JPH05293312A - クーラント濾過装置 - Google Patents

クーラント濾過装置

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JPH05293312A
JPH05293312A JP4121398A JP12139892A JPH05293312A JP H05293312 A JPH05293312 A JP H05293312A JP 4121398 A JP4121398 A JP 4121398A JP 12139892 A JP12139892 A JP 12139892A JP H05293312 A JPH05293312 A JP H05293312A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】底壁32が第1側壁42と所定の間隔を隔てた
状態で、ドラムフィルタ22がベアリング54、56を
介して第2側壁44に片持状に回転可能に設けられる。 【効果】処理槽18内の液面がドラムフィルタ22の回
転軸付近の高さ位置で濾過処理を行う場合でも、流入口
17側の液面付近に浮遊する切粉19は、ドラムフィル
タ22の底壁32と汚濁液槽18の第1側壁42との間
を通過して排出スロープ20側へ移動させられるため、
スクレーパ88による掻上げ作動によって排出スロープ
20付近の液面に浮遊する切粉19も能率良く排出され
る。また底壁32に濾布34が取り付け可能となり、濾
過面積が広くなってドラムフィルタ22が小型化され得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は機械加工に使用されたク
ーラントを濾過するためのクーラント濾過装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】切削加工や研削加工などの機械加工に使
用された水或いは油等のクーラントが流入させられる流
入口を有する液槽と、その液槽の一端部に傾斜した状態
で設けられた排出スロープから液槽内に沈殿した切粉を
掻き出す掻出装置と、濾過材を外周壁に有し、液槽の流
入口と前記排出スロープとの間において中心軸が略水平
となるように配設された有底円筒状のドラムフィルタと
を備え、上記液槽内のクーラントがドラムフィルタの外
周側から内周側へ通過させられることにより浄化され
て、液槽の前記流入口と排出スロープとの間の互いに対
向する一対の側壁のうちの一方側壁を通して流出させら
れる形式のクーラント濾過装置が知られている。例えば
特公平2−44564号公報に記載された濾過装置がそ
れである。このようなクーラント濾過装置は、使用済ク
ーラントをドラムフィルタの外側から内側へ濾過するよ
うになっているため、ドラムフィルタの内部にクーラン
トを供給することによりドラムフィルタの内側から外側
へ濾過する形式の濾過装置に比較して、切粉を集めて排
出する手段が比較的単純に構成され得るとともに、被削
材や切削工具等が誤ってクーラントとともに流入口から
濾過装置内に落下した場合に濾過材が破損することが防
止される利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のクーラント濾過装置は、ドラムフィルタの底壁が棒
状回転軸を介して液槽の側壁に回転可能に連結されてい
るため、ドラムフィルタの濾過面積を可及的に大きくし
ようとして液槽内の液面がドラムフィルタの回転軸付近
の高さ位置で濾過処理が行われると、液槽内の流入口側
の液面に浮遊する切粉が排出スロープ側へ移動しようと
するのがドラムフィルタの上記棒状回転軸により阻害さ
れる。このため、液面に浮遊する切粉は流入口の液面付
近に集中してしまい、排出スロープによる切粉の掻出し
によって排出されない欠点があった。特に機械加工品が
アルミニウム合金などの軽金属製品の場合には、比較的
長くカールした形状の個々の切粉が絡み合った毛玉状の
屑塊が液槽の液面付近に大量に浮遊し易いため、上記の
不都合が顕著であった。また、前記従来のクーラント濾
過装置は、ドラムフィルタの底壁は棒状回転軸が取り付
けられるために濾過材にて構成することができず、濾過
面積を得るためにドラムフィルタを大型としなければな
らなかった。
【0004】本発明は以上の事情を背景として為された
ものであり、その目的とすることろは、液槽内の液面付
近の切粉等を能率良く掻き出し得、しかも小型で高い濾
過能力を有する濾過装置を提供することにある。
【0005】斯かる目的を達成するための本発明の要旨
とするところは、機械加工に使用されたクーラントが流
入させられる流入口を有する液槽と、その液槽の一端部
に傾斜した状態で設けられた排出スロープから液槽内に
沈殿した切粉を掻き出す掻出装置と、濾過材を外周壁に
有し、上記液槽の流入口と前記排出スロープとの間にお
いて中心軸が略水平となるように配設された有底円筒状
のドラムフィルタとを備え、液槽内のクーラントがドラ
ムフィルタの外周側から内周側へ通過させられることに
より浄化されて、前記液槽の前記流入口と排出スロープ
との間の互いに対応する一対の側壁のうちの一方側壁を
通して流出させられる形式のクーラント濾過装置であっ
て、前記ドラムフィルタの底壁が前記一対の側壁のうち
の他方側壁と所定の間隔を隔てた状態でドラムフィルタ
を前記一方側壁において片持状に回転可能に支持する片
持回転支持装置を、含むことにある。
【0006】
【作用および発明の効果】このようにすれば、片持回転
支持装置により、前記ドラムフィルタの底壁が前記一対
の側壁のうちの他方側壁と所定の間隔を隔てた状態でそ
のドラムフィルタが前記一方側壁において片持状に回転
可能に支持される。これにより、液槽内の液面がドラム
フィルタの回転軸付近の高さ位置で濾過処理が行われる
状態でも、流入口側の液面付近に浮遊する切粉は、ドラ
ムフィルタの底壁と液槽の他方側壁との間を通過して排
出スロープ側へ移動させられるため、排出スロープ付近
における掻出装置の切粉の掻上げ作動によって液面に浮
遊する切粉も能率良く排出される。このような効果は機
械加工品がアルミニウム合金などの軽金属製品の場合に
特に顕著である。
【0007】また、ドラムフィルタの底壁に回転軸が設
けられないため、その底壁に濾過材を取り付けることに
より従来に比較して濾過面積を広くすることが可能とな
ってドラムフィルタを小型とすることできる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例のクーラント濾
過装置の構成を示す概要図である。クーラント濾過装置
は、切削加工に使用された使用済クーラントを浄化する
本体装置10および本体装置10を収容して本体装置1
0から流出させられる浄化済クーラントを受け入れる貯
留槽12から構成されている。
【0010】本体装置10は、図示しない切削加工装置
における被削材14の切削加工時に、受け槽16に受け
られた使用済クーラントが流入させられる流入口17を
一端部に有する処理槽18と、処理槽18の流入口17
と反対側の他端部に設けられた板状部材であって、処理
槽18内に沈殿したり或いは上記他端部側の液面上に浮
遊している切粉19を掻き出すために傾斜させられた排
出スロープ20と、掻き上げられた切粉19に含まれる
クーラントを処理槽18内に戻すために排出スロープ2
0よりも小さい傾斜角でその先端部分に設けられた脱水
台21と、クーラントを濾過するための有底円筒状のド
ラムフィルタ22と、ドラムフィルタ22を回転させ且
つ切粉19を掻き出すための掻出装置24とから構成さ
れている。
【0011】ドラムフィルタ22は、処理槽18内の流
入口17と排出スロープ28との間において中心軸が略
水平となるように配設されており、図2に詳しく示され
るように、粗い網状の外周壁30および底壁32の外面
一面に、ポリエステル素材の濾布34が取り付けられて
いる。濾布34の目の大きさ(メッシュ)は被削材10
の種類等に応じて例えば250μ程度とされている。処
理槽18の流入口17と排出スロープ20との間には一
対の第1側壁42および第2側壁44が相対向した状態
で位置させられており、上記ドラムフィルタ22は、底
壁32が第1側壁42と所定の間隔Dを隔てた状態で第
2側壁44に本発明の片持回転支持装置に相当するベア
リング54および56を介して片持状に回転可能に支持
されている。
【0012】すなわち、図2において、第2側壁44の
円形開口部46には、第2側壁44を挟んで外周円筒部
材53のフランジ48と環状部材50とがボルト52に
より固定されることによって、外周円筒部材53が円形
開口部46から外側へ突き出した状態で嵌め着けられて
いる。外周円筒部材53の内側には、ベアリング54、
56を介して内周円筒部材40が回転可能に支持されて
いる。この内周円筒部材40の第2側壁44の外側に突
き出した一端部には環状のカバー58が複数のボルト6
0により一体的に固定され、第2側壁44の内側に突き
出した他端部には外周フランジ部62が一体的に設けら
れている。そして、前記ドラムフィルタ22は、その環
状の結合部63が環状スプロケット38および外周フラ
ンジ部62と複数のボルト64で固定されることによ
り、環状スプロケット38、内周円筒部材40、カバー
58等と一体的に固定され、第2側壁44において片持
状に回転可能に支持されている。ドラムフィルタ22の
外周側から内周側へ向かって濾布34を通過させられる
浄化済クーラントは内周円筒部材40の内側の流出口6
6から貯留槽12へ流出させられるようになっている。
なお、67、68はベアリング54、56の移動を阻止
するためのストップリング、69はベアリング54、5
6からの油漏れを防ぐオイルシールである。またドラム
フィルタ22の内部には、その中心軸よりやや高い位置
に、浄化済クーラントが気体を混合した状態で噴射され
る複数の穴70aを上方部分に有する洗浄ノズル70が
挿入されており、濾布34によって浄化された浄化済ク
ーラントによって濾布34がドラムフィルタ22の内側
から濾過方向とは逆向きに洗浄されるようになってい
る。
【0013】前記掻出装置24は、図1および図3に示
されるように、処理槽18の脱水台21近傍の駆動軸7
2に設けられた一対の第1スプロケット74と、駆動軸
72を回転駆動する駆動装置76と、処理槽18の流入
口17近傍の回転軸78に設けられた一対の第2スプロ
ケット80と、支持板81および第1側壁42に回転軸
82により環状スプロケット38と略同径且つ同心に回
転可能に設けられたテンションローラ83と、第1側壁
42側の第1スプロケット74、第2スプロケット80
およびテンションローラ83に巻き掛けられた第1チェ
ーン84と、第2側壁44側の第1スプロケット74、
第2スプロケット80および環状スプロケット38に巻
き掛けられた第2チェーン86と、第1チェーン84お
よび第2チェーン86に略等間隔に設けられた複数の板
状のスクレーパ88と、第1チェーン84および第2チ
ェーン86のスリップ状態を検知するスリップセンサ8
9とから構成されている。
【0014】図1、図3および図4において、貯留槽1
2を覆う蓋部材90には、液面計92、給水ポンプ9
4、およびアキュムレータ96が取り付けられている。
液面計92は図示しない下限水位センサを備えており、
これにより貯留槽12内の浄化済クーラントの水位が所
定位置まで低下したことが報知されるようになってい
る。給水ポンプ94には、弁100および圧力計102
を備えたクーラント供給管104が接続されており、貯
留槽12内の浄化済クーラントの一部がクーラント供給
管104を通じて再び被削材14に供給される。アキュ
ムレータ96には、コンプレッサ等の気体供給源105
が気体供給管106の逆止弁108、電磁開閉弁11
0、気体供給管106内の圧力を一定に調節するレギュ
レータ111、および逆止弁107を順次介して接続さ
れるとともに、クーラント供給管104、弁114を備
えた分岐管116、および逆止弁107を介して給水ポ
ンプ94が接続される一方、気液供給管118を介して
洗浄ノズル70が接続されている。このため、電磁開閉
弁110の作動に応じてアキュムレータ96内に気体が
流入させられると、洗浄ノズル70の穴70aから気泡
を含んだ浄化済クーラントが外周壁30および底壁32
の濾布34に向かって噴射されるようになっている。
【0015】次に、上記のように構成されたクーラント
浄化装置の作動を説明する。処理槽18内のクーラント
はドラムフィルタ22の外周側から内周側へ通過させら
れて浄化されるとともに、流出口66を通じて浄化済ク
ーラントが貯留槽12内に流出させられ、給水ポンプ9
4によって再度被削材14に供給される。また駆動装置
76が作動させられることにより駆動軸74が連続的ま
たは間欠的に回転駆動させられると、第2チェーン86
によりドラムフィルタ22が図1の矢印方向に回転させ
られるとともに、第1チェーン84および第2チェーン
86により、スクレーパ88が処理槽18の底面および
排出スロープ20の面に対して僅かな隙間を隔てた状態
で移動させられる。これにより、処理槽18内に沈殿し
た切粉19や、液面付近に浮遊する切粉19のうち、流
入口17付近からドラムフィルタ22の底壁32と処理
槽18の第1側壁42との間を通過して排出スロープ2
0側に移動させられた切粉19がスクレーパ88により
排出スロープ20に沿って掻き上げられて脱水台21上
に押し出され、続いて掻き上げられた切粉19に更に押
し出されると切粉回収箱120内に落下させられて回収
される。一方ドラムフィルタ22内では、電磁開閉弁1
10が所定の周期で開放状態とされることにより、回転
するドラムフィルタ22の外周壁30および底壁32に
向かって洗浄ノズル70の穴70aから浄化済クーラン
トと気体の混合液が間欠的に噴射されて、濾布34が濾
過方向とは逆向きに洗浄される。
【0016】上述のように、本実施例によれば、ベアリ
ング54、56により、ドラムフィルタ22の底壁32
が第1側壁42と所定の間隔を隔てた状態で、ドラムフ
ィルタ22が第2側壁44において片持状に回転可能に
支持される。これにより、ドラムフィルタ22の濾過面
積を可及的に大きくするために処理槽18内の液面がド
ラムフィルタ22の回転軸付近の高さ位置で濾過処理を
行う場合でも、流入口17側の液面付近に浮遊する切粉
19は、ドラムフィルタ22の底壁32と処理槽18の
第1側壁42との間を通過して排出スロープ20側へ順
次移動させられるため、排出スロープ20付近の液面に
浮遊する切粉19もスクレーパ88の切粉19の掻上げ
作動によって能率良く排出される。特に機械加工品がア
ルミニウム合金などの軽金属製品の場合には、比較的長
くカールした形状の個々の切粉が絡み合った毛玉状の屑
塊が処理槽18の液面付近に大量に浮遊し易いため、上
記効果が特に顕著に得られる。
【0017】また、本実施例によれば、ドラムフィルタ
22の底壁32に回転軸が設けられないため、その底壁
32に濾布34を取り付けることが可能となり、底壁3
2に棒状回転軸を取り付けるための板材等が設けられた
従来の装置に比較して、濾過面積が広くされてドラムフ
ィルタ22が小型となる。
【0018】また、本実施例のクーラント濾過装置で
は、スクレーパ88により脱水台21上まで掻き上げら
れた切粉19は、次のスクレーパ88により掻き上げら
れる切粉19によって押し出されるまで所定期間脱水台
21上に滞留させられるため、切粉19に含まれたクー
ラントが処理槽18内に好適に回収されて、クーラント
消費量が抑制される。
【0019】また、本実施例では、ドラムフィルタ22
に設けられたポリエステル素材の濾布34は、処理槽1
8内のクーラント液面の波動に応じて振動させられる。
このため、濾過材が金属素材である従来の濾過装置に比
較して濾布34に切粉19が効率よく脱落させられて、
濾過能率が好適に維持される。
【0020】しかも、本実施例では、アキュムレータ9
6に接続された洗浄ノズル70の穴70aからは、気泡
が混合された浄化済クーラントがドラムフィルタ22の
内部から濾布34の張り付け面に向かって噴射される。
このため、濾布34の目に張り付け面と反対側の面から
詰まった切粉19に対し、張り付け面側から浄化済クー
ラントが気泡により濾布34に間欠的に叩きつけるよう
に当たって濾布34が微振動させられることとなり、切
粉19が効果的に取り落とされて濾布34が好適に再生
される。
【0021】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明したが、本発明はその他の態様においても適用され
得る。
【0022】例えば、前述の実施例では、切削加工に使
用されたクーラントを濾過するクーラント濾過装置につ
いて説明されていたが、研削加工など他の機械加工に使
用されたクーラントから研削粉等を取り除くに際しても
本発明が適用され得る。
【0023】また、前述の実施例のドラムフィルタ22
は濾布34を備えていたが、濾紙などの他の材料が用い
られても良いし、ドラムフィルタ22自体が細かなメッ
シュで構成されていれば、濾布34が備えられていなく
てもよい。
【0024】なお、上述したのは本発明の一実施例であ
り、本発明はその要旨を逸脱しない範囲において種々変
更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるクーラント濾過装置の
構成および配管を説明する一部を切り欠いた正面図であ
る。
【図2】図1のクーラント濾過装置のドラムフィルタを
詳しく説明する要部断面図である。
【図3】図1のクーラント濾過装置の一部を切り欠いた
平面図である。
【図4】図1のクーラント濾過装置の一部を切り欠いた
側面図である。
【符号の説明】
10 本体装置、12 貯留槽(クーラント濾過装置) 17 流入口 18 処理槽 19 切粉 20 排出スロープ 22 ドラムフィルタ 24 掻出装置 32 底壁 34 濾布(濾過材) 42 第1側壁(他方側壁) 44 第2側壁(一方側壁) 54、56 ベアリング(片持回転支持装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 33/58 B23Q 11/00 U 7908−3C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械加工に使用されたクーラントが流入
    させられる流入口を有する液槽と、該液槽の一端部に傾
    斜した状態で設けられた排出スロープから該液槽内に沈
    殿した切粉を掻き出す掻出装置と、濾過材を外周壁に有
    し、該液槽の流入口と前記排出スロープとの間において
    中心軸が略水平となるように配設された有底円筒状のド
    ラムフィルタとを備え、該液槽内のクーラントが該ドラ
    ムフィルタの外周側から内周側へ通過させられることに
    より浄化されて、前記液槽の前記流入口と排出スロープ
    との間の互いに対向する一対の側壁のうちの一方側壁を
    通して流出させられる形式のクーラント濾過装置であっ
    て、 前記ドラムフィルタの底壁が前記一対の側壁のうちの他
    方側壁と所定の間隔を隔てた状態で該ドラムフィルタを
    前記一方側壁において片持状に回転可能に支持する片持
    回転支持装置を含むことを特徴とするクーラント濾過装
    置。
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