JPS6396307A - ボルト締付力の検出座 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 機械装置に使用されるボルトはその締付力により疲労寿
命が太き（変化するものであり、適切な締付力が要求さ
れる。締付力をトルクレンチで一定にしようとしても、
ボルトのネジ部の摩擦係数が変動するため締付力は一定
とならず、大きな相違が生ずる。

本発明はこの締付力を適切に規定するためのものである
。そして、公知のボルトの伸び量による方法のように、
ボルトの長さに制約されない汎用性の高いものである。

一実施例について説明する。第１図において。

１はボルト、６はボルト１により締付けられるフレーム
であり、２は座金、３は弾性体（皿バネー以後皿バネ）
、４は受座、５はリングである。そして受座４にはネジ
部４ａと指標４ｂがあり、リング５にはネジ部４ａに螺
合するネジ部５ａと目盛５ｂがある。ボルト１によりフ
レーム６を締付けるべ（ボルト１を捻込むと、その捻込
みが進むに従って、座金２の下面と受座４の上面との間
に介在する皿バネ３は圧縮される。

それと同時に座金２の下面とリング５の上面との隙間Ｇ
は減少する。そしてボルト１には引張力が発生する。皿
バネ３のバネ常数がわかれば隙間Ｇの変化量によりボル
トの引張力は計算することができる。

座金２１皿バネ３．受座４が軽く接した状態で。

リング５の上面を座金２の下面に軽く接触させ。

リング５の目盛５ｂを受座４の指標４ｂによって読み取
り１次にリング５を指先で捻回して、隙間Ｇを設定する
。この際目盛５ｂと指標４ｂとにより。

リング５の回転角を測定する。ネジ部５ａのピッチと回
転角により隙間Ｇの値が計算される。次にボルト１を締
付けるべく捻込むと隙間Ｇは減少し。

遂には零となり、リング５の上面は座金２の下面と接し
、リング５の回動は指先では不可能となる。

この時点でボルト１には皿バネ３のバネ常数と隙間Ｇと
の積による引張力が負荷される。換言すれば、ボルト１
には規定の締付力が負荷される。

次に他の実施例について説明する。

第２図において、１１はボルト、１６はフレーム。

１２は座金、１３は弾性体（例えばポリイミド樹脂等）
１５はリング、１４は受座である。そしてリング１５が
指先で回動自在に嵌合する受部１４ａがある。

ボルト１１によりフレーム１６を締付けるべく捻込むと
、その捻込みが進むに従って座金１２の下面と受座１４
との間に介在する弾性体１３は圧縮される。

それと同時に座金１２の下面とリング１５の上面との隙
間Ｇは減少する。そして、ボルト１１には引張力が発生
する。弾性体１３のバネ常数がわかれば隙間Ｇの変化量
によりボルト１１の引張力は計算することができる。

座金１２２弾性体１３．受座１４が軽く接した状態で隙
間Ｇを設定し、ボルト１１を捻込むと隙間Ｇは減少し、
遂には零となり、リング１５の上面は座金１２の下面と
接し、リング１５の回動は指先では不可能となる。この
時点でボルト１１には弾性体１３のバネ常数と隙間Ｇと
の積による引張力が負荷される。

換言すれば、ボルト１１には規定の締付力が負荷される
。

第１図の皿バネ３と第２図の弾性体１３とを入替えるこ
とにより、可変締付力、並びに一定締付力の何れにも広
範囲な締付力を規定することができる。又、第２図の実
施例では９弾性体１３と座金１２及び受座１４は分離さ
れた構造であるが、一体構造とすることにより、コスト
の低減が可能となる。

本発明によれば９次のような著大な効果が得られる。

１　規定の締付力でのボルト締結を低コストで行うこと
ができる。

２　ボルトの長さに無関係に規定の締付力をあたえるこ
とができる。

３　ボルトは市販のボルトが使用でき、特殊なボルトを
必要としない。

【図面の簡単な説明】

第１図は可変締付力形の断面図、第２図は一定締付力形
の断面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 「弾性体と回動自在のリングとで構成され、規定締付力
   による弾性体の変形により、リングの回動を規制するこ
   とを特徴とするボルト締付力の検出座」