JPS639717A - 動圧流体軸受装置 - Google Patents
動圧流体軸受装置Info
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- JPS639717A JPS639717A JP15276986A JP15276986A JPS639717A JP S639717 A JPS639717 A JP S639717A JP 15276986 A JP15276986 A JP 15276986A JP 15276986 A JP15276986 A JP 15276986A JP S639717 A JPS639717 A JP S639717A
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- bearing
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- thrust
- bearing device
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Links
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Landscapes
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、動圧流体軸受装置に関する。この装置は、例
えば、レーザビームプリンタ等に使用される回転多面光
偏光器等に使用される回転ユニット用軸−受装置として
好適なものである。
えば、レーザビームプリンタ等に使用される回転多面光
偏光器等に使用される回転ユニット用軸−受装置として
好適なものである。
[従来技術]
従来、この種の動圧流体軸受装置として第2図に示す構
成のものが知られている。同図において、ハウジング1
は軸4をΦ山皮するラジアル市市受内面2と平面状のス
ラスト軸受底面3を有し、軸4は、動圧発生用の浅溝5
を有する釉側面6と凸型のスラスト端面7を有する。ま
た、ハウジング1のスラスト軸受底面3の中央部にはハ
ウジング1の外部に開口している直径0.5mm程度の
流通穴llが設けられている。なお、ハウジング1は、
例えば重量比25%以上のカーボンを含む自己潤滑性樹
脂で構成されている。
成のものが知られている。同図において、ハウジング1
は軸4をΦ山皮するラジアル市市受内面2と平面状のス
ラスト軸受底面3を有し、軸4は、動圧発生用の浅溝5
を有する釉側面6と凸型のスラスト端面7を有する。ま
た、ハウジング1のスラスト軸受底面3の中央部にはハ
ウジング1の外部に開口している直径0.5mm程度の
流通穴llが設けられている。なお、ハウジング1は、
例えば重量比25%以上のカーボンを含む自己潤滑性樹
脂で構成されている。
この構成において、軸4を回転させると動圧により釉4
が浮上して軸受隙間を生ずる。このとき、流体がハウジ
ング1上部の開口部から流入して流通穴11からハウジ
ング1の外部に流出し、軸4の浮上量はほぼ一定に保た
れる。
が浮上して軸受隙間を生ずる。このとき、流体がハウジ
ング1上部の開口部から流入して流通穴11からハウジ
ング1の外部に流出し、軸4の浮上量はほぼ一定に保た
れる。
第3図は、第2図の装置をポリゴンスキャナ用モータに
適用したときの全体構成を示す。同図において、20は
ポリゴンミラー、21はコイル、22は磁石、23はケ
ースである。
適用したときの全体構成を示す。同図において、20は
ポリゴンミラー、21はコイル、22は磁石、23はケ
ースである。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、このような従来例の構成によると、流通
穴11等の加工精度によっては、流通穴11から外部に
流出する流体量が多過ぎて、スラスト端面7に対する圧
力が減少し、軸4のスラスト浮上量が少なくなり、この
結果、スラスト剛性、スラスト負荷容量の低下を招くと
いう不都合があった。さらにはスラスト端面7とスラス
ト軸受底面3とが非接触状態に至るまでの回転数が高い
ため、スラスト端面7およびスラスト軸受底面3が損傷
しやすいという欠点があった。また、このような欠点を
加工精度を上げて回避することは、限界があるとともに
、加工コストが高くなるので好ましくなかった。
穴11等の加工精度によっては、流通穴11から外部に
流出する流体量が多過ぎて、スラスト端面7に対する圧
力が減少し、軸4のスラスト浮上量が少なくなり、この
結果、スラスト剛性、スラスト負荷容量の低下を招くと
いう不都合があった。さらにはスラスト端面7とスラス
ト軸受底面3とが非接触状態に至るまでの回転数が高い
ため、スラスト端面7およびスラスト軸受底面3が損傷
しやすいという欠点があった。また、このような欠点を
加工精度を上げて回避することは、限界があるとともに
、加工コストが高くなるので好ましくなかった。
さらに、スラスト軸受底面3が自己潤滑性樹脂で構成さ
れているため、スラスト軸受底面3の加工精度の劣化や
熱変形による精度劣化を生じる場合があるとともに、加
工性も劣るため加工コストが高く−なるという欠点があ
った。
れているため、スラスト軸受底面3の加工精度の劣化や
熱変形による精度劣化を生じる場合があるとともに、加
工性も劣るため加工コストが高く−なるという欠点があ
った。
本発明は、上述従来例の欠点に鑑み、−安定した軸受隙
間を保って起動・停止時における損傷の発生を防止する
ことができるとともに、加工精度が良く、加工コストの
安い動圧流体軸受装置を提供することを目的とする。
間を保って起動・停止時における損傷の発生を防止する
ことができるとともに、加工精度が良く、加工コストの
安い動圧流体軸受装置を提供することを目的とする。
[実施例]
以下、図面を用いて本発明の実施例について詳細に説明
する。
する。
第1図は、本発明の一実施例に係る動圧流体軸受装置の
構成を示す。同図の装置は、第2図の装置に対して、ス
ラスト軸受底面の構成のみを変更したものである。第1
図中で、第2図の従来例と共通する部分は同一番号を付
しである。
構成を示す。同図の装置は、第2図の装置に対して、ス
ラスト軸受底面の構成のみを変更したものである。第1
図中で、第2図の従来例と共通する部分は同一番号を付
しである。
第1図の、スラスト軸受部材8は、中央部の円柱状の自
己潤滑性樹脂31とこれを取り巻く円筒状の多孔質部材
(銅系焼結金属)32と、さらに、これを取り巻く円筒
状の軟質金属33とによって構成され、ラジアル軸受部
材9に対して圧入または接着等の方法により固定されて
いる。自己潤滑性樹脂31は重量比25%以上のカーボ
ンを含んでおり、導電性があるため、固定側と回転側と
の導通性をチェックすることができるようになっている
。また、軸受底面3は超精密ダイヤモンド切削加工が施
されている。また、多孔質部材32には球状粉から成形
した材料が用いられている。従って、球状粉の粒径を変
化させることにより、種々の通気率をもつスラスト軸受
が得られ、かつ、この通気率は非常に安定している。
己潤滑性樹脂31とこれを取り巻く円筒状の多孔質部材
(銅系焼結金属)32と、さらに、これを取り巻く円筒
状の軟質金属33とによって構成され、ラジアル軸受部
材9に対して圧入または接着等の方法により固定されて
いる。自己潤滑性樹脂31は重量比25%以上のカーボ
ンを含んでおり、導電性があるため、固定側と回転側と
の導通性をチェックすることができるようになっている
。また、軸受底面3は超精密ダイヤモンド切削加工が施
されている。また、多孔質部材32には球状粉から成形
した材料が用いられている。従って、球状粉の粒径を変
化させることにより、種々の通気率をもつスラスト軸受
が得られ、かつ、この通気率は非常に安定している。
この構成による動圧流体軸受装置では、回転軸4が回転
して浮上したときに、流体は多孔質部材32によって安
定して絞られてハウジング1の外部に流出するため、ス
ラスト軸受底面3の圧力の減少を軽減することができた
。また、上述のように、多孔質部材の通気率を変化させ
ることによりスラスト軸受底面3とスラスト端面7とが
非接触状態に至る最小の回転数を下げることも比較的容
易となった。また、これに加えて軸受中心部には摩擦抵
抗が小さい自己潤滑性樹脂31を配置しているので、ス
ラスト軸受底面3およびスラスト端面7の損傷を防止し
、高寿命なものとなった。またスラスト軸受にダイヤモ
ンド切削加工が可能な軟質金属33を用いて、スラスト
軸受底面3を超精密加工しているため加工性がよく加工
精度を大幅に向上させることができ、従って、多孔質部
材に目詰り等発生することなく安定した特性を得ること
ができた。
して浮上したときに、流体は多孔質部材32によって安
定して絞られてハウジング1の外部に流出するため、ス
ラスト軸受底面3の圧力の減少を軽減することができた
。また、上述のように、多孔質部材の通気率を変化させ
ることによりスラスト軸受底面3とスラスト端面7とが
非接触状態に至る最小の回転数を下げることも比較的容
易となった。また、これに加えて軸受中心部には摩擦抵
抗が小さい自己潤滑性樹脂31を配置しているので、ス
ラスト軸受底面3およびスラスト端面7の損傷を防止し
、高寿命なものとなった。またスラスト軸受にダイヤモ
ンド切削加工が可能な軟質金属33を用いて、スラスト
軸受底面3を超精密加工しているため加工性がよく加工
精度を大幅に向上させることができ、従って、多孔質部
材に目詰り等発生することなく安定した特性を得ること
ができた。
なお、上記説明においては、軸回転の場合を例にとって
説明したが、軸固定でハウジング回転の場合にも本発明
は適用可能である5 [発明の効果] 以上説明したように、本発明によればスラスト軸受を銅
系焼結多孔質金属、軟質金属および自己潤滑性樹脂によ
って構成するようにしたため安価な構成で安定した軸受
隙間を保ち、起動・停止時における損傷の発生を防止し
、かつ高精度で安定した軸受特性を得ることができる。
説明したが、軸固定でハウジング回転の場合にも本発明
は適用可能である5 [発明の効果] 以上説明したように、本発明によればスラスト軸受を銅
系焼結多孔質金属、軟質金属および自己潤滑性樹脂によ
って構成するようにしたため安価な構成で安定した軸受
隙間を保ち、起動・停止時における損傷の発生を防止し
、かつ高精度で安定した軸受特性を得ることができる。
第1図は、本発明の一実施例に係る勤王流体軸受装置を
示す断面図、 第2図は、従来例の断面図、 第3図は、従来のポリゴンスキャナ用モータの全体の構
成を示した断面図である。 1:ハウジング、2ニラシアル軸受内面、3ニスラスト
軸受底面、4:軸、5;溝、7:スラスト端面、31:
自己潤滑性樹脂、32:多孔質部材(銅系焼結金属)、 33:軟質金属。 J 第3図
示す断面図、 第2図は、従来例の断面図、 第3図は、従来のポリゴンスキャナ用モータの全体の構
成を示した断面図である。 1:ハウジング、2ニラシアル軸受内面、3ニスラスト
軸受底面、4:軸、5;溝、7:スラスト端面、31:
自己潤滑性樹脂、32:多孔質部材(銅系焼結金属)、 33:軟質金属。 J 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ラジアル軸受の内面とスラスト軸受の上底面とによ
って回転軸を保持し、これらの軸受面と該回転軸との間
に流体を介在させ、該軸と軸受とを非接触状態で相対的
に回転する動圧流体軸受装置において、上記スラスト軸
受が、銅系焼結多孔質金属と軟質金属と導電性を有する
樹脂とで形成されていることを特徴とする動圧流体軸受
装置。 2、前記樹脂が、重量比25%以上のカーボンを含む自
己潤滑性樹脂である特許請求の範囲第1項記載の動圧流
体軸受装置。 3、前記スラスト軸受底面が、中央部に前記樹脂を配置
され、該樹脂の周囲に前記銅系焼結多孔質金属を配置さ
れ、該銅系焼結多孔質金属の周囲に前記軟質金属を配置
されてなる特許請求の範囲第1または2項記載の動圧流
体軸受装置。 4、前記銅系焼結多孔質金属が、球状粉から成形した焼
結多孔質金属である特許請求の範囲第1,2または3項
に記載の動圧流体軸受装置。 5、前記軟質金属が、黄銅またはアルミニウムである特
許請求の範囲第1,2,3または4項に記載の動圧流体
軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15276986A JPS639717A (ja) | 1986-07-01 | 1986-07-01 | 動圧流体軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15276986A JPS639717A (ja) | 1986-07-01 | 1986-07-01 | 動圧流体軸受装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS639717A true JPS639717A (ja) | 1988-01-16 |
Family
ID=15547747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15276986A Pending JPS639717A (ja) | 1986-07-01 | 1986-07-01 | 動圧流体軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS639717A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6072660A (en) * | 1995-07-28 | 2000-06-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Disk driving apparatus using dynamic pressure-type bearing device |
US6512654B2 (en) | 1997-10-03 | 2003-01-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Magnetic disk driving apparatus with bearing fixed with conductive adhesive |
US11469058B2 (en) | 2018-08-13 | 2022-10-11 | Elrad Electronics d.o.o. | Sliding switch contact structure |
-
1986
- 1986-07-01 JP JP15276986A patent/JPS639717A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6072660A (en) * | 1995-07-28 | 2000-06-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Disk driving apparatus using dynamic pressure-type bearing device |
US6512654B2 (en) | 1997-10-03 | 2003-01-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Magnetic disk driving apparatus with bearing fixed with conductive adhesive |
US11469058B2 (en) | 2018-08-13 | 2022-10-11 | Elrad Electronics d.o.o. | Sliding switch contact structure |
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