JPS6394425A

JPS6394425A - 磁気ヘツドのクランプ接続機構

Info

Publication number: JPS6394425A
Application number: JP23843786A
Authority: JP
Inventors: Yoshinori Tokumura; 吉紀徳村
Original assignee: Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
Current assignee: Hitachi High Tech Corp
Priority date: 1986-10-07
Filing date: 1986-10-07
Publication date: 1988-04-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は、磁気ヘッド試験装置において、被試験磁気
ヘッドアセンブリをクランプして、試験装置に接続する
、磁気ヘッドのクランプ接続機構に関するものである。

［従来の技術］磁気ヘッド試験装置においては、第３図に示す磁気ヘッ
ドアセンブリ１７を対象として試験が行われている。ア
センブリ１７は、磁気ヘッド１７ａと、これを試験装置
に固定するための固定板１７ｂおよび接続のための接栓
部１７ｃよりなる。

試験においては、固定板１７ｂが試験装置の移動機構（
図示しない）に位置決めして固定され、テスト用の磁気
ディスク１８に対応する。接栓部１７ｃには接栓１７ｄ
があり、これに移動機構に設けられた接続用のコンタク
トピンが接触して接続される。磁気ディスク１８の回転
とともに、アセンブリ１７は矢印Ｃの方向に移動して、
磁気ヘッドが所定のトラックを走査するものである。

さて、従来行われている磁気ヘッドアセンブリの固定、
接続方法は、試験対象品が手頃であることなどにより、
全くの手作業である。すなわち、移動機構の位置決め台
に固定板を、ねじなどにより固定し、ついで接栓部を位
置決めしてこれに手持ちのコンタクトピンホルダを当て
、ねじ止めするもので、２段階の手作業のため、時間的
ロスがあるなど作業性の劣るものであった。

これに対して、最近においては、生産量の増加と、品質
の向上のため、手作業に代わる効率的なりランプ接続機
構が必要とされている。

［発明の目的］この発明は磁気ヘッド試験装置における、上記した手作
業による磁気ヘッドアセンブリの固定、接続方式の作業
性を向−ヒするため、効率的なりランプ接続機構を提供
することを目的とするものである。

［問題点を解決するための手段］この発明においては、試験装置の移動機構の移動ベース
に固定板と、接栓部をそれぞれ位置決めする位置決め溝
を設ける。該移動ベース上には、位置決め溝に位置決め
された固定板を押圧する力アームを打するトグル機構と
、力アームと等長で、力アームの回転軸と同一線上の支
持軸に軸支され、かつ先端部において力アームと駆動棒
により可動係合され、力アームの回転により水平の位置
まで回転して、位置決め溝に位置決めされた接栓部の接
栓にコンタクトピンを押圧接触する、押圧アームを配設
したものである。

上記において、力アームの先端部の下面には、固定板を
弾性的に押圧して固定する押圧ボルトが設けられる。ま
た、駆動棒の一端は力アームの先端部に固定され、他端
にはローラーを取り付け、このローラーが押圧アームの
先端部に設けられているローラー枠内に挿入されて」ユ
記の可動係合をなす。押圧アームの先端部においては、
先端部に設けられた孔を貫通した連結ボルトでローラー
枠とコンタクトピンを保持するピンホルダとを連結して
１いに固着し、これらをスプリングにより付勢して押圧
アームに対して上方に弾性支持している。さらに、コン
タクトピンの先端は、接栓部の接栓に弾性的に接触する
構造とされているものである。

［作用コこの発明による、磁気ヘッドのクランプ接続機構の作用
としては、まず磁気ヘッドアセンブリが移動ベースの位
置決め溝に装着され位置決めされているものとし、トグ
ル機構の操作ハンドルの操作により、力アームの先端部
は下降して押圧ボルトで固定板を弾性的に押圧し、同時
に、駆動棒により押圧アームを押下する。この場合、ト
グル機構の特徴として、操作ハンドルに小さな力を与え
るのみで、力アームに大きい力かえられ、従って、押圧
アームの押下刃もまた大きいものである。押圧アームは
押下されて水平の位置で停止卜し、さらに操作ハンドル
を抜上すると、力アームは下降して固定板を固定する一
方、駆動棒のローラーがローラー枠とピンホルダとを一
体として、スプリングに対抗してド方に押ドし、コンタ
クトピンが接栓部の接栓に弾性的に接触して接続が行わ
れるものである。

以上において、駆動棒のローラーがローラー枠内で可動
であるため、カアームと押圧アームは全く一体として動
作せず、むしろ相互に余裕のある動きをなし、押圧アー
ムは円滑に動作する。ここで、小雪な点は、押圧アーム
が水平の位置で停止した後、上記接栓に対して、コンタ
クトピンが垂直に下降することである。すなわち、駆動
棒の軌跡は円弧であるが、ローラーがローラー枠内で移
動することにより、駆動力が円滑にローラー枠に加わり
、コンタクトピンを垂直に押下するもので、コンタクト
ピンの先端に損傷を与える斜め方向の力が避けられるも
のである。

［実施例］第１図（ａ）、（ｂ）は、この発明による磁気ヘッドの
クランプ接続機構の実施例における、構造の斜視外観図
である。移動ベース１は試験装置の移動機構（図示しな
い）に取り付けられて矢印Ｃの方向に移動する。移動ベ
ース１には、固定板１７ｂおよび接栓部１７ｃを位置決
めする位置決め溝１６−１および１６−２がそれぞれ設
けられる。移動ベース１には、トグル機構２が設けられ
、カアーム５の先端部の下面には押圧ポル）５ｂが弾性
支持されている。この弾性力はボルトの頭にゴムを冠し
たものでもよい。いま、操作ハンドル３を矢印Ａの方向
に動かすと、カアーム５は矢印Ｂの方向に動く。この場
合、結合リンク４が操作ハンドル３とほぼ平行となると
き、すなわち、カアーム５が移動ベース１に接近したと
き、カアーム５の押下刃が非常に大きくなる。

次に、移動ベース１には、カアーム５と等長の押圧アー
ム６が、取り付は具７に軸支される。この支持軸７ａは
カアーム５の回転軸５ａと同一線上とする。カアーム５
と押圧アーム６とは、駆動棒８により係合されるが、駆
動棒８はカアーム５には固定され、押圧アーム６に対し
ては、押圧アーム６にローラー枠９を設け、これにロー
ラー１０を介して、いわゆる１１動係合をなしている。

なお、移動ベースｌには、押■、アーム６を水平の状態
で停止するストッパ１１を設ける。

第２図は、押圧アーム６にローラー枠９とピンホルダ１
２を支持する機構の細部を示す。ローラー枠９とピンホ
ルダ１２は、押圧アーム６を上下方向に貫通する孔１５
を通して、２木の連結ボルト１３を設け、その両端にそ
れぞれを固定する。

押圧アーム６とローラー枠９の間にスプリング１４を入
れて、コネクタ１２を−１一方に弾性付勢している。な
お、ｎ通孔１５にはブツシュを挿入して連結ボルト１３
の動きを円滑にする。

ピンホルダ１２には、貫通孔を設けて、コンタクトピン
１２ａを挿入し、その先端が接栓１７ｄに接触する位置
に配置される。

以上の機構の動作について述べると、まず移動ベースｌ
を別途の制御により磁気ディスク１８より後退し、操作
ハンドル３を操作してカアーム５と押圧アーム６を引き
起こした後、固定板１７ｂと接栓部１７ｃをそれぞれ位
置決め溝１６−１と１６−２に装着し、谷溝の位置決め
角ｌｅａに当てて位置決めする。ついで、操作ハンドル
３の操作により、カアーム５が下降して固定板１７ｂを
押圧する一方、押圧アーム６がド降して、ストッパ１１
により停止する。さらにカアーム５が下降すると、固定
板１７ｂは強固に固定され、また駆動棒８の押下刃によ
り、ローラー１０がローラー枠９内で矢印りの方向に動
き、ローラー枠９とピンホルダ１２をスプリング１４に
抗して押Ｆし、コンタクトピン１２ａが接栓１７ｃに接
触して接続がなされる。

この場合、コンタクトピン１２ａは垂直に降下し、有害
な力がかからないことは、既に述べた通りである。また
、上記した可動係合により、ローラー１０はローラー枠
９内で回転が自由であり、ローラー枠９、従ってピンホ
ルダ１２の動きは円滑である。

以」〕により固定、接続が終了すると、移動ベース１は
磁気ディスク１８の方向に移動して、磁気へラド１７ａ
の試験が杼われる。

次に、試験終了により、磁気ヘンドアセンブリ１７を取
り替えるときは、カアーｔ、　５および押圧アーｌ、　
６を引き起こして、アセンブリ１７を取り外して、新た
なアセンブリを装着すればよく、交換作業は容易である
。

［発明の効果コ以上の説明により明らかなように、この発明による磁気
ヘッドのクランプ接続機構は簡易な機構であり、トグル
機構による押圧力が大きいので、磁気ヘッドアセンブリ
を試験装置に確実にクランプ、接続できる。また、これ
らは一挙動で行われ、アセンブリの交換も容易であるの
で、所要時間が手作業に比して著しく短縮される。これ
により、効率のよい試験作業が行われる効果には大きい
ものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は（ａ）、（ｂ）は、この発明による磁気ヘッド
のクランプ接続機構の実施例における、構造の斜視外観
図、第２図は、第１図の一部の垂直断面図、第３図はこ
の発明による磁気ヘッドのクランプ接続機構の対象とす
る、磁気ヘッドアセンブリの外観形状図である。ｌ・・・移動ベース、　　　　２・・・トグル機構、３
・・・操作ハンドル、　　４・・・結合リンク、５・・
・カアーム、　　　　５ａ・・・カアームの回転軸、５
ｂ・・・押圧ボルト、　　６・・・押圧アーム、７・・
・取り付は具、　７ａ・・・押圧アームの支持軸、８・
・・駆動棒、　　　　　　９・・・ローラー枠、１Ｇ・
・・ローラー、Ｉｔ・・・ストッパ、Ｉ２・・・ピンホ
ルダ、１２ａ・・・コンタクトピン、Ｉ３・・・連結ボ
ルト、１４・・・スプリング、１５・・・貫通孔、ｌＢ
・・・位置決め溝、ｌｅａ・・・位置決め角、１７・・
・磁気ヘッドアセンブリ、１７ａ・・・磁気ヘッド、Ｉ
７ｂ・・・固定板、１７ｃ・・・接栓部、＋７ｄ・・・
接栓、Ｉ８・・・磁気ディスク。特許出顯人

Claims

【特許請求の範囲】

（１）磁気ヘッドと、該磁気ヘッドを試験装置の移動機
構に位置決めして固定するための固定板と、該磁気ヘッ
ドを該試験装置に接続する接栓部とよりなる、磁気ヘッ
ドアセンブリの試験装置において、上記移動機構の移動
ベースに上記固定板と、上記接栓部をそれぞれ位置決め
する位置決め溝を設け、該移動ベース上に、上記位置決
め溝に位置決めされた固定板を押圧する力アームを有す
るトグル機構と、該力アームと等長で、該力アームの回
転軸と同一線上の支持軸に軸支され、かつ先端部におい
て該力アームと駆動棒により可動係合され、該力アーム
の回転により水平の位置まで回転して上記位置決め溝に
位置決めされた接栓部の接栓にコンタクトピンを押圧接
触する、押圧アームを配設したことを特徴とする、磁気
ヘッドのクランプ接続機構。
（２）上記力アームの先端部の下面に、上記固定板を弾
性的に押圧して固定する押圧ボルトを設けた、特許請求
の範囲第１項記載の磁気ヘッドのクランプ接続機構。
（３）上記駆動棒の一端を上記力アームの先端部に固定
し、他端にローラーを設け、該ローラーが上記押圧アー
ムの先端部に設けられたローラー枠内に挿入されて上記
の可動係合をなす、特許請求の範囲第１項記載の磁気ヘ
ッドのクランプ接続機構。
（４）上記押圧アームの先端部に設けられた孔を貫通し
た連結ボルトで互いに連結して固着され、かつスプリン
グにより、押圧アームに対して、上方に弾性的に付勢さ
れた、上記ローラー枠および上記コンタクトピンを保持
するピンホルダとよりなる、特許請求の範囲第１項記載
の磁気ヘッドのクランプ接続機構。
（５）先端が上記接栓部の接栓に弾性的に接触する上記
コンタクトピンを有する、特許請求の範囲第１項記載の
磁気ヘッドのクランプ接続機構。