を重力に
よりケーシング内壁面に沿って降下しケーシング下部に
より積極的に貯留させることができ、大径こみ粒子、水
分の除去能力を向上させることができる。
次に、第8図及び第9図は本考案の別の実施例を示すも
ので、前記実施例におけるスクリュー41に代えて回転
体表面に複数個の突起体よりなる旋回翼43を取り付け
たもので、オイルに旋回力を付与させるようにしたもの
である。なお、旋回翼43は図示の如く沿直に設けるこ
となく多少螺旋状に設けてもよい。
第10図及び第11図は上記実施例における旋回翼43
の外側にスクリュー41を取り付け、旋回翼43とスク
リュー41とでオイルに強制的に旋回力を与えると共に
ケーシング内壁面近くに浮遊あるいは壁面に付着してい
るこみ粒子を下方へ強制的に搬送できるようにしたもの
である。
この実施例では、回転体表面の旋回m43とその外側の
スクリュー41とにより、オイル中の大径こみ粒子とオ
イル中の水分を遠心力の作用でより積極的に除去できて
ドレン中のこみ粒子の濃度を上げることができ、濃縮効
率の向上が図れる。
なお、本発明はオイル以外の液体の濾過にも使用可能で
ある。
[発明の効果] 以上述べた如く、本発明の液体か過装置によれば、固定
のケーシング内に円筒状のエレメントを回転自在に配置
し、上記円筒状エレメントをケーシング外部に設置した
駆動装置により回転できるようにし、且つ汚れたオイル
はケーシングの上部より接線方向に流入させるようにし
てエレメントの外側から内側に通し、該エレメントの内
側下部よりオイルタンクへ落せるようにし、又、逆洗時
はケーシングの外側よりエレメントの内側へ送入してエ
ア圧をかけるようにしであるので、エレメントの回転に
よってエレメント表面に付着するこみ粒子に遠心力を作
用させることができてケーキ層の圧密を防止することが
でき、エレメントの目詰りを防ぎ、長時間所定の目聞き
度を保つことができると共に、ケーキ層を厚くし、しか
も液体のケーキ層通過抵抗を減少することができ、これ
に伴ない逆洗頻度が少なくなって、それだけ逆洗による
液体(オイル)のロスを減少できる。又、ドレンに強制
的に旋回を与えることができて、ケーシング下部にごみ
粒子を遠心力により押し付けることによりドレン中のご
み粒子濃度を上げることができると共に、遠心力により
水分もケーシング内壁面に飛ばされることから水分も有
効に除去でき、水分の除去効果から舶用清浄機として使
用可能であり、特に、ン濾過助剤を必要とせずに超微細
な粒子の濾過が可能で、ン濾過助剤投入システム、ン濾
過助剤廃棄手数の省略により大幅なコスト削減が図れる
。更に逆洗時はエレメント内部の清浄な液体はエア圧を
利用してタンクに落し、エレメント外側部の液体はエア
にて加圧し、エレメントでできるだけ濾過してタンクへ
落すので、液体のロスを少なくすることができる。
又、エレメントの外側にスクリューを取り付けることに
より、ケーシング内壁面近くに浮遊するあるいは壁面に
付着しているこみ粒子を強制的にケーシング下部へ搬送
し、ケーシング下部内のドレン中のこみ粒子の濃度をよ
り上げることができると共に、逆洗時はエアならびに液
体(オイル)の旋回によりニレメン1〜表面よりケーシ
ング内壁面に飛ばされたごみ粒子をケーシング下部に送
り込み、こみ濃度を上げると同時にごみ粒子を系外に排
出させることができ、ン濾過性能、濃縮性能を向上させ
ることができる。
更に、エレメントからなる回転体の上部に上部旋回翼を
取り付けてスクリューと併用することにより、液体(オ
イル)の旋回力を強め、水分、大径粒子の除去能力をよ
り向上させることができる。
更に、又、エレメントからなる回転体の表面に旋回翼を
設けてその外側にスクリューを取り付けることにより、
液体に強制的に旋回を与えることができて、液体中の大
径のごみ粒子を遠心力により予め除去しエレメントの濾
過負荷をより減らし得られると共に液体中の水分を遠心
力により除去し、ケーシング下部にごみ粒子等を貯留で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の液体濾過装置の一実施例を示す断面図
、第2図は第1図の■方向断面図、第3図は第1図の■
方向断面図、第4図は本発明の他の実施例を示す断面図
、第5図は第4図のV方向断面図、第6図は本発明の更
に他の実施例を示す断面図、第7図は第6図のv■方向
断面図、第8図は本発明の別の実施例を示す断面図、第
9図は第8図のIX方向断面図、第10図は本発明の更
に別の実施例を示す断面図、第11図は第10図のXI
方向断面図、第12図は従来の液体ン濾過装置の概略図
、第13図及び第14図はいずれも従来のエレメントの
部分断面図である。 1・・・上部ケーシング、2・・・中間ケーシング、3
・・・下部ケーシング、4・・・エレメント、5・・・
上部シャフト.6・・・下部シャフト、7・・・架台、
8・・・オイル入口、9・・・エア入口、12・・・ド
レン排出口、22・・・清浄オイル出口、28・・・モ
ータ、41・・・スクリュー、42・・・上部旋回翼、
43・・・旋回翼。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)固定のケーシング内に、円筒状のエレメントの上端
    に上部シャフトを取り付けると共に下端に下部シャフト
    を取り付けてなる回転体を鉛直に収納し、上記回転体の
    上部シャフトをケーシング上部に、又、上記回転体の下
    部シャフトをケーシング下部にそれぞれ回転自在に支持
    させ、上記回転体を上記ケーシング外部の駆動装置に連
    結し、且つ上記ケーシングの上部に接線方向に液体を流
    入させる入口を開口させると共に、逆洗用のエアを上記
    回転体内に送入する入口を設け、又、上記ケーシングの
    下部に回転体内から清浄な液体を取り出す出口を設ける
    と共に、上記回転体の外側を下降したドレンを排出する
    排出口を設けたことを特徴とする液体濾過装置。 2)固定のケーシング内に、円筒状のエレメントの上端
    に上部シャフトを取り付けると共に下端に下部シャフト
    を取り付けてなる回転体を鉛直に収納し、上記回転体の
    上部シャフトをケーシング上部に、又、上記回転体の下
    部シャフトをケーシング下部にそれぞれ回転自在に支持
    させ、上記回転体を上記ケーシング外部の駆動装置に連
    結し、且つ上記ケーシングの上部に接線方向に液体を流
    入させる入口を開口させると共に、逆洗用のエアを上記
    回転体内に送入する入口を設け、又、上記ケーシングの
    下部に回転体内から清浄な液体を取り出す出口を設ける
    と共に、上記回転体の外側を下降したドレンを排出する
    排出口を設け、更に、上記回転体の外表面にスクリュー
    を取り付けたことを特徴とする液体濾過装置。 3)固定のケーシング内に、円筒状のエレメントの上端
    に上部シャフトを取り付けると共に下端に下部シャフト
    を取り付けてなる回転体を鉛直に収納し、上記回転体の
    上部シャフトをケーシング上部に、又、上記回転体の下
    部シャフトをケーシング下部にそれぞれ回転自在に支持
    させ、上記回転体を上記ケーシング外部の駆動装置に連
    結し、且つ上記ケーシングの上部に接線方向に液体を流
    入させる入口を開口させると共に、逆洗用のエアを上記
    回転体内に送入する入口を設け、又、上記ケーシングの
    下部に回転体内から清浄な液体を取り出す出口を設ける
    と共に、上記回転体の外側を下降したドレンを排出する
    排出口を設け、更に、上記回転体の外表面に突起体より
    なる旋回翼を取り付けたことを特徴とする液体濾過装置
    。 4)固定のケーシング内に、円筒状のエレメントの上端
    に上部シャフトを取り付けると共に下端に下部シャフト
    を取り付けてなる回転体を鉛直に収納し、上記回転体の
    上部シャフトをケーシング上部に、又、上記回転体の下
    部シャフトをケーシング下部にそれぞれ回転自在に支持
    させ、上記回転体を上記ケーシング外部の駆動装置に連
    結し、且つ上記ケーシングの上部に接線方向に液体を流
    入させる入口を開口させると共に、逆洗用のエアを上記
    回転体内に送入する入口を設け、又、上記ケーシングの
    下部に回転体内から清浄な液体を取り出す出口を設ける
    と共に、上記回転体の外側を下降したドレンを排出する
    排出口を設け、更に、上記回転体の外表面に突起体より
    なる旋回翼を取り付け、該旋回翼の外側にスクリューを
    取り付けたことを特徴とする液体濾過装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04271804A (ja) * 1991-02-27 1992-09-28 Ishigaki Mech Ind Co ろ過機の洗浄装置
CN105521642A (zh) * 2016-01-21 2016-04-27 中国海洋石油总公司 一种自驱动调向式反冲洗循环再生射流装置及使用方法

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JPH04271804A (ja) * 1991-02-27 1992-09-28 Ishigaki Mech Ind Co ろ過機の洗浄装置
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