JPS639692A - スクロ−ル圧縮機 - Google Patents
スクロ−ル圧縮機Info
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- JPS639692A JPS639692A JP15335986A JP15335986A JPS639692A JP S639692 A JPS639692 A JP S639692A JP 15335986 A JP15335986 A JP 15335986A JP 15335986 A JP15335986 A JP 15335986A JP S639692 A JPS639692 A JP S639692A
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- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、冷凍装置や空気調和装置などの冷媒の圧縮
あるいは空気の圧縮などに用いるスクロール圧縮機に関
するものである。
あるいは空気の圧縮などに用いるスクロール圧縮機に関
するものである。
第5図は例えば特願昭59−64571号明細書に示さ
れる従来のスクロール圧縮機の断面図であ)、スクロー
ル圧縮機を冷凍装置や空気調和装置に適用しようとする
場会の具体的な例であって、フロンなどのガス体の圧縮
機として栴成したものである。図において、1は固定ス
クロール、1aは固定スクロール端板、1bは固定スク
ロール側板、2は揺動スクロール、2aは揺動スクロー
ル端板、2bは揺動スクロール側板、2Cは揺動スクロ
ール軸、5は圧縮室、6は圧縮室5の吸入室、7は固定
スクロール1の外周に設けられた吸込穴、8は吐出管、
4は吐出室、9は揺動スクロール端板2a下面を支承す
るスラスト軸受、10は後述する主軸受17を介して主
軸を支承する上部軸受支え、11は同じく後述する渦巻
受18t−介して主軸を支承する下部軸受支え、lla
は下部軸受支えに設けられたパランサ室、llbはパラ
ンサ室から油を排出する返油穴である。固定スクロール
1と軸受支え10および軸受支え11はピン(図示せず
)あるいはインロウ部などによシ各々同軸に組合され、
ゼルト(図示せず)などによって締結固定されている。
れる従来のスクロール圧縮機の断面図であ)、スクロー
ル圧縮機を冷凍装置や空気調和装置に適用しようとする
場会の具体的な例であって、フロンなどのガス体の圧縮
機として栴成したものである。図において、1は固定ス
クロール、1aは固定スクロール端板、1bは固定スク
ロール側板、2は揺動スクロール、2aは揺動スクロー
ル端板、2bは揺動スクロール側板、2Cは揺動スクロ
ール軸、5は圧縮室、6は圧縮室5の吸入室、7は固定
スクロール1の外周に設けられた吸込穴、8は吐出管、
4は吐出室、9は揺動スクロール端板2a下面を支承す
るスラスト軸受、10は後述する主軸受17を介して主
軸を支承する上部軸受支え、11は同じく後述する渦巻
受18t−介して主軸を支承する下部軸受支え、lla
は下部軸受支えに設けられたパランサ室、llbはパラ
ンサ室から油を排出する返油穴である。固定スクロール
1と軸受支え10および軸受支え11はピン(図示せず
)あるいはインロウ部などによシ各々同軸に組合され、
ゼルト(図示せず)などによって締結固定されている。
12は揺動スクロール2の自転を防止してこれを公転す
なわち揺動運動させるための自転防止機構であるオルダ
ム継手、14は揺動スクロール2を駆動させるクランク
軸すなわち主軸、15は主軸14の軸心と偏心し軸方向
に貫通して設けられた給油穴、16は主軸14の上端に
所定量だけ偏心して設けられた揺動軸受、17は上部軸
受支え10は圧入などにより固定され、主軸14の上部
を回転自在に支承する上部主軸受、18は下部軸受支え
11に圧入などによシ固定され、主軸14下部を回転自
在に支承する下部主軸受、19は下部軸受支え11にゼ
ルトなどによって固定された電動機ステータ、20は主
軸14に圧入、焼灰めなどにより固定された電動機ロー
タ、21は主軸14に焼灰めなどにより固定された第1
パランサ、22は電動機ロータ20の下端に取付けられ
た第2パランサ、23は主軸14の下端に焼灰めなどに
より固定されたオイル・ポンプである。また、24は上
述の各部材を収納し固定する下部シェル、25は下部シ
ェル24の上部に嵌合し、嵌合部を溶接することにより
圧縮機全体を密封する上部シェルであり、下部レニル2
4と内部各部材の固定は、下部軸受支え11の外周部材
の圧入あるいは焼灰めによっている。26は下部シェル
24の側面に設けられ、シェル下部よシ内部へ吸入ガス
を導入する吸入管、27は下部シェル24底部に溜めら
れた油、28は油27上方に配設され下部シェル24に
固定された邪魔板で、中央部に主軸14を貫通させるた
めの穴28a・ が設けられている。29は下部ンエル
24の下部に溶接などにより固定された圧縮機全体を支
える足、36は上部シェル25にリングプロジェクショ
ンなどにより固定されたガラス端子で、電動機ステータ
19からのリード線(図示せず)が接続されている。
なわち揺動運動させるための自転防止機構であるオルダ
ム継手、14は揺動スクロール2を駆動させるクランク
軸すなわち主軸、15は主軸14の軸心と偏心し軸方向
に貫通して設けられた給油穴、16は主軸14の上端に
所定量だけ偏心して設けられた揺動軸受、17は上部軸
受支え10は圧入などにより固定され、主軸14の上部
を回転自在に支承する上部主軸受、18は下部軸受支え
11に圧入などによシ固定され、主軸14下部を回転自
在に支承する下部主軸受、19は下部軸受支え11にゼ
ルトなどによって固定された電動機ステータ、20は主
軸14に圧入、焼灰めなどにより固定された電動機ロー
タ、21は主軸14に焼灰めなどにより固定された第1
パランサ、22は電動機ロータ20の下端に取付けられ
た第2パランサ、23は主軸14の下端に焼灰めなどに
より固定されたオイル・ポンプである。また、24は上
述の各部材を収納し固定する下部シェル、25は下部シ
ェル24の上部に嵌合し、嵌合部を溶接することにより
圧縮機全体を密封する上部シェルであり、下部レニル2
4と内部各部材の固定は、下部軸受支え11の外周部材
の圧入あるいは焼灰めによっている。26は下部シェル
24の側面に設けられ、シェル下部よシ内部へ吸入ガス
を導入する吸入管、27は下部シェル24底部に溜めら
れた油、28は油27上方に配設され下部シェル24に
固定された邪魔板で、中央部に主軸14を貫通させるた
めの穴28a・ が設けられている。29は下部ンエル
24の下部に溶接などにより固定された圧縮機全体を支
える足、36は上部シェル25にリングプロジェクショ
ンなどにより固定されたガラス端子で、電動機ステータ
19からのリード線(図示せず)が接続されている。
以上のように構成されたスクロール圧縮様に通電される
と、電動機ステータ19およびロータ20が発生する駆
動力により、主軸14に回転が与えられ、揺動スクロー
ル2に揺動軸受16′f:介して回転が伝達される。揺
動スクロール2に回転力が伝達されると、前述したよう
に揺動スクロール2は上部軸受支え10に対して角度的
に一定の姿勢を保ちながら運動するいわゆる揺動運動を
行うため、圧縮作用が行われる。このような圧縮作用が
行われる間、気体は第5図の破線矢印に示すように、吸
入管26から圧縮機内に吸入され、電動機ステータ19
の上部を冷却した後、上部軸受支え10の外周の通路(
図示せず)を通って、固定スクロール1の吸入穴7から
吸入室6に吸入される。
と、電動機ステータ19およびロータ20が発生する駆
動力により、主軸14に回転が与えられ、揺動スクロー
ル2に揺動軸受16′f:介して回転が伝達される。揺
動スクロール2に回転力が伝達されると、前述したよう
に揺動スクロール2は上部軸受支え10に対して角度的
に一定の姿勢を保ちながら運動するいわゆる揺動運動を
行うため、圧縮作用が行われる。このような圧縮作用が
行われる間、気体は第5図の破線矢印に示すように、吸
入管26から圧縮機内に吸入され、電動機ステータ19
の上部を冷却した後、上部軸受支え10の外周の通路(
図示せず)を通って、固定スクロール1の吸入穴7から
吸入室6に吸入される。
さらに、前述のように圧縮されて吐出管8から吐出され
る。
る。
また、圧縮機の運動中、下部シェル24内の油27は第
5図の実線矢印に示すようにオイル・ポンプ23の先端
から吸入され、主軸14の回転により発生する遠心力に
より給油穴15内を上昇し、下部主軸受18に一部給油
された後、揺動軸受16、上部主軸受17に給油される
。揺動輪受16と上部主軸受17に給油されたのち、油
はスラスト軸受9の給油溝9aを通ってスラスト軸受9
の内周側から外周へ排出される、スラスト軸受9の外周
へ排出された油は揺動スクロール端板2aとオルダム継
手1・2との微少間隙により吸入室6への流出が防止さ
れ、返油穴13からパランサ室11aに落下し、その後
、返油穴1 l b′f!:通ってシェル24内を落下
し、邪魔板28の穴28aから下部シェル゛24内の底
部に戻される。このように圧縮機の運転中、油は各軸受
に連続的に供給されるため圧縮機は安全に運転すること
ができる。
5図の実線矢印に示すようにオイル・ポンプ23の先端
から吸入され、主軸14の回転により発生する遠心力に
より給油穴15内を上昇し、下部主軸受18に一部給油
された後、揺動軸受16、上部主軸受17に給油される
。揺動輪受16と上部主軸受17に給油されたのち、油
はスラスト軸受9の給油溝9aを通ってスラスト軸受9
の内周側から外周へ排出される、スラスト軸受9の外周
へ排出された油は揺動スクロール端板2aとオルダム継
手1・2との微少間隙により吸入室6への流出が防止さ
れ、返油穴13からパランサ室11aに落下し、その後
、返油穴1 l b′f!:通ってシェル24内を落下
し、邪魔板28の穴28aから下部シェル゛24内の底
部に戻される。このように圧縮機の運転中、油は各軸受
に連続的に供給されるため圧縮機は安全に運転すること
ができる。
従来のスクロール圧縮機は以上のように構成されている
ので、主軸140回転によシ主軸内の油に回転が与えら
れ、この回転によシ発生する遠心力によって給油穴15
の下端近傍の圧力が上昇するため油が給油穴15内を上
昇し、各軸受部へ供給されるように構成されていた。こ
のような給油方式のスクロール圧縮機においては主軸回
転数がいわゆる定格の回転数の場合に各軸受部へ必要な
油量が供給されるように設計されている。しかし、この
ような給油方式においては給油穴15内の油面高さ、つ
tυ給油能力は主軸140回転数に大きく左右される。
ので、主軸140回転によシ主軸内の油に回転が与えら
れ、この回転によシ発生する遠心力によって給油穴15
の下端近傍の圧力が上昇するため油が給油穴15内を上
昇し、各軸受部へ供給されるように構成されていた。こ
のような給油方式のスクロール圧縮機においては主軸回
転数がいわゆる定格の回転数の場合に各軸受部へ必要な
油量が供給されるように設計されている。しかし、この
ような給油方式においては給油穴15内の油面高さ、つ
tυ給油能力は主軸140回転数に大きく左右される。
これは給油穴15下端近傍の圧力が油自身の遠心力によ
るものであシ、遠心力は回転数の2乗に比例するためで
ある。この結果、圧延機(インバータなどの使用により
定格回転数より低い回転数で運転されると、給油能力は
急激に低下し、軸受部の潤滑に必要な油量が不足して焼
付などを発生する恐れがあった。特にスクロール圧縮機
の場合、圧縮部を下部に配設することが技術的、コスト
の点から困難である。この結果、軸受部が油27の表面
から相当高い位置に配設されている。このため、低回転
数運転時の給油不足の問題が発生しやすかった。これら
の問題を解決するため主軸14の外径を増大し給油穴1
5の偏心量を大きくする手段も考えられる。しかしこの
ような手設ヲ採用するためには、主軸14の外径が大き
くなるためモータロータ20の内径が増加することにな
りモータ効率の低下を招いたり、また主軸受の直径が増
大するので軸受部での損失を招いたシするという問題点
があった。
るものであシ、遠心力は回転数の2乗に比例するためで
ある。この結果、圧延機(インバータなどの使用により
定格回転数より低い回転数で運転されると、給油能力は
急激に低下し、軸受部の潤滑に必要な油量が不足して焼
付などを発生する恐れがあった。特にスクロール圧縮機
の場合、圧縮部を下部に配設することが技術的、コスト
の点から困難である。この結果、軸受部が油27の表面
から相当高い位置に配設されている。このため、低回転
数運転時の給油不足の問題が発生しやすかった。これら
の問題を解決するため主軸14の外径を増大し給油穴1
5の偏心量を大きくする手段も考えられる。しかしこの
ような手設ヲ採用するためには、主軸14の外径が大き
くなるためモータロータ20の内径が増加することにな
りモータ効率の低下を招いたり、また主軸受の直径が増
大するので軸受部での損失を招いたシするという問題点
があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、低速運転においても軸受部へ必要な油量が供
給でき、安全な運転が行なえる給油方式を備えたスクロ
ール圧縮機を得ることを目的とする。
たもので、低速運転においても軸受部へ必要な油量が供
給でき、安全な運転が行なえる給油方式を備えたスクロ
ール圧縮機を得ることを目的とする。
この発明に係るスクロール圧縮機は、揺動スクロール軸
の先端部に所定量だけ偏心した小径ピン部t−有し、こ
のピン部に対応する主軸偏心穴に軸心と直交する方向に
穴を設け、この穴内にベーンを往復動自在に装入し、ベ
ーン表面を小径ピン部外周面に当接するようにしたもの
である。
の先端部に所定量だけ偏心した小径ピン部t−有し、こ
のピン部に対応する主軸偏心穴に軸心と直交する方向に
穴を設け、この穴内にベーンを往復動自在に装入し、ベ
ーン表面を小径ピン部外周面に当接するようにしたもの
である。
この発明におけるスクロール圧縮機は、揺動スクロール
軸の先端にベーン式容積形オイルポンプを備えたので、
圧縮機の回転数に比例して油量は変化するが、低速回転
においても給油量は切れることなく軸受部への油を供給
することができる。
軸の先端にベーン式容積形オイルポンプを備えたので、
圧縮機の回転数に比例して油量は変化するが、低速回転
においても給油量は切れることなく軸受部への油を供給
することができる。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において、2dは揺動スクロール軸2Cの先端に所定
量だけ偏心してこの軸2Cよシ小径の円筒状に形成され
た小径ピン部、30は小径ピン部2dに対応する位置の
主軸14にあけられた穴、31はこの穴30内に往復動
可能に嵌入されたベーンである。なお、その他の符号は
第5図に示した従来のスクロール圧縮機と同一である。
図において、2dは揺動スクロール軸2Cの先端に所定
量だけ偏心してこの軸2Cよシ小径の円筒状に形成され
た小径ピン部、30は小径ピン部2dに対応する位置の
主軸14にあけられた穴、31はこの穴30内に往復動
可能に嵌入されたベーンである。なお、その他の符号は
第5図に示した従来のスクロール圧縮機と同一である。
第2図(a)、Φ)はこの発明による要部の縦断面図と
横断面図であって、32はベー731の背面を弾性的に
支持するばね、33はばね32を支持するキャップで、
穴30の外端に圧入などにより固定されている。また、
Olは主軸14の軸心、02は揺動スクロール軸2Cの
軸心、03は小径ピン部2dの軸心である。34は小径
ピン部2dと揺動スクロール軸2Cの間に形成されたポ
ンプ室、15はポンプ室34のベーン31の回転方向(
矢印方向)に対して上流側に開口した給油穴、16aは
ポンプ室34のベ一/31の下流側に一口し、揺動軸受
16の内面に形成された給油溝である。第3図は上記構
成の分解斜視図を示す。
横断面図であって、32はベー731の背面を弾性的に
支持するばね、33はばね32を支持するキャップで、
穴30の外端に圧入などにより固定されている。また、
Olは主軸14の軸心、02は揺動スクロール軸2Cの
軸心、03は小径ピン部2dの軸心である。34は小径
ピン部2dと揺動スクロール軸2Cの間に形成されたポ
ンプ室、15はポンプ室34のベーン31の回転方向(
矢印方向)に対して上流側に開口した給油穴、16aは
ポンプ室34のベ一/31の下流側に一口し、揺動軸受
16の内面に形成された給油溝である。第3図は上記構
成の分解斜視図を示す。
第4図はこの発明によるオイルポンプの作動全示す各動
作図で、(a) 、 (b)、 (e) 、 (ψはそ
れぞれ主軸14のクランク角度が0’ 、 90°、1
80°、270°におけるポンプ室34の状態と油の流
れを示している。
作図で、(a) 、 (b)、 (e) 、 (ψはそ
れぞれ主軸14のクランク角度が0’ 、 90°、1
80°、270°におけるポンプ室34の状態と油の流
れを示している。
すなわち、(a) 、Φ)においてはポンプ室34に流
入する過程を示し、(C) 、 (d)はポンプ室34
が縮小している状態で、油が給油溝16aから押出され
る過程を示している。上記のようなポンプ動作は主軸1
4の回転角度に拘わらす揺動スクロールの角度姿勢が一
定であるというスクロール圧縮機の動作特性によシ得ら
れる。つまり、主軸14の回転角度に拘わらず常に小径
ピン部2dの偏心方向が一定であるため、主軸14の回
転によシ上記したポンプ動作が行なわれるのである。こ
のような容積式ポンプを採用することで圧縮機の回転数
にほぼ比例して油量を変化するが、低速回転においても
給油量は切れることなく充分に得ることができ、したが
ってインバータなどを使用した容量制御運転時にも安定
した運転を行なうことができる。
入する過程を示し、(C) 、 (d)はポンプ室34
が縮小している状態で、油が給油溝16aから押出され
る過程を示している。上記のようなポンプ動作は主軸1
4の回転角度に拘わらす揺動スクロールの角度姿勢が一
定であるというスクロール圧縮機の動作特性によシ得ら
れる。つまり、主軸14の回転角度に拘わらず常に小径
ピン部2dの偏心方向が一定であるため、主軸14の回
転によシ上記したポンプ動作が行なわれるのである。こ
のような容積式ポンプを採用することで圧縮機の回転数
にほぼ比例して油量を変化するが、低速回転においても
給油量は切れることなく充分に得ることができ、したが
ってインバータなどを使用した容量制御運転時にも安定
した運転を行なうことができる。
以上説明したようにこの発明によれば、揺動スクロール
軸の先端に簡単なベーン式容積形オイルポンプ金設けた
ことによう、低速連転においても軸受部へ必要な油量が
供給でき、低コストで安全な運転の行なえるスクロール
圧縮機が得られる。
軸の先端に簡単なベーン式容積形オイルポンプ金設けた
ことによう、低速連転においても軸受部へ必要な油量が
供給でき、低コストで安全な運転の行なえるスクロール
圧縮機が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるスクロール圧縮機の
断面図、第2図(a) 、 (b)は要部構成の縦断面
図と横断面図、第3図は要部構成の分解斜視図、第4図
は主軸の各回転角度における動作図、第5図は従来のス
クロール圧縮機の断面図である。 1・・・固定スクロール、2・・・揺動スクロール、2
C・・−揺動スクロール軸、2d・・・小径ピン部、1
0・・・軸受支え、14・・・主軸、15・・・給油穴
、16・・・揺動軸受、16a・・・給油溝、30・・
・穴、31・・・ベーン、32・・・ばね、33・・・
キャップ、34・・・ポンプ室。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
断面図、第2図(a) 、 (b)は要部構成の縦断面
図と横断面図、第3図は要部構成の分解斜視図、第4図
は主軸の各回転角度における動作図、第5図は従来のス
クロール圧縮機の断面図である。 1・・・固定スクロール、2・・・揺動スクロール、2
C・・−揺動スクロール軸、2d・・・小径ピン部、1
0・・・軸受支え、14・・・主軸、15・・・給油穴
、16・・・揺動軸受、16a・・・給油溝、30・・
・穴、31・・・ベーン、32・・・ばね、33・・・
キャップ、34・・・ポンプ室。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- インボリュートなどの渦巻状の側板を端板面に突設し、
上記側板を互いに偏心させて組合わせることにより圧縮
室を形成する固定スクロールおよび揺動スクロールと、
この揺動スクロールの側板と反対側に突設した揺動スク
ロール軸と、一端に所定量だけ偏心して設けられた偏心
穴に揺動軸受を設け、この軸受に揺動スクロール軸を回
転自在に嵌入して揺動スクロールを揺動させる主軸と、
この主軸を支承する主軸受を設けた軸受支えと、揺動ス
クロールを軸回りの回転を防止して主軸受回りに公転さ
せる自転防止機構と、主軸の下端部が浸漬された油溜め
に下端が開口し上端を上記偏心穴に開口するように主軸
内を貫通する給油穴と、この給油穴から主軸受および揺
動軸受へ油を供給する給油通路とを備えたスクロール圧
縮機において、上記揺動スクロール軸の先端部に所定量
だけ偏心した小径ピン部を有し、このピン部に対応する
主軸偏心穴に軸心と直交する方向に溝あるいは穴を設け
、この溝あるいは穴内に背面をばね等の弾性力で保持さ
れたベーンを往復動自在に嵌入し、ベーンの表面を小径
ピン部外周面に当接すると共に、偏心穴と小径ピン部と
の間に形成される間隙に給油穴の上端を開口し同時に揺
動軸受および主軸受への給油通路を連通するようにした
ことを特徴とするスクロール圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15335986A JPS639692A (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | スクロ−ル圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15335986A JPS639692A (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | スクロ−ル圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS639692A true JPS639692A (ja) | 1988-01-16 |
Family
ID=15560731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15335986A Pending JPS639692A (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | スクロ−ル圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS639692A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1991006770A1 (en) * | 1989-11-02 | 1991-05-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Scroll compressor |
WO1991006763A1 (fr) * | 1989-10-31 | 1991-05-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Compresseur a helice |
US5316454A (en) * | 1991-08-23 | 1994-05-31 | Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha | Fluid pump and rotary machine having said fluid pump |
CN105190045A (zh) * | 2013-06-05 | 2015-12-23 | Lg电子株式会社 | 涡旋压缩机 |
-
1986
- 1986-06-30 JP JP15335986A patent/JPS639692A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1991006763A1 (fr) * | 1989-10-31 | 1991-05-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Compresseur a helice |
US5263822A (en) * | 1989-10-31 | 1993-11-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Scroll compressor with lubrication passages to the main bearing, revolving bearing, back-pressure chamber and compression chambers |
WO1991006770A1 (en) * | 1989-11-02 | 1991-05-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Scroll compressor |
US5215452A (en) * | 1989-11-02 | 1993-06-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Compressor having an oil pump ring associated with the orbiting shaft |
US5316454A (en) * | 1991-08-23 | 1994-05-31 | Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha | Fluid pump and rotary machine having said fluid pump |
CN105190045A (zh) * | 2013-06-05 | 2015-12-23 | Lg电子株式会社 | 涡旋压缩机 |
US9689388B2 (en) | 2013-06-05 | 2017-06-27 | Lg Electronics Inc. | Scroll compressor |
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