JPS6393710A - フッ素イオンとカルシウムの持続放出組成物 - Google Patents

フッ素イオンとカルシウムの持続放出組成物

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JPS6393710A
JPS6393710A JP62240542A JP24054287A JPS6393710A JP S6393710 A JPS6393710 A JP S6393710A JP 62240542 A JP62240542 A JP 62240542A JP 24054287 A JP24054287 A JP 24054287A JP S6393710 A JPS6393710 A JP S6393710A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分近: 本発明はオステロボローシス(骨粗虎症)や他の骨疾患
の治療や予防のための持続性放出系のフッ化薬物製品に
関する。より特定すると、本発明は骨1■■症、flW
槽骨喪失や全身のフッ化イオンが効く他の骨疾1色の治
療や予防への使用に適した持続性放出の固体ユニット投
与形態のモノフルオロリン酸ナトリウム(単独または他
のフッ化化合物との混合)の使用に関する。
従来の技術: フッ化物は骨形成細胞の活性をカルシウムやりん酸塩と
一緒に刺激し、その骨の2種類の主要成分は骨構造中に
も貯蔵される。フッ化物は骨芽細胞の増殖を直接刺激し
て骨形成の増加を起こすらしい。
米国特許第3.287.219号は骨治療を促進するた
めのフッ化ナトリウム経口投与を開示している。
歯科治療における歯の強化、酸抵抗性の授与および虫歯
の予防へのフッ化物の役割はよく報告されている。飲料
水にフッ素が添加されていないか十分でない地域の幼児
や小児にフッ化ナトリウム錠剤や液体を使用することは
よく知られている。
この目的には、NaFからのフッ素イオンは1日当り約
0,25から約1mgの投与量で与えられる。この範囲
の代表的な特許は米国特許第3,306.824号、4
.265.877号および4.397,837号(II
り歯みがき)である、抗虫歯性フッ素添加物として歯科
製品、特に練り歯みがき製品、へのモノフルオロリン酸
ナトリウム(MFP)使用もよく知られており、上記の
米国特許第4.397.837号に記載されている。M
FPはM F P age(ホスファターゼ)やアルカ
リ性ホスファターゼのような小腸酵素によって遊離のフ
ッ素イオンに徐々に代謝され、順次血流に吸収され、い
くらかのMFPは直接肝臓に吸収され、そこでFイオン
に変わる。
更に最近、骨形成および骨性化を促進するために骨疾患
の治療にNaFまたはMFPを使用することが広く注目
されている。実際には、米国ではまだ使用は認可されて
いないが、欧州では骨粗R症の治療と予防にNaFとM
FP!品の両方が入手できる。たとえばフルレキサール
(F Iunexall″)はザイマ(Z y+*a)
 S Aナイオンスイス(NyonSuisse)によ
って販売されているフッ化ナトリウム(l QmgF)
22m1Fを含む腸溶塗被錠剤であり;トリジン(Tr
idin”)はモノフルオロリン酸ナトリウム(5vy
F)38mg、グルコン酸カルシウム−水和物5oom
y、くえん酸カルシウム四水和物500i、カルボキシ
メチルセルロース2001111Fを含む咀噛錠剤でオ
プファーマンアルッナ、イミッテル(Opferman
n  Arzneimittel)GmbHから入手で
きる。
投薬法で供給される使用のための説明書によると、フル
レキサールは1日に3回服用するべきで、トリジンは治
療用には1日1〜2錠3回、ステロイド骨粗髭症予防に
は1日1錠3回服用するべきである。−最にはFイオン
で典型的に推薦される投与量はヒト成人では1日に約3
0から60abg程度である。
トリジンで提供された′文献は胃腸の炎症がまれに観察
されると述べている。同じ趣意で、インベエリクソン(
Yn)Ive  Er1csson)は「モノフルオロ
リン酸ナトリウムの生理学:概論(M onof l 
uorophos−phate Physiology
: General Con5iderations)
J虫歯研究(Caries  Res、 )17(増刊
1 )、46−55ページ(1983)で’30mgm
でのMFPとしてのFの投与では、いかなる主観的な不
快も患者でも実験室従業員による多数の実験でも報告さ
れない」と報告した。しかし本発明者の1人の臨床的研
究および患者の評価では、胃腸病の発生がかなりの数の
場合に観察された。
持続性放出型でNaFを供給することによって胃中のF
イオンの有効性を最小にして有害副作用の胃腸(GI)
督促状を解決しようとする試みはGI炎症回避には部分
的な効果しかなかった。より詳しく言うと、徐放性フッ
化ナトリウムは約70%の患者ではよく許容されるが、
残りの約30%の患者では有害な胃腸への作用があるこ
とが観察された。
本発明は腸炎の問題を実質的に解決する骨粗鬆症、vM
槽背骨疾患池の局部的な骨異常へのフッ化物治療を提供
する。
正に驚くことは、NaFの投与では持続性放出型の一元
投与製品が胃炎発生の回避には変動しやすい効果し力)
ないという事実を考J・Zすると、MFPを持続性放出
型で投与する場きには、胃腸炎の発生はほとんど全て除
去されることが今や解明された。
従って、本発明の目的は有害なGl痛症状起こさないで
骨粗鬆症(骨疾患)の治療や予防に有効なフッ素イオン
薬組成物を供給することである。
本発明の特別の目的は骨粗鬆症の予防や治療に有効とな
るのに充分な量のFイオンを供給するMFPの一元(コ
リタリ)投与型を供給することであり、それによってM
FPは少なくとも数時間(好適なのは最高8時間)の期
間ゆっくりした速度で一元投与製品から与えられ、腸炎
の発生が避けられる。
本発明のもう一つの目的は形成促進や保持および病気に
かかったり弱くなった骨の強化に有効な量のMFPを含
む固体の一元投与製品を骨粗鬆症にかかった患者やかか
る危険のある患者に少なくとも1日1回投与することに
よって骨粗鬆症を治療したり予防する方法を供給するこ
とであり、ここでの製品とは少なくとも数時間から最高
8時間の期間を通してMFPを徐々に放出するための手
段を含む。
以下の記述から明白になるであろうこれらの目的および
他の目的によれば、本発明は骨■髭症や歯槽骨喪失を含
む他の骨疾患の治療や予防のためにフッ素イオンを供給
するための投薬法で、約20−9から約100−9のモ
ノフルオロリン酸ナトリウムを含み、更に最高8時間ま
で延びる期間にわたってそのモノフルオロリン酸ナトリ
ウムの放出を調節するための手段を含む固体の一元投与
錠剤またはカプセルの形態をとり、それによって所定の
いかなる時でも胃の中に存在するフッ素イオンの量は胃
炎が生ずる域値以下となるものである。
本発明の持続性放出一元投与製品は単一の活性成分とし
てMFPを含む、またはMFPはNaFと供にまたは混
合物として使用することもできる。
問題点を解決するための手段: 本発明の特定の好適な実施態様では、MFPや他の活性
成分の放出を制御する手段は、そのモノフルオロリン酸
ナトリウムが水性媒体中に一元投与製品の導入によって
均一で均質に分散されるマトリックスとして密着性繊維
粉末網状組織を形成する水膨潤性セルロース粉末の塊を
含み、それによって製品の表面のセルロース粉末が軟化
して、繊維の残留塊から放出され、モノフルオロリン酸
ナトリウムの流れを放つものである。
繊維の最初の放出によってフッ素イオンの放出の遅延ま
たは最初の1〜3時間の間非常にゆっくりした放出が起
こり、フッ化物の均一な放出が起こる前に投与薬が胃を
通過して腸管に入る。
本発明の方法によれば、骨粗鬆症にかかった患者または
かかる危険のある患者は本発明の持続性放出一元投与M
FP¥A品の少なくとも1種のみまたはカルシウムイオ
ンを追加して治療される。
骨粗鬆症は骨の弱さやもろさが増加するものとして広く
定義できる。初老の閉経後の女性や初老く老年前または
老年)の男性に最も高頻度に生ずるが、特発性形態でも
生ずる。骨粗鬆症はコルチコイド治療にともなって、す
なわち望ましくない副作用(ステロイド性骨粗弦症)と
しても生じ得る。
骨疾患のある局在形態は不十分な新生骨形成による骨t
/l 3aの全般的な弱化やもろさをもともなう。
進行した歯周囲疾患の影響の一つは歯槽骨(すなわち歯
を支える顎骨の一部分)塊の喪失であり、結局歯がゆる
んで失なわれる。歯槽骨喪失は抜歯後や、ある場合には
義歯の挿入後にも起こり得る。
骨は有機層、コラーゲンおよびりん酸カルシウム[より
特定するとヒドロキシアパタイト、Ca、。
(P On)i(OH)2]の無機結晶層からなる。フ
ッ化物はより不溶性のフルオルアパタイトCa、。
(P○、)。F2形成を刺激することによって骨喪失の
予防に重要な役割を演じる。従って骨Tfl 1a症、
歯槽骨喪失および骨組織の全般的な弱化や喪失とともな
う他の骨疾患において、またはカルシウムの通常の食事
摂取が不十分な場合にはカルシウムを追加供給した補充
食事が通常適当である。フッ化物源をカルシウム補充物
への添加や個別の投与、最近の科学的研究によると、骨
喪失の逆転を大きく促進し、そのフッ化物は新生骨形成
を刺1放し、カルシウムは骨組織のなめに絶対必要な構
築ブロックである。
フッ化ナトリウ11やモノフルオロリン酸ナトリウムは
、それぞれ血中に吸収されて最終的に骨格吸収されるフ
ッ素イオンを供給するのに使用され得る。フッ化ナトリ
ウム、NaF、はモノフルオロリン酸ナトリウム、MF
Pよりも高いF含量を持つという利点がある。NaFは
血中に少なく、とも最初の数時間でより素速く吸収され
る。しかしNaFはMFPよりも強い急性毒性を持ち、
MFPよりも著しく高い割合の患者に胃炎を引起こす、
更にそして多分最も重要なのはNaFが不溶性Ca F
 2を形成するイオン化カルシウム化合物(患者の器官
に存在するカルシウムの全量がかなり多いので、それに
よってFイオンの有効性の大部分とカルシウムイオンの
有効性のより少ない部分を減少させる)と両立できない
という事実である。
他方Ca(MFP)はCaF2より約20倍可溶性であ
るので、MFPはイオン化カルシウム化合物と両立でき
る。
残念ながら推薦される投与量(ヒト成人に1日当り約3
0から60−gのFが典型的)で経口的に摂取すると、
NaFはど著しくはないがMFPも胃炎を起こす。
本発明によると、MFPのみまたは少量のフッ化ナトリ
ウムと一緒に導入することによって、GI炎症の発生を
避けることができる。いかなる特定の理論とも結び付け
られるのは望まないが、一元投与製品からMFPが徐々
に放出されることだけによって、いかなる所定の時でも
胃中に存在するフッ素イオンの量が胃腸炎が起こるよう
な域値より低くなると推定される。徐放性NaF製品で
はGI痛症状同様の軽減が観察されないので、背中にお
けるMFPの酵素的加水分解の速度に比べて、NaFの
ナトリウムとフッ素イオンへのイオン化がより速いとい
うことがこの異なった結果をも説明し得る。いかなる場
合でも、どんな作用方法によっても、摂取時から最高で
8時間まで延びる期間にわたってモノフルオロリン酸ナ
トリウムの放出を制御する方法でMFPを導入すること
によって、胃腸炎は避けられる。
活性成分の放出を制御(すなわち持続)する方法は既知
の持続放出性経口薬物供給法から選択され得る。約4ま
たはそれ以上の時間にわたてって活性成分の放出を制御
するための既知の持続放出性供給法としてはろうマトリ
ックス法、塗被顆粒法、「小型浸透ポンプ」法および[
ホレストラボラトリーズ(F orest  L ab
oratovies)]のホレストシンクロン(F o
rest  S ynchron)法が挙げられる。
ろうマトリックス法は体液にゆっくり溶解してその活性
成分を徐々に放出するろうバインダーに活性成分を分散
する。
塗被顆粒法はpHおよび/または酵素に依存して種々の
程度の溶解性を持ち、それぞれの顆粒からの薬物放出速
度を変える種々の重合体塗被中の活性成分をカプセルに
入れる。多数の顆粒をゼラチンや類似の水溶性カプセル
中に充填する。
小型浸透「ポンプ」では、活性成分を半浸透膜で塗被す
る。水溶性薬物が膜中にあけられた穴を通って放出され
る時にそのポンプが山<。
好適な徐放性経口薬物供給法はホレストシンクロン薬物
供給法であり、活性成分、FP、がマトリックスとして
の密着網状組織を形成する水膨潤的修正のセルロース粉
末や繊維の塊中に均一および均質に分散される。繊維性
や粉末性の塊と活性成分および香料、結合剤、潤滑剤、
加工補助剤などのような任意的添加物との混合物を使用
前に硬質で乾燥した錠剤に詰める0錠剤は、のみ込まれ
た後水性の胃および腸液と接触するようになり、錠剤の
外側の層は軟らかくなってゼラチン状になるが内部は乾
燥したままである。軟らかくなってゼラチン状の表面で
は、セルロース粉末や繊維が遊離して残留塊から分屋し
、それによって一部の活性成分を放出する。その期間中
、錠剤は胃に留まり次にGI管を通って移動し、新たに
さらされる外側表面は湿ってきて順次軟化してゼラチン
状になり、更にセルロース性物質を放出する。それによ
って胃や腸に着実にそして全殻的に均一に放出されるべ
き量のMFPと多くの分散物質が添加される。約4から
8時間後の錠剤がGI管を通過する時までに、錠剤は完
全に消散して溶解する。
従って摂取された錠剤は他の活性成分と同様にモノフル
オロリン酸ナトリウムの流れを放出するであろう。
ホレストシンクロン薬物供給法の詳細および検討するに
は、参考文献は以下の米国特許が挙げられ、その開示は
それに対する参考文献を組み込む:第3,870,79
0号、4,226,849号、4,357,469号、
4.369,172号、4,389,393号および4
,540,393号で全てホレストラボラトリーズ社に
帰属する。
塗被顆粒法を利用する本発明による持続性一元投与カプ
セルの典型的処方を以下に示すニー炙−一たー    
  LnL モノフルオロリン酸ナトリウム  76.3シヨ糖  
         158.3澱粉      40.
3 グルコース            2.0食品級セラ
ック          7.8タルク粉末     
      12.6エチルセルロース       
  2.3ひまし油              0.
4全重量300輪g 本処方はMFPとして1o輸tのFを供給し、摂取後8
時間までの期間にわたって徐々にMFPを胃腸管に放出
するように意図されている。
MFPの量は錠剤(または丸薬、カプセルなど)ること
か知られている。
当り約20mgから約1001の範囲でMFPが変わり
、錠剤当り約2.5Bから約131のFに相当して供給
するのが一最的である。従って骨m ta症や関連骨疾
患の治療のための真に推薦される投与量は1日当り約3
0から60mgのFであり、閑経後の女性および初老ま
たは老年の男性における骨111髭症の予防のためには
そのレベルの多くて約半分が推薦投与量であり、ステロ
イド骨粗鬆症や歯槽骨喪失の予防には、1日に1または
2gを2から4回投与する全量がフッ化物の全推薦必要
量を供給する。
単一のフッ化物源としてはモノフルオロリン酸ナトリウ
ムの使用が好ましい、しかし、望むならば少量のNaF
や他の水溶性フッ化化合物を処分に含めることができる
0例えば、NaFは持続性放出投薬に添加できるNaF
+MFPの全重量に基づく重さで約10%までの量であ
り、5から10%のようなものである。NaFの投与が
腸中のアルカリ性ホスファターゼ酵素レベルを予期され
ない程増加して、MFPからFの形成を増進す(外4名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、オステオポロ−シスや歯槽骨喪失を含む骨喪失病の
    治療や予防のためのフッ素イオンを供給するための薬剤
    であって、約20から100mgのモノフルオロリン酸
    ナトリウムを含み、更に飲み込んだ後8時間までの期間
    にわたってそのモノフルオロリン酸ナトリウムの放出を
    調節するための手段を含む固体の一元投与錠剤、ロゼン
    ジまたはカプセルからなり、それによって所定のいかな
    る時でもフッ素イオンの量は胃に刺激が生ずる域値以下
    となる該薬剤。 2、更にモノフルオロリン酸ナトリウムとフッ化ナトリ
    ウムの合計重量を基にして約10%までのフッ化ナトリ
    ウムを含む特許請求の範囲第1項記載の薬剤。 3、モノフルオロリン酸ナトリウムの放出を調節するた
    めの手段としてそのモノフルオロリン酸ナトリウムが水
    性媒体中に一元投与の導入で均一または均質に分散され
    るマトリックス基盤として緊密な網状組織を形成する水
    膨潤性セルロース粉末または繊維の塊からなり、それに
    よって一元投与の表面におけるセルロース粉末や繊維が
    軟化して残留する塊から放出され、モノフルオロリン酸
    ナトリウムの流れを放出する特許請求の範囲第1項記載
    の薬剤。 4、更にモノフルオロリン酸ナトリウムとフッ化ナトリ
    ウムの合計重量を基にして約10%までの重量のフッ化
    ナトリウムを含む特許請求の範囲第3項記載の薬剤。
JP62240542A 1986-09-25 1987-09-25 持続性放出フッ化物組成物 Expired - Lifetime JP2594576B2 (ja)

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