JPS6394959A - コ−ヒ−豆焙煎装置 - Google Patents
コ−ヒ−豆焙煎装置Info
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- JPS6394959A JPS6394959A JP24049186A JP24049186A JPS6394959A JP S6394959 A JPS6394959 A JP S6394959A JP 24049186 A JP24049186 A JP 24049186A JP 24049186 A JP24049186 A JP 24049186A JP S6394959 A JPS6394959 A JP S6394959A
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Landscapes
- Tea And Coffee (AREA)
- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は高品質のコーヒー焙煎豆を製造できる焙煎装置
に関するものである。
に関するものである。
[従来の技術及び問題点]
一般に、コーヒーの生豆を焙煎する場合、例えば生豆自
体の品質又は焙煎方法、焙煎時における雰囲気温度・時
間など種々の条件を整えなければならないが、この内、
特に焙煎温度を発生させる熱源はその品質の変化に微妙
な影響を与える。
体の品質又は焙煎方法、焙煎時における雰囲気温度・時
間など種々の条件を整えなければならないが、この内、
特に焙煎温度を発生させる熱源はその品質の変化に微妙
な影響を与える。
そこで、従来は炉体内の熱源として直火式るいは高温の
熱風を用いて焙煎していたが、前者の方式では焙煎温度
の制御が難しく、シかも焙煎豆の外表面のみが焦げ易く
そのため焼きむらが出来てしまうという欠点を有し、後
者の方式では直火式に比ベコーヒー豆に対し均等な温度
を与えることができるものの、多量の熱風と比較的長時
間を必要とすることとも相俟ち、加熱によるコーヒー生
豆の成分変化が最適とならず、ともすれば大量生産にお
いて生じがちな大味な製品しか得られない欠点を有して
いた。
熱風を用いて焙煎していたが、前者の方式では焙煎温度
の制御が難しく、シかも焙煎豆の外表面のみが焦げ易く
そのため焼きむらが出来てしまうという欠点を有し、後
者の方式では直火式に比ベコーヒー豆に対し均等な温度
を与えることができるものの、多量の熱風と比較的長時
間を必要とすることとも相俟ち、加熱によるコーヒー生
豆の成分変化が最適とならず、ともすれば大量生産にお
いて生じがちな大味な製品しか得られない欠点を有して
いた。
[発明の目的及び問題点を解決するための手段]本発明
は、上記従来欠点を解消して、焼きむらをなくし均一に
焙煎するようになし独特な芳香。
は、上記従来欠点を解消して、焼きむらをなくし均一に
焙煎するようになし独特な芳香。
味及び褐色の色を程せしめ非常に品質の良いコーヒー焙
煎豆を作ることを目的とするものであり、かかる目的達
成のため断熱壁によって箱型の炉体を形成すると共に該
炉体の前側壁に開閉扉を装着し、該炉体の内部中心には
前端面を開口し後端面を閉塞すると共に周壁に多数の小
孔を穿設した略円筒状の回転ドラムを前端面開口が前記
開閉扉に近接させて水平姿態で回転動するように支持し
、該回転ドラムを取り囲むように炉体内壁面に複数の赤
外線ヒータを配置した構成よりなる。
煎豆を作ることを目的とするものであり、かかる目的達
成のため断熱壁によって箱型の炉体を形成すると共に該
炉体の前側壁に開閉扉を装着し、該炉体の内部中心には
前端面を開口し後端面を閉塞すると共に周壁に多数の小
孔を穿設した略円筒状の回転ドラムを前端面開口が前記
開閉扉に近接させて水平姿態で回転動するように支持し
、該回転ドラムを取り囲むように炉体内壁面に複数の赤
外線ヒータを配置した構成よりなる。
[作用]
赤外線ヒータに電流を流して炉体内を所定温度まで上げ
ると共に回転ドラムを低速で回転させた状態で、開閉扉
に挿入した投入樋から回転ドラム内に適量のコーヒー生
豆を投入し、該回転ドラムを取り囲むようにして配置し
た複数の赤外線ヒータから適度な時間をかけてコーヒー
生豆に赤外線を照射し、コーヒー生豆の焙煎を行う。
ると共に回転ドラムを低速で回転させた状態で、開閉扉
に挿入した投入樋から回転ドラム内に適量のコーヒー生
豆を投入し、該回転ドラムを取り囲むようにして配置し
た複数の赤外線ヒータから適度な時間をかけてコーヒー
生豆に赤外線を照射し、コーヒー生豆の焙煎を行う。
[実施例コ
図において、lは前・後、上・下、左・右、の各側壁2
a・2b、2c・2d、2e・2fをそれぞれ断熱材を
使用して箱型に形成した炉体であり、前側gl 2 a
のほぼ中央に開口3を設けると共に、該開口3に、後記
する回転ドラム6内に先端を臨ませる投入樋4を挿通し
た開閉扉5を装着する。
a・2b、2c・2d、2e・2fをそれぞれ断熱材を
使用して箱型に形成した炉体であり、前側gl 2 a
のほぼ中央に開口3を設けると共に、該開口3に、後記
する回転ドラム6内に先端を臨ませる投入樋4を挿通し
た開閉扉5を装着する。
6は炉体1内の中心に設置されコーヒー生豆を受は入れ
る回転ドラムであって、前端面6aを開口すると共に後
端面を当板6bによって閉塞し、しかも周壁6cが後端
面側に沿ってやや小径となす略円筒形状からなる。また
、前記周壁6cに多くの小孔7を穿設し、更に周壁6C
の内面にコーヒー生豆が良く撹拌されるためのじゃま板
8をらせん状に複数枚突設する。前記回転ドラム6の前
端面6aの開口を開閉扉5に近接するようにし、後端面
の当板6bの外側に後側壁2bの外方に突出し軸受9に
よって支持される軸棒10を固着し、該軸棒10を変速
歯車群11を介して駆動モータ12と連動させることに
より1回転ドラム6を水平姿態で回転動するようにして
いる。該回転ドラム6の回転速度は低速回転が好ましく
、通常は72rpmの回転速度を与えている。
る回転ドラムであって、前端面6aを開口すると共に後
端面を当板6bによって閉塞し、しかも周壁6cが後端
面側に沿ってやや小径となす略円筒形状からなる。また
、前記周壁6cに多くの小孔7を穿設し、更に周壁6C
の内面にコーヒー生豆が良く撹拌されるためのじゃま板
8をらせん状に複数枚突設する。前記回転ドラム6の前
端面6aの開口を開閉扉5に近接するようにし、後端面
の当板6bの外側に後側壁2bの外方に突出し軸受9に
よって支持される軸棒10を固着し、該軸棒10を変速
歯車群11を介して駆動モータ12と連動させることに
より1回転ドラム6を水平姿態で回転動するようにして
いる。該回転ドラム6の回転速度は低速回転が好ましく
、通常は72rpmの回転速度を与えている。
なお1回転ドラム6は後記する赤外線ヒータ18からの
輻射熱を効率良く吸収させるため、回転ドラム6の外周
面に赤外線吸収率の高いセラミックホーロー基材あるい
は金属酸化物を焼結させたものとしても良い。また、回
転ドラム6の材質は金属製に限定されるものではなく、
セラミック材の一体成形品とすれば耐摩耗性が高くて長
寿命である上に、赤外線吸収率が高く、しかも、衛生的
であるため、コーヒー豆を汚すことがない。
輻射熱を効率良く吸収させるため、回転ドラム6の外周
面に赤外線吸収率の高いセラミックホーロー基材あるい
は金属酸化物を焼結させたものとしても良い。また、回
転ドラム6の材質は金属製に限定されるものではなく、
セラミック材の一体成形品とすれば耐摩耗性が高くて長
寿命である上に、赤外線吸収率が高く、しかも、衛生的
であるため、コーヒー豆を汚すことがない。
そして、炉体1の上側壁2cには煙抜きの排気口13を
開設し、後側壁2bの上方には炉体1の内部を照らす照
明灯14を取着し、また、開閉扉5には回転ドラム6内
でコーヒー豆が焙煎される状態が視認できるよう覗き窓
15を設ける。16は焙煎されたコーヒー豆を回転ドラ
ム6から取り出す際、取り出し易いように開口3の下面
に敷設された案内部材であり、17は焙煎中のコーヒー
豆から落ち零れる焼は皮のぐず等を受けるため下側j1
2d上に出し入れ自在に載置した受は皿である。
開設し、後側壁2bの上方には炉体1の内部を照らす照
明灯14を取着し、また、開閉扉5には回転ドラム6内
でコーヒー豆が焙煎される状態が視認できるよう覗き窓
15を設ける。16は焙煎されたコーヒー豆を回転ドラ
ム6から取り出す際、取り出し易いように開口3の下面
に敷設された案内部材であり、17は焙煎中のコーヒー
豆から落ち零れる焼は皮のぐず等を受けるため下側j1
2d上に出し入れ自在に載置した受は皿である。
しかして、18・・・・は回転ドラム6からそれぞれ適
当距離を飛して同一平面内で該回転ドラム6を取り囲む
ように左右側壁面2e、2fに固着して配置された8基
の赤外線ヒータであり、輻射面19の向きはすべて回転
ドラム6の方向に向いている。
当距離を飛して同一平面内で該回転ドラム6を取り囲む
ように左右側壁面2e、2fに固着して配置された8基
の赤外線ヒータであり、輻射面19の向きはすべて回転
ドラム6の方向に向いている。
本実施例においては、該赤外線ヒータとして実公昭50
−3303号に係るものを使用しており、これはニクロ
ム線などの電熱抵抗体を施釉した陶磁器製板などのセラ
ミック材の内部に埋設したものであるので、湿気に強い
うえに清潔で衛生的なものとなり、しかも、熱容量が大
きくて冷めにくいので、ヒータ自体の降温速度は遅く、
設定温度に対する変動幅が小さいので均一に加熱できる
利点を有する。なお、陶磁器製板は湾曲状とするほか、
平面状としてもよい。
−3303号に係るものを使用しており、これはニクロ
ム線などの電熱抵抗体を施釉した陶磁器製板などのセラ
ミック材の内部に埋設したものであるので、湿気に強い
うえに清潔で衛生的なものとなり、しかも、熱容量が大
きくて冷めにくいので、ヒータ自体の降温速度は遅く、
設定温度に対する変動幅が小さいので均一に加熱できる
利点を有する。なお、陶磁器製板は湾曲状とするほか、
平面状としてもよい。
また、炉体1内に配置された8基の赤外線ヒータのうち
上端の2基が100V LOOW 、下方の6基が10
0V200Wとワット密度を高くして炉体1の下側u2
d付近の低温化を防止しており、他の低温化防止対策
としては下方のヒータ取付ピッチを密に取り付けるよう
にしても良い。
上端の2基が100V LOOW 、下方の6基が10
0V200Wとワット密度を高くして炉体1の下側u2
d付近の低温化を防止しており、他の低温化防止対策
としては下方のヒータ取付ピッチを密に取り付けるよう
にしても良い。
なお1回転ドラム6が長大化して、赤外線ヒータ18を
ドラム長に沿って複数個を配置した場合は、開閉313
5に覗き窓15が設けられているので、開閉扉5からの
熱放散が大きくなり開閉扉側付近の炉内界囲気温度が低
下する。これに対しては、開閉扉5に近いヒータ18の
ワット密度を他のヒータ18のワット密度より高くする
ことによって、開閉扉5付近の低温化を防止し均一加熱
することができる。
ドラム長に沿って複数個を配置した場合は、開閉313
5に覗き窓15が設けられているので、開閉扉5からの
熱放散が大きくなり開閉扉側付近の炉内界囲気温度が低
下する。これに対しては、開閉扉5に近いヒータ18の
ワット密度を他のヒータ18のワット密度より高くする
ことによって、開閉扉5付近の低温化を防止し均一加熱
することができる。
本発明は上記構成よりなり、まず赤外線ヒータ18・・
・・に電流を流して炉体1内を所定温度まで上げた後、
駆動モータ12を駆動させ回転ドラム6を回転させつつ
投入樋4から回転ドラム6内に適量のコーヒー生豆を投
入し、適度な時間をかけてコーヒー生豆を焙煎する。そ
して、焙煎し終った後は、赤外線ヒータ18・・・・の
電源を止め、回転ドラム6を回転させながら開閉扉5を
開けて焙煎されたコーヒー豆を取り出す。尚、焙煎中は
、コーヒー豆が回転ドラム6内においてじゃま板8によ
って良く撹拌され焼きむらをなくす一助をなしている。
・・に電流を流して炉体1内を所定温度まで上げた後、
駆動モータ12を駆動させ回転ドラム6を回転させつつ
投入樋4から回転ドラム6内に適量のコーヒー生豆を投
入し、適度な時間をかけてコーヒー生豆を焙煎する。そ
して、焙煎し終った後は、赤外線ヒータ18・・・・の
電源を止め、回転ドラム6を回転させながら開閉扉5を
開けて焙煎されたコーヒー豆を取り出す。尚、焙煎中は
、コーヒー豆が回転ドラム6内においてじゃま板8によ
って良く撹拌され焼きむらをなくす一助をなしている。
本発明においては、従来の熱風方式に比べて。
赤外線ヒータ18からの輻射熱がコーヒー豆の表層から
内部に伝達されると共に、コーヒー豆は熱吸収の高い回
転ドラム6からの伝導熱および回転ドラム6が常時72
rp111の速度で回転していることから対流熱を均等
に受けることになり、これによってコーヒー豆表面の境
界熱膜が速やかに除去されることとの相乗効果により短
時間で焙煎できるものである。このようにして、同じ作
業を繰り返し焙煎を行う。
内部に伝達されると共に、コーヒー豆は熱吸収の高い回
転ドラム6からの伝導熱および回転ドラム6が常時72
rp111の速度で回転していることから対流熱を均等
に受けることになり、これによってコーヒー豆表面の境
界熱膜が速やかに除去されることとの相乗効果により短
時間で焙煎できるものである。このようにして、同じ作
業を繰り返し焙煎を行う。
ここで、第3図に、赤外線によるコーヒー生豆の吸収特
性を示すと共に、第4図に赤外線ヒータ18の放射特性
の実験結果を示すものであるが、東回からすればコーヒ
ー生豆の赤外線吸収特性と赤外線ヒータ18の放射特性
とがほぼ一致していることが解り、本発明に係る赤外線
ヒータ18がコーヒー生豆の焙煎に適していることを示
す。
性を示すと共に、第4図に赤外線ヒータ18の放射特性
の実験結果を示すものであるが、東回からすればコーヒ
ー生豆の赤外線吸収特性と赤外線ヒータ18の放射特性
とがほぼ一致していることが解り、本発明に係る赤外線
ヒータ18がコーヒー生豆の焙煎に適していることを示
す。
そこで、各種コーヒー豆につき、本発明に係る赤外線ヒ
ータの方式と従来の熱風方式による焙煎の実験結果を下
の第1表に示す。
ータの方式と従来の熱風方式による焙煎の実験結果を下
の第1表に示す。
尚、焙煎度合いはシティ−ローストとした。
この結果からも解る通り、本発明に係る赤外線ヒータ方
式によっては、風香味について、「はこりっばさ」 「
どろくささ」「りど味」 「いやな酸味」等の悪いくせ
の少ないすっきりしたバランスの良いコーヒーが得られ
た。
式によっては、風香味について、「はこりっばさ」 「
どろくささ」「りど味」 「いやな酸味」等の悪いくせ
の少ないすっきりしたバランスの良いコーヒーが得られ
た。
次に、ブラジルNo、2のコーヒー豆について、本発明
に係る赤外線ヒータ方式と従来の熱風方式による焙煎と
でその保存による品質劣化を比較した実験結果を下の第
2表に示す。
に係る赤外線ヒータ方式と従来の熱風方式による焙煎と
でその保存による品質劣化を比較した実験結果を下の第
2表に示す。
第2表
(+;良好、±;やや良好、−;かなり劣化、−一完全
に劣化)条件 保存温度 37℃ 判定方法 カップテスト コーヒー豆は粉砕した状態で保存 クラフト紙袋使用 この結果から熱風焙煎のものは、37℃、1日で、すで
にいやな酸味があり、はこり臭くなってしまっており、
2日以降はさらに劣化が進行してしまっている。それに
対して、赤外線焙煎はどの焙煎温度においても劣化が少
なく、保存してもいやな酸味・渋味・はこりっばさが出
にくく、2日目から多少、変化しているもののまだ良好
といってよく、8日目までそれが維持できる。
に劣化)条件 保存温度 37℃ 判定方法 カップテスト コーヒー豆は粉砕した状態で保存 クラフト紙袋使用 この結果から熱風焙煎のものは、37℃、1日で、すで
にいやな酸味があり、はこり臭くなってしまっており、
2日以降はさらに劣化が進行してしまっている。それに
対して、赤外線焙煎はどの焙煎温度においても劣化が少
なく、保存してもいやな酸味・渋味・はこりっばさが出
にくく、2日目から多少、変化しているもののまだ良好
といってよく、8日目までそれが維持できる。
最後に、缶コーヒーについて、本発明に係る赤外線ヒー
タ方式と従来の熱風方式による焙煎とでその嗜好性を比
較した実験結果を下の第3表に示す。
タ方式と従来の熱風方式による焙煎とでその嗜好性を比
較した実験結果を下の第3表に示す。
第3表
牛乳入りタイプ コーヒー抽出液 835
g牛 乳 100g 砂 糖 65g ブラック・加糖タイプ コーヒー抽出液 935
g砂 糖 65g *;20名のパネラ−に、アンケー1−を採り、非常に
良い、良い、悪いの順に順位をつけてもらい、非常に良
いは3点、良いは2点、悪いは1点を与えた時の合計得
点数。
g牛 乳 100g 砂 糖 65g ブラック・加糖タイプ コーヒー抽出液 935
g砂 糖 65g *;20名のパネラ−に、アンケー1−を採り、非常に
良い、良い、悪いの順に順位をつけてもらい、非常に良
いは3点、良いは2点、悪いは1点を与えた時の合計得
点数。
[発明の効果コ
以上述べたように1本発明はコーヒー豆を回転ドラム内
で回転させ撹拌しつつ、その回りを囲うように配置した
複数の赤外線ヒータから赤外線をコーヒー生豆に照射し
て焙煎するようにしたから。
で回転させ撹拌しつつ、その回りを囲うように配置した
複数の赤外線ヒータから赤外線をコーヒー生豆に照射し
て焙煎するようにしたから。
照射の陰になる部分がなく、また赤外線が被加熱物の内
部に吸収され易い効果とも相俟ち、二上−豆1つ1つが
第5図に示した石英管ヒータのオーブンの場合に対し第
6図に示した本発明による加熱等のコーヒー生豆の温度
変化を比較すれば明らかな通り内部と外部共に均一に焼
成されほとんど焼きむらがなくなり、しかも非常に品質
の良いコーヒー焙煎豆を得ることができ、風香味におい
ても優れ、また、これによって焙煎豆の保存性が増し日
持ちするコーヒー焙煎豆が得られ、焙煎後あるいは粉砕
後のコーヒー豆の管理が容易となる等顕著な効果を奏す
るものである。
部に吸収され易い効果とも相俟ち、二上−豆1つ1つが
第5図に示した石英管ヒータのオーブンの場合に対し第
6図に示した本発明による加熱等のコーヒー生豆の温度
変化を比較すれば明らかな通り内部と外部共に均一に焼
成されほとんど焼きむらがなくなり、しかも非常に品質
の良いコーヒー焙煎豆を得ることができ、風香味におい
ても優れ、また、これによって焙煎豆の保存性が増し日
持ちするコーヒー焙煎豆が得られ、焙煎後あるいは粉砕
後のコーヒー豆の管理が容易となる等顕著な効果を奏す
るものである。
図は本発明に係るもので、第1図は装置本体の側面断面
図、第2図は回正面断面図、第3図はコーヒー生豆の赤
外線吸収スペクトルを示す曲線図、第4図は本発明にお
いて使用している赤外線ヒータの分光分布曲線図、第5
図は石英管ヒータを熱源とした加熱時のコーヒー生豆の
温度変化を示す曲線図、第6図は本発明に係る赤外線ヒ
ータを熱源とした加熱時のコーヒー生豆の温度変化を示
す曲線図である。 1・・・・炉体、2a・・・・前側壁、4・・・・投入
樋、5・・・・開閉扉、6・・・・回転ドラム、6a・
・・・前端面、7・・・・小孔、8・・・・じゃま板、
18・・・・赤外線ヒータ、19・・・・輻射板。 特 許 出 願 人 株式会社ポッカコーポレーシ
ョン第1図 第2図 第8 図 順1幌 (cs−’) 第4図 闇濠f更 第51!! 第6図 手続補正書 昭和62年3月27日 1、事件の表示 昭和61年 特許願第 240491 号2、発明
の名称 コーヒー豆焙煎装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 株式会社ポッカコーポレーション名称 日
本碍子株式会社 4、代理人 住 所 〒464名古屋市千種区会池二丁目1番6号
5、補正命令の日付 自 発 6、補正の対象 明細書中、「特許請求の範囲」
「発明の詳細な説明」の欄。 補正の内容 (1)明細書中、特許請求の範囲を別紙のとおり補正す
る。 (2)明細書中、第2頁第17行目「断熱壁によって・
・・・・・」から第3頁第4行目「・・・・・・構成よ
りなる。」を下記のとおり補正する。 「断熱壁によって炉体を形成すると共に、該炉体の内部
のほぼ中心には、周壁に多数の小孔を穿設した略円筒状
の回転ドラムを水平姿態で回転動するように支持し、該
回転ドラムを取り囲むように炉体内壁面に赤外線ヒータ
を配置した構成よりなる。J (3)明細書中、第9頁の第1表を別紙のとおり補正す
る。 以上 特許請求の範囲 断熱壁によって炉体を形成すると共に、該炉体の内部の
ほぼ中心には、周壁に多数の小孔を穿設した略円筒状の
回転ドラムを水平姿態で回転動するように支持し、該回
転ドラムを取り囲むように炉体内壁面に赤外線ヒータを
配置してなることを特徴とするコーヒー豆焙煎装置。
図、第2図は回正面断面図、第3図はコーヒー生豆の赤
外線吸収スペクトルを示す曲線図、第4図は本発明にお
いて使用している赤外線ヒータの分光分布曲線図、第5
図は石英管ヒータを熱源とした加熱時のコーヒー生豆の
温度変化を示す曲線図、第6図は本発明に係る赤外線ヒ
ータを熱源とした加熱時のコーヒー生豆の温度変化を示
す曲線図である。 1・・・・炉体、2a・・・・前側壁、4・・・・投入
樋、5・・・・開閉扉、6・・・・回転ドラム、6a・
・・・前端面、7・・・・小孔、8・・・・じゃま板、
18・・・・赤外線ヒータ、19・・・・輻射板。 特 許 出 願 人 株式会社ポッカコーポレーシ
ョン第1図 第2図 第8 図 順1幌 (cs−’) 第4図 闇濠f更 第51!! 第6図 手続補正書 昭和62年3月27日 1、事件の表示 昭和61年 特許願第 240491 号2、発明
の名称 コーヒー豆焙煎装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 株式会社ポッカコーポレーション名称 日
本碍子株式会社 4、代理人 住 所 〒464名古屋市千種区会池二丁目1番6号
5、補正命令の日付 自 発 6、補正の対象 明細書中、「特許請求の範囲」
「発明の詳細な説明」の欄。 補正の内容 (1)明細書中、特許請求の範囲を別紙のとおり補正す
る。 (2)明細書中、第2頁第17行目「断熱壁によって・
・・・・・」から第3頁第4行目「・・・・・・構成よ
りなる。」を下記のとおり補正する。 「断熱壁によって炉体を形成すると共に、該炉体の内部
のほぼ中心には、周壁に多数の小孔を穿設した略円筒状
の回転ドラムを水平姿態で回転動するように支持し、該
回転ドラムを取り囲むように炉体内壁面に赤外線ヒータ
を配置した構成よりなる。J (3)明細書中、第9頁の第1表を別紙のとおり補正す
る。 以上 特許請求の範囲 断熱壁によって炉体を形成すると共に、該炉体の内部の
ほぼ中心には、周壁に多数の小孔を穿設した略円筒状の
回転ドラムを水平姿態で回転動するように支持し、該回
転ドラムを取り囲むように炉体内壁面に赤外線ヒータを
配置してなることを特徴とするコーヒー豆焙煎装置。
Claims (1)
- 断熱壁によつて炉体を形成すると共に、該炉体の内部の
ほぼ中心には、周壁に多数の小孔を穿設した略円筒状の
回転ドラムを水平姿態で回転動するように支持し、該回
転ドラムを取り囲むように炉体内壁面に複数の赤外線ヒ
ータを配置してなることを特徴とするコーヒー豆焙煎装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24049186A JPS6394959A (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | コ−ヒ−豆焙煎装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24049186A JPS6394959A (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | コ−ヒ−豆焙煎装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6394959A true JPS6394959A (ja) | 1988-04-26 |
JPH0325152B2 JPH0325152B2 (ja) | 1991-04-05 |
Family
ID=17060303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24049186A Granted JPS6394959A (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | コ−ヒ−豆焙煎装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6394959A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02127191U (ja) * | 1989-03-29 | 1990-10-19 | ||
JP2018027071A (ja) * | 2016-08-16 | 2018-02-22 | 一夫 小花 | 生ラッキョ蒸発型脱臭成分濃縮機 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5439518U (ja) * | 1977-08-24 | 1979-03-15 | ||
JPS6040157U (ja) * | 1983-08-13 | 1985-03-20 | 村田技研株式会社 | フアクシミリにおける受信紙の巻きぐせ修正装置 |
-
1986
- 1986-10-09 JP JP24049186A patent/JPS6394959A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5439518U (ja) * | 1977-08-24 | 1979-03-15 | ||
JPS6040157U (ja) * | 1983-08-13 | 1985-03-20 | 村田技研株式会社 | フアクシミリにおける受信紙の巻きぐせ修正装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02127191U (ja) * | 1989-03-29 | 1990-10-19 | ||
JPH052077Y2 (ja) * | 1989-03-29 | 1993-01-19 | ||
JP2018027071A (ja) * | 2016-08-16 | 2018-02-22 | 一夫 小花 | 生ラッキョ蒸発型脱臭成分濃縮機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0325152B2 (ja) | 1991-04-05 |
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Legal Events
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